生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

5/3(水) 川崎散歩

2006年05月04日 | 都外散歩
建国記念日の5/3は、つつじで有名な川崎市の等覚院とその周辺を散策した。

【コース】川崎市緑化センター~妙楽寺~等覚院~神奈川県立東高根森林公園


JR南武線宿河原駅で下車後、二ヶ領用水沿いの遊歩道を歩き、最初の目的地の川崎市緑化センターに向う。二ヶ領用水沿いに植えられた桜には、青々とした葉が生い茂り、涼しい日陰を作っていた。桜の花の時期にはさぞかしすばらしい景観が楽しめることだろう。

川崎市緑化センターは、四季折々の草木が植えられ、市民の憩の場として親しまれている。園内にはつつじや藤、はなみずきなどが咲いていた。

小高い丘にある妙楽寺は、静かで素朴な雰囲気の寺。妙楽寺の参道沿いや本堂脇には、あじさいが1,000株以上植えられ、梅雨の時期には色とりどりのあじさいが境内を埋め尽くす。あじさいと言えば鎌倉の明月院が非常に有名だが、妙楽寺は明月院のように混雑せずあじさいをゆっくり鑑賞できるようだ。ぜひ梅雨の時期に訪れてみたい。境内にはあじさい以外にも四季折々の草木が植えられている。牡丹とあやめ、藤が咲いていた。

等覚院は、つつじとぜんそく・癌治癒の祈祷で有名な寺。約1,000株のつつじが境内の斜面に植えられ、赤、白、ピンク、紫と鮮やかな色で境内を立体的に彩っていて圧巻だった。

神奈川県立東高根森林公園は、名前の通り森林に覆われた緑豊かな公園。園内には、かつて関東地方の台地や丘陵を覆っていたシラカシ林が自然に近い姿で残される。また弥生時代後期から古墳時代後期にかけて集落跡だった東高根遺跡や、弥生時代の水田跡と自然の湧き水を利用し、今ではあまり見かけない多摩丘陵の湿性植物が鑑賞できる湿性植物園などがある。公園の入場料は無料。家の近くにあればこまめに足を運びたくなる公園だ。

川崎市内の散歩は初めてだったが、なかなか楽しかった。次の川崎散歩では、ばらを見に生田緑地に行って見たい。


【二ヶ領用水】




【川崎市緑化センター】












水車。


【妙楽寺】



参道。両脇はあじさい。




本堂。




本堂前の庭。




本堂裏の雑木林。


【等覚院】



山門とつつじ。










本堂。


【神奈川県立東高根森林公園】




湿性植物園。




東高根遺跡。遺跡といっても広い芝生の広場。後ろはシラカシ林。




藤棚がある高台からの眺め。










池のほとりにいた鴨。人が近づいても逃げようとしない。