6/18(日)は、一日中雨が降り続いて散歩にはつらい日だったが、雨にも負けず紫陽花と花菖蒲を見に出かけた。最初に文京区の白山神社で紫陽花を観賞し、原宿の太田記念美術館で浮世絵を見た後、明治神宮の御苑で花菖蒲を鑑賞した。
白山神社は、都内有数の紫陽花の名所で、白山神社境内と隣の白山公園にかけて3,000本もの紫陽花が植えられている。この日は「あじさいまつり」最終日のため、雨にもかかわらず人出が多かった。目当ての紫陽花は満開で、様々な色と形の紫陽花を楽しむことができた。
社務所の裏にある富士塚は、富士塚全体に植えられた紫陽花が開花し、様々な色彩に彩られてきれいだった。富士塚は、金網で囲われ普段は上ることができないが、紫陽花開花中のこの日は開放されていたので富士塚に上ることができた。高さが4~5メートル程度なので、あっけなく登山を終えた。
原宿の太田記念美術館は、約12,000点の浮世絵を所蔵する浮世絵専門美術館。浮世絵を展示するため外国人の来館者の割合が他の美術館に比べ高かった。場所のせいか意外にも若い人も多かった。美術館入り口で、靴を脱いでスリッパに履き替えて観覧。展示室は一階と二階に分かれる。一階展示室の中央には、灯篭と京都・龍安寺の有名な「吾れ唯足ることを知る」のつくばいのレプリカが置かれたミニ枯山水庭園が設置されている。
美術館では毎月テーマを変えた展示を行っている。今月の展示は「広重 東海道五十三次のいろいろ」と題した展示で、歌川広重が製作した様々なバージョンの「東海道五十三次」より、出発点の日本橋から26宿目の掛川までの宿駅ごとに、2~4種類のバージョンが選ばれ展示されていた。残りの27宿目の袋井から終着点の京三条大橋までは来月展示される。同じ宿駅を題材にした作品でもバージョンによって表現が異なるのがおもしろかった。また、作品に描かれた当時の風俗や旅の風景が非常に興味深かった。太田記念美術館を訪れたのは今回が初めてだった。浮世絵に興味を持っているので、今後もこまめに訪れようと思う。
明治神宮前の神宮橋では、黒ずくめのゴシックロリータや奇抜なヴィジュアルバンド系、白やピンクのロリータ系のコスプレをした若い人たちがたむろし、珍しいのか外国人観光客が彼らの周りに群がって写真撮影をしていた。不思議な光景だった。
明治神宮の境内は、樹木が鬱蒼と茂る広大な森で、静寂な雰囲気が漂う。都心にあるとは思えない場所だ。明治神宮では、まず御苑の菖蒲田で花菖蒲を鑑賞。花菖蒲は、明治26年(1893年)明治天皇が皇后の昭憲皇太后のためにお植えになったもので、現在150種1500株の花菖蒲が植えられている。花菖蒲は満開で、菖蒲田は白、薄紫、紫などの色彩で鮮やかに彩られていた。雨に濡れる花菖蒲は、しっとりとした風情があってとてもよかった。雨の日に野外を歩くのはつらいが、紫陽花や花菖蒲のよさを味わうならやはり雨の日がいい、と改めて感じた。
花菖蒲の美しさを満喫した後、本殿をお参りした。明治天皇、昭憲皇太后をおまつりしているとあって、非常に大きく立派な本殿だった。お参り後、神宮の境内を一周しようかと思ったが、境内が広すぎるのであきらめ、来た道を戻って神宮を出て、原宿駅で電車に乗って家に帰った。
【白山神社】
あじさい富士。
手水舎。
本殿。
富士塚。
白山公園から本殿を望む。
【明治神宮】
参道。
御苑の菖蒲田。
同じく御苑の菖蒲田。
睡蓮が浮かぶ御苑の南池。写真撮影した場所からは見えなかったが、睡蓮が開花したとのこと。
本殿。
本殿。
高さ12メートルの日本一の大鳥居。
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白山神社は、都内有数の紫陽花の名所で、白山神社境内と隣の白山公園にかけて3,000本もの紫陽花が植えられている。この日は「あじさいまつり」最終日のため、雨にもかかわらず人出が多かった。目当ての紫陽花は満開で、様々な色と形の紫陽花を楽しむことができた。
社務所の裏にある富士塚は、富士塚全体に植えられた紫陽花が開花し、様々な色彩に彩られてきれいだった。富士塚は、金網で囲われ普段は上ることができないが、紫陽花開花中のこの日は開放されていたので富士塚に上ることができた。高さが4~5メートル程度なので、あっけなく登山を終えた。
原宿の太田記念美術館は、約12,000点の浮世絵を所蔵する浮世絵専門美術館。浮世絵を展示するため外国人の来館者の割合が他の美術館に比べ高かった。場所のせいか意外にも若い人も多かった。美術館入り口で、靴を脱いでスリッパに履き替えて観覧。展示室は一階と二階に分かれる。一階展示室の中央には、灯篭と京都・龍安寺の有名な「吾れ唯足ることを知る」のつくばいのレプリカが置かれたミニ枯山水庭園が設置されている。
美術館では毎月テーマを変えた展示を行っている。今月の展示は「広重 東海道五十三次のいろいろ」と題した展示で、歌川広重が製作した様々なバージョンの「東海道五十三次」より、出発点の日本橋から26宿目の掛川までの宿駅ごとに、2~4種類のバージョンが選ばれ展示されていた。残りの27宿目の袋井から終着点の京三条大橋までは来月展示される。同じ宿駅を題材にした作品でもバージョンによって表現が異なるのがおもしろかった。また、作品に描かれた当時の風俗や旅の風景が非常に興味深かった。太田記念美術館を訪れたのは今回が初めてだった。浮世絵に興味を持っているので、今後もこまめに訪れようと思う。
明治神宮前の神宮橋では、黒ずくめのゴシックロリータや奇抜なヴィジュアルバンド系、白やピンクのロリータ系のコスプレをした若い人たちがたむろし、珍しいのか外国人観光客が彼らの周りに群がって写真撮影をしていた。不思議な光景だった。
明治神宮の境内は、樹木が鬱蒼と茂る広大な森で、静寂な雰囲気が漂う。都心にあるとは思えない場所だ。明治神宮では、まず御苑の菖蒲田で花菖蒲を鑑賞。花菖蒲は、明治26年(1893年)明治天皇が皇后の昭憲皇太后のためにお植えになったもので、現在150種1500株の花菖蒲が植えられている。花菖蒲は満開で、菖蒲田は白、薄紫、紫などの色彩で鮮やかに彩られていた。雨に濡れる花菖蒲は、しっとりとした風情があってとてもよかった。雨の日に野外を歩くのはつらいが、紫陽花や花菖蒲のよさを味わうならやはり雨の日がいい、と改めて感じた。
花菖蒲の美しさを満喫した後、本殿をお参りした。明治天皇、昭憲皇太后をおまつりしているとあって、非常に大きく立派な本殿だった。お参り後、神宮の境内を一周しようかと思ったが、境内が広すぎるのであきらめ、来た道を戻って神宮を出て、原宿駅で電車に乗って家に帰った。
【白山神社】
あじさい富士。
手水舎。
本殿。
富士塚。
白山公園から本殿を望む。
【明治神宮】
参道。
御苑の菖蒲田。
同じく御苑の菖蒲田。
睡蓮が浮かぶ御苑の南池。写真撮影した場所からは見えなかったが、睡蓮が開花したとのこと。
本殿。
本殿。
高さ12メートルの日本一の大鳥居。
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