天狗岳の翌日は、いよいよ日本百名山の赤岳へ。
■コースタイム
6:45オーレン小屋→8:15~8:20硫黄岳→8:40~8:55硫黄岳山荘→9:40~10:00横岳→11:00赤岳展望荘→11:10~11:20地蔵の頭→12:00~12:05赤岳山頂→12:05~13:00赤岳頂上山荘近くで休憩→16:40~17:25オーレン小屋→18:30桜平駐車場
この日のコースはオーレン小屋から赤岳をピストンする9時間程度のロングコースだった。
シラビソの樹林帯を登り、赤岩の頭の手前あたりから森林限界になった。
赤岩の頭からはこれから目指すなだらかな硫黄岳、小ピークが続きギザギザとした横岳、そして最高峰の赤岳がよく見えた。
硫黄岳山頂は平らで広々としていた。
登山道から火口が見下ろせた。
硫黄岳山荘を越え、コマクサの群生地を過ぎると岩場が連続して登場した。
鎖やはしご、足を踏み外したら奈落の底に落ちてしまうような危険な場所もあった。
細心の注意を払って通過した。
途中ガスが発生し、赤岳が見えなくなった。
険しい岩場にも高山植物はけなげに咲いていた。
横岳、地蔵の頭を越えるとやっと赤岳が目の前に現れた。
頂上に至るまで最後の難関の岩場の急登が控えていた。
12時に標高2899メートルの赤岳に登頂。
これで登頂済みの日本百名山は23座。
山頂はガスで見晴らしがよくなかった。
記念写真を撮ったが、山頂標識が壊れていたのでどの山に登ったのか分からない写真となった。
赤岳頂上山荘近くで昼食後、下山開始。
赤岳の岩場は急傾斜でバランスを取りながら下るのに苦労した。
基本的に鎖場では鎖を頼らないことにしているがこのときは頼らざるを得なかった。
下山時は疲れで事故を起こしやすいので、横岳の岩場では登り以上に慎重に通過した。
桜平駐車場に着いたのは日没前の18時30分だった。
今回のコースは個人的に赤岳に登る際には取らないコースだったので、そういったコースで登る機会が得られてよかった。
八ヶ岳を登るのは今回が始めてだったが、八ヶ岳にはいろいろな山があるので今後登っていない山に挑戦してみたい。
■写真一覧
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