生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2002年 ヨーロッパ旅行写真(フランス編・その2)

2006年03月01日 | 海外旅行
今回はフランス・ブルゴーニュ地方のディジョン、フォントネー、ボーヌで撮影した写真をアップします。


【ディジョン】



ブルゴーニュ大公宮殿。14~15世紀に建てられましたが、17~18世紀に繰り返し改修されました。現在宮殿の西部分は市庁舎、東部分は美術館として使用されています。




サン・ベニーニュ大聖堂。元は11世紀はじめに建立されたベネディクト派修道院でしたが、改築され、14世紀にゴシック様式の大聖堂になりました。クリプト(地下聖堂)はロマネスク時代の雰囲気を残しています。




大聖堂内部。




クリプトの柱頭。キリスト教と関係なさそうなユーモラスな人物?が彫られています。




同じくクリプトの柱頭。なんとなく愛嬌のある不思議な生き物が彫られています。こちらもキリスト教と関係がなさそうに思えますが、実際はどうなんでしょうか?




ノートルダム教会。13世紀前半のゴシック様式の教会です。




サン・ミッシェル教会。15世紀と17世紀の建築様式が調和したルネサンス様式の教会です。




リベルテ通り。通りにはお店が建ち並んでいます。




パリの凱旋門のようなギョーム門(18世紀)。リベルテ通りの入り口にあります。



【フォントネー】



フォントネー修道院。11世紀に発足し、清貧・質素を旨としたシトー修道会の修道院で、12世紀建造。修道院内の建物は飾り気が全く無く簡素な美しさがあふれています。




修道院内の礼拝堂。装飾は一切なし。




礼拝堂内。




礼拝堂のステンドグラス。




修道士達の宿舎の回廊。





回廊。




修道士達の作業場内。



【ボーヌ】



オテル・デュー(神の館)。貧しい人びとの救済のため15世紀に建てられた病院で、30年前まで(!)病院として使用され続けました。




オテル・デュー。違う角度から撮影。




病室。




礼拝所。




調剤室。




ロジェ・ファン・デル・ヴァイデンの「最後の審判」の祭壇画。




ノートルダム教会。




ノートルダム教会にある聖母マリアの一生を描いたタピスリー。写真は受胎告知の場面。




ワイン博物館。ボーヌはブルゴーニュ・ワイン産業の中心地です。日本のワインの産地、山梨県勝沼町の姉妹都市になっています。




ブドウ畑。ボーヌからディジョンへ戻るバスの中から撮影。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (able_over)
2006-03-02 14:18:13
フォントネー修道院のシックなステンドグラスは珍しいのかな?ステンドグラスは色彩の鮮やかなのが多いけど、修道院だから簡素なのかな。
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able_overさんへ (生姜ちくわ)
2006-03-02 17:17:52
>フォントネー修道院のシックなステンドグラスは珍しいのかな?

フォントネー修道院のシンプルなステンドグラスは珍しいかどうかはよくわかりません。すみません。



>ステンドグラスは色彩の鮮やかなのが多いけど、修道院だから簡素なのかな。

ステンドグラスのシンプルさは修道院によって異なると思います。

フォントネー修道院を設立したシトー修道会の場合、華美で世俗化したクリュニー修道会のあり方を批判し、清貧・質素の精神で戒律の厳守を第一とする信仰活動を行っていましたので、ステンドグラスや建築にもそれが反映され、写真のようにシンプルなものになりました。



フォントネー修道院のシンプルなステンドグラスにも、ゴシック教会の色彩鮮やかなステンドグラスにもそれぞれの良さがありますね。
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