生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

6月11日(日) 房総半島日帰り旅行(その一)

2006年06月13日 | 国内旅行
【コース】
千葉県某駅~市原サービスエリア~道の駅・富楽里(ふらり)とみやま~道の駅・とみうら枇杷倶楽部~野島崎灯台~鴨川シーワールド~安房鴨川駅


6月11日(日)、数人で房総半島を旅行した。同行者達は一泊二日の旅程だが、私は仕事の都合で休みが取れず日帰り旅行となった。前日の天気予報が見事にはずれ、この日は朝から14時台まで弱い雨と強い雨が交互に降り続き、いったん雨は収まったものの、日没後雨が振り出すといったドライブにはつらい天気だった。


朝7時半、千葉県某駅で同行者達の車に拾ってもらい、房総半島方面に向かった。市原サービスエリアで最初の休憩。運悪く木更津での潮干狩り目的の団体観光客達のトイレ休憩に重なり、トイレの建物の外まで続く長蛇の列に非常に驚く。

その後、内陸部を走り富浦方面に向かう。途中、道の駅・富楽里(ふらり)とみやまで休憩。施設は2003年にできたものでとてもきれい。売店では、普通の土産屋で売られる土産物の他、房総半島で取れた魚や、地元でとれた新鮮な野菜・果物を販売していた。ちょうど路地びわの季節なので、びわも扱っていた。同行者が売店で、いわし肉を使った手作りのいわしバーグを人数分買ってきたので、みんなで車内で食べる。塩味が少しききすぎていたが食べやすい味でボリュームがあった。ビールが欲しくなる味だった。


富楽里とみやまからあっというまに最初の目的地、道の駅・とみうら枇杷倶楽部に到着。とみうら枇杷倶楽部は2000年の道の駅グランプリで最優秀賞を受賞した道の駅で、びわソフトクリームが名物。建物内には、観光案内所、売店、カフェ、ギャラリー、休憩スペースがある。ソファーやテーブルが置かれた休憩スペースは開放的な雰囲気で居心地がとても良し。同行者達とテーブルでびわソフトクリームを食べ、しばし雑談。売店には、普通の土産物の他、地元特産のびわや、びわを使ったゼリーや飴、ジャムなどの加工品が売られていた。同行者はびわ、びわゼリーを土産に購入。私もびわが欲しかったが、持ち帰り時に傷めてしまいそうなので、びわの葉茶を購入。


枇杷倶楽部を後にし内陸部を走り野島崎灯台へ。野島崎灯台は、房総半島最南端にある灯台で、明治2年に建てられた国内で2番目に古い洋式灯台(最も古いのは神奈川県・三浦半島の観音崎灯台)。残念ながら当初のものは関東大震災で倒壊し、現在の灯台は大正14年に再建されたものだ。入場料を払い、らせん階段を上がり展望台から四方を眺める。天気が悪かったので、空も海も灰色だった。天気がよければ伊豆半島まで見えるらしい。付属の資料室を見学後、岬の遊歩道を散歩。磯にはごつごつした黒い大きな岩々が目だった。

(その二へ続く)



【道の駅・とみうら枇杷倶楽部】



枇杷倶楽部の建物。




右は2000年道の駅グランプリ最優秀賞受賞の記念碑、左は巨大なびわのオブジェ。




休憩スペース。




びわソフトクリーム。ちょうど良い甘さでおいしかったが、びわの味がもっと強いほうがなお良し。




びわ。丸々としていておいしそう。




売店のびわ加工品コーナー。ジュース、ゼリー、ジャム等を販売。びわカレーという変り種も。



【野崎島灯台】



野崎島灯台。




展望台から太平洋を望む。




展望台から伊豆半島方面を望む。




「房総半島最南端の地」の石碑。




ごつごつした岩場。




遊歩道。


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2002年 ヨーロッパ旅行写真(ベルギー編・その3)

2006年06月07日 | 海外旅行
今回はゲントの写真を掲載。ブリュッセルより55km北西にあるゲントは、中世の面影を残す街で、15世紀フランドル絵画の巨匠ヤン・ファン・エイクの傑作「神秘の子羊」があることで知られている。観光した場所は旧市街とゲント美術館。ゲントでは、滞在日にたまたま地元の祭りがあって宿探しに非常に苦労したのと、夕方強い雨が降り出してずぶぬれになって道に迷いながら観光したという苦い思い出がある。


【旧市街】



聖バーフ大聖堂。地下部分はロマネスク様式、地上部分はゴシック様式の教会。




聖バーフ大聖堂に納められているヤン・ファン・エイクの祭壇画「神秘の子羊」の一部(1432年)。




市庁舎。ゴシック様式部分とルネサンス様式部分がつなぎ合わされた建物。




鐘楼と繊維ホール。鐘楼は14世紀建造で高さは約90メートル。鐘楼の前の建物は15世紀建造の繊維ホール。




運河沿いの街並み(その一)。




運河沿いの街並み(その二)。




運河沿いの街並み(その三)。建物の背後にあるのは鐘楼。




運河沿いの街並み(その四)。画面左の建物は15世紀建造の食肉市場の建物。




おまけ。市の中心部の外れにある宿のそばで見た虹。


【ゲント美術館】



ヒエロニムス・ボッスの「十字架を担うキリスト」(16世紀)。処刑場へ十字架を運ぶキリストが画面中央に描かれ、彼の周りには醜悪な男達が取り囲む。男達の描写は、彼らの醜い人間性を如実に表していて秀逸。




マグリットの「パースペクティブⅡ:マネのバルコニー」(1950年)。エドワール・マネの「バルコニー」(1868年)をパロディ化。マネの作品に描かれた二人の女性と中年の紳士が、棺桶に変えられていて、ちょっとブラック・ユーモアな味付けの作品。



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2002年 ヨーロッパ旅行写真(ベルギー編・その2)

2006年06月05日 | 海外旅行
今回はアントワープの写真を掲載。アントワープは世界有数の港を持つ港町で、17世紀最大の画家ルーベンスの活躍拠点や名作「フランダースの犬」の舞台としても知られる街。観光した場所は、ノートルダム大聖堂と旧市街、ルーベンスの家、王立美術館、マイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館、コーヘルス・オジレイ通り。ルーベンスの家を撮影した写真は残念ながら行方不明。ルーベンスの家は、彼が1610年に購入し、1640年に亡くなるまで住み続けた家で、現在は市立博物館として公開されている。



【ノートルダム大聖堂】 



1352年に建造開始、1520年に完成したネーデルラント地方最大のゴシック教会で、「フランダースの犬」に登場。




堂内。堂内には主人公ネロが憧れていたルーベンスの祭壇画「キリスト降架」、「キリスト磔刑図」、「聖母被昇天」等がある。




ルーベンスの「キリスト降下」。


【旧市街】



グロート・マルクトにある市庁舎。1561年から1564年にかけて建造されたルネサンス様式の建物。




旧市街の建物。


【王立美術館】



ヤン・ファン・エイクの「泉の聖母子」(1439年)。王立美術館には14世紀から現代までの作品が展示されている。




ルーベンスの「マギの礼拝」(17世紀)。王立美術館ではルーベンスのコレクションが充実している。


【マイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館】



当美術館の名物、ブリューゲル(父)の「狂女フリート」(1561~62)。当美術館は、美術品コレクターのフリッツ・マイヤー・ファン・デン・ベルフ(1858~1901)が蒐集した14~16世紀の絵画、彫像、写本等を中心に展示している。




14世紀後期の聖母子像。


【コーヘルス・オジレイ通り】



20世紀初め、金持達がアールヌーボー、アールデコ、ネオクラシック様式等の様々な様式を取り入れて作った邸宅が立ち並ぶ通り。建築に興味のある人にはお勧めの場所。














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2002年 ヨーロッパ旅行写真(ベルギー編・その1)

2006年06月02日 | 海外旅行
「2002年ヨーロッパ旅行写真」シリーズはまだまだ続く。フランス編に続いてベルギー編。今回は首都ブリュッセル。ここではグラン・プラス(大広場)とその周辺と王立美術館を観光した。
グラン・プラスは、四方が美しく立派な建物に囲まれた大広場で、ヴィクトール・ユーゴーに「世界で最も美しい広場」と賞賛された。惜しいことにグラン・プラス全体を撮影した写真が行方不明で、グラン・プラスの雰囲気を伝えられないのが残念。王立美術館は、古典美術館と近代美術館の二部門からなり、15世紀から20世紀までの美術品を展示する。作品数が非常に多くて見ごたえがあり、二日かけて回った。


【グラン・プラスとその周辺】



グラン・プラスにある「王の家」。現在は市立美術館で、小便小僧の衣装などが展示される。




グラン・プラスにある「ブラバン公爵の館」。現在はレストランやホテルなどとして使用。




グラン・プラスにある「ギルドハウス」。現在はカフェやレストランとして使用。




ブリュッセルのシンボル、小便小僧。1619年にデュケノワが製作。この時は銀色の衣装を身にまとっていた。




小便小僧に便乗?小便少女(笑)。こちらは1987年に設置された。


【王立美術館】



フレマールの画家の「受胎告知」(15世紀)。当時のフランドル地方の室内を舞台に受胎告知の場面を描いた作品。王立美術館には日本国内ではなかなか見る機会のない15・16世紀フランドル絵画が数多く展示されている。




ブリューゲル(父)の「ベツレヘムの戸籍調査」(1566年)。一応新約聖書の場面が主題だが、描かれているのは当時のフランドル地方の冬の農村の情景。




ベルギーが誇る芸術家ルネ・マグリットの「光の帝国」(1954年)。空を見るとさわやかな青空、なのに空の下はすっかり夜で街灯と住宅から漏れる光のみが輝く。描かれているものはタイトルの「光の帝国」のイメージからかけ離れたものだが、不思議な静けさに満ちた作品。王立美術館は彼の作品のコレクションが充実していて、マグリット作品専用部屋が設けられている。マグリット好きには絶対に訪れてほしい場所。



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2006年06月01日 | お知らせ
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