素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

30分5km(時速10km)という値

2011年02月10日 | 日記
 昨日の自転車の話のように、2月に入ってから体力面で、ワンランクアップしたように思える。体力のつき方は一直線上に向上していくのではなく、一定期間フラットな状態が続き、ある時ポンと1段階あがるように思える。長期でみれば階段のような増え方をしているのだろう。ちょうど今がその時期のような気がする。

 ジムでのランニングでいえば、走り始めた頃は時速8kmが心地よいスピードであった。年末の頃になると時速9kmになり、最近は10.5km
が無理のない状態で走るスピードとなってきた。したがって、以前と違って30分5kmという目標をある程度余裕を持ってクリアできるようになってきた。

 この30分5kmという値は、高校に入学して初めて体育の授業でマラソンを走った時の記録である。春早々体育の授業でマラソンがあること自体驚いたが、1年中毎週1回、3年間あると聞いた時は「冗談だろう」と思ったが、本当であった。しかも月に1度の月例マラソンもあり、よく走ったと感心する。

 マシーンと一般道路(御幸道路)を走るのとは全然条件が違うが、それでも現在、高校入学時の走力に近いと考えてよい。高2の秋頃に20分の壁を破り19分30秒前後の記録が出たように思う。これが5kmの自己最高記録である。単純に考えれば時速15kmがマックスということである。教師になってからもマラソン大会では生徒に混じって走っていた。2校目の枚方二中は淀川河川敷の堤防を使ってマラソン大会を行っていた。男子の距離が10kmであった。年々体力の衰えを感じながら参加していたが、ある年、折り返し地点であの生徒のスピードなら絶対抜けると思ったのに、その生徒の背中が少しづつ遠ざかっていき、60分を切ることができなかった。その時、生徒と一緒にマラソンすることをやめた。

 私にとって、30分5km・60分10kmという値は何となくこだわりのある値である。
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