野間崎灯台。灯台と言えばこの形を誰もが想像する典型的な形です。高さ１８ｍ、大正１０年の設置で愛知県最古のものです。モニュメントの「絆の音色」に南京錠をかけ、「絆の鐘」を鳴らしたりする恋人たちの聖地になっています。
砂浜に釣りざおを立て、投げ釣りをしています。このあたりで毎日どこかで同じようなことがくりかえされているのでしょうが、山育ちにとってはこの上なく珍しい風景です。
師崎の先端を右に回り込むと伊勢湾岸になります。名古屋港に出入りする巨大船等がゆっくりと航行する様子が見えます。岸に近い場所では釣り船がのんびり浮かんでいます。
船は港の奥に向かって静かに進んでゆきます。沖の方でどんな仕事をしてきたのでしょうか。それとも、これから仕事をしに行く準備のためにこの港に寄ったのでしょうか。海になじみがないものには想像もつきません。
波がほとんどない漁港に立って、しばらく眺めていました。山育ちの身には海に面していること自体が非日常なのです。波止場に停泊している船たちがユラユラ眠っている静かな漁港に一隻の船が入ってきました。
青い海が見たくなり南知多道路を南下しました。南知多ICから三河湾方面に出ました。国道２４７号線で海を見ながら師崎方面へ向かいます。国道の信号を左折して１０ｍほどの所の大井漁港に寄ってみました。（10月6日撮影）
ヒガンバナが水辺に密集しています。美しい期間は約１週間で終わります。燃えるような赤の後は控え目な桜などの木々の紅葉が続いてくれます。
東海地区にヒガンバナの名所が増えてきていますが、こちらは規模はそれ程大きくはありませんが、木立の中の日が当たるスペースなど、赤に染まる場所を効果的に見せています。
