本ブログ「教育史研究と邦楽作曲の生活」では、「教育とは何か」をテーマに様々に論じてきました。まだまだ論述不十分の教育論ばかりですが、今までの関連記事をひとまず整理すると、以下のようになります。ここに挙げた記事以外でも、端々で細々・漠然と教育論を書いていますが、それらは除きました。
私の教育論は、とくに教育を「生きること」と重ね、教育の目的を「夢の実現」に向けて設定したところが特徴だと思います(「新しい」わけではなく、「私らしい」という意味です)。また、試論として、主に教育を考えるための枠組みや立ち位置について、さまざまに論じてきました。ここらで全部ひっくり返して、論じ直すと面白そうです。そのためにも、この辺で一度整理し直してみました。
なお、ひっくり返して論じ直した最初の試みが、先日3月18日の記事(下の1-(1))ということになります。
○ 教育とは何か(教育論)
1.「夢」の形成と実現へ向けて
(1) 教育とは何か―「夢」の形成・実現者の育成 (2012.3.18)
(2) 「夢」と成長・発達
1) 「夢」とは何か―生きるための原動力 (2009.3.7)
2) よりよく生きること―夢の役割 (2010.7.8)
3) 「夢を持つこと」とは何か?―人間として成長・発達すること (2012.2.12)
(3) 「夢」の実現過程を描く
1) 目標設定用紙を書いてみて (2008.6.1)
2) 『おおきく振りかぶって』から学んだ目標設定の具体化方法 (2008.5.31)
3) 『おおきく振りかぶって』の長期目標設定用紙について (2010.6.27)
(4) 生きることとは何か―「夢」に対する私の関心の原型
1) 広島井口高等学校の地理科を履修した生徒たちへ (2007.7.26)
2) 「生かされる」強制力と「生きていく」推進力 (2008.2.20)
3) 「生きる」ための出発点―生活綴方によせて、現状を知ること (2008.5.4)
2.教育試論
(1) 語源から考える―『漢字源』を使って
1) 語源から考える「教育とは何か」 (2009.5.12)
2) 語源から考える「学習」とは何か―教育と学習との不即不離 (2009.5.27)
(2) 発達状況に応じた教育・保育とは?
1) 発達状況に応じた保育について【1歳児】 附・各時期ならではの経験を積むこととは? (2011.6.10)
2) 発達状況に応じた保育について【2歳児】 (2011.6.13)
3) 発達状況に応じた保育について【3歳児】 (2011.6.15)
4) 発達状況に応じた保育について【4歳児】 (2011.6.16)
5) 発達状況に応じた保育について【5歳児】 (2011.6.20)
(3) 道徳教育から考える
1) 道徳教育はなぜ必要か (2009.4.15)
2) 「道徳」の語源―道・徳 (2009.8.31)
3) 「公徳」について (2008.9.12)
4) 道徳教育の「教科」化について (2008.9.3)
(4) その他の観点から考える
1) 新しい小学校社会科はこう変わる?―2008年学習指導要領公示前に (2008.1.18)
2) 教育カウンセリングと教育相談 (2008.4.29)
3.教育学試論
(1) 教育学と教育史
1) 教育学としての教育史―「教育とは何か」を考える資料 (2010.1.27)
2) 教育史研究とは―教育問題を歴史から理解する (2007.1.22)
(2) 教育学の役割
1) 教育学者は何をすべきか?―教育学研究と教育学教育 (2010.2.1)
2) 教育学とは?―教職の基礎教養 (2007.8.8)
3) 「教育研究活動」とは何か―教育学研究と教育研究とをつなぐ (2008.7.15)
(3) 教育とは何か―教育を考える基本的枠組み (2012.2.12)
(4) 明治中期における教育学の制度化―教育学史で教育学を考えるための序論 (2011.3.30)