だいぶ放置しておりました。
とくに書けることはないので、今おもにやっている(やる)ことでも整理しておきます。
① 1年生・2年生の幼稚園実習(教育実習Ⅰ・Ⅱ)の実施および事前事後指導
② 実習園を訪問しての実習指導(+保育現場での情報収集・提供)
③ 毎週の授業準備
④ 後期の新規科目「教育原理Ⅱ」(幼児教育の思想・歴史を主とする)の準備・教材研究
⑤ 入試広報に関する高校訪問
⑥ 保育者養成用教科書の再構成
⑦ 学会・研究会発表の準備(現在3件)
⑧ 博士論文の準備
①②に関しては、この時期特有のもの。私は所属学科の幼稚園実習(1・2年生約240人分)の主担当をやっています。毎年4~7月と10月~11月中旬は、事前事後指導と実習中の観察・指導に追われています。
5月~7月の8週間、約30人の1年生を2週間ずつ本学附属幼稚園へ送り出しています。週2~4回程度、附属幼稚園へ足を運んで、実習園の教職員から話を聞いたり、実習生を観察・指導し、ついでに教材研究や実習改良のために実際の子どもや保育を観察させてもらっています。
今は、2年生の一部も、学外の幼稚園へ送り出しています。事前指導を丁寧にしないといけないので、4月下旬から5月にかけて結構忙しくしておりました。これから学科全教員で実習園へ訪問し、学生を現場で指導しに行きます。
③は、当たり前のことですが、使っている時間量を考えても、やっぱり「おもにやっていること」です。配布資料の準備、授業内容の確認・新規作成、小レポート・小テストの採点などです。
④に関しては、今年頭くらいから、ペスタロッチー、フレーベル、モンテッソーリ、エレン・ケイ、デューイ、倉橋惣三などを、本格的に読み返しています(外国のは翻訳書ですが)。古典を読めば読むほど、古典は同時代の文脈に即して読むことが重要だなと感じます。同時代の文脈をどれだけ理解しているかによって、その思想の本当の意味(おもしろさ・貴重さ)がわかったり、わからなくなったりするのです。同時代の文脈を明らかにすることは、歴史研究の進度にかかっています。教育史研究の重要性を改めて感じています。
⑤は、1か月に1回、割り振られた高校へ行って、入試やOC情報の相談・提供や在学生の様子などを伝えに行きます。今年度はちょっと遠いところを担当することになったので、ちょっと大変です。
⑥は、例のテキスト『幼児教育の理論と応用』に関するものです。ただ、まだ詳細を公開できる状況ではないので、確実なことになり次第、お知らせさせていただきます。
⑦は、発表予定を含んで3件の研究発表を準備しています。今年は久々に教育史学会で発表したいと思って張り切っています。なんやかんやあったからですが、2006年以来、教育史学会で発表していないことに気付いた時は、ちょっとビックリしました(苦笑)。
⑧博論について、来年度で決着することを目指し、ようやく本気で取りかかることにしました。来年度で決着しなければ、あと何年かかるかわからなくなります(笑)。
今は、これらのことをパズルのように組み合わせてスケジュールを作り、実行しています。悪戦苦闘・一進一退を続けております。