教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

まだ来てない

2006年10月31日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は運動してから登校。あとはひたすら某先生のデータ作成。ようやく全体の半分の峠を越した。さっさと終わらせて自分の研究・勉強に集中したいものだ。
 学振の結果が気になるので18時すぎに帰宅。まだ来てないや。明日かな?
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なまごろしの状態

2006年10月30日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は午前中に登校。『日本史講義』を読む。
 体育館が休館なので今日は運動はなし。昼から某先生依頼のデータ作成。15時から某学会投稿用論文のラフスケッチをする。書けそう。
 日本学術振興会特別研究員の第一次審査結果が、先週27日付で発送されたそうです。「付」が気になりますが、おそらく明日明後日中には送られてくるのではないかと。採用なら万々歳、不採用でも今の私はつぶれたりしない。が、今の状態は、なまごろしの状態である(笑)。は、早く知らせて欲しい…
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中途半端だなぁ

2006年10月29日 23時54分28秒 | Weblog
 昨晩早くに横になったのに、四時まで眠れませんでした。仕方ないので一時間ほど『日本史講義』を読む。しばらくして眠れましたが、こういうのは後々響くもの。昨日のパワーが出ない。昨日盛り上がって(笑)あんなことを言ったわりに、結局今日は自分のことをする気になれず、某先生依頼のデータ作成だけやってました(^_^;)。
 ちゅーとはんぱだなぁ… 自分のことながら情けない。
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ふっきれました( 笑)

2006年10月28日 23時55分55秒 | Weblog
 午前中『日本史講義』を読む。11時から体育館で運動。13:30からTさん宅で三味線の練習。来る3日、演奏予定が入る。日にちもないので固辞したのですが、押し負けました(^_^;)。
 練習後のTさんとの雑談中、私の話になり、気が付いたら相談にのってもらっていました。現状と今後の不安を話す中、研究は一生ものなのに、たった三ヶ月(11月末~1月末)のことで思い悩む不毛さに、Tさんのアドバイスで気付かせてもらいました。そう、教育学・教育史研究は、私の一生をかけられる仕事。来年どうなろうが研究はできる。いくら苦労しようが、私はこの仕事に一生を捧げる。PDもらえれば家計が助かり、研究に専念できるけど、もらえなくても研究はできる。学生辞めても、申請さえすれば図書館は使えるし、会費さえ払えば学会にもいける。PDをとれず就職もできなかったら実家に帰るつもりだったけど、やはり広大の図書館を使いたい。
 今後三ヶ月の間に何かしら決まっても、家計をかせぐ方法が代わるだけで、私自身がやるべきことは代わらないんだ、ということにようやく気づきました。今思い悩むことは、実はまったくなかったのです。
 ふっきれたらアイデアが湧き出てきました(笑)。数時間ノートにペンを走らせる。
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風邪ひいた

2006年10月27日 23時55分55秒 | Weblog
 風邪ひいたかも。
 寒気と鼻づまりがひどいので、今日はおとなしくしておりました。
 『日本史講義』の論文1つ読んだだけ。
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某学会へ投稿を考える

2006年10月26日 20時01分48秒 | Weblog
 今日は午前中に登校、11時すぎまで『日本史講座』を読む。思うところがあって、先日学会発表した研究テーマを検討していると、論文にまとまりそうな気がし始める。実は、今まで諸方から「投稿するの?」と聞かれた時、「いや、論文になりそうにないのでよしておきます」と答えていたので、ちょっと気がひけるところもあります。しかし、自分の問題、教育会史研究の問題であり、まとまるならまとめた方がよいと思いますので、やってみます。
 このところ私の体の増量が著しいので、12時半から1時間ほど東広島体育館で運動してきました。増量が私の健康に悪影響なのはわかっているし、体重計に乗って愕然としたので(笑)、これから休館日以外は運動することにします。15時から、教育学部キャンパスの掃除(学内行事)があったので、しばらくそれに参加。
 掃除から帰ってきた後、某学会投稿用の論文を書く。「はじめに」を書き上げる。ちなみに、使う史料はほぼ同じになると思いますが、構成・論証など大会発表時の内容とはだいぶ違う印象のものになりそうです。学会当日にいただいた諸先生方の意見を、私なりに活かそうとした結果になるんじゃないかと。しかし、次の学会の準備も途中なのに、突然何を始めたのか。と、自分のことながら考える(笑)。まぁ、こういうときの衝動に逆らわない(逆らえないともいう)のが、私のいつもの生活なので、少しは元の生活に戻る元気が出たってことかな?
 さーて、帰って晩飯食べて、少し勉強(読書)して寝ましょう。
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まぁ今日のところはよし

2006年10月25日 18時26分09秒 | Weblog
 今日は午前7時起き! 久々に起床成功ですが、少し風邪気味で鼻がつまっており、寝起きは微妙な感じ。ま、結果オーライです。
 朝食後、8時半ごろに登校。昨晩から歴史学研究会・日本史研究会編『近代の成立』(日本史講座第8巻、東京大学出版会、2005年)を読み始めました。最近の研究成果を用いて、新鮮な問題設定から日本史の各問題に向かった論文が並んでいます。おもしろい!
 10時半ごろ、急に眠気が… 逆らえずに少し仮眠をとるも一向に目が覚めない。読書をしようにも集中できないので、12時ちょうど、帰ってちゃんと寝ることにしました。2時間ほど眠ったので、なんとか回復(鼻づまりで寝起きはあまりよくなかったけど)。研究室へ戻って再び読書。
 16時ごろから次の学会発表のため、史料を読む。思っていたより、研究が拡がりそうだなぁ。
 早々の眠気のため、何だか中途半端な一日になりましたが、起床成功できただけでまぁ今日の所はよしとしましょうかね、、、
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元の研究生活に戻ったか?

2006年10月24日 19時27分06秒 | Weblog
 今日も起床失敗。ですが比較的寝起きはいい方でした。昨晩、CPAPの圧を変えたのが良かったのかな?
 登校後、中村春作『江戸儒教と近代の「知」』(ぺりかん社、2002年)を読了。同著の内容は、現代の国民国家論に対する批判的視点から、江戸・明治期日本の知識人における儒教的教養の再編過程と近代日本の「知」の形成過程を、連続したものとして捉え直そうとしたもの。繰り返しやカギ括弧の多用、および長文などのため読みにくい文章ですが、近代日本の「知」の構築過程における、儒教的教養の大きな役割を知ることができる本です。学史研究をしたい私にとっては、かなり勉強になりました。とくに参考文献(笑)。ちなみに、中村氏は、広島大学大学院教育学研究科日本語教育講座の教授です。なにぶん講座が違うので、お会いしたことはありませんけど。
 読書後、1時間半程度、某先生依頼のデータ整理。それから、11月26日の中国四国教育学会での発表のため、あれこれ本を借りてくる。発表題目は「明治期帝国教育会における道徳教育研究活動」。発表テーマの主眼は、明治期帝国教育会の研究体制の解明の一環なので、極論を言うと道徳教育の研究ではありません(極論ですよ!)。ただ、研究の深まりを望むと、やはり勉強しなければいけない。しかも、私が発表する部会は「道徳教育」部会なので、当然、聴衆は道徳教育に興味のある先生方ばかりのはず。実りある発表にするためにも、勉強せざるを得ないわけでして。今回の内容は、明治34年・35年の帝国教育会における「公徳養成」に関する共同研究を中心に書く予定ですが、何しろ道徳教育の分野は素人の私。以前ちらりと徳育関係の内容を研究したことはありますが、何が必読のテキストやらもわからないありさま。
 みなさま、何かおすすめの著書・論文がありましたら、情報提供よろしくお願いします。
 おお、記事を見る限り、なにやら以前の研究づけの生活に戻ってきた感じですぞ。
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かんべん

2006年10月21日 23時55分55秒 | Weblog
 今日(21日)も起床失敗。
 自宅で中村著を読書。繰り返しが多く、なかなか核心に迫らない文章は歯がゆいですが、同書は、アジアにおける近代知・学問の形成に関するこの20年ほどの問題関心を整理してくれています。註が充実して多くの参考文献が示されており、今後の私の学史研究のため、一つの道しるべにしてみたいですね。
 つーか、無意味に眠れません。勘弁(-_-)
 (2006-10-22 02:53:54)
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政治過程

2006年10月18日 23時05分06秒 | Weblog
 今日は完全に起床失敗… 鼻風邪のため完璧に息ができず、寝れなかったみたい(-_-;)。
 夕方まで佐々木著を読む。同著は、帝国憲法下の政治過程を、関係者の動きに焦点をあてたもの。政府‐議会間を中心に、天皇、元勲、藩閥勢力(第一・第二世代)、省庁官僚、政党勢力が入り乱れ、政治が動く様が活き活きと描かれてます。私はこれまで、文部省・府県等・学校・教員・子ども・地域住民などにしか目がいきませんでしたが、教育政策・制度・行財政はやはり政府や議会の影響を見で動たもの。その目配りも大事ですね。
 もう少しで読了です(^_^)
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帝国憲法の「期限切れ」

2006年10月13日 18時04分18秒 | 教育研究メモ
 昨日十分休んだので、少し楽になりました。が、学校へ行くとモヤモヤしそうだったので、今日は在宅。
 今日は佐々木隆『明治人の力量』(日本の歴史第21巻、講談社、2002年)を読み始めました。鈴木著とは違って中央の政治過程の叙述が基本のようです。ただ、帝国憲法下の国家統合体制に言及し、昭和戦前期における帝国憲法の「期限切れ」というべきものを、鮮やかに指摘している点に興味がひかれました。同著は、何かと帝国憲法と日本国憲法を比較しているため、両者が重なって見えました。ということは、現憲法も「期限切れ」がありうるかも…と感じさせられ、少し寒気がしました。
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維新の構想

2006年10月11日 23時55分55秒 | 教育研究メモ
 11日は回線の都合かブログが開けませんで、記事が書けませんでした(^_^;)。
 今日も起床失敗。ただ、午前中に登校成功。
 夕方頃、鈴木淳『維新の構想と展開』(日本の歴史第20巻、講談社、2002年)、読了。同著の内容は、明治元年から明治22年までの日本史。政府・地方官・区戸長・民権家・一般民衆等の各視点から、地方に色濃く残る藩の遺産を克服し、維新の構想を展開していく過程を描いています。とくに、地方官や区戸長が維新の構想を内在化し、実践していく過程が、生き生きと描かれています。おすすめ!
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維新の構想

2006年10月06日 18時43分50秒 | 教育研究メモ
 今日も起床失敗。昼前に登校。登校後、しばらくメール等の処理におわれる。
 今日は鈴木淳『維新の構想と展開』(日本の歴史第20巻、講談社、2002年)を読み始める。私の現在得意としている時期である明治10年代後半から20年代前半の時期は、維新の構想に基づく試行錯誤の時期と帝国憲法・帝国議会に基づく体制整備の時期との間にある、過渡期にあたると考えるため、維新期の基本的な歴史的知識と歴史認識は必要だと判断したためです。同書の内容は、明治維新(幕末明治初年)の時期から大日本帝国憲法発布の時期まで。今日読んだ範囲では、五箇条の御誓文を出発点として書かれているものと推察される。維新の構想というのは、具体的にはこの御誓文の内容から出発し、諸施策を経て具体化され展開されるもののようです。この本では、明治政府の動向だけでなく、明治初年の旧藩や様々な階級の武士たち等をも含み込んで、その展開過程が描かれています。ちなみに五箇条の御誓文の内容とは、すなわち「広く会議を興し万機公論に決すべし」「上下心を一にして盛に経綸を行ふべし」「官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心をして倦まざらしめん事を要す」「旧来の陋習を破り天地の公道に基くべし」「智識を世界に求め、大に皇基を振起すべし」。
 つーか、日本史って何でこんなに面白いんだろう(笑)。この本が研究書というより一般書に近いという理由もあると思うけど、それだけではないような気がするなぁ。それから、私が高校までで習った日本史より、はるかに面白いと感じる。受験のための日本史の知識ではないからか、高校卒業からもう10年近く経って興味が拡がり知識が増えたからか。
 今日は以上。風が強く、寒い。
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日本史から学ぶ

2006年10月05日 20時29分21秒 | 教育研究メモ
 今日も眠れず午前0時ごろから登校。2時間ほど某先生から頼まれているデータ整理をしたところ、眠くなってきたので帰宅して就寝。結局、今日は起床失敗。体がだるい。少し風邪気味かな…? あったかくして昼すぎに登校。
 今日は、永原慶二『20世紀日本の歴史学』(吉川弘文館、2002年)を読み切る。内容は、日本教育史研究と極めて近接な領域である日本史学史だけに、非常に興味深く読みました。目指された内容は、日本史学の学説史ではなく日本史学者の問題意識の歴史です。日本史学にはこういう問題意識があり変化があり、そこにはこういう特徴があり問題点があった、ということが明瞭にわかります。永原著を読む前私は、日本史学は今も昔も現実問題とかけ離れた学問だ、と思っていましたが、見事にその認識を覆されました。その内容は、私が思い描く研究体制史中心の学史とは違いますが、このような本を教育学史でいつか書いてみたい! 超おすすめです。なお、内容の紹介は、今日は体調がわるいので割愛。ぜひ自分で読んでみてください。
 その後、博士論文の目的を一気に書きあげる。永原著および日本史の著書を読んで視野が広がったためか、なぜこの時期を対象とするのか、なぜ大日本教育会・帝国教育会を対象とするのか、なぜその教育研究活動に注目するのか、という諸問題に答える目的が書けたように思います。ようやく、内容に適した日本教育史としての問題設定・仮説設定、らしきものができました。直接的には無駄になるかもしれませんが、今後の研究の土台になるものなので、個別の研究や論文執筆に役立つでしょう。
 今後しばらく日本史(明治期)の勉強をして、視野を広げていきたいと思います。
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ダイナミックと評価された内容

2006年10月04日 19時19分31秒 | 教育研究メモ
 今日は突然、起床大成功。昨晩22時頃寝たのがよかったのか、たまたまうまく睡眠がとれたのかわからないですが、午前5時すぎに目が覚めました。頭も体も調子は良好。洗濯物を干して6時少し前に登校。
 今日はひたすら永原慶二『20世紀日本の歴史学』を読書。午前中、石母田正(いしもだ しょう)の歴史学史上の位置づけの部分を読んだとたん、自分の研究のアイデアが湧き出てきました。その部分は、石母田正の『中世的世界の形成』(1946年)が日本における「古代から中世へ」という社会構成体の転換・移行の過程を主題とし、その「客観的な構造分析の手法とともに、歴史的諸主体としての人間のなまなましい行動を歴史叙述としてダイナミックに描き出すという方法」を指摘した部分でした。うまく説明することはまだできませんが、要するに、従来私は「ダイナミック」な歴史叙述というのがよくわからなかったのですが、この部分を読んで、石母田の場合の「ダイナミック」とされる方向性が具体的にわかった、という点にアイデアがわき出す理由があったようです。何が「ダイナミック」なのか具体的に知るには、もちろん石母田の著作をちゃんと読まないといけないですけども。
 今日中に読み切るつもりでしたが、無理はしすぎると後に続かないのでよくない。残り50ページほどを残して、今日は切り上げる。
 また明日も気持ちよく起きられると良いのですがねぇ…
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