<12月31日プレイリスト>
[「年忘れリクエスト大会(ゲスト:竹内まりや)」]
NEVER CRY BUTTERFLY/竹内まりや 12月06日発売ニューシングル
BAD, BAD LEROY BROWN/JIM CROCE '73
TOBACCO ROAD/THE NASHVILLE TEENS '64
DON'T EVER CHANGE/ THE CRICKETS '62
I'M GONNA BE STRONG/GENE PITNEY '64
I WANT YOU TO KNOW/THE NEW COLONY SIX '69
MIGHTY CLOUDS OF JOY/B.J.THOMAS '71
蒼氓/山下達郎 "僕の中の少年" '88
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・年忘れリクエスト大会「残りものには福」ヴァージョン
12月にやった年忘れリクエスト大会のハガキがあぶれていて膨大に残っているのだという。その中から今回は、しつこくリクエストしてくれた方や超常連のリクエストを選んでお送りする、年忘れリクエスト大会の続きとなる「残りものには福」ヴァージョン。先週、先々週に続いて竹内まりやさんがゲスト出演。自分の番組でこんなふうにオブザーバーが付くのははじめてだというタツローさん。「どうせ添え物ですから、いつも」というまりやさんに、「ひかえめな? 三歩下がって、なんだかわかりませんが(笑)」とタツローさん。時事(藤原紀香の婚約会見)ネタ?
・NEVER CRY BUTTERFLY
2006年は「返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)」と「スロー・ラヴ」、2枚のシングルが出た。2007年リリース予定のニュー・アルバムはだいぶ出来ているのだそうだ。「NEVER CRY BUTTERFLY」は「スロー・ラブ」のカップリング。ピカデリー・サーカスの「NEVER CRY BUTTERFLY」のカヴァー。バックはピカデリー・サーカス。タツローさんがアコースティック・ギターで参加。
・BAD, BAD LEROY BROWN
ジム・クロウチは1943年、フィラデルフィア生まれ。30歳でようやく大ヒットが生まれたと思ったら飛行機事故で亡くなってしまったのだという。その大ヒットが「BAD, BAD LEROY BROWN」で邦題は「リロイ・ブラウンは悪いやつ」。まりやさんが留学中にラジオでよくかかっていたそうだ。
・TOBACCO ROAD
ナシュビル・ティーンズはイギリス・サリー洲出身の6人組。ナシュビル・ティーンズといえば「TOBACCO ROAD」。1964年全英6位、全米14位を記録。曲を作ったのはアメリカ人のジョン・デー・ラウダーミルク。カジノスの「THEN YOU TELL ME GOODBYE」を作った人。ナシュビル・ティーンズのドラマーのバリー・ジェンキンスは後にアニマルズのドラマーになった。タツローさんの好きなドラマーなのだという。
・私だけ(「駅」)
「駅」(竹内まりや)の"今になってあなたの気持 初めてわかるの 痛いほど 私だけ 愛してたことも"の「私だけ」は、「私だけが彼を愛していた」のか、「私だけを愛してくれていた」のか、どちらの解釈となるか。とある大学の授業で取り上げ、アンケートを取ったところ、40~50人中10人程度が「私だけが彼を愛していた」という解釈だった。
まりやさんは「私だけを」という意味で書いたけれど、聴かれる方が「私だけが」のほうがいい解釈だと思うのなら、それでいいと思うと答えた。「世に出た瞬間に聴く人の耳(解釈)に委ねられる」とタツローさん。
・「スロー・ラヴ」のPVで弾いてるギター
まりやさんが「スロー・ラヴ」のPVで弾いてるギターは、タツローさんがサンデー・ソングブックの番組の中で使ってるギター(ギブソン)と同じだそうだ。
・DON'T EVER CHANGE
クリケッツの「DON'T EVER CHANGE」を書いたのはキャロル・キング/ジェリー・ゴーフィンのコンビ。ドラムスのジェリー・アリスンのオカズが素晴らしい。
・I'M GONNA BE STRONG
ジーン・ピットニーの「I'M GONNA BE STRONG」はバリー・マン/シンシア・ワイルが書いた作品。バリー・マンの大作主義の萌芽となる代表作。1964年のベストテン・ヒット。
・一日だけ嫁を取り替えるとしたら
まりやさんからタツローさんへの質問。
「一日だけ嫁を取り替えるとしたら、吉永小百合さん、浅丘ルリ子さん、松坂慶子さん、松原千恵子さんの中からだったら誰?」
「全部オレより年上じゃんかよ(笑)。すごいな、それ。オレ、年上好みじゃないんだけどな。その4人だったら浅丘ルリ子さんかな~。若い頃の浅丘ルリ子さんはこの世のものではなかったでしょ」とタツローさん。
・I WANT YOU TO KNOW
シカゴの'60年代後期に活躍した6人組のニュー・コロニー・シックス。いわゆるソフト・ロックの範疇に入るグループ。「I WANT YOU TO KNOW」は1969年全米65位のスマッシュ・ヒット。
・人情紙風船
リスナーからの質問で「好きな邦画は?」という質問に、まりやさんはタツローさんが大好きな山中貞雄の「人情紙風船」を見直したら、前に見た時と意味合いが違って見えたのだという。「騙されたと思って見て下さい。ようやくDVD(人情紙風船
・MIGHTY CLOUDS OF JOY
タツローさんの好きなB.J.トーマスの曲。1971年全米34位。アトランタでのレコーディングで、後のアトランタ・リズム・セクションと一緒にやっている素晴らしいゴスペル・ナンバー。
・蒼氓
今年最後の曲は「蒼氓」。「除夜の鐘が似合う気がする」とまりやさん。
■プレゼント
・「スロー・ラヴ」ロゴ入りスペシャル・ミラー・キャンドル(サイン入り)を10名
・「スロー・ラヴ」ロゴ入りアロマ・キャンドル・ウォーマー(サイン入り)を20名
「是非、年忘れ夫婦放談の感想をお聞かせ下さい」とまりやさん。
締め切りは1月中旬。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
01月07日・14日は、毎年恒例「新春放談(ゲスト:大瀧詠一)」