Sunday Songbook #1685

2025年01月26日 | Sunday Song Book

2025年01月26日プレイリスト「ヘビで棚からひとつかみ」
1. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
2. RUTTLESNAKE SHAKE / FLEETWOOD MAC "THEN PLAY ON" '69
3. CRAWLING KING SNAKE / JOHN LEE HOOKER '49
4. SNAKE EYES / THE ALAN PARSONS PROJECT "THE TURN OF A FAMILY CARD" '80
5. SNAKE IN THE GRASS / MIDNIGHT STAR '88
6. THE SNAKE / AL WILSON '68
7. TUBE SNAKE BOOGIE / ZZ TOP "EL LOCO" '81
8. BLACK SNAKE BLUES / JOHN SEBASTIAN "THE FOUR OF US" '71
9. NEVER GROW OLD / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
1月17日にツアーの千穐楽を迎えたが、翌日からずっと仕事だという。レコーディングをやっていて、その合間に竹内まりやさんのツアーのリハ。

・ヘビで棚からひとつかみ
今週はへび年。割と平凡な企画だが干支で棚からひとつかみでへびはやったことがないという。達郎さんは今年年男。今日は巳年にちなんで「ヘビで棚からひとつかみ」。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
寒い季節なのでリクエストが集まっている。1999年のアカペラのシングル「LOVE CAN GO THE DISTANCE」。

・RUTTLESNAKE SHAKE
フリートウッド・マック1969年のサード・アルバム『THEN PLAY ON』に収められている「RUTTLESNAKE SHAKE」。ガラガラヘビという意味だが、メンバーのインタビューによると性的なニュアンスがあるとのこと。

・CRAWLING KING SNAKE
ジョン・リー・フッカーの1949年の「CRAWLING KING SNAKE」。トニー・ホリンズのカバー。

・SNAKE EYES
アラン・パーソンズ・プロジェクトの1980年のアルバム『THE TURN OF A FAMILY CARD』に入ってる「SNAKE EYES」。クラップというサイコロの賭博の用語だとか。

・SNAKE IN THE GRASS
ミッドナイト・スターはケンタッキー大学で結成された大所帯バンド。1988年のアルバム『MIDNIGHT STAR』からシングル・カットされて、1989年ソウル・チャート10位まで上がった「SNAKE IN THE GRASS」。「藪の中のへび」とは見えない危機とか味方のふりして裏切るやつとかいう意味。
曲をかけ終えて。
ミッドナイト・スターといえば90年代に渋谷のライヴハウスでライヴをやって、達郎さんは観に行ったという。観客は達郎さんより一回りぐらい下の若い人たちで、踊りに来ていた。達郎さんは音楽を聴きに来ていて、会場は平たいライヴハウスで、切符を売れるだけ売ったすし詰めの状態。全く何も見えなかったという。達郎さんは生きた心地がしなくて、ミッドナイト・スターを聴くとそのことを思い出すそうだ。

・THE SNAKE
アル・ウィルソンがジョニー・リバースに見出されて、彼のレーベル、ソウル・シティから出したシングル「THE SNAKE」。ブルース・シンガーで作曲家でもあるオスカー・ブラウン・ジュニアの作品だがひじょうに難解な歌。善意が仇になって帰ってくることを歌っているという。ダンヒル・リズム・セクション、ハル・ブレインの8セットのドラムとジョー・オズボーンのベースを聴いているだけで至福の気分と達郎さん。1968年、全米27位の「THE SNAKE」。

・来週の予定
2月2日は達郎さんの誕生日に近いけれど、節分、立春なので、「オニで棚からひとつかみ」の予定。鬼を英語にするとデーモンだけれど、それだとニュアンスが違うし、日本の鬼だと邦楽で行かなければならず、あんまり頭数が集まらないかなというアレ。予定なので前半だけでもそれで、時間が余ったらへびの歌。

・山下達郎デビュー50周年
達郎さんは今年でデビュー50周年を迎える。1975年4月25日にシュガーベイブのメンバーとしてデビュー。アルバム『SONGS』、そしてシングル「DOWN TOWN」が4月25日にリリース。それを記念して4月23日にアルバム『SONGS』の50周年記念盤をリリース。今回はCD、12インチ・アナログ盤、カセットテープのフォーマットで発売。1994年にリマスターして発売、その後、30周年、40周年の記念盤を制作。大体40周年でやりつくしているので、今回の50周年はあくまで祝祭。お祝い、お祭りとのこと。ただアナログ盤はオリジナルのフォーマットで出すので40数年ぶりの復刻盤になる。CDのボーナス・ディスクは1994年に中野サンプラザで4日間開催した「TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE LIVE」からライヴ音源を収録。今回は達郎さんが歌ってる部分だけ抽出とのこと。初商品化。他にシングル「DOWN TOWN」の7インチ・シングルも同時発売。
詳しくは山下達郎50周年特設サイトにて。
https://tatsuro50th.jp/

・souvenir2025 mariya takeuchi live
竹内まりやさんのツアー「souvenir2025 mariya takeuchi live」。4月15日から6月25日まで8都市14公演のアリーナ・ツアーを行う。2014年以来11年ぶりのツアー。4月公演のチケット一般発売の受付がはじまっている。本日1月26日(日)23時59分まで。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・TUBE SNAKE BOOGIE
ZZ トップの1981年のアルバム『EL LOCO』から「TUBE SNAKE BOOGIE」。

・BLACK SNAKE BLUES
この曲もブルースでは有名な曲。ザディコの創始者と言わるているブルース・アコーディオン奏者のクリフトン・シェニエの「BLACK SNAKE BLUES」。今日はこの曲が大好きだと行ってレコーディングしたジョン・セバスチャン。1971年のアルバム『THE FOUR OF US』に入ってる「BLACK SNAKE BLUES」。これが素晴らしい出来。女にふられた男がぼやいているという解釈でいいと思います、と達郎さん。

・NEVER GROW OLD
今日の最後は達郎さんの一存。2011年のアルバム『RAY OF HOPE』から「NEVER GROW OLD」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年02月02日は、節分にちなんで「オニで棚からひとつかみ(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Songbook #1684

2025年01月19日 | Sunday Song Book

2025年01月19日プレイリスト「棚からひとつかみ」
1. ヘロン / 山下達郎 '98
2. GIMME LITTLE SIGN / BRENTON WOOD '67
3. POTION OF LOVE / THE AMBERS '67
4. I CAN'T STOP / THE BLUES BUSTERS '68
5. A LOT OF LOVE / TAJ MAHAL "THE NATCH'L BLUES" '68
6. SAY IT AGAIN (SAY I LOVE YOU) / TIMOTHY WILSON '68
7. ALL ABOUT YOU / JIMMY & THE SUN DIALS '63
8. PLEASE BE MY GIRLFRIEND / THE CONFIDENTIAL FOUR '64
9. I WANT TO BE THE BOY YOU LOVE / THE FOUR BUDDIES '64
10. SANTE (SHORT VERSION) / 山下達郎 "映画『グランメゾン・パリ』CHEERING SONG"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんの事務所はみんなインフルエンザに罹患して全滅とのこと。スタジオに誰も来ないとか。曲書きの締切が迫っていて、今週からレコーディング。竹内まりやさんのツアーのリハーサル「思い出しリハ」もあり、三つ巴の世界なんだそうだ。

・棚からひとつかみ
一昨日ツアーが終わったばかりで心の準備ができてないし、お便りも全部読み切れてないという。今週は新春放談でかけられなかった曲で、達郎さんが昨年買ったシングルの中から、レギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」。

・ヘロン
なぜか「ヘロン」のリクエストが集まってるという。

・GIMME LITTLE SIGN
ブレントン・ウッドが1月3日に逝去。享年83歳。ブレントン・ウッドといえば1967年のベストテン・ヒット「GIMME LITTLE SIGN」。

・POTION OF LOVE
新春放談でかけきれなかったやつがあり、もったないので。1月3日オンエアのアンバーズ。アンバーズはニュージャージーのヴォーカル・グループ。5枚ほどシングルが確認されている。その中の1枚で1月3日にオンエアした1967年のシングル「ANOTHER LOVE」のカップリングで「POTION OF LOVE」。「ANOTHER LOVE」と同じでリチャード・ティーがアレンジしている。

・I CAN'T STOP
達郎さんが昨年買ったシングル。ブルー・バスターズはジャマイカ出身の男性デュオ。南部のマッスル・ショールズのフェイム・スタジオのレコーディング。リック・ホールがプロデュースで、曲を書いてるのがダン・ペンとロジャー・ホーキンス。いかにもサザン・ソウルのテイストいっぱいの「I CAN'T STOP」。1968年の作品。

・A LOT OF LOVE
タジ・マハールはブルース・シンガー。ブルースの枠を飛び越えオールマイティーに活動している。1968年のアルバム『THE NATCH'L BLUES』に入ってる「A LOT OF LOVE」は、もともとホーマー・バンクスが歌ってシングル・ヒットさせ、1997年にはシンプリー・レッドがカバーしている。タジ・マハールのバージョンがいいのでオンエア。ちなみにベースのリフがスペンサー・デイヴィス・グループの「GIMME SOME LOVIN'」に似ていて、2016年になって作曲家の家族から盗作訴訟が起こされ結局却下になった。「最近多いですね。何十年経ってからですね、ぐずぐずいうやつ」と達郎さん。

・SAY IT AGAIN (SAY I LOVE YOU)
達郎さんの好きなプロデューサー、ソングライターのジョージ・カー。達郎さんはジョージ・カーのプロデュース作品を集めているそうだが、なかなか集まらないという。昨年買ったシングルで、歌っているのはティモシー・ウィルソン。1968年のシングル「SAY IT AGAIN (SAY I LOVE YOU)」。アレンジ&コンダクト・バイ・リチャード・ティー。

・来週の予定
今年は巳年なので達郎さんは年男。巳年なので来週は「ヘビで棚からひとつかみ」。

・山下達郎デビュー50周年
達郎さんは今年でデビュー50周年を迎える。半世紀。いろいろ企画があって、まずそのとっかかり。1975年4月25日にシュガーベイブのメンバーとしてデビュー。アルバム『SONGS』、そしてシングル「DOWN TOWN」が4月25日にリリース。それを記念して4月23日にアルバム『SONGS』の50周年記念盤をリリース。今回はCD、アナログ盤、カセットテープのフォーマットで発売。1994年にリマスターして発売、その後、30周年、40周年の記念盤を制作。大体40周年でやりつくしているので、今回の50周年はあくまでお祝い、お祭り盤とのこと。CDのボーナス・ディスクは1994年に中野サンプラザで4日間開催した「TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE LIVE」からライヴ音源を収録。ほぼ曲順通りにシークエンスが行われているとのこと。初商品化。さらにシングル「DOWN TOWN」の7インチ・シングルも同時発売。また、大滝詠一のアルバム『NIAGARA MOON』も1975年のリリースなので50周年になる。12インチ・アナログ盤が4月23日に同時発売。
詳しくは本日からオープンの山下達郎50周年特設サイトにて。
https://tatsuro50th.jp/

・souvenir2025 mariya takeuchi live
竹内まりやさんのツアー「souvenir2025 mariya takeuchi live」。4月15日から6月25日まで8都市14公演のアリーナ・ツアーを行う。2014年以来11年ぶりのツアー。4月公演のチケット一般発売の受付がはじまっている。1月26日(日)23時59分まで。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・ALL ABOUT YOU
達郎さんのライヴの開演前のBGMはドゥー・ワップを使っている。達郎さんのコレクションからマスタリングして使っているという。今年使ったドゥー・ワップのシングル盤がどこにしまったのかわからなくなり、音だけしかデータがないという。開演前の曲は30曲。まずは13曲目。ジミー&ザ・サン・ダイアルズの1963年の「ALL ABOUT YOU」。

・PLEASE BE MY GIRLFRIEND
次は21曲目。すごいレアなシングル。ザ・コンフィデンシャル・フォアの1964年の作品「PLEASE BE MY GIRLFRIEND」。

・I WANT TO BE THE BOY YOU LOVE
27曲目は以前も開演前のBGMで使った曲。ザ・フォア・バディズの1964年のレコーディングで「I WANT TO BE THE BOY YOU LOVE」。

・SANTE (SHORT VERSION)
12月30日公開の映画『グランメゾン・パリ』のチアリング・ソング(応援歌)「SANTE」。リクエストがたくさん来ているが、まだフル・サイズをミックスしてなくて、ショート・サイズしかない。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年01月26日は、巳年にちなんで「ヘビで棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Songbook #1683

2025年01月12日 | Sunday Song Book

2025年01月12日プレイリスト「新春放談 (ゲスト:宮治淳一)」
1. ONLY THE YOUNG / CHRIS CROSBY '65
2. A LITTLE TOO LONELY / MARIE KNIGHT '65
3. KICKING AROUND / THE CLEVERS '64
4. LATIN'IA / THE SENTINALS '62
5. MY LITTLE JAPANESE BOY / LINDA GREEN & THE TEMPOS '72
6. NOTHING CAN COMPARE TO YOU / THE VELVET SATINS '65
7. LOVELY, LOVELY GIRL / RALPH LONDON '64
8. THIS LOVE / JOY-TONES '65
9. ART OF LOVE / RAY ARTIS '61
10. I CAN'T DO IT / EDDIE & ERNIE '66
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・新春放談 (ゲスト:宮治淳一)パート2
先週に引き続き宮治淳一さんをゲストに迎えて「新春放談」パート2。

達郎さんのライヴに足繁く通ってるという宮治さん。「神戸が良かったです」と宮治さん。神戸国際会館の4層の個性的な構造に驚いたとか。「札幌芸術劇場 hitaru もそうですけれど、機材の上げ下ろしがなかなか大変です」と達郎さん。都会は広い土地にホールが建てられないという事情があり、京都もオペラハウスのような4階建てになっている。

・ONLY THE YOUNG
宮治さんの選曲。曲オタクなので同じ曲の別バージョンを集めているそうだ。今年は「ONLY THE YOUNG」。チャンプスがオリジナルで、ヴェンチャーズがクリスマス・アルバムで曲を引用している。もともとはインストだけれど、リック・ネルソンを筆頭に歌詞をつけたバージョンのカバー・ソングがある。クリス・クロスビーはビング・クロスビーの甥っ子。宮治さんが昨年買ったシングルで「ONLY THE YOUNG」。

・A LITTLE TOO LONELY
達郎さんの選曲。作家ものでジェリー・ラガヴォイ。キャロル・キングは研究が進んでるので誰がやってるのかほとんどわかるけれど、ジェリー・ラガヴォイは1/3くらいしか判明してないそうだ。マリー・ナイトは黒人女性シンガー。ゴスペル出身。1965年の「A LITTLE TOO LONELY」。達郎さんが最近買ったシングル。

・KICKING AROUND
宮治さんの選曲。日本の国内盤でテイチクから出たLP、クレバーズの『かっこいいクレバーズ』。クレバーズはブラジルのエレキ・インスト・グループ。ヴェンチャーズのカバーで「KICKING AROUND」。1965年。

・LATIN'IA
達郎さんの選曲。ジョン・バルベータ(John Barbata)はタートルズ、ジェファーソン・エアプレインのドラマー。彼が最初に在籍したのがセンチナルズ。1962年の「LATIN'IA」。

・MY LITTLE JAPANESE BOY
宮治さんの選曲。昨年買った中でいちばんの高額物件(100ドル)。リンダ・グリーン&ザ・テンボスはハワイの高校生のバンド。リプリーズのコンテストで優勝してレコード・デビュー。そのデビュー作は未だに手に入らないとか。茅ヶ崎エフエムで、一緒に番組をやっている女性が、ハワイに行ったとき、買ってきてもらったシングルで、1965年の「MY LITTLE JAPANESE BOY」。

・NOTHING CAN COMPARE TO YOU
達郎さんの選曲。ニューヨークもの。ヴェルベット・サテンズは白人のグループ。曲を書いてるのはアーティ・コンフェルドとトレード・マーティン。アレンジはトレード・マーティン。1965年の「NOTHING CAN COMPARE TO YOU」。

・LOVELY, LOVELY GIRL
宮治さんの選曲でドゥー・ワップ的なもの。おそらく白人だと思われる。ラルフ・ロンドンで1964年に唯一出たシングル「LOVELY, LOVELY GIRL」。

・THIS LOVE
達郎さんの選曲。ジョイ・トーンズは女性3人組のヴォーカル・グループ。トニー・ミドルトンが曲を書いている。1965年の「THIS LOVE」。

・ART OF LOVE
宮治さんの選曲。昨年、『バック・トゥ・ザ・ロック』というマガジンの神谷誠一さんが亡くなり、形見分けのレコードをいただいたという。レイ・アーティスで1961年の「ART OF LOVE」。

・ I CAN'T DO IT
達郎さんの選曲。エディ&アーニーはアリゾナ州フェニックス出身のR&Bのデュオ。アニマルズの1966年のシングル「INSIDE LOOKING OUT」(邦題「孤独の叫び」)のB面「OUTCAST」。達郎さんはこの曲が好きだったが、オリジナルが誰なのかずっとわからなかったという。ある人から100枚ほどレコードを引き取った中にエディ&アーニーの「OUTCAST」があったとか。30年ほど前の話。それからエディ&アーニーのレコードを集めはじめて、でもなかなか集まらないそうだ。最近手に入れたシングルで1966年の「 I CAN'T DO IT」。リチャード・ティーがアレンジしている。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は1月17日(金)にNHKホールで千穐楽を迎える。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年01月19日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Songbook #1682

2025年01月05日 | Sunday Song Book
2025年01月05日プレイリスト「新春放談 (ゲスト:宮治淳一)」
1. FARE THEE WELL / THE T-BONES '65
2. UP AND OVER / JAY TRAYNOR '66
3. THANK YOU BABY / GRAHAM BONNEY '67
4. FEELING UPTIGHT / ARMOUR GOMEZ '72
5. GET OUT OF MY LIFE / LONNIE DONEGAN '65
6. ANOTHER LOVE / THE AMBERS '67
7. YOKOHAMA NIGHTS OF SADNESS / THE YOKOHAMA RAMBLERS '66
8. DAVID / TERRY BURRELL '72
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
昨年、夏頃と年末に風邪をひいてライヴが延期になった達郎さん。本来は昨年でツアーが終わる予定が年明けに3本持ち越し。1月9日、10日に大宮ソニックシティで振替公演が行われる。

・新春放談 (ゲスト:宮治淳一)
新年は宮治淳一さんをお迎えして「新春放談」。これで6回目になるという。宮治さんは今年古希になるけれど、サラリーマン時代より忙しさが増してるとか。

宮治さんは昭和30年の8月生まれ(ちなみに今年は昭和でいうと100年)。ラジオ日本の「名盤アワー」は今年で11年になるという。達郎さんのサンソンは今年で33年。レギュラーのラジオ番組は3年もったことがなかった。NHK-FMのサウンドストリートは3年。NHKの決まりで長くやらせてくれないのだとか。立川志の輔さんとかタモリさんは例外。

・ラジオ100年
今年はラジオ100年なんただそうだ。達郎さんのお父さんが生まれた1925年(昭和元年)にスタート。

・FARE THEE WELL
宮治さんのセレクト。今回は新しく買ったものは1,2枚で「棚から大発見」が多いとか。毎週金曜日にアナログ盤しかかけない番組をやっているので、アナログ盤を聴かないとできないそうだ。それが新春放談に反映している。
ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズのダン・ハミルトン、ジョー・フランク・カローロ、トミー・レイノルズの3人によって結成されたのがTボーンズ。1966年のシングルで「FARE THEE WELL」。アレンジはニック・デカロ。

・UP AND OVER
達郎さんの選曲。レコード・コレクターズの「私の収穫」に出したレコードだという。ジェイ&アメリカンズのジェイ・トレイナー(初代のヴォーカリストでジェイ・ブラックは芸名)がソロになって、ボブ・クルーとゲイリー・ナイトの共作、プロデュースがデニス・ランバートの1966年のシングル「UP AND OVER」。達郎さんは昔からボブ・クルーのコレクションをしていたので探していたが、ノーザン・ソウルで値段が高騰していて、少しお手ごろな値段で手に入れたとか。

・THANK YOU BABY
宮治さんの選曲でグラハム・ボニー。ブルース&テリーのカバーで「THANK YOU BABY」。プロデュースとアレンジはブルース・ジョンストン。1967年のイギリス録音。このシングルは2024年にネットで購入したそうだ。

・雨傘番組
昨年、達郎さんが風邪をひいたときに番組では事前に録音していた「雨傘番組」をオンエアした。「作らされるんですよ。山岸くんに」と達郎さん。

・FEELING UPTIGHT
達郎さんの選曲。最近はオリジナル・プレスではなくリイシューで買うそうだ。オリジナル・プレスがあまりにも高いので。リプロ、リイシューのほうが音がいい、60年代より70年代のほうがカッティング・マシンがよくなってるからと達郎さん。アーマ・ゴメスはヴェトナム人。1982年のシングル「FEELING UPTIGHT」。チカーノものに近い曲。

・GET OUT OF MY LIFE
宮治さんの選曲。「達郎さんの番組なのでテディ・ランダッツォがいいんじゃないかと思って」と宮治さん。「GET OUT OF MY LIFE」はもともとはリトル・アンソニーの曲。1972年にロニー・ドネガンがカバーした。

・ANOTHER LOVE
達郎さんの選曲。最近はディーラーで試聴できるようになったという。イースト・コーストもの。アンバーズはニュージャージーのヴォーカル・グループ。1967年のシングル。リチャード・ティーがアレンジしている。
曲をかけ終えて。
試聴できなくてもYouTubeで聴けるからコスパがよくなったそうだ。

・YOKOHAMA NIGHTS OF SADNESS
宮治さんの選曲。名盤アワーで昨年、Tower Records のヒストリーをやったという。そのときにかけられなかったやつ。ザ・ヨコハマ・ランブラーズの「YOKOHAMA NIGHTS OF SADNESS」。

・DAVID
達郎さんの選曲。セクシー路線の曲。テリー・バレルはジャズ系のバックグラウンド・ヴォーカル。ポルノ映画の主題歌がA面。B面の方がセクシー路線だけれどちゃんとしているそうだ。1971年の「DAVID」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年01月12日は、引き続き「新春放談 (ゲスト:宮治淳一)」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする