最後のレイディオ・ショー

2006年10月31日 | 佐野元春

佐野元春が金子マリのニュー・アルバム『B-ethics』(11月8日発売)に曲を提供したそうです。タイトルは「最後のレイディオ・ショー-Radio Days」。

■最後のレイディオ・ショー-Radio Days
作詞・作曲:佐野元春
Arrange & Perform by 8 Elements will

石井為人 (Key)
岩田浩史 (AG , EG)
大西 真 (EB)
金子マリ (VoX)
北 京一 (Vox)
小滝みつる (Key , Programming)
松本照夫 (Dr)
森園勝敏 (EG)

まだ聴いてないんですけど、タイトルからトム・ペティー&ザ・ハートブレイカーズの「ラストDJ」を思い出しました。どんな歌詞なんでしょうね。興味津々です。

それから今年6月にリリースされたつんくのカヴァー・アルバム『V3~青春カバー~』に「情けない週末」が取り上げられているようです。つんくのオフィシャル・サイトではセルフ・ライナーノートが公開されています。これも僕は聴いてないです。。

もうひとつ関連のニュースです。関西ローカルで放送されている「共鳴野郎」のオフィシャル・サイトが、番組開始1周年を記念してリニューアルされました。動画が公開されています。
そんなわけで僕は今月の「共鳴スパイダー」のコーナーで紹介していたHAPPY & ARTIE TRAUMの『未発表ライヴ集: LIVE RECORDINGS 1970's-1980's』をネットで注文してしまいました(笑)。
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Sunday Songbook Playlist

2006年10月29日 | Sunday Song Book

<10月29日プレイリスト>
[棚からひとつかみ+リクエスト]
ターナーの汽灌車/山下達郎 "ARTISAN" '91
MIRAGE/TOMMY JAMES & THE SHONDELLS '67
RHINESTONE COWBOY/GLENN CAMPBELL '75
YOU'RE MY LADY/EDDIE HOLMAN '74
WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW/SMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES
"FLYING HIGH TOGETHER" '72
SHLLEY MY LOVE/NICK LOWE "THE IMPOSSIBLE BIRD" '94
AN OPEN FIRE/JOHNNY MATHIS "OPEN FIRE, TWO GUITARS" '59
素敵な午後は(LIVE)/山下達郎 "IT'S A POPPIN' TIME" '78
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・みんなひとり
フジテレビ系ドラマ『役者魂!』の主題歌「みんなひとり」(松たか子)は、まりやさんが作詞、作曲、プロデュースをした。11月29日に発売が決定したとのこと。Sunday Song Bookでは来週オンエア予定。
劇中に使用されているまりやさん自身の新曲「スロー・ラブ」(作詞作曲竹内まりや 編曲山下達郎)はシングルとして12月6日にリリースとなるそうです。

・ターナーの汽灌車
イギリスの風景画家ターナーの作品にインスパイアされて作った1曲。この季節になるとよくかかるという。1991年のシングル・ヴァージョンでオンエア。

・MIRAGE
トミー・ジェームズ&ザ・ションデルズはアメリカ、ペンシルバニア州ピッツバーグ出身の5人組。'60年代を代表するクラブバンド。「ハンキー・パンキー」、「モニー・モニー」、「アイ・シンク・ウィ・アー・アローン・ナウ」、「クリスタル・ブルー・パスエイジョン」、「クリムゾン・アンド・クローバー」とたくさんのヒット曲があり、後にいろんな人たちにカヴァーされている。1967年のベスト10ヒット「MIRAGE(恋のシルエット)」。

・RHINESTONE COWBOY
'60年代から'70年代にかけて活躍したグレン・キャンベル。もともとはギターリストだった。歌が上手いのでポップ・カントリーのフィールドで大成功した。「RHINESTONE COWBOY」は1975年全米No.1ヒット。

・YOU'RE MY LADY
タツローさんの大好きなシンガー、エディー・ホールマン。もともとはバージニア生まれだが、十代の頃にニューヨークに移ってきてブロードウェイのミュージカルでキャリアをスタート。フィラデルフィアに移ってシンガーとして大成功した。「ヘイ・ゼア・ロンリー・ガール」、'60年代から'70年代にかけて裏声でかなりの人気を集めた。
「YOU'RE MY LADY」は1974年にフィラデルフィアのシルバーブルー・レーベルから出て全米ソウル・チャート73位になった名曲。

・WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW」はアルバム『FLYING HIGH TOGETHER』からのシングル・カット。1972年全米ソウル・チャート9位、全米チャート46位。オリジナルはジョニー・ブリストル。
「オーケストレーションも素晴らしいが、もちろんスモーキーの裏声も最高です」とタツローさん。

・珍盤奇盤特集
数週間前から音集めをしてきたが、21世紀になると'60年代、'70年代のお笑いネタはあざとくて笑えないし、古い感じが自分でもびっくりするぐらいしたのだそうだ。前にかかったのと違うのをかけようとしたが、うまく構築できないので、この際だから「ザ・ベリー・ベスト・オブ珍盤奇盤」として、これまで20数年にかけたへんちくりんな中から選りすぐって特集するとのこと。必殺のプログラム(笑)。

・SHLLEY MY LOVE
リスナーからの間違い指摘(ジェームス・ブラウンの未発表曲に関連した内容)のお礼にリクエストに応えた。「JBとニック・ロウが同列、これまた凄い人です(笑)」とタツローさん。
1994年のアルバム『THE IMPOSSIBLE BIRD』から。
「ニック・ロウ、僕の番組でかけるのはじめてですかね」とタツローさん。

・AN OPEN FIRE
「AN OPEN FIRE」はジョニー・マティスの1959年のアルバム『OPEN FIRE, TWO GUITARS』に収録されている。2台のギターとベースで構成されていて、作詞作曲はリーバー/ストーラー、プロデュースはミッチー・ミラー。
先日、イギリスのエース・レーベルからジェリー・リーバー/マイク・ストーラーのコンピレーション『The Leiber & Stoller Story, Vol. 2 On the Horizon 1956-1962』がリリースされた。この中で出色の曲。「絶品です」とタツローさん。
ジェリー・リーバー/マイク・ストーラーは戦後アメリカを代表するソングライター、プロデューサー・チーム。今日はこの曲がかけたかったとのこと。

・素敵な午後は(LIVE)
北海道の7歳の男の子のリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月05日は、「ザ・ベリー・ベスト・オブ・珍盤奇盤(^^;)」
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第十三回俵藤太と百足供養会(1)

2006年10月28日 | Live
10月15日(日) 晴。

友人に誘われて滋賀県大津市の雲住寺(うんじゅうじ)で開催された第十三回俵藤太(たわらとうた)と百足供養会(むかでくようえ)に行ってきた。午前9時15分ぐらいにJR新大阪駅から快速電車の野洲行きに乗ったのだと思う。高槻からは各駅となるので新快速近江今津行きに乗り換え。京都には9時45分くらいに到着。京都は暑かった。

京都で乗り換えの待ち時間が5分。石山駅に行く電車は快速野洲行きと案内板に表示されていた。この電車はさっき高槻まで乗ってた電車ではないか(苦笑)。石山駅で友人二人と待ち合わせ。10時過ぎに到着した。改札でICカード(ICOCA)が料金不足で蹴られた。新大阪から石山まで950円だったのだ。石山駅から徒歩で雲住寺へ。気温はどんどん上昇していたのでTシャツ一枚になり歩いた。ここまで急ぎで来たので500mlのペットボトルのお茶を買うのを忘れていた。
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第十三回俵藤太と百足供養会(2)

2006年10月28日 | Live

瀬田の唐橋を渡ったところに雲住寺はあった。瀬田の唐橋は日本三大名橋のひとつだという。雲住寺の参道を歩きながら、「あとのふたつはどこだ?」という話題に花が咲く。瀬田の唐橋は松尾芭蕉の「五月雨に隠れぬものや瀬田の橋」という句でも有名で、橋のたもとには芭蕉の銅像がある。

僕たちのお目当ての奉納ライヴは11時半からだったので、それまでの時間を参拝したり、特別公開されている雲住寺の夕照の間を拝見したりして過した。昔皇族が瀬田の夕日をながめるために訪れたという夕照の間では「雲住寺俵藤太&百足実行委員会」の人から話を聞けたが、瀬田の唐橋は壬申の乱で自害した大友皇子最期の地だと聞いた。
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第十三回俵藤太と百足供養会(3)

2006年10月28日 | Live

雲住寺の参道には出店が出ていて、雲住寺俵藤太&百足実行委員会の人たちがいなり寿司やらコーヒーやらフランクフルトやらぶた汁やらを販売していた。そのほとんどが100円。百足の百にかけたのだろうか。その中にバンバンバザールの物販を販売するスペースもあった。友人から「昨年はバンバンの福島さんが手売りしていた」と聞いていたので覗いてみると、本当に福島康之がいた! 周りにはバンバンのメンバーもいた!
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第十三回俵藤太と百足供養会(4)

2006年10月28日 | Live

さて、僕たちは奉納ライヴの前に境内で行われた紙芝居「俵藤太のムカデ退治伝説」から見ることにした。とはいえ粗供養百足団子の写真を撮ったり、お喋りしたりして、ちゃんと見てなかった。。「俵藤太のムカデ退治伝説」はウィキペディアの「藤原秀郷(俵藤太)」の項を参照してください。しかし、ムカデ祭りに行って「俵藤太のムカデ退治伝説」を知ってないといのは情けない話ですね。(^^;;;
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第十三回俵藤太と百足供養会(5)

2006年10月28日 | Live

オープニング奉納ライヴはバンバンバザールがまず登場してはじまった。「When Your Smiling」という曲は先日亡くなった藤岡琢也さんが愛唱していた曲と同じ曲なのだと思う。3曲演奏したところでイノトモと交代。イノトモはソロで「わたげのお散歩」、NHKで放送されている「しばわんこ和のこころ」のテーマ曲(さわりだけ)、「冬のにおい」とギタレレの弾き語りで披露した。声の感じがリッキー・リー・ジョーンズっぽくて、ほのぼのとした雰囲気があった。4曲歌ったが、最後の曲ではバンバンバザールのギタリスト富永寛之が参加した。

そして再びバンバンバザールが登場した。福島康之は、いつもならまだ寝ている時間なので何をやっているのかよくわからない、みなさんが夜中の1時頃起こされてエクセル打たされるようなものだ、といって笑わせた。「午前の部はユルユルとした感じでやります」と言って3曲歌った。最後は「On The Sunny Side Of The Street」で日本語のカヴァー・ヴァージョン「明るい表通りで」をフィーチャーしていた。

オープニング奉納ライヴが終って境内を出たところでぶた汁を手にした福島康之とばったり。友人がケータイで写真を撮った。「まもなく売り切れ」の声に僕たちもぶた汁をいただくことにした。参道の物販売り場では福島康之とイノトモが御座の上に座って店番していた。

僕らは午後2時開始の奉納ライヴ[午後の部]までゆるりと午後を過した。小さな子どもたちが走り回っている瀬田の唐橋の堤防で、遠く琵琶湖の河口を眺めながらフランクフルトや焼きそばを食べた。午後になると十月だというのに秋とは思えぬ日差しで、友人のひとりは堪らなくなったのか、出店でビールを買って飲みだしたほどだった。
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第十三回俵藤太と百足供養会(6)

2006年10月28日 | Live

奉納ライヴ[午後の部]はイノトモのステージで幕を開けた。新曲の「夜明けの星」を含めて5曲。最後の曲は「You're My Sunshine」だった。バンバンバザールはニュー・アルバム『十』から「バックオーライ」、「恋のフィーリング」を披露。最近は毎月、レコーディング&ライブのプレミアムセッション「One day, One month, One year with Ban Ban Bazar」を横浜THUMBS UPで開催していて11月は尾藤イサオと共演するのだとか。その時に歌う曲を尾藤イサオに提供したのだと話した。その新曲が「カラカラ」。ガラガラヘビに関連した話があったけれど、尾藤イサオのイメージがそうなのだという話だったと思う。「One day, One month, One year with Ban Ban Bazar」の7月のゲストがイノトモだったそうだ。その時に作ったのが「夏のキムチ」という曲。九州から船に乗って釜山まで行ったのだが、その船にどう見ても不倫のカップルがいて、それを歌にしたらしい(笑)。
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第十三回俵藤太と百足供養会(7)

2006年10月28日 | Live

この夏は「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO」に出演したバンバンバザール。だが夏のロック・フェスは誰が出ても等しく同じような盛り上がりになるので面白くなかったそうだ。結局は誰でもいいのだろうと。その点、この「ムカデ・ロック・フェス」はなかなか一体とならない会場の雰囲気がいい、と福島康之は話した。いつの間にか「奉納ライヴ」を「ムカデ・ロック・フェス」にしてしまったバンバンバザール(笑)。この「奉納ライヴ」の出演は今回で6回目になるという。
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第十三回俵藤太と百足供養会(8)

2006年10月28日 | Live

境内のテントには、ふるまい酒や粗供養百足団子を無料で配るおばちゃんたちがいる。割烹着を着たおばちゃんを「ムカデ・ロック・フェス」ならではの景色だと福島康之は言った。後半は田原俊彦の「ハッとして! GOOD」などカヴァー・ヴァージョンを3曲披露した。「いい曲を仕入れて来ました。小畑実という人の曲です」と福島康之は話したが客席の反応は薄い。「おばちゃんは小畑実知ってる?」とテントのほうに向かって聞くと、なんと知ってるという返事が返ってきた。それでちあきなおみの歌唱で有名な(数年前にテレビのCMで流れた)「星影の小径」を歌った。
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第十三回俵藤太と百足供養会(9)

2006年10月28日 | Live

おばちゃんをいじったおかげか、ようやく会場の雰囲気もなごんで盛り上がってきた。「4 or 5 times」ではコール&レスポンスを客席に依頼。「楽器で出した音をオウム返ししてください」と福島康之(笑)。ベースのフレーズをわざわざ「ババババ~ババ~」と言って「ババァじゃないですよ」と更におばちゃんいじり(笑)。会場は大喝采で最高潮を迎えたのだった。
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第十三回俵藤太と百足供養会(10)

2006年10月28日 | Live

■第13回 俵藤太と百足供養会
2006年10月15日(日) 雲住寺本堂・境内 百足公園

イノトモ(Vocal, Guitar)

バンバンバザール
福島康之(Vocal, Guitar)
富永寛之(Guitar)
黒川修(Bass)

奉納ライヴ[午前の部]
01.君微笑めば(When You're Smiling) / バンバンバザール
02.新宿駅で待ってた / バンバンバザール
03.Sweet Sue Just You / バンバンバザール
04.わたげのお散歩 / イノトモ
05.NHKアニメ「しばわんこの和のこころ」テーマソング / イノトモ
 (※さわりだけ披露)
06.冬のにおい / イノトモ
07.Wrap Your Troubles In Dreams / イノトモ with 富永寛之
08.ニューオリンズにて / バンバンバザール
09.こんな気持ち / バンバンバザール
10.明るい表通りで(On The Sunny Side Of The Street) / バンバンバザール

奉納ライヴ[午後の部]
01. / イノトモ
02.愛のコロッケ / イノトモ
03.夜明けの星 /イノトモ
04. / イノトモ with 富永寛之
05.You're My Sunshine / イノトモ with 富永寛之
06. / バンバンバザール
07.バックオーライ / バンバンバザール
08.恋のフィーリング / バンバンバザール
09.カラカラ / バンバンバザール
10.夏のキムチ / バンバンバザール with イノトモ
11.シュラ / バンバンバザール
12.ハッとして! GOOD / バンバンバザール
13.お嫁においで / バンバンバザール
14.星影の小径 / バンバンバザール
15.世紀の楽団 / バンバンバザール
16.4 or 5 times / バンバンバザール
Encore
17.夏だったのかなぁ / バンバンバザール
18.FRIDAY NIGHT エビフライ / バンバンバザール

終演後に最新アルバム『』を買ってサインを入れてもらいました。

バンバンバザール - 十
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SHINJOの涙

2006年10月26日 | 阪神タイガース

北海道日本ハムファイターズの3勝1敗で迎えた日本シリーズ第5戦。8回裏、日ハムの稲葉がソロ・ホームランを放ち4-1となった。これで3点差となり誰もが日ハムの勝利を確信した。次のバッターはSHINJO。テレビに映った彼はもう泣いていた。最後の打席はフルスイングの空振り三振だった。

9回表、中日ドラゴンズの攻撃をマイケル中村が3人で片付け、日ハムは44年振りの日本一となった。センターの守備位置で森本稀哲(もりもと ひちょり)と抱き合うSHINJO。涙、なみだ。自然とナインもベンチの選手もセンターのほうに歩いていった。不思議な日本一の瞬間だった。今日で引退するSHINJOをみんなで胴上げ。このシリーズはSHINJOのためにあったといってもいいのかもしれない。

画像はベンチに引き上げるSHINJOの横顔(テレビ画面から)。この後の記者会見では背番号「1」の後継者に森本を指名した。
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Sunday Songbook Playlist

2006年10月22日 | Sunday Song Book

<10月22日プレイリスト>
[秋づくしで棚からひとつかみ(邦楽編)]
世界の果てまで/山下達郎 "TREASURES" '94
秋の夜の会話/高田渡 "FISHIN' ON SUNDAY" '76
DAISYと秋の日/杉真理 "LADIES & GENTLEMEN" '89
秋風と野郎達/EASTERN YOUTH "其処カラ何ガ見エルカ" '03
秋の空/木村充樹 & 有山じゅんじ "木村くんと有山くん" '98
4年目の秋/浜田省吾 "君が人生の時・・・" '79
旅立つ秋/荒井由実 "MISSLIM" '74
涙のワンサイデッド・ラブ/竹内まりや "UNIVERSITY STREET" '79
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■内容の一部を抜粋
・竹内まりやのニュー・アルバムのレコーディング
一昨日、昨日と一人多重でコーラスを録っていたので声嗄れしてるという。

・世界の果てまで
タツローさんの曲の中で「秋」をテーマにした曲は多くない。1994年の「世界の果てまで」は歌詞に"冬の気配が近づいてくる"と出てくる。

・秋の夜の会話
高田渡の「秋の夜の会話」は1976年のロサンゼルス・レコーディングのアルバム『FISHIN' ON SUNDAY』に収録されている。高田渡のギターとヴォーカル、中川イサトのギター、細野晴臣のベース、当時は無名だったフレッド・タケットのマンドリンが加わった渋~い演奏。草野心平の詩に曲をつけたブルース・ソング。

・DAISYと秋の日
杉真理はまりやさんの大学の先輩。年齢はタツローさんとまりやさんのあいだに属する。「杉くんらしいマッカートニーの影響を受けたブリティッシュな1曲」とタツローさん。

・秋風と野郎達
リスナーから「タツローさんの好きな邦楽の歌で」というリクエストに、こんな時にしかかけられないとタツローさんの好きなイースタン・ユースのロックンロール・ソングで応えた。「最高のロックンロール」とタツローさん。

・秋の空
木村充樹と有山じゅんじのアルバム『木村くんと有山くん』から。フォーク・ブルースの後にストリングスを配した一風変わったアレンジの一曲。

・4年目の秋
「4年目の秋」は浜田省吾が地方出身者の孤独を描いた曲。「最近会ってないがお元気そうで何より」とタツローさん。

成毛滋さんの教則DVDのピッキング編を参考にしたブログ
ギターが上手くならないというのは才能が関係しているので、いくら練習しても上手くならない人はいるとした上で、リスナーが立ち上げたピッキングのメソッドを解説したブログを紹介した。
ギタリストの為のピッキングの修正レッスン

・旅立つ秋
ユーミンが荒井由実時代に発表したセカンド・アルバム『MISSLIM』からの名曲。「言葉と言葉の間がひじょうに少ない言葉で簡潔に言い切られている」とタツローさん。

・11月の予定
「ソングライター、特にP.F.スローンの特集をやってみたいが、(竹内まりやのニュー・アルバムの)レコーディングが押し迫ってきているので、できれば」とタツローさん。

・涙のワンサイデッド・ラブ
「涙のワンサイデッド・ラブ」は竹内まりやの1979年のアルバム『UNIVERSITY STREET』に収録されている。"はじめてあなたを見たのは10月の雨の降る土曜"という歌詞がある。オケはタツローさんが一人多重録音で仕上げたそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
10月29日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
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山弦の十五周年、中年漂流記~急流、濁流、乗ってケ漂流~

2006年10月21日 | Live

10月11日(水) 雨のち曇り。

小倉博和と佐橋佳幸の山弦が結成15周年を迎え開催された記念のライヴ・ツアー「山弦の十五周年、中年漂流記~急流、濁流、乗ってケ漂流~」を聴きに行った。このツアーはA(アコースティック)セットとB(バンド)セットがあり、10日の名古屋公演からBセットになった。

開演前のステージにはいつものようにギターがズラ~っと並んでいた。今夜のライヴは1部2部制となっていて途中に休憩時間が入るとアナウンスがあった。その直後から会場に虫の音、鳥のさえずりのSEが響き渡った。やや押してはじまったのだと思う。毎回見た目が変わる小倉博和だが、今回はニット帽を被っていた。ちなみに前回は黒ブチのメガネをかけていた。

ライヴはデビュー・アルバム『JOY RIDE』(画像)の1曲目「Song For James」からはじまった。まずは山弦ふたりだけによる演奏。波の音のSE入り。途中でふたりの手が止まるものの演奏は続いた。ループマシーンで演奏を再現していたのだ。その音にあわせてそれぞれのソロが披露された。2曲目はドラムの鎌田清、3曲目はキーボードの斎藤有太、4曲目はベースの有賀啓雄とそれぞれセッション。ユルい感じで気持ちよくなって眠ってしまいそうになった。

突然はじまったのが佐橋佳幸のスライド・ギターの演奏。一体何の曲をやっているのかわからなかった。途中にフォスターの「Old Folk At Home(故郷の人々)」が挿入されていた。「Old Folk At Home」は1994年の佐橋佳幸のソロ・アルバム『TRUST ME』に収録されている。後から聞いた話で判明したのだが、この曲は同じ『TRUST ME』に収録されている「Little Crimes」という曲で、山弦の結成当時のライヴでよく演奏していたらしい。

1部はバンドでの演奏は1曲もなく、またMCも一切無かった。45分くらいで終ったのだと思う。Aセットとあまり変わらないセットリストだということだ。ということは「ヒストリー・オブ・山弦」といったところだろうか。1部にはステージにディスプレーが何台か置いてあって南国の風景が映し出されていた。休憩時間に関所(物販売り場を山弦さんはこう呼ぶ)に行くとジョー奥田という人の『美しき地球の記憶』というCDが置いてあった。このジョー奥田が関わった(撮影した?)映像作品があるようなので、おそらくその映像なのだと思う。DVDを検索してみたがヒットしなかった。

休憩後の第2部は最初からバンドでの演奏となった。メンバーの中でドラムの鎌田清を除いて全員がツアーTシャツに着替えていた。今回作られた15周年Tシャツのうち黒のTシャツ(胸に山弦の刻印が15個プリントされている)だけが売り切れたため追加で作られたそうだ。ただ全く同じものを作っても面白くないので、胸の刻印は14に減らされ、15個目は後ろ(首の下)にプリントしたデザインに変更されたのだという。

第2部になって明かされたことだが、セットリストは山弦の15周年特設サイトで募集した「あなたが選ぶ山弦ベスト10」の上位12,3曲から選曲したという。この「あなたが選ぶ山弦ベスト10」は僕も参加したが、山弦のオリジナル・アルバム3枚から選ぶというもので、カヴァー・ミニ・アルバムのマンチ・シリーズは除外となっていた。そうすると『JOY RIDE』からの曲に票が偏ってしまったそうだ。確かに僕もほとんど『JOY RIDE』から選んだ気がする。ただ個人的には「クロマティック王朝の悲劇」は外せないと思ったし、最新アルバムの『ISLAND MADE』の「Little Hope」は大好きなので選んだ。ちなみに今回のバンドは『ISLAND MADE』のレコーディング・メンバーで編成されている。

セットリストは納得のいくものでファンが選んだNo.1は「Joy Ride」だった。第2部はアンコールを含めて1時間45分くらいあったような気がする。終演は9時45分くらいだった。開演前、会場に終演予定時刻が告知されていて、それが9時10分だったことからすると、大幅な延長となったわけだ。しかし意外にも長くなったという印象はなかった。

前回に引き続いての二部構成のステージだったが、山弦だけの演奏もよかったし、バンドでの演奏もよかった。「ベスト・オブ・山弦」としては問題なく素晴らしいライヴだったと思う。ただ物足りなさがあったことも事実。僕が求めているのは、山弦のふたりがやりたいことを自由にやっているライヴであって、それが今回はあまり感じられなかった。

■山弦の十五周年、中年漂流記~急流、濁流、乗ってケ漂流~
[B set] 山弦“バンド”セット ~ベスト・オブ・山弦
<有賀啓雄(B.)+鎌田清(Dr.)+斎藤有太(Key.)>

2006年10月11日(水) なんばHatch
1F F列32番

山弦
小倉博和
佐橋佳幸

第1部
01.Song For James
02.島そだち(with 鎌田清)
03.Trivia(with 斎藤有太)
04.月星(with 有賀啓雄)
05.Little Crimes~Old Folk At Home
06.堀のアヒル(未発表曲)
休憩(10分)
第2部
07.go.go.jp.
08.そりは行く(SLED)
09.rise & shine
10.春(SPRING)
11.祇園の恋(GION)
12.Life
13.Rodeo King
14.Joy Ride
Encore
15.クロマティック王朝の悲劇
16.tell me something
17.Harvest(山弦)

------------------------------
この夜、最終公演のチラシが配布されました。最終公演はC.C. レモンホール(渋谷公会堂)での[C set]。萩原健太さんが司会と書いてありました。そして後日、佐野元春の参加も発表されました。しかし、生憎僕は平日なので遠征できないのです。NHK-BSとかで放送してほしいですね。あるいは映像作品にするとか。乞うDVD化!

■山弦“コングラチュレーション”セット ~スペシャル・オブ・山弦
日   程  :2006年10月31日(火)
会   場  :渋谷公会堂
時   間  :開場 18:00    開演 18:30  
料   金  :全席指定 前売¥6,300(消費税込)/当日¥6,800(消費税込)
出   演  :山弦(小倉博和+佐橋佳幸)
“お祝い”参加ゲスト:大貫妙子、佐藤竹善、スキマスイッチ、鈴木雅之、平松八千代、槇原敬之、宮沢和史、村田陽一、& more...(※五十音順)

チケット発売:9月30日(土)
チケットぴあ 0570-02-9999/0570-02-9966(Pコード:241-421)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:35388)
e+ http://eee.eplus.co.jp/

問い合わせ先:ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999
ライブ事務局 03-5790-0557
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