2013年03月31日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. アトムの子 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '91
2. GOOD LOVIN' / THE YOUNG RASCALS '66
3. THE WORLD THROUGH A TEAR / NEIL SEDAKA '65
4. TEN BELOW / CHRIS & PETER ALLEN "ALBUM #1" '68
5. LET THE BEST MAN WIN / GEORGE JACKSON "LET THE BEST MAN WIN" '6?('13)
6. (JUST LIKE) ROMEO & JULIET / THE REFLECTIONS '69
7. LAST KISS / J. FRANK WILSON & THE CAVALIERES '64
8. YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 2" '86
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
今週は直近の収録とのこと。先週達郎さんは風邪を引いたそうで熱は出なかったものの咳が一週間ほど続いたという。「ようやく治ってきたときにまた番組ができるという。ラッキーという感じでございますが」と達郎さん。このところ寒暖の差が激しいので何年かぶりに風邪を引いたのだとか。新しい曲のまた次の曲の曲書きに勤しんでるそうだ。
・リクエスト特集
ひき続き今週もリクエスト特集。
・アトムの子
受験当日「アトムの子」をかけたクルマで息子さんを送迎したお母さんから第一志望に通ったという報告とリクエスト。
・GOOD LOVIN'
達郎さんのアイドル・グループ、ヤング・ラスカルズの1966年の全米NO.1「GOOD LOVIN'」。
・THE WORLD THROUGH A TEAR
ニール・セダカの1965年の「THE WORLD THROUGH A TEAR」は全米チャート76位。日本では日本語ヴァージョンが出て邦題は「涙の小径」。日本では結構ヒットした。今日は英語ヴァージョンへのリクエスト。リクエストした方から「達郎さんが選曲・監修したヴォーグスのベスト・アルバムを持ってますが、これ以外に選曲・監修したものがあれば教えてください」という質問。ヴェンチャーズの2枚組ベスト・アルバム『ヴェンチャーズ・フォーエバー』を選曲したことがあるそうだ。今のレベルからするとリマスターが古いのでもう一度やりたいが暇がないとか。ディオンとか、あと2,3枚洋楽で選曲をしたことがあるという。でも随分前なのでリマスターが古いという感じなのだそうだ。
・TEN BELOW
クリス&ビーター・アレンの「TEN BELOW」。後にソングライターとして有名になるピーター・アレンがクリス・アレンことクリス・ベルと兄弟のような感じで作った1968年のデュエット・アルバム『ALBUM #1』の収録曲。ソフト・ロックなので好きな人は多いが未CD化アルバム。プロデューサーはアル・カーシャー。アレンジは達郎さんの好きなジミー・ワイズナー。
・LET THE BEST MAN WIN
サザン・ソウルへのリクエスト。このところイギリスのエースがフェイムのカタログをものすごい勢いでリイシューしている。特にジョージ・ジャクソンの未発表曲のデモとか未発表テイクなどがCD化されている。そのヴォリュウム2となるコンピ盤『LET THE BEST MAN WIN』から。「LET THE BEST MAN WIN」は1967年から1970年あたりのレコーディング。
・まりやさんと杉真理さん、BOXのコラボ
まりやさんは今月までTBS系列のニュース番組「NEWS23 クロス」のエンディング・テーマ「それぞれの夜」をずっと担当していたが、4月1日から番組がリニューアルして「NEWS23」に変わる。エンディング・テーマはまりやさんが引き続いて担当することになった。新しいエンディング・テーマのタイトルは「Dear Angie ~あなたは負けない」。作詞作曲は杉真理さん。歌はまりやさんで演奏はBOX。
・レコードの国内盤と輸入盤の音質の違い
リスナーから「レコードの国内盤と輸入盤の音質の違い」についての質問。
アナログ盤の時代はどうがんばってもアメリカ盤のアナログ盤の音質に日本のレコードはかなわなかったという。デジタルになってその差が少し薄まったとか。アナログはやはり外盤だという時代がずっと続いたそうだ。
・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。サイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。今週から1986年にセカンド・エディションを出したひとりアカペラのアルバム『ON THE STREET CORNER 1('86 VERSION)』。10名にプレゼント。
・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp
・番組スポンサー
新年度からスポンサーが変わる。蔦屋さんがはずれてJA共済と昭和電工とJAXの3社スポンサーになる。
・(JUST LIKE) ROMEO & JULIET
デトロイトの5人組のヴォーカル・グループ、ザ・リフレクションズの1964年のベスト10シングルで「(JUST LIKE) ROMEO & JULIET」。演奏がうますぎるのでどう考えてもモータウンあたりのミュージシャンがバックを担当していると達郎さん。
リクエストしたリスナーから「最近達郎さんはよりコンディションのいいレコードに買い直されてるとのことですが、もともと所有していたレコードは処分されてるのですか?」という質問。コンディションのよほど悪いものは壁にとめて飾ってるとか。そんなに悪くないものは友だちにあげるそうだ。年に何回かダブリの交換会をやってて、それが楽しいと達郎さん。
・LAST KISS
パール・ジャムの演奏で「LAST KISS」を知ったといリスナーからオリジナルにリクエスト。テキサスのシンガー、J. フランク・ウィルソンがキャバリアーズというバンドをバックに歌った作品。もともとはインディだったが2つ,3つのインディ・レーベルから発展して、わりとメジャーなジョシーというレーベルに買われて1964年全米2位の大ヒットになった。いわゆるデス・ソングで恋人の死について歌った曲で、当時そういうものが流行った時期があった。ウェイン・コクランのカヴァー・ソングだということが今回資料を見てわかったという。
・誕生日メッセージ代読コーナー
今年1月に番組最後の「誕生日メッセージ代読コーナー」を3月いっぱいでやめるとインフォメーションしたところ、たくさんの「やめないでくれ、寂しい」というお便りをもらったのだとか。
「それでいろいろな方のお便りを拝見しましてですね。気が変わりました。引き続きいきます。もともとホント自然発生的にスタートしたものですので、別に僕にとってそれほど大きなものじゃないんじゃないかと思ってましたが、予想以上にみなさん、このコーナーに思い入れの強い方がたくさんいらっしゃいまして、大体2分半で、一週間でご紹介できるのが30枚ぐらいなんです。ですから50週で1500枚。のべで1500ぐらいの方々にしか、そうしたメッセージを代読できませんですので。最近特にそういう具合にハガキ増えてきましたので、ボツにする方がかわいそうかなと思いましたがですね。でもこの2分間で少しでも人の幸せに奉仕できるのなら、そっちのほうがいいんじゃないかと考えが変わりました。リスナーのみなさんの中にはこんなコーナー不要だという、そういうようなお便りをくださる方もいらっしゃいます。このコーナーが終わったら僕は電気を切るとか、そういう方もいらっしゃいますが。それでしたらご勝手にお切りになってください。たった2分半のこのコーナーの、そうした家族のコミュニケーションとか、そういうものにものすごくプラスになってるとかお便りいただきますと、少しでもそうした人の和やかさとか幸せに奉仕するのがこうしたメディアとかラジオとか、ラジオに限らずですね、こうした放送文化の役目だと僕は思いますので、そんなことで喜んでいただけるんだったら続けてみようかなと。ただし最近ホントに枚数が多いので、ボツにされる方は何卒ご勘弁ください。小さなお子さん、一歳とか二歳のお子さんはどうぞ親御さんがご自分でお祝いしてください。いわゆる有名人、芸能人とか政治家の先生とか、そういう方々にも誕生日メッセージは致しません。それだけお含みおきください。なので4月以降も誕生日代読メッセージ、引き続き続けていきますので、またそうしたご所望があればお便りいただきたいと思います。新年度からも何卒よろしくお願い申し上げます」と達郎さん。
・YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
「将来の夢は達郎さんの主治医です」という医学部に入った19歳の女の子からのリクエスト。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
04月07日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp