Sunday Songbook #1602

2023年06月25日 | Sunday Song Book

2023年06月25日プレイリスト「山下達郎ライブ特集」
1. 雨は手のひらにいっぱい / 山下達郎 "2012/02/15 岐阜・長良川国際会議場"
2. GUILTY / 山下達郎 "2017/07/09 中野サンプラザ"
3. エンドレス・ゲーム / 山下達郎 "2016/04/20 岩手県民会館"
4. 風の回廊 (コリドー) / 山下達郎 "2016/04/20 岩手県民会館"
5. プロポーズ / 山下達郎 "2012/03/31 神奈川県民ホール"
6. SOUTHBOUND #9 / 山下達郎 "2019/11/12 ラインキューブ渋谷"
7. 今日はなんだか / 山下達郎 "2012/04/22 青森市文化会館
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
いよいよ今週末30日(金)から今年のツアー「山下達郎 PERFORMANCE 2023」がはじまる。今週はゲネプロ、さいたま市文化センターで通しリハーサルをやって初日を迎える。2008年にツアーを再開してから15年。はじめたとき達郎さんは55歳だったけれど70歳になってしまった。

・山下達郎ライブ特集
今週は前夜祭ならぬ「山下達郎ライブ特集」パート2。『FOR YOU』に続いて『RIDE ON TIME』がアナログとカセットで出たので、その辺のライヴでと言ったが、全然そうではなく、ライヴ・ソースを聴いて「だいたいこんなのがいいんじゃないか」といろいろ散らして選曲したそうだ。

・雨は手のひらにいっぱい
梅雨もそろそろ明けていくのかなという感じだけれど雨の歌。今週はシュガーベイブ時代の雨の歌で「雨は手のひらにいっぱい」。2012年2月15日に岐阜の長良川国際会議場で行われたライヴからP.A.OUT。

・GUILTY
鈴木雅之さんに書き下ろした「GUILTY」のセルフ・カヴァー。2017年7月9日に東京は中野サンプラザのP.A.OUT。
2010年代はそれまでやれなかった曲をいろいろやってみたり、セルフ・カヴァーをやってみたりしている。



・エンドレス・ゲーム
・風の回廊 (コリドー)
2016年4月20日に岩手県民会館で行われたライヴからのP.A.OUT。久しぶりにやった「エンドレス・ゲーム」とそこから「風の回廊 (コリドー)」に続くメドレー。



・今後の予定
来週はいよいよ初日を迎えるのでただの「棚つか」の予定。「ティナ・ターナーの特集をやりたいなと思いますが、その前に坂本くんの特集も(笑)、ふふ、しなきゃなんないし、やることたくさんありますが。まっ、おいおいです」と達郎さん。

・ニュー・シングル
7月26日に通算53枚目のシングル「Sync Of Summer」が発売される。キリンの「午後の紅茶」のCMソング。CMは目黒蓮さんと中条あやみさんの2パターンがある。ジャケット・デザインが公開されていて、アルバム『SOFTLY』に続き、今回もヤマザキマリさんに手がけたもらったそうだ。夏の哀愁漂うジャケット。今週末からはじまるツアーでは7月23日のフェニーチェ堺までの8公演で、ニュー・シングル予約会を行うという。予約特典はジャケットのB3のアート・ポスターで、達郎さんのサインがプリントされている。発売日以降でも会場でニュー・シングルを購入するとプレゼントする予定。またiTunes Storeで本日から「Sync Of Summer」のダウンロード・オーダーもスタートしている。
詳しくはワーナーミュージックの山下達郎サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・山下達郎 PERFORMANCE 2023
今年も全国ホール・ツアー「山下達郎 PERFORMANCE 2023」が決定した。18都市39公演。6月30日から11月6日まで。
8月公演のチケットの一般発売日がはじまっている。26日(月)の18時まで。詳細は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・1600回記念ノベルティ
番組1600回記念の番組オリジナルのノベルティで扇子。名付けて「センスの良い!? サンソン扇子」ロゴ入り扇子を抽選で160名にプレゼント。
プレゼントご希望の方は番組のホームページからアクセスしてご応募してくださいとのこと。メールのみの受付。6月30日午後11時59分締め切り。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

・プロポーズ
珍しいところであんまりかからないやつ。2011年のアルバム『RAY OF HOPE』に入ってる「プロポーズ」。このときのツアーで一回こっきり。2012年3月31日に神奈川県民ホールで行われたライヴから。
曲をかけ終えて。
達郎さんの会社の女子社員が結婚したときに書いた曲で、珍しく、私小説ではないけれど、生活感ある詞。



・SOUTHBOUND #9
「SOUTHBOUND #9」も一回しかやってない。1998年のアルバム『COZY』に入ってる曲。2019年11月12日にLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)で行われたライヴ。



・厩火事(うまやかじ)
福井県敦賀市の超常連のリスナーから、先日、奥さんが僕の部屋に入ってきたとき、買ったばかりのお高いギターケースを蹴り飛ばしてしまい、思わず「ギターは無事か」と言ってしまったという。そしたら奥さんに「あなたは私の足を心配してくれないのか」と怒られてしまったという。翌日も風呂上がりにギターに当たったところが青くなったと足を見せにきたそうだ。ギターが足にぶつかっていたわけでもないのにと思いましたが、達郎さんならこういうときなんて言いますか? というお便り。
「これまるっきり落語の厩火事(うまやかじ)のネタですよ、これは。それはやっぱり足は大丈夫か、でしょう」と達郎さん。厩火事では「お前に怪我されたら遊んでて酒が飲めない」というオチだとか。

・今日はなんだか
今日の最後は頭がシュガーベイブものだったので最後もシュガーベイブもの。2012年4月22日に青森市文化会館で行われたライヴから「今日はなんだか」。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年07月02日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Songbook #1601

2023年06月18日 | Sunday Song Book

2023年06月18日プレイリスト「山下達郎ライブ特集」
1. スプリンクラー / 山下達郎 "2013/12/06 新潟・長岡市立劇場"
2. あまく危険な香り / 山下達郎 "2022/10/07 金沢 本田の森ホール"
3. RECIPE / 山下達郎 "2022/10/07 金沢 本田の森ホール"
4. 人力飛行機 / 山下達郎 "2022/10/07 金沢 本田の森ホール"
5. THE WAR SONG / 山下達郎 "2014/10/10 名古屋 BOTTOM LINE"
6. RAINY DAY / 山下達郎 "ジョイ" '89 "1986/07/30 中野サンプラザ"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
リハーサルをやりながら、レコーディングをやりながら、番組をやりながら、三つ巴で、ちょっと忙しいと達郎さん。あと十日ほどでライヴの初日が開くので、ライヴのリハーサルも追い込み。
「どんな曲をやろうかなどという、今年はギターが変わりましたのでですね、レパートリー幅がちょっと、あの、初めての人なので狭まりまして、その分どうしょうかと、いろいろがんばってやっておりますが。メンバー一同明るくやっとります。もうあと少しでライヴの初日(泣きそうな声)、でございます。がんばってやりたいと思います」と達郎さん。

・山下達郎 PERFORMANCE 2023
今年も全国ホール・ツアー「山下達郎 PERFORMANCE 2023」が決定した。18都市39公演。6月30日から11月6日まで。
チケットの一般発売日などの詳細は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/news/
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・山下達郎ライブ特集
今週は聴取率週間なので、そんなときはライヴ特集でしのぐしかない。今週は「山下達郎ライブ特集」。一週間では間に合わないので来週も。ツアーがはじまるので前夜祭という感じ。先週は『FOR YOU』に続いて『RIDE ON TIME』のアナログ盤が出たりで、その辺でと言ったが、いろいろ音源をあたっていると、そうもいかなくなり、結局バラバラだけれど、今週は昨年のツアーのライヴ・ソース、来週はランダムという感じ。全部P.A.OUT。

・スプリンクラー
雨の季節、梅雨の時期なので「雨の歌」。2013年12月6日、新潟の長岡市立劇場でのP.A.OUT「スプリンクラー」。

2019年までツアーをやって、2020年、2021年あいだ2年開いて、昨年2022年に再開。昨年のツアーは今年までずれ込んだけれど49公演。「おかげさまでいつものような感じでございますが」と達郎さん。今回は昨年のツアーから前半何曲か。昨年2022年10月7日、金沢の本田の森ホール、旧石川厚生年金会館。達郎さんの好きなホールからメドレーになってるのを続けて。時間の関係でMCはカットしている。

・あまく危険な香り
・RECIPE
・人力飛行機



1982年の「あまく危険な香り」は「いまだに、まだ、やれ、Tripping Outのパクリとか、まだそういうことを言うひとがいますけれども。天地神明(笑)、にかけてTripping Outのパクリじゃないです。もう何十回言ってもわからないというですね」と達郎さん。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。
5月の『FOR YOU』に続いて6月は『RIDE ON TIME』。オリコン週間アルバム・ランキング5位。1980年10月27日付けチャートインして以来、42年8ヶ月ぶりのトップ10入り。邦楽系の同一作品トップ10入り最長インターバル。先月の『FOR YOU』で記録した最長インターバルを自己更新した。「わけわかりません。えぇ。27のときの作品が70になって話題になるというのが、キツネにつままれたような感じでございますが。でもありがたいことであります」と達郎さん。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・1600回記念ノベルティ
番組1600回記念の番組オリジナルのノベルティで扇子。名付けて「センスの良い!? サンソン扇子」何だそれ(笑)。ロゴ入り扇子を抽選で、1600回なので1600名にプレゼントと行きたいところだがJFNらしく160名にプレゼント。
プレゼントご希望の方は番組のホームページからアクセスしてご応募してくださいとのこと。ハガキはダメでメールのみの受付。6月30日午後11時59分締め切り。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

・THE WAR SONG
後半はこういうご時世なので「THE WAR SONG」。2014年10月10日に名古屋のライヴハウスBOTTOM LINEでのライヴ。

・使い続けているもの
名古屋市のリスナーから「達郎さんは何かずっと使い続けているものありますでしょうか」という質問。
達郎さんは1976年、23歳のときに三ツ矢サイダーのCMをやって、それがACCというCMの賞で編曲賞を受賞した。そのときに広告代理店の方からミネルバのストップ・ウォッチをもらったそうだ。達郎さんはデジタルのストップ・ウォッチはダメなので、それ以来ずっとそのアナログのストップ・ウォッチを使っていて、数年前に壊れたときミネルバに修理に出してちゃんと戻ってきて今でも愛用しているとか。他に万年筆もあったが、ウォーターマンの万年筆は修理できなかったという。

・RAINY DAY
季節柄「RAINY DAY」にリクエスト。現在のリズム・セクションでは一度も演奏してないそうだ。とにかくレパートリーが多すぎて間に合わないとか。「古い曲をやると新曲はやらないのかと。新曲ばかりやると古い曲はないのかと四方八方。そういうのは二十代三十代のお若い方に言ってやってください。こういう年寄りは好きな曲を好きなようにやる。そういうご時世でございます」と達郎さん。なのでライヴ・アルバム『JOY』のライヴ・ヴァージョン。1986年7月30日、中野サンプラザでの「RAINY DAY」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年06月25日は、引き続き「山下達郎ライブ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Songbook #1600

2023年06月11日 | Sunday Song Book

2023年06月11日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. DAYDREAM / 山下達郎 '80 06月07日アナログLP・カセット再発
2. LONELY TOO LONG / THE YOUNG RASCALS '66
3. RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH (1973 VERSION) / IKE & TINA TURNER "NUTBUSH CITY LIMITS" '73
4. BLACK COFFEE / IKE & TINA TURNER "FEEL GOOD" '72
5. TAKE ME TO THE RIVER / SYL JOHNSON "TOTAL EXPLOSION" '75
6. YESTERDAY, WHEN I WAS YOUNG / ROY CLARK '69
7. YOU GOT TO BE THE ONE / MARYANN FARRA & SATIN SOUL "NEVER GONNA LEAVE YOU" '75
8. TILL THEN / THE MILLS BROTHERS '44
9. CHEER UP! THE SUMMER / 山下達郎 "ソフトリー" '22
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
サンデー・ソングブックは1992年10月に番組をスタートして本日6月11日に1600回を迎えることになった。

・棚からひとつかみ+リクエスト
リハーサルが続いていて「リクエスト特集」がずっと続いているが、本日は気持ちだけでも「棚からひとつかみ」、リクエストを交えて「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・DAYDREAM
6月7日に発売された『RIDE ON TIME』も好評。43年前のアナログ再発で、「正直申し上げて訳がわかっておりません(笑)。すごい時代だなと思います。ありがたいことに」と達郎さん。1980年のアルバム『RIDE ON TIME』から「DAYDREAM」にたくさんのリクエストが集まっているそうだ。

・LONELY TOO LONG
達郎さんが生まれて初めて買ったアルバムが、ヤング・ラスカルズのセカンド・アルバム『COLLECTIONS』。ここからのシングル・カット「LONELY TOO LONG」。アルバム・ヴァージョンは2分59秒。当時はそれでも長いので2分半以内に縮められた。1967年、全米16位。今日はアルバム・ヴァージョン。

・RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH (1973 VERSION)
ティナ・ターナーの訃報が届いた。享年83歳。アイク&ティナ・ターナーの代表作はフィル・スペクターがプロデュースした1966年の「RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH」。この曲を1973年のアルバム『NUTBUSH CITY LIMITS』で普通の演奏でやっている。達郎さんはスペクターのヴァージョンより好きなのだとか。今日は1973年のアルバム『NUTBUSH CITY LIMITS』に収められている「RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH」。

・BLACK COFFEE
アイク&ティナ・ターナーは日本で初期の作品が全くリリースされておらず知名度がイマイチ。1960年代後半の「PROUD MARY」のヒットでようやく日本で知られるようになった。お色気路線と解釈されていて、歌の本当の実力とかがなおざりにされている。ハンブル・パイの1973年のアルバム『EAT IT』に収録されている「BLACK COFFEE」がすごく良くて、オリジナルを調べたらアイク&ティナ・ターナーの1972年のアルバム『FEEL GOOD』に入っていた。このアルバムの「BLACK COFFEE」を聴いてぶっ飛び、それから集め出したが、何しろ数が多すぎて大変、当時達郎さんは二十歳そこそこでお金がない、そういう時代だった。この「BLACK COFFEE」を聴くとティナ・ターナーに目覚めた時代を思い出すそうだ。
曲をかけ終えて。
「ティナ・ターナーの特集をやろうかな。アイク&ティナ・ターナーの曲を並べるだけで55分埋まっちゃうから。やってみましょうかね。ツアーはじまってからです。はい。ご冥福をお祈りいたします。ティナ・ターナー、素晴らしいシンガーです、本当に」と達郎さん。

・TAKE ME TO THE RIVER
こういう後にかける曲に困るけれどリクエストに助けられて。三重県亀山市のリスナーからシル・ジョンソンの「TAKE ME TO THE RIVER」にリクエスト。アル・グリーンの作品でシル・ジョンソンが1975年、ソウル・チャート7位、全米48位。その後、1979年にトーキング・ヘッズがカヴァー。
シル・ジョンソンは南部生まれのシカゴ育ち。メンフィスのハイ・レコードに移籍して何作かヒットを出し、来日もした。

・YESTERDAY, WHEN I WAS YOUNG
北海道釧路市の超常連のリスナーから、カントリー畑の大物、ロイ・クラークにリクエスト。シンガーというよりかはギタリストとかマルチ・プレーヤーで有名。歌を歌っても渋い人。ロイ・クラークの最大ヒット、1969年、全米19位の「YESTERDAY, WHEN I WAS YOUNG」。原曲はシャルル・アズナヴールの1964年の作品「Hier encore」。

・ライヴ特集
来週はまた恐怖の聴取率週間。リハーサルもやっているので「ライヴ特集」で逃げたいとのこと。『RIDE ON TIME』が出ているので「RIDE ON TIME」のライヴ・ヴァージョンとかそういうのでお茶を濁す。

・ニュー・シングル
7月26日に通算53枚目のシングル「Sync Of Summer」が発売される。キリンの「午後の紅茶」のCMソングでオンエアされていて、目黒蓮さんと中条あやみさんが出演している。カップリングは今年の春にドラマの主題歌になった「LOVE'S ON FIRE」、菅田将暉さんがミスドのCMで歌っている「DONUT SONG」のオリジナル・ヴァージョンのリマスター音源。それぞれのカラオケが付いている。詳しくはワーナーミュージックの山下達郎サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・1600回記念ノベルティ
1600回記念の番組オリジナルのノベルティで扇子。現在作成中。来週詳しく応募先などを告知。

・YOU GOT TO BE THE ONE
リクエストはマリアン・ファーラー&サテン・ソウル。シカゴのグループで1975年にブランズウィックにアルバム『NEVER GONNA LEAVE YOU』が出ている。バリー・ホワイト風の「YOU GOT TO BE THE ONE」。ユージン・レコードの曲。

・TILL THEN
ドゥー・ワップ・グループのクラシックスの1963年の「TILL THEN」のオリジナルにリクエスト。1944年のミルス・ブラザーズのヒット・ナンバー。全米8位、当時のリズム&ブルース・チャートでNO.1。

・CHEER UP! THE SUMMER
札幌市のリスナーからのリクエスト。伝統楽器を生業していて舞台に入る前に「CHEER UP! THE SUMMER」を聴いてるというお便りとリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2023年06月14日は、「山下達郎ライブ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Songbook #1599

2023年06月04日 | Sunday Song Book

2023年06月04日プレイリスト「リクエスト特集」
1. いつか (SOMEDAY) / 山下達郎 '80 06月07日アナログLP・カセット再発
2. NOTHING FROM NOTHING / BILLY PRESTON '74
3. FRESH AIR / QUICKSILER MESSENGER SERVICE "JUST FOR LOVE" '70
4. THAT'S THE WAY IT'S GOT TO BE (BODY & SOUL) / SOUL GENERATION '72
5. GIVE YOUR BABY A STANDING OVATION / THE DELLS '64
6. PASSION FLOWER / THE FRATERNITY BROTHERS '57
7. ME JAPANESE BOY, I LOVE YOU / BOBBY GOLDSBORO '67
8. MY SUGAR BABE / 山下達郎 "ライド・オン・タイム" '80 06月07日アナログLP・カセット再発
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前日の土曜日に収録。全国ツアーのリハーサルと並行してレコーディング。いろいろとやってるので結構テンパってるそうだ。

・リクエスト特集
そろそろ梅雨入りなので「雨の歌」を選曲していたが、一昨日は活発な梅雨前線と台風2号による大雨が降った。大雨の被害に遭われた方々が少なからずいるので、選曲を変えての「リクエスト特集」。

・いつか (SOMEDAY)
76年から82年まで在籍していたRCA/AIR レーベルから、リリースの新しい順番に毎月アナログ盤とカセットで再発する「TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection」。今週水曜日、6月7日に『RIDE ON TIME』(1980年)、23年ぶりのアナログ盤、そしてカセットがリイシュー。アルバムからお馴染み一曲目の「いつか (SOMEDAY)」。

・NOTHING FROM NOTHING
ビリー・プレストン、1974年、全米NO.1の「NOTHING FROM NOTHING」。

・FRESH AIR
クイックシルバー・メッセンジャー・サービスにディノ・ヴァレンティが加わった最初のヒット曲「FRESH AIR」。リクエストは『FILLMORE THE LAST DAYS』のライヴ・ヴァージョンだったが、達郎さんが御所望のヴァージョンを見過ごしてしまい、今日は1970年のアルバム『JUST FOR LOVE』からレコーディング・ヴァージョンでご勘弁をとのこと。
曲をかけ終えて。当初、クイックシルバー・メッセンジャー・サービスはギター2本、ベース、ドラムのカルテットだったが、ディノ・ヴァレンティというヴォーカリストが加わり、1970年のアルバム『JUST FOR LOVE』にはニッキー・ホプキンスがピアノで加わり、グッと厚みが増し、グローヴァルな音になっている。

・THAT'S THE WAY IT'S GOT TO BE (BODY & SOUL)
相変わらずヴォーカル・グループ系にたくさんリクエストが来ている。今日はソウル・ジェネレーション。イースト・コーストのオーディションで選ばれた4人組のヴォーカル・グループ。1972年、全米ソウル・チャート27位の「THAT'S THE WAY IT'S GOT TO BE (BODY & SOUL)」。きれいな裏声はクリフ・パーキンス。

・GIVE YOUR BABY A STANDING OVATION
ザ・デルスの1973年の全米ソウル・チャート3位でミリオン・セラーの「GIVE YOUR BABY A STANDING OVATION」。最初に裏声で歌いはじめる人はジョニー・カーターで、続いてマーヴィン・ジュニアの野太い声がフォローする、たまらない一作。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・ライナー追加
2002年にアナログ盤、CDを再発したときのライナーに、今回新たにライナーを追加してるとのこと。

アナログ盤の予約販売について「完全予約でないと赤字になるのでしょうか」というお便りを読んで。
今の日本にはアナログ盤の生産能力がないので、完全予約でないと赤字ではなく、完全予約でないとプレスができない。追加プレスというのが自由にできないので、限定的にプレスするしかないというのが現状。今後、アナログ盤の販売が伸びてゆくのかわからないので、世界的にも慎重に販売が行われているそうだ。月間生産能力が限られているので取り合いになっている。

・PASSION FLOWER
ザ・ピーナッツの「情熱の花」の原曲にリクエスト。もともとは「エリーゼのために」のメロディを使って、1957年にフラタニティ・ブラザーズというヴォーカル・グループが取り上げたが、アメリカでは鳴かず飛ばず。1958年にイタリアでヒットした。「PASSION FLOWER」という英語の歌だったが、それをカテリーナ・ヴァレンテがフランス語とドイツ語で出してヨーロッパ全体でヒットした。このフランス語版をピーナッツが日本語の訳詞にして出したのが「情熱の花」。オリジナルのフラタニティ・ブラザーズのメンバーで、後にウエストコーストで大活躍するのがペリー・ボトキン・ジュニア。このときはバニー・ボトキンという名前だった。1957年のフラタニティ・ブラザーズ「PASSION FLOWER」。なおこのヴァージョンは今年の新春放談で宮治淳一さんが持ってきたシングル。

・ME JAPANESE BOY, I LOVE YOU
バート・バカラックが亡くなってから毎週バート・バカラックのリクエストが引きも切らないという。これもその中の一枚。ボビー・ゴールズボロウの1964年、全米74位の「ME JAPANESE BOY, I LOVE YOU」。後にハーパス・ビザールのカヴァーで達郎さんは知ったとか。

・中古レコード
千葉県茂原市の超常連のリスナーから中古レコードの前の持ち主についてのお便りを読んで。
「私が中古レコードを買っていたときはハンコが押してあったり、日本盤の歌詞カードに線が引いてあって訳が書いてあるとか、下にビルボードのチャートが書いてあったりとか、いろんな人がいました。えぇ。昔、大滝詠一さんのレコード棚を見ますと、全部自分の名前のハンコが押してありましてですね、そういう、へへっ」と達郎さん。

・MY SUGAR BABE
6月7日にアルバム『RIDE ON TIME』がリイシューされる。「何度でも申し上げますが若干訳がわからない世界でございます(笑)。43年ぶりの『RIDE ON TIME』再発。アナログとカセットのみ」。アルバムから「MY SUGAR BABE」。

・番組の終わりに
「リハーサルも佳境に入ってきましたが、リハーサルの合間にレコーディングが入ってるという(笑)、無茶なスケジュールでやっておりますが、そんなにパツンパツンじゃないので大丈夫なんですけれども。打ち込みに精を出さないといけません。繰り返し申し上げますが一昨日の豪雨の被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。お早い復旧をお祈り申し上げております」と達郎さん。

来週もリクエスト特集の予定だが「棚つか」になるかもしれないとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2023年06月11日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする