Sunday Song Book #1555

2022年07月31日 | Sunday Song Book

2022年07月31日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. AMAZING LOVE / KINKI-KIDS 7月27日発売ニュー・シングル
2. LITTLE GREEN BAG / GEORGE BAKER SELECTION '70
3. DO THE SURFER JERK / THE IN CROWD '65
4. I'M GONNA MISS YOU / THE ARTISTICS '66
5. I.O.U.ME / BE BE & CE CE WINANS '87
6. AIN'T NO WAY / ARETHA FRANKLIN "LADY SOUL" '67
7. BEGIN THE BEGUINE / CYRIL ORNADEL & THE STARLIGHT SYMPHONY "THE MUSIC WORLD OF COLE PORTER" '60
8. ANYONE WHO HAD A AHEART / DIONNE WARWICK '64
9. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('92)
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■内容の一部を抜粋
・近況
「本日の山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブックは、山下達郎さんの新型コロナ・ウイルスへの感染が判明する前に収録を行ったものです。そのため先週に引き続き納涼リクエスト大会をお届けします」

・納涼リクエスト大会
今週は1555回めのサンデー・ソングブック。「なんか並びがいい。ただそれだけ」と達郎さん。「納涼リクエスト大会」は3週め。

・AMAZING LOVE
7月27日発売の「AMAZING LOVE」。KinKi Kidsは今年でデビュー25周年になるそうだ。25周年記念シングル「AMAZING LOVE」は達郎さんの作曲でKinKi Kidsの二人が共同で作詞。

・LITTLE GREEN BAG
ジョージ・ベイカー・セレクションはオランダのバンド。「LITTLE GREEN BAG」は1970年に日本でCMに使われて結構売れたそうだ。全米でも20位。当時、ショッキング・ブルーとかオランダからヒットを出すグループがたくさん出た。達郎さんの好きなプロデューサーのジェリー・ロスがオランダのロック・シーンに目を付けてアメリカに連れてきてヒットを出した。

・DO THE SURFER JERK
季節柄、サーフィン・ホットロッドものにリクエストがきているそうだ。今週はジ・イン・クラウド。実体が全然わからないが、昔NHKのサーフィン・ホットロッドの特集でずいぶんかけたことがあるとか。この曲はラジオでかけるのは初めて。1965年のムジコ・レーベルからのシングルで「DO THE SURFER JERK」。

・I'M GONNA MISS YOU
福岡市の超常連のリスナーからジ・アーティスティックスにリクエスト。ジ・アーティスティックスだとまずはこれ、と達郎さん。1966年のアルバム『I'M GONNA MISS YOU』のタイトル曲「I'M GONNA MISS YOU」。シングル・カットされて全米R&Bチャート9位。ジ・アーティスティックスはシカゴの4人組のヴォーカル・グループでブランズウィックからのデビュー・シングル。

・I.O.U.ME
ゴスペル関係のリクエストもずいぶん多く、今日はこれ。ビービー&シーシー・ワイナンズはワイナンズ・ファミリーというデトロイトのゴスペル・グループで、ファミリーが10人くらいいる。その末の兄妹、ビービーとシーシーのデュオがいちばんヒットが多い。1987年の「I.O.U.ME」が最初にチャートインしたシングルで全米ソウル・チャート77位。

・AIN'T NO WAY
練馬区の超常連のリスナーからのリクエストは「アレサ・フランクリンの曲で達郎さんのお気に入りをお願いします」というもの。アレサ・フランクリンで一曲は難しいけれど、達郎さんは60年代のアレサ・フランクリンで育ったので、生涯のベスト・アルバムは『LADY SOUL』。『LADY SOUL』のB面のラストに収録。1968年のシングル「SINCE YOU'VE BEEN GONE」のカップリングで発表されたが、R&Bチャート9位、全米でも16位まで上がった「AIN'T NO WAY」。作曲はキャロリン・フランクリン。

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。9月公演のチケットの一般発売日は本日7月31日(日)18時まで。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ツアー・グッズ
いつもは数量限定で販売していたご当地のアルミプレートは、今回のツアーでは売り場の混雑を避けるため、アルミプレート一点に関しては通販のみで販売。7月公演分のアルミプレートは8月6日(土)お昼12時から山下達郎オンライン・ショップにて販売。限定商品のため予定枚数終了で販売終了になる。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
https://shop.fannect.jp/tatsuro/pc/

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』のアナログ盤とカセットテープを追加生産することになったそうだ。
「ですのでオークションなどで高額でご購入されないようにお気をつけ下さい」と達郎さん。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・BEGIN THE BEGUINE
先週はブラジル音楽、今週はイージー・リスニング。しかもかなり深いところにリクエストが来たとか。シリル・オーナデル指揮、ザ・スターライト・シンフォニー・オーケストラの「BEGIN THE BEGUINE」(1960年)。シリル・オーナデルはイギリスの作曲家で、ミュージカルの音楽をずいぶんやっている。イージー・リスニングのコンダクトもずいぶんやっている。ザ・スターライト・シンフォニー・オーケストラ・ウィズ・シリル・オーナデルで1960年に出たと思われる『THE MUSIC WORLD OF COLE PORTER』。なぜか達郎さんは持っているという。どこで買ったのか、いつ買ったのかのかも覚えてないそうだ。そのアルバムに入ってる。マーティン・デニーの「QUIET VILLAGE」(1959年)の直後なのでエキゾチックなアレンジで「BEGIN THE BEGUINE」を演奏している不思議なトラック。

・ANYONE WHO HAD A HEART
バカラックものにもずいぶんリクエストが来てるそうだ。今日はディオンヌ・ワーウィックの「ANYONE WHO HAD A HEART」は1964年、全米8位。ディオンヌ・ワーウィックとバート・バカラックの代表作。

・カッティング・マシーン
東京都(千葉県?)茂原市の超常連のリスナーから「70年代のアナログの再発はオリジナルには遠く及ばない」という達郎さんの発言に関しての質問。
アナログ盤はビニールに針で溝を刻むが、溝を刻むのをカッティング・マシーンと言う。カッティング・マシーンは1974年に最後に作られて以来、全くリニューアルされていない。ごく一部1978年にマイナー・チェンジしたが、世界中で稼働しているカッティング・マシーンはすべて1974年が最後の製品なので、それ以降は全く作られていない。それを使ってる上に、フル稼働したアナログ・テープは音質劣化が甚だしいので、どう考えても2022年にアナログ盤を作るのは、当時の1978年ごろにフレッシュさが追いつかない。新しくカッティング・マシーンを作れば、3Dプリンターでできるんじゃないか、と考えるけれど、誰もやろうとはしない。利益効率とあとは利権とかそういうもの。

・BLOW
横浜市の25歳のリスナーから司法試験に合格したとのお便り。「がんばって勉強してください」と達郎さん。今日の最後は「BLOW」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年08月07日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1554

2022年07月24日 | Sunday Song Book

2022年07月24日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. AMAZING LOVE / KINKI-KIDS 7月27日発売ニュー・シングル
2. SUMMERTIME BLUES / EDDIE COCHRAN '58
3. TELL IT TO THE RAIN / THE FOUR SEASONS '66
4. WALK WITH ME, TALK WITH ME DARLING / THE FOUR TOPS "NATURE PLANNED IT" '72
5. IT'S A DISCO NIGHT / THE ISLEY BROTHERS '79
6. TUDO O QUE VOCE PODIA SER / MILTON NASCIMENTO & LO BORGES "CLUBE DA ESQUINA" '72
7. JUST AS LONG AS YOU ARE THERE / VANESSA PARADIS '93
8. LOVE IS BLIND / JANIS IAN '76
9. RESCUE ME / FONTELLA BASS '65
10. MIDNIGHT RAIN / KINKI-KIDS 7月27日発売ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
「本日の山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブックは山下達郎さんの新型コロナ・ウイルスへの感染が判明する前に収録を行ったものです。そのため、予定通り納涼リクエスト大会をお届けします」

・近況
番組の収録は7月16日(土)、17日(日)の東京NHKホールが終わったところ。

・納涼リクエスト大会
番組にはニュー・アルバム『SOFTLY』を聴いた人たちと全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」を観に行った人たちのお便りが山のように届いているそうだ。今週も先週に引き続いて「納涼リクエスト大会」。

・AMAZING LOVE
今週、7月27日発売の「AMAZING LOVE」。KinKi Kidsは今年でデビュー25周年になるそうだ。25周年記念シングル「AMAZING LOVE」は達郎さんの作曲でKinKi Kidsの二人が共同で作詞。

・SUMMERTIME BLUES
夏の定番、エディ・コクラン「SUMMERTIME BLUES」。64年前の曲。

・TELL IT TO THE RAIN
ザ・フォー・シーズンズの「TELL IT TO THE RAIN」は1966年から1967年にかけてのベスト10ヒット。

・WALK WITH ME, TALK WITH ME, DARLING
フォー・トップスの1972年のアルバム『NATURE PLANNED IT』のB面最後に入ってる「WALK WITH ME, TALK WITH ME, DARLING」。
曲をかけ終えて。「リーヴァイ・スタップの素晴らしい歌」と達郎さん。

・IT'S A DISCO NIGHT
アイズリー・ブラザーズにはコンスタントにリクエストがある。今日は1979年のアルバム『WINNER TAKES ALL』から「IT'S A DISCO NIGHT」。達郎さんがアイズリーの曲でいちばん好きな一曲。

・TUDO O QUE VOCE PODIA SER
最近はブラジルもののリクエストやイージー・リスニングのリクエストが目に見えて増えてきているそうだ。そういう曲がかかる番組が少なくなってる証拠かなという感じがしているとか。ミルトン・ナシメント&ロ・ボルジェスの1972年のアルバム『CLUBE DA ESQUINA』リリース50周年ということで、A面一曲め「TUDO O QUE VOCE PODIA SER」にリクエスト。邦題は「君がなることができたすべて」。
曲をかけ終えて。「不思議なコード進行。我々はミルトン・ナシメントはアース、ウインド&ファイア経由で知りましたが。でも来日公演も観に行きました。素晴らしいライヴでありました。そんなことを思い出します。珍しく(笑)」と達郎さん。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』のアナログ盤とカセットテープを追加生産することになったそうだ。近日中に発表とのこと。
「ですので転売屋とかオークションで高額で購入されないようお願いします」と達郎さん。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。9月公演のチケットの一般発売日は7月27日(水)からはじまる。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ビートルズ
練馬区の若いリスナーから「達郎さんがあまりビートルズに影響を受けてないようなのが意外でした」というお便り。
ビートルズは基礎教養。来日したときは学校のクラスの半分が行ったのでプログラムは持ってるとか。アルバム『HELP!』ぐらいまでだったら、大体そらで歌えるそうだ。でもプロのミュージシャンになってからは聴くと絶対影響を受けるから、なるべく聴かないようにしてきたという。「でもビートルズを歌えと言われればすぐにでも歌えます。そういうへそまがりなものです」と達郎さん。

・JUST AS LONG AS YOU ARE THERE
ヴァネッサ・パラディの「JUST AS LONG AS YOU ARE THERE」、邦題は「あなたがいる限り」は1993年、全英53位。レニー・クラヴィッツのプロデュース。

・LOVE IS BLIND
ジャニス・イアンの1976年のアルバム『AFTERTONES』に収録の「LOVE IS BLIND」。日本ではシングル・カットされて大ヒットした。日本での洋楽ヒットの1,2位を争う記録を持っているとか。「でもその割には暗い曲なの」と達郎さん。

・RESQUE ME
札幌市のリスナーから、父の日に39歳の息子からプレゼントされたリンダ・ロンシュタットのアルバムに、メリサ・マンチェスターも歌っていた「RESQUE ME」が入ってたので調べたら、もともとはフォンテラ・バスの1965年の曲だと知りました、よい音で聴きたいのでリクエストとのこと。
フォンテラ・バスはアート・アンサンブル・オブ・シカゴのレスター・ボウイの奥さんとして知られている。ゴスペルから出てきた人で、「RESQUE ME」は1965年に全米4位、R&BチャートではNO.1を4週続けた。

・アルバム・タイトル
久留米市の超常連のリスナーから「『CIRCUS TOWN』や『僕の中の少年』のようにアルバム・タイトルで同名の曲が入る場合、1.曲はすべて完成していてタイトルに一推しの曲をいくつもの中からチョイス。2.アルバム・タイトルが決まった後、タイトル・イメージに合う曲作りをされる。よろしくご教授ください」という質問。
「そんなもん聞いてどうすんだ。アレですよ、適当です。全く適当です。でも『僕の中の少年』は本来それをタイトルにしようと思って考えましたが、『CIRCUS TOWN』とかあの頃はですね、LOVE SPACEが入ってるから『SPACY』とか、とにかく適当です。永遠のFULL MOONだから『MOONGLOW』とか。みんなそうですよ。あんまりそんな複雑なこと考えてませんからね、みんなね」と達郎さん。

・MIDNIGHT RAIN
7月27日発売のKinKi Kidsのニュー・シングル「AMAZING LOVE」のカップリングは「MIDNIGHT RAIN」。竹内まりやさんの作詞作曲でバラードもの。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年07月31日は、引き続き「納涼リクエスト大会」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1553

2022年07月17日 | Sunday Song Book

2022年07月17日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. AMAZING LOVE / KINKI-KIDS 07月27日発売ニュー・シングル
2. BROTHER, BROTHER / CAROLE KING "MUSIC" '71
3. THE TWILIGHT / THE BAND '76
4. HOUND DOG / "BIG MAMA" THORNTON '53
5. A LITTLE LOVE / AURRA '82
6. LIKE A LOVER / SERGIO MENDEZ & BRASIL '66 "LOOK AROUND" '68
7. 太陽の背中 / ハルナ "ホームタウン" 07月06日発売ニューアルバム
8. BEAUTY IN ALL / 宮里陽太 "プレシャス" 07月13日発売 ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアー真っ最中なので相変わらず番組は前倒しで収録している。7月1日、2日の大阪フェスティバホール、9日、10日の広島文化学園HBGホールが終わって、昨日16日(土)と今日17日(日)は東京のNHKホール。今日で10本、ツアーの5分の1。今週末は北海道に行って23日(土)と24日(日)は札幌文化芸術劇場 hitaru。先週の放送は遥か昔の前倒し収録、今日の収録はそれほどでもないそうだが、何をやったのか覚えてないという感じなのだとか。

・納涼リクエスト大会
7月になるとサンデー・ソングブックは毎年恒例の「納涼リクエスト大会」。「世情は騒然としておりますが、私の番組は平常心で行っております」と達郎さん。

・AMAZING LOVE
KinKi Kidsは今年でデビュー25周年になるそうだ。25周年記念シングル「AMAZING LOVE」は達郎さんの作曲でKinKi Kidsの二人が共同で作詞。7月27日発売。

・BROTHER, BROTHER
キャロル・キングの1971年のアルバム『MUSIC』のA面の一曲め「BROTHER, BROTHER」。『TAPESTRY』のバケモノヒットに続くアルバムだが、達郎さんは『MUSIC』の方が好きなんだそうだ。「ドラムがないのにこのグルーヴ」と達郎さん。

・THE TWILIGHT
ザ・バンドの「THE TWILIGHT」は『NORTHERN LIGHT, SOUTHERN CROSS』、邦題『南十字星』のアウトテイクで、1976年にシングル・カットされた。

・HOUND DOG
映画『エルヴィス』に子どもの頃のエルヴィスがビッグ・ママ・ソーントンの歌にノックアウトされるエピソードがあり、ビッグ・ママ・ソーントン「HOUND DOG」にリクエスト。ビッグ・ママ・ソーントンは体の大きな黒人女性シンガーで、ゴスペルで鍛えた喉でひじょうにユニークな歌い方をするビッグ・ネームの一人。「HOUND DOG」はリーバー/ストーラーがプロデュースし、1953年、R&Bチャート7週間連続NO.1。この数年後にエルヴィス・プレスリーがカヴァーして、またさらに売れた。

・細野晴臣さん
ニュー・アルバム『SOFTLY』のプロモーションの中で雑誌BRUTUSの細野晴臣さんのインタビューが興味深かったというリスナーからのお便りを読んで。
「あの細野さんのインタビュー。本当にありがたいインタビューでありました。なんか機会があればまた仕事ができることを」と達郎さん。

・A LITTLE LOVE
オーラはスレーヴのメンバーが独立して結成したファンク・グループ。1982年に出したシングル「A LITTLE LOVE」はゴリゴリのファンク。全米ソウル・チャート36位。

・LIKE A LOVER
セルジオ・メンデス&ブラジル'66の1968年のアルバム『LOOK AROUND』から「LIKE A LOVER」。
曲をかけ終えて。「ふしぎーなストリングスのアレンジはディック・ハザードでありました」と達郎さん。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日に発売。16日(土)と17日(日)のNHKホールでは会場内で販売しており、チケットがなくても購入できる。会場内でニュー・アルバム『SOFTLY』を購入すればもれなく直筆サイン色紙をプレゼントするとのこと。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・肖像画
ヤマザキマリさんによるアルバム『SOFTLY』の肖像画の実物のサイズはLPサイズより二回りほど大きい8号サイズだとか。自宅ではなく仕事場に飾っているそうだ。

・太陽の背中
今週の番組後半は関係各位のアルバムの紹介。ツアーのコーラス・トップを担当しているハルナさん。7月6日にソロ・アルバム『HOMETOWN』をリリース。佐橋佳幸さんのプロデュース・アレンジで作られた全10曲。いわゆるシンガー・ソングライターでキャロル・キングとかそういう感じ。達郎さんは2曲コーラスで参加。今日は1曲めに入ってる「太陽の背中」。達郎さんが一人でコーラスをやっている。ハルナさんはソプラノだが、この曲はレンジが低めで、あまり上にコーラスが行くのはよくないなと思ったとか。男だけのコーラスで低めにとっているという。バックのアレンジは佐橋佳幸さんで、コーラスのアレンジは達郎さん。

・BEAUTY IN ALL
ツアー・メンバーでサックスを担当している宮里陽太さん。4枚めのアルバム『PRECIOUS』が7月13日に発売。この間、一緒にやっている人たちとクァルテットを編成。宮川純(piano)、川村竜(bass)、山田玲(drums)、そして宮里陽太(sax)。達郎さんはエグゼクティヴ・プロデューサー。一曲が長いので、今日はいちばん最後に入ってるピアノとのデュオで「BEAUTY IN ALL」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年07月24日は、引き続き「納涼リクエスト大会」(予定)
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Sunday Song Book #1552

2022年07月10日 | Sunday Song Book

2022年07月10日プレイリスト「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. MAGIC WAYS / 山下達郎 "ビッグ・ウエイブ" '84
2. LET'S GO ! (PONY) / THE ROUTERS '62
3. KAREN / THE SURFARIS '64
4. OYE COMO VA / SANTANA "ABRAXAS" '70
5. SEND IT TO ME / GRADYS KNIGHT & THE PIPS '86
6. THE TRACKS OF MY TEARS (LIVE) / SMOKEY ROBINSON "SMOKIN'" '79
7. I'LL NEVER FIND ANOTHER YOU / THE SEEKERS '65
8. SUITE FOR 20G / JAMES TAYLOR "SWEET BABY JAMES" '70
9. 人力飛行機 / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。7月1日、2日の大阪フェスティバルホール公演と昨日9日の広島文化学園HBGホール公演の初日はうまくやってるはずとのこと。ツアーは続行中で今日10日は広島文化学園HBGホール公演二日め。今週の土日、16日17日は東京に戻って改修になったNHKホール。

・リクエスト+棚からひとつかみ
今週も先週に引き続いて「リクエスト+棚からひとつかみ」。

・MAGIC WAYS
夏本格化のはずなので夏向きの曲。達郎さんは300曲近く作ってきたけれど、自分で弾きながら歌えない曲が何曲かあるそうだ。「MAGIC WAYS」はそれのいちばん典型だとか。一度もライヴでやったことがない、というかできない一曲。

・LET'S GO ! (PONY)
前倒しなので様子が全くわからないとか。もう夏なのでサーフィン・ホットロッドのインストもの。日本ではFENのジム・ピューターズ・ショーのテーマとしてお馴染みのルーターズ、1962年のヒット・ソング「LET'S GO」。オリジナルのディスクは1962年なので音があまりよくない。キックのアタックが不満で何日かかけて自宅でリマスタリングしたという。

・KAREN
季節柄サーフィン・ホットロッドものにリクエストが集まってるそうだ。京都市のリスナーから「57年前のNHKのテレビ・ドラマ『すてきなカレン』のテーマをサーファリーズで」というリクエスト。1964年のアメリカのテレビ・ドラマ『KAREN』のオープニング・テーマとして使われた「KAREN」。サーファリーズは「WIPE OUT」で有名なインスト・バンド。珍しくヴォーカル入りのサーファリーズのテイク。ビーチボーイズのヴァージョンもあるが日本ではサーファリーズでヒットした記録がある。

・OYE COMO VA
サンタナの1970年の『ABRAXAS』からシングル・カットされ、1971年全米13位の「OYE COMO VA」。日本語だと「ねぇ、調子はどう」という感じ。

・SEND IT TO ME
グラデス・ナイト&ザ・ピップスの「SEND IT TO MEにリクエスト。『マイアミ・バイス』のテーマ・ソングで1986年全米14位

・THE TRACKS OF MY TEARS(LIVE)
沖縄県の超常連のリスナーから「スモーキー・ロビンソンで何か一曲」。今日はライヴ・ヴァージョンを選曲。1979年のライヴ・アルバム『SMOKIN'』の一曲めに入ってて、もうお客さん大騒ぎ。1965年のスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの代表曲「THE TRACKS OF MY TEARS」。
曲をかけ終えて。
「ディレクターの山岸くんがスモーキー・ロビンソンこの間もかかりましたよって。いいんだって。いいものは何回聴いたっていい。曲も違うし」と達郎さん。1978年5月25日、ウエスト・ハリウッドのロキシーでのライヴが、1979年に『SMOKIN'』という2枚組のアルバムになって出たそうだ。

来週も結構前倒しの雰囲気だが、7月17日なので、例年だとそのくらいから「納涼リクエスト大会」を7月から8月にかけてやっている。でも、まぁ最近は「リクエスト特集」でも「棚からひとつかみ」でもあまり変わらないという。

・I'LL NEVER FIND ANOTHER YOU
埼玉県の超常連のリスナーからのリクエスト。オーストラリアで結成されイギリスでブレイクした4人組のフォーク・グループ、シーカーズ。シーカーズのデビュー・ヒットで1965年、全英NO.1、全米でも4位になった「I'LL NEVER FIND ANOTHER YOU」。

・SUITE FOR 20G
ジェームス・テイラーの出世作で大ヒット・アルバム『SWEET BABY JAMES』(1970年)に入ってる「SUITE FOR 20G」。

・人力飛行機
ニュー・アルバム『SOFTLY』から「人力飛行機」にリクエストが集まった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年07月17日は、「納涼リクエスト大会」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
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佐野元春 & The Coyote Band TOUR 2022 "WHERE ARE YOU NOW"

2022年07月05日 | 佐野元春

個人サイト
佐野元春 & The Coyote Band TOUR 2022 "WHERE ARE YOU NOW"の
大阪公演と神戸公演のレビューをアップしました。
よろしくお願いいたします。

神戸公演の開場前のひとときは三宮を散策しました。
コロナ禍であまり来られず、お気に入りの大丸神戸店のカフェラもいつ以来になるのか思い出せないくらい。
今はテラス席も店内から出入りするようになってるんですね。
そんなことも知らなかったということは2年以上来てないということなんでしょう。
ふと思い出して神戸レンガ・プロジェクトで路上に敷設された赤レンガを見に行くことにしました。
スマホで写真を撮ってツイッターに投稿しました。



この「佐野元春Mailing List」のメッセージ・ブロックについて以前もブログで触れております。
https://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/17b7b696c9087dd8114f320088264591

時は2008年。もう14年近くも前になります。
記事の中の「神戸レンガ・プロジェクト」のリンク先も、
今ではサイトにアクセスできなくなってます。
もともとは1995年春のチャリティ演奏会に端を発した震災復興プロジェクトのようです。

震災モニュメント情報倉庫
http://www1.plala.or.jp/monument/m-tyuo.htm

スクロールして(76)を読んでみてください。
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Sunday Song Book #1551

2022年07月03日 | Sunday Song Book

2022年07月03日プレイリスト「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. CHEER UP! THE SUMMER / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. CALL ME / CHRIS MONTEZ '66
3. VEHICLE / THE IDES OF MARCH '70
4. SWEET LITTLE THING / THE SPIRAL STARECASEE "MORE TODAY THAN YESTERDAY" '69
5. I'M NOT GONNA LET / COLONEL ABRAMS '86
6. WON'T SOMEBODY DANCE WITH ME / BRUCE JOHNSTON "GOING PUBLIC" '77
7. STEAL AWAY / ETTA JAMES "TELL MAMA" '67
8. IN THE NAME OF LOVE / ROBERTA FLACK "I'M THE ONE" '82
9. FUTARI (LIVE) / 山下達郎 "2019/10/09 札幌文化芸術劇場 HITARU"
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は相変わらず超前倒しで収録しているとのこと。
「暑いですけれど、なんか冷房が、節電とか言ってるわりには、どこ行っても冷房がきついですし。温度差が激しい。体調を崩しやすい今日この頃でございます」と達郎さん。ツアーは岡山、愛媛と終わって、7月1日(金)と2日(土)は大阪のフェスティバルホール。「うまくいってるはずであります」と達郎さん。今週は9日(土)と10日(日)広島文化学園HBGホール。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日に発売。7月4日付、オリジナル・コンフィデンスのアルバム・チャートで初登場NO.1。「全国のみなさん、ありがとうございました。よもや69歳でアルバム・チャートNO.1とは、あの夢だに(笑)、思っておりませんでしたけれども、本当にありがたいことでございます。まだまだ先、がんばっていきたいと思います。とりあえずツアーが6本終わりましたので、残りの41本がんばってやりたいと思います」と達郎さん。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・リクエスト+棚からひとつかみ
この二年間続けてきたメールでの受け付けを一旦停止し、ハガキ・オンリーに戻ったが、益々ハガキが増えてきて、これでは全然メールをやめた意味がないそうだ。ツアーでバタバタしてるので今週は「リクエスト+棚からひとつかみ」みたいな感じになる。「納涼リクエスト大会」はもう少し先に予定しているが、でも同じような感じだとか。

・CHEER UP! THE SUMMER
夏が近づいてきたので夏の歌「CHEER UP! THE SUMMER」。

・CALL ME
クリス・モンテスはメキシカン・アメリカンの人で、初めはロカビリーではじまったが、路線を変えて男の人か女の人かかわからないソフトな声で歌う人になった。1966年、全米22位の「CALL ME」はトニー・ハッチの名曲。

・VEHICLE
アイズ・オブ・マーチはシカゴのブラス・ロック・バンド。1970年の全米2位の大ヒット曲「VEHICLE」。実質的にはワン・ヒット・ワンダー。ギターを弾いて歌ってる人はサバイバーのキーボード・プレーヤーになる。

・SWEET LITTLE THING
スパイラル・ステアケースのアルバムの中の曲にリクエスト。1969年の「SWEET LITTLE THING」はリード・ヴォーカルのパット・アプトンの超高音が冴える一曲。

・I'M NOT GONNA LET
R&Bを一曲挟んで。達郎さんの好きなシンガー、コロネル・エイブラムスはシカゴ生まれでニューヨーク育ち。テディ・ペンタグラスにそっくりなんだけれど、テディ・ペンタグラスのテクノ版という感じの「I'M NOT GONNA LET」は1986年、全米ソウル・チャート7位。

・WON'T SOMEBODY DANCE WITH ME
我孫子市の超常連のリスナーから東京国立近代美術館で開催されてる「ゲルハルト・リヒター展」の感想とリクエスト。「私も行きますけれど。ゲルハルト・リヒター、何点かポスター持っております。昔から好きでありますが」と達郎さん。リクエストはブルース・ジョンストンの1977年のアルバム『GOING PUBLIC』から「WON'T SOMEBODY DANCE WITH ME」。アメリカのダンス・パーティは男の子が女の子をダンスに誘う。誰も誘ってくれなくて壁の花になってる女の子に、お父さんが励まして、ダンスに誘ってくれる男の子が現れる。そういうハッピー・エンディングな歌。

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。8月公演のチケットの一般発売が7月1日(金)からはじまっている。受付締め切りは5日(火)午後6時。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・STEAL AWAY
エタ・ジェイムズのアルバムの中の曲にリクエスト。1967年の南部マッスルショールズでのレコーディングの名盤『TELL MAMA』に入ってるジミー・ヒューズのカヴァーで「STEAL AWAY」。

・IN THE NAME OF LOVE
ロバータ・フラックの1982年のアルバムに入ってる「IN THE NAME OF LOVE」は、元々はグローバー・ワシントンJr.のアルバムに収められていたインスト。それに歌詞を付けたラルフ・マクドナルドとビル・ウィザースとウィリアム・ソルターの共作。
曲をかけ終えて。ドラムはスティーヴ・ガッドだが、このミックスはキックだけやたらでかい。

・ジャケットのないCD
金沢市のリスナーから「番組でかかったディオンの『YO' FRANKIE』をネットで購入したらジャケットがありませんでした。達郎さんはネットでレコードを買って、とんでもない商品が届いたことはありますか?」という質問。
しばしばあるそうだ。いちばん多いのはアナログ盤をイギリスとかアメリカの海外のディーラーに注文すると、熱でふにゃふにゃになって波打ってて、アナログ・プレーヤーにかけられない。クレーム入れてもノー・アンサーみたいなそういうアレで。それが50ドル、100ドルの高いヤツでもあって。昔は2ドル、3ドルで、そういうもので、まぁしょうがないなぁという。「そういうアレです!」と達郎さん。

今週は短めな曲ばかり選曲したら、大幅に時間が余った。そういうときは達郎さんのライヴが役に立つ。

・FUTARI (LIVE)
2019年10月9日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruで行われたライヴから「FUTARI」。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年07月10日は、引き続き「リクエスト+棚からひとつかみ」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
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