Sunday Song Book #1042

2012年09月30日 | Sunday Song Book

2012年09月30日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. 高気圧ガール / 山下達郎 "OPUS ALL TIME BEST 1975-2012" 09月26日発売 '83
2. NEEDLES & PINS / THE SEARCHERS '64
3. HAPPY HEART / ANDY WILLIAMS '69
4. SOMEDAY WE'RE GONNA LOVE AGAIN / THE SEARCHERS '64
5. WHEN YOU WALK IN THE ROOM / THE SEARCHERS '65
6. LONELY WEATHERMAN / THE PREMIERS '70
7. CHATTANOOGA CHOO CHOO / GLENN MILLER & HIS ORCHESTRA '41
8. YOUR EYES / NANCY WILSON '83
9. 高気圧ガール / CHAY 10月24日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
来週10月7日放送で「Sunday Song Book」は満20周年を迎える。何か企画をと思ったそうだがベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』が出たばかりなので、そのプロモーションに追いまくられてるとか。
「ベスト・アルバムなのでそんなにプロモーションしなくていいとかって騙されました、わたし。ラジオ、雑誌、テレビまで行きましたですね。テレビは静止画でコメントというですね、へんなアレでございましたが、それでもいいというんですよ、テレビがですね。ひとつふたつ出るつもりだったのが9つも来ました。よくわかりません。でも、まぁ、使っていただけるならありがたい。そういうわけで雑誌取材、ネット、ラジオ、いろんなところで出まくっておりますので、山下達郎ファンのかた、狂喜乱舞してたくさんお便りを頂いております」と達郎さん。

・棚からひとつかみ
ベスト・アルバムのプロモーションでバタバタしているので今週はレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。ちょっとだけリクエストに応えながら19周年最後のプログラムを楽しく進行したいと達郎さん。

・高気圧ガール
本日9月30日夜9時からTBS-MBS系全国ネットで単発ドラマ「リセット~本当の幸せの見つけ方~」がオンエアされる。鈴木保奈美さん、高島礼子さん、坂井真紀さんお三方主演のドラマ。主題歌として達郎さんの「高気圧ガール」が使われていて、ワーナーミュージックの新人で22歳の女性シンガー、chayさんの「高気圧ガール」と2ヴァージョンでドラマを挟み込むというかたちになってる。このドラマはもともと垣谷美雨さんの小説で、シナリオ・ライターの浅野妙子さんが脚本化してドラマ化。40代半ばの同級生3人が頭の中はそのままに、28年前の女子高時代にタイムスリップするというドラマ。
http://www.mbs.jp/reset/

「高気圧ガール」は1983年のシングル。ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』にも収録されている。

・NEEDLES AND PINS
サーチャーズが50周年を迎えたのでBOXセットが出た。CD4枚組に全作品が収録されて未発表曲も収録されている。その中からサーチャーズの代表曲の一曲、1964年の全英NO.1、全米13位の「NEEDLES AND PINS」。

・HAPPY HEART
アンディ・ウイリアムスが亡くなった。享年86歳。最期まで声が衰えず大往生という気がします、と達郎さん。1969年の全米22位、日本ではアンディ・ウイリアムスの代表曲だった「HAPPY HEART」はドイツ人のバンド・リーダー、イージー・リスニングの作曲家でもあったジェームス・ラストの作曲。アレンジはアル・キャップスでハル・ブレインのバリバリの音がしている。

・絵は好きですか?
埼玉県の石渡裕夫さんからアンディ・ウイリアムスへのリクエスト。13歳の息子さんキョウタくんから「達郎さんは絵は好きですか?」という質問。
「好きですよ、大好きです。見るだけですがね、いろいろと」と達郎さん。

・SOMEDAY WE'RE GONNA LOVE AGAIN
サーチャーズの「SOMEDAY WE'RE GONNA LOVE AGAIN」は1964年の全英11位、全米34位。バーバラ・ルイスがオリジナル。サーチャーズはほとんどがカヴァー・ソング。解釈が素晴らしいと達郎さん。4人で演奏してハモるロックンロールバンド。

・WHEN YOU WALK IN THE ROOM
サーチャーズの「WHEN YOU WALK IN THE ROOM」は1965年の全英3位、全米35位。ジャッキー・デシャノンがオリジナル。

・LONELY WEATHERMAN
ここ一、二週間達郎さんがずっと聴いてるのはサーチャーズのBOXと、イギリスのエース・レーベルのサブ、ケント・レーベルから出ているコンピレーション。タイトルは『MANHATTAN SOUL VOL.2』。セプター・レコードとそれのサブ・レーベルのワンドン、ムジコ、そういったセプター関係のレーベルを集めたノーザン・ソウル、北部のR&Bを集めたCD。その中からフィラデルフィアで1970年前後に活躍したスィート・ソウルのグループ、プレミアーズの「LONELY WEATHERMAN」。

・オールタイム・ベスト・アルバム
9月26日水曜日に達郎さんのすべてのキャリアを俯瞰したオールタイム・ベスト『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』が発売された。売れ行き好調で初回限定盤はメーカー出荷が全て終了して店頭在庫のみとなっているそうだ。ソロ・デビュー以前のシュガーベイブ時代まで遡ってすべての活動、レーベルを集大成したオールタイム・ベスト。ボーナス・トラックとして新曲の「愛を教えて」を収録。
http://wmg.jp/tatsuro/

・シアター・ライヴ
シネコンで山下達郎のライヴをご覧いただこうという企画、山下達郎シアター・ライヴ「PERFORMNCE 1984 -2012」。1984年頃のライヴから最新ライヴまで取り揃えている。全国13ヶ所のシネコンで8月25日から約一週間の予定で上映された。追加上映の要望が多く10月6日から一週間再上映されることになった。今回は19ヶ所。山形市、宇都宮市、群馬県の高崎市、埼玉県久喜市、千葉浦安、東京は立川シネマシティ、音がいいそうだ。川崎市のチネチッタ、長野市、松本市、富山市、愛知は西春日井郡ミッドランドシネマ名古屋空港、浜松市、岐阜県本巣市、兵庫は西宮市、島根は出雲市T・ジョイ出雲、広島福山市、長崎市、佐賀市、熊本は菊池郡の光の森。
http://wmg.jp/tatsuro/
http://wmg.jp/tatsuro/movie.html

・プレゼント
『OPUS』のジャケット(とり・みきさんのイラスト)をあしらったTシャツを20名にプレゼント。S・M・L・XLとサイズを用意しているのでサイズ指定して応募してほしいとのこと。

オールタイム・ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』にも応募ハガキが封入されており、抽選で3500名に山下達郎の歴代のジャケットをプリントしたTシャツ(AからHまでの8パターンの中から選ぶ)を3枚セットでプレゼント。応募締め切りは10月1日。
http://wmg.jp/tatsuro/

・CHATTANOOGA CHOO CHOO
細野晴臣さんの「CHATTANOOGA CHOO CHOO」の原曲が聴きたいというリクエスト。いちばん大本はグレン・ミラーで1941年、昭和16年の全米NO.1。9週間連続で200万枚売れた。ハリー・ウォーレンとマイク・ゴードンの作曲。

・YOUR EYES
ナンシー・ウィルソンにリクエスト。1983年にナンシー・ウィルソンが東京音楽祭に出演したときに、達郎さんの「YOUR EYES」を歌った。それで東京音楽祭の作曲賞を達郎さんが受賞した。そのときのナンシー・ウィルソンのレコーディングが1983年に12インチで発売された。アレンジは佐藤允彦さん。村上"PONTA"秀一さん、高水健司さん、土方さん、キーボードは佐藤允彦さんというメンバーでレコーディング。

・高気圧ガール
本日9月30日夜9時からTBS-MBS系全国ネットで単発ドラマ「リセット~本当の幸せの見つけ方~」がオンエアされる。主題歌として達郎さんの「高気圧ガール」が使われていて、ワーナーミュージックの新人で22歳の女性シンガー、chay(チャイ)さんの「高気圧ガール」と2ヴァージョンでドラマを挟み込むというかたちになってる。chayさんの「高気圧ガール」は10月24日発売。『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に絡んで「高気圧ガール」のPVが作られたが、そのPVにもchayさんが出演している。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
10月07日は、「20周年棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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山下達郎シアター・ライヴ「PERFORMANCE 1984 - 2012」

2012年09月28日 | 山下達郎

8月25日(土)から一週間の予定で全国13ヶ所のシネコンにてプレミアム上映した
山下達郎シアター・ライヴ「PERFORMANCE 1984 - 2012」が
10月6日(土)から12日(金)まで一週間限定の予定で再映されることになったようです。
上映劇場、劇場鑑賞券等、詳細は下記サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/movie.html

シアター・ライヴ、僕は梅田ブルク7で観ました。
個人サイトにレビューをアップしています。
ネタバレしてますのでご注意をよろしくお願いします。
ライヴに関する質問(PERFORMANCE 2011 - 2012編)の下に掲載してます。





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Sunday Song Book #1041

2012年09月23日 | Sunday Song Book

2012年09月16日プレイリスト
「OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴会」
1. OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴 Disc-1
"OPUS ALL TIME BEST 1975-2012" 09月26日発売

2. OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴 Disc-2
"OPUS ALL TIME BEST 1975-2012" 09月26日発売


3. OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴 Disc-3
"OPUS ALL TIME BEST 1975-2012" 09月26日発売
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■内容の一部を抜粋
・オールタイム・ベスト・アルバム
いよいよ今週9月26日水曜日に達郎さんのすべてのキャリアを俯瞰したオールタイム・ベストが発売されることになった。ソロ・デビュー以前のシュガーベイブ時代まで遡ってすべての活動、レーベルを集大成したオールタイム・ベスト『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』。
収録曲はワーナーミュージックの特設サイトに掲載されている。
http://wmg.jp/tatsuro/

・OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴会
今週はメドレー形式で全曲オンエア。Disc-1、2、3を各々8分から9分のマスター・エディット、完成したマスターを曲順に繋いで8倍速ぐらいの短さで聴く企画「OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴会」。

・OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴 Disc-1
ベスト・アルバムをこの時期に発売したいと思った理由は、CDというパッケージ・メディアがそろそろ終焉を迎えそうな雰囲気になってきている。アメリカではCDの工場を閉鎖するという情報もある。CDがまだ市場に出回っている、市場が機能している間に、きちっとしたかたちでCDのベスト・アルバムを作っておこうと思ったのがいちばんの動機なんだとか。本当はもう2,3年前にやっておきたかったが、結果的に2012年でよかったというところもあるそうだ。
今回のオールタイム・ベスト『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』は、達郎さんがシュガーベイブのメンバーとしてデビューした1975年、以来37年間、ソロ・シンガーとして35年、その37年間のキャリアを集めたCD3枚組、全49曲、3時間半を超えるランニング・タイム。ベスト・アルバムなので基本的にはシングル中心の選曲となっている。
Disc-1はシュガーベイブでデビューしてからナイアガラ、それからRCA/AIRレーベル時代の1975年から1982年までを収めている。

「DOWN TOWN」と「雨は手のひらにいっぱい」はシュガーベイブ。「パレード」はシュガーベイブのレパートリーだったが、大滝詠一さん、伊藤銀次さんと達郎さんの3人のアルバム『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』に入ってる。ソロ作品として出た。「WINDY LADY」からソロ。ファースト・アルバム『CIRCUS TOWN』から。この曲もシュガーベイブのレパートリーだったがソロ作品のファースト・アルバムに収録。「LOVE SPACE」と「SOLID SLIDER」はセカンド・アルバム『SPACY』から。「PAPER DOLL」と「LET'S DANCE BABY」と「BOMBER」と「潮騒」は1978年の『GO AHEAD!』に入ってる。「FUNKY FLUSHIN'」と「愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-」は『MOONGLOW』に入ってる。お馴染み「RIDE ON TIME」は『RIDE ON TIME』から。「いつか」と「夏への扉」を入れたかったが時間がパツンパツンで入れられなかった。「SPARKLE」と「LOVELAND,ISLAND」は『FOR YOU』から。「あまく危険な香り」はRCA/AIRレーベル最後のシングル。「YOUR EYES」は1982年のアルバム『FOR YOU』から。Disc-1の時代は全てアナログ。

・OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴 Disc-2
Disc-2になるとアナログからデジタルに変わっていく時代。1983年から1993年の10年分が収められていて、ムーン・レーベルというインディー・レーベルからワーナー・ミュージックに移るという'80年代から'90年代いちばん働いていた時代。アナログからデジタルへとレコーディング方式が変わり、いろいろと大きな変化がある時代なのでデジタル・リマスタリングも苦労したとか。現時点での最大限、最善の努力を払って今回全49曲をマスタリング。それでも経年変化によるマスターの劣化とか生産終了となった旧型の再生装置とか、そういうものの老朽化に苦しまされたという。それでも除去しきれないノイズとかひずみは古いマスターなのでそのへんは了承してほしいと達郎さん。

「悲しみのJODY」と「高気圧ガール」と「クリスマス・イブ」は1983年のアルバム『MELODIES』から。「スプリンクラー」は同年のシングル。1984年のアルバム『BIG WAVE』から「THE THEME FROM BIG WAVE」と「I LOVE YOU」。ここまでがアナログの時代。「風の回廊(コリドー)」からデジタル。「風の回廊(コリドー)」と「土曜日の恋人」は『POCKET MUSIC』からのシングル。「ゲット・バック・イン・ラブ」と「踊ろよ、フィッシュ」と「蒼氓(そうぼう)」は1988年のアルバム『僕の中の少年』から。「アトムの子」と「さよなら夏の日」と「ターナーの汽罐車」と「エンドレス・ゲーム」はそれぞれシングル・カットされていて1991年のアルバム『ARTISAN』に収録。「ジャングル・スウィング」は1993年のシングル。シングル・オンリーで後に1995年のベスト・アルバム『TRESURES』に収録された。「おやすみ、ロージー」はもともと鈴木雅之さんに書き下ろした曲。好きでライヴでやっていたのでライヴ・ヴォーカルにスタジオ・レコーディングのカラオケをくっつけた寝技のシングル。

・テレビ・スポットのCM
『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』のジャケットを描いてるのはファンクラブで20年間4コマ漫画を描いてるとり・みきさん。そのとり・みきさんの描いた「タツローくん」のコミキャラのイラスト。アルバムのインナー・ブックレットにもとり・みきさんのイラストが満載。このジャケットの「タツローくん」が動くテレビ・スポットをオンエア中。ワーナーミュージックの特設サイトでも見ることができる。
http://wmg.jp/tatsuro/

発売日には笑福亭鶴瓶さんが『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』の発売告知をすることになっている。テレビ・スポットの15秒では収まりきれないので、その続きをウェブで公開するとのこと。笑福亭鶴瓶さんとはソロ・アルバム『CIRCUS TOWN』の発売時に生まれてはじめて地方プロモーションに行って、名古屋で会ったのが最初だそうだ。東海ラジオの深夜放送「ミッドナイト東海」で、夏の終わりに鶴瓶さんがステテコ一枚でDJをやっていたのが初対面。以来37年の付き合いなのだという。テレビ・スポットはワーナーミュージックの特設サイトでも見ることができるようになっているとか。
http://wmg.jp/tatsuro/

・ぴあ Special Issue ~山下達郎“超”大特集号~
ぴあが40周年を迎えたので一回だけ復活されることになった。それが山下達郎超特大号となる。9月26日発売の『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に合わせて「ぴあ Special Issue 山下達郎"超"大特集号」を発売。達郎さんのロング・インタビュー、「100の質問」、竹内まりやさんのインタビューと盛り沢山。
http://t.pia.jp/feature/tatsuro-pia/index.html

・プレゼント
『OPUS』のジャケット(とり・みきさんのイラスト)をあしらったTシャツを20名にプレゼント。S・M・L・XLとサイズを用意しているのでサイズ指定して応募してほしいとのこと。締め切りは『OPUS』の発売日頃。

・ディア・フレンズ
ラジオ出演では23日午後5時からのラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司~beyond the average~」に出演。
26日水曜日と27日木曜日は「ディア・フレンズ」に出演。坂本美雨さんとは20年ぶりの邂逅。彼女がまだ小さい頃に食事したことがあるとか。
今週はJFN系列の多くの番組に出演が予定されてるという。

・OPUS All Time Best 1975-2012 8倍速試聴 Disc-3
Disc-3は'90年代中期から現在まで。'90年代は活動がうまくできずに空白の何年という期間もあるが、それでも一所懸命作品を作っていたという。時節柄、タイアップのオファーがバラード中心になり、後半はバラードが続くがそれでも愛着のあるものばっかりなのだそうだ。

「ヘロン」はアルバム『COZY』に収められているがレコーディングはもう少し前なので1曲目に。「世界の果てまで」は1995年のベスト・アルバム『TRESURES』のみに入ってる。「ドリーミング・ガール」と「ドーナツ・ソング」と「いつか晴れた日に」は1998年のアルバム『COZY』に収められている。「君の声に恋してる」は2002年のアルバム『RARITIES』に入ってる。「2000 トンの雨」はもともとは1978年の『GO AHEAD!』に入ってる曲。堤幸彦さんの映画『恋愛写真』で使われて蘇った。[ 2003 NEW VOCAL REMIX]。「2000 トンの雨」と「忘れないで」と「FOREVER MINE」は2005年のアルバム『SONORITE』に収められている。「ずっと一緒さ」と「街物語(まちものがたり)」と「僕らの夏の夢」と「愛してるって言えなくたって」は2011年のアルバム『RAY OF HOPE』に収められている。どれもシングル。「愛を教えて」は最新曲。そして大ラスが「希望という名の光」。

・硝子の少年(UNRELEASED DEMO VOCAL)
時間がなくて初回限定盤のボーナス・ディスクの紹介までできなかった。「硝子の少年(UNRELEASED DEMO VOCAL)」は「硝子の少年」のカラオケに当時のデモ・ヴォーカルを入れたもの。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月30日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #126

2012年09月19日 | Motoharu Radio Show

2012/09/18 OnAir - 3rd. Week - ザ・ソングライターズ第4シーズン開始特集 第二回目
01.佐野元春:La Vita e Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
02.Little Feat:Candyman Blues
03.Jerry Douglas:The Boxer (feat. Mumford & Sons & Paul Simon)
04.Joe Henry:The Man I Keep Hid
05.Lisa Hannigan:What'll I Do
06.中村一義:運命
07.KREVA:探究心
08.矢野顕子:こんなところにいてはいけない
09.トータス松本:笑ってみ
10.スガシカオ:傷口
11.ACIDMAN:アルケミスト
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■内容の一部を抜粋
・ザ・ソングライターズ第4シーズン開始特集 第二回目
番組後半はNHK Eテレ「ザ・ソングライターズ」第4シーズン開始特集第二回目としてこれまでゲスト出演したアーティストのそれぞれ現在の楽曲を聴く。

・La Vita e Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
佐野元春 & コヨーテバンドの新曲。

・Candyman Blues
リトル・フィートの新しいレコードから。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はジミー・クリフ『Rebirth』、イングリッシュ・ビート『Keep the Beat : The Very Best of the English Beat』、そしてジェリー・ダグラス『Traveller』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はジェリー・ダグラス『Traveller』。

・ジェリー・ダグラス
米国オハイオ州出身のミュージシャン、現在56歳。ドブロ・ギターの名手。現在は米国のブルーグラスのシンガー、アリソン・クラウスのバンドのメンバーとして知られている。ドブロ・ギターというのはボディに金属製の共鳴板が付いたギターのこと。それによって大きな音が出る仕組みになっている。またの名前をリゾネーター・ギター。特にブルース音楽でこのドブロ・ギターはよく使われている。ジェリー・ダグラスはドブロ・ギターの名手ということでいろいろなアーティストのレコードに参加している。レイ・チャールズ、ポール・サイモン、エルヴィス・コステロなどジェリー・ダグラスの参加したアルバムは1,600タイトル以上にもなるということ。今回紹介するのはそのジェリー・ダグラスのソロ・アルバム『Traveller』。このアルバムには多くのアーティストがゲストとして参加している。エリック・クラプトン、ポール・サイモン、ケブ・モー、そしてドクター・ジョン。ほかにも素晴らしいミュージシャンたちが名前を連ねている。この『Traveller』から1曲。なんといっても注目したいのはこの曲、'60年代、サイモンとガーファンクルのヒット・レコード「The Boxer」。この曲をUKのフォーク・バンド、マムフォート&サンズ、そしてポール・サイモン自身とカヴァーしたトラックを聴く。

・ジョー・ヘンリー
リスナーからのジョー・ヘンリーの来日公演についてのコメントを読んで。
ジョー・ヘンリーが来月10月に来日公演を行う。今回は女性シンガー、リサ・ハニガンをパートナーに迎えたツアーになるということ。
http://www.hillstone.jp/events/

「これは僕も是非観てみたいライヴですね。ジョー・ヘンリー。番組では過去に3PICKS!で推薦盤の一枚として取り上げました。フォーク、そしてブルースの分野でとてもいい仕事をしているソングライター、プロデューサーです。そしてリサ・ハニガンというシンガーは地元アイルランドで人気のあるシンガー・ソングライターです。新しいアルバムをジョー・ヘンリーがプロデュースしました。二人はつい最近米国でツアーを行ったということです」と元春。

・The Man I Keep Hid
・What'll I Do

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「スーパー・フェイズ」。使用済みの紙おむつをリサイクルしエネルギーを生み出す取り組みを行ってる。

・ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
番組後半はNHK Eテレ「ザ・ソングライターズ」第4シーズン開始特集第二回目としてこれまでゲスト出演したアーティストのそれぞれ現在の楽曲を聴く。

・運命
ベートーベンの楽曲をモチーフにした曲。中村一義の「運命」。

・探究心
KREVAの昨年出た新しいアルバムから「探究心」。

佐野元春 : NHK Eテレの番組「ザ・ソングライターズ」。僕が聞き手となって毎回国内の優れたソングライターをゲストに迎えた対談番組です。その「ザ・ソングライターズ」、2012年第4シーズンが来月から放送されることになりました。第一回目は10月5日のオンエアとなります。ゲストに中村一義さんを迎えます。おそらくこの番組でしか聞けないとても興味深い話があります。音楽に興味のある方、またクリエイティブ・ライティングを目指してる方、是非番組をご覧になってください。
Motoharu Radio Show、前回の特集の時にもちょっとお話をしました。この番組の特徴についてですね。これはテレビ番組というより講座のようなかたちをとってます。聞き手である僕がいて、ゲストのソングライターがいて、対談の様子を学生たちが聞いているというかたちです。そしてその学生たちに参加してもらってソングライティングのワークショップをやってます。実際、詩を書いてそれを音楽にしていくという、そうした実践を通じて創作の面白さを経験してみようという試みです。学生たちは十代の後半から二十代の前半という世代です。みんなとても真剣に取り組んでくれます。毎回講義をするたびに、彼らの純粋な情熱、そして真っ直ぐな眼差しといったものに心が打たれます。ここに参加してくれた学生の中から是非将来の素晴らしいソングライターが出てくれたらいいなぁ、そんなふうに思ってます。

・こんなところにいてはいけない
・笑ってみ
・傷口

・アルケミスト
「ザ・ソングライターズ」、2012年第4シーズン二人目のゲストに迎える大木伸夫のバンド、ACIDMANの「アルケミスト」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
10月2日、夜11時。
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Sunday Song Book #1040

2012年09月16日 | Sunday Song Book

2012年09月16日プレイリスト
「ハル・デヴィッド追悼で棚からひとつかみ」
1. 悲しみのJODY / 山下達郎 "OPUS ALL TIME BEST 1975-2012" 09月26日発売
2. MAKE IT EASY ON YOURSELF / THE WALKER BROTHERS '65
3. DON'T GO BREAKING MY HEART / ROGER NICHOLS & THE SMALL CIRCLE OF FRIENDS '67
4. WIVES & LOVERS / JACK JONES '63
5. A HOUSE IS NOT A HOME / LUTHER VANDROSS "NEVER TOO MUCH" '81
6. YOU'll NEVER GET TO HEAVEN / THE STYLISTICS "ROUND 2" '73
7. TO WAIT FOR LOVE / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。オールタイム・ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』の発売が近づいてきたので、プロモーションで今週から来週にかけてラジオ出演の録音を行うそうだ。本来ならば発売前の今週と来週の二週間かけて番組で特集するべきなのだが、なにしろCD3枚組で全49曲、総プレイングタイムが3時間半を超えるので、オリジナル・アルバムのように全曲をオンエアする時間がない。また今回はベストなのでそうした全曲紹介のプログラムにすることはないし、どちらにしろ曲数が多いので二週間かけても焼け石に水になることから、来週だけ特集することにしたという。

・悲しみのJODY
オールタイム・ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』から。1983年、達郎さんが30歳のときのアルバム『MELODIES』の1曲目に収録。アルバム『MELODIES』は'90年代にリマスタリングしたものが流通しているので、今回初めて現代的なデジタル・リマスタリングを行ったそうだ。
「ちょうど、この季節を背景にした歌でございます 」と達郎さん。

・ハル・デヴィッド追悼で棚からひとつかみ
ハル・デヴィッドが先日亡くなった。享年91歳なので大往生。ハル・デヴィッドはバート・バカラックのパートナーの作詞家。人が生きることをテーマにした詩が多い。今週はバート・バカラックの曲の中からハル・デヴィッドの訳詞をしながら、ハル・デヴィッドの追悼で「棚からひとつかみ」。

・MAKE IT EASY ON YOURSELF
1965年のウォーカー・ブラザーズの「MAKE IT EASY ON YOURSELF」。全米16位、全英で1位。邦題は「涙でさようなら」。もともとはジェリー・バトラーが1962年に歌ったのが初出。ウォーカー・ブラザーズの「MAKE IT EASY ON YOURSELF」は達郎さんがはじめてバカラック/デヴィッドのソングライター・コンビを認知した曲だそうだ。日本に入ってくるのは一年遅れの1966年、達郎さんが中学二年のとき。アルバムにはスコット・ウォーカーの好きな作家がジャック・ブレルとバート・バカラックと書いてあったとか。それがバカラックの名前を聞いた最初なんだそうだ。ずっと後になってハル・デヴィッドの作品は人の痛みや、悲しみとか喜びを、ひじょうに優しく包む歌詞だと知り、研究するようになったという。

君が彼を本当に愛していて 私にできることが何もないなら 私の気持ちに構わないで もう終わりだとただそう言って 自分を責めなくていいから あなたの楽な方法でいいから だって別れるのはとても辛いことだから いくら抱きしめても 彼の優しい触れ方にかなわないのなら どんな慰めの言葉もあなたを恋しく思う気持ちを軽くしてくれない これがさよならならば 私はきっと泣いてしまう だからあなたまで泣いてしまわないうちに 早く彼のもとに行って 自分を責めなくていいよ あなたにとって楽な方法でいい だって別れるのはとても辛いことだから

・DON'T GO BREAKING MY HEART
もともとはディオンヌ・ワーウィックの1965年のアルバム『HERE I AM』に収められていて、その後いろんな人がカヴァーしている。日本でいちばん人気があるのは1967年のロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズのヴァージョン。

雨が一粒落ちたって 太陽が消えるわけじゃない 行かないで このハートを引き裂かないで 葉っぱが一枚落ちたって 5月が9月になるわけじゃない 行かないで このハートを引き裂かないで 私が間違っていた びくびくしながら細かな砂粒で大きな山を築こうとしていた どうぞこの恋を捨ててしまわないで 私は少しのあいだ道に迷っていただけ このハートに微笑み方を教えて 一度さよならを言ってしまったらもう愛は終わり 行かないで このハートを引き裂かないで 私の愛は空が崩れ落ちてきたって変わらない 行かないで このハートを引き裂かないで さあこの腕に永遠に此処にいて そして私を愛して

・WIVES & LOVERS
ハル・デヴィッドは1921年生まれということは大正10年。達郎さんのお母様より少し下の世代。当然、戦中派の世代。ロックンロールの世代ではなくて、ミドル・オブ・ザ・ロードの、大人の作詞家。だから人間観察というのがロックの歌詞と違う。その大人の作詞家の持ち味が十二分に発揮されてるのが「WIVES & LOVERS」。1963年にジャック・ジョーンズが全米14位のスマッシュ・ヒットを記録した。

ねえ君 髪をとかして化粧をしなよ すぐに彼がドアを開けて入ってくるから その指にリングが光ってるからって もう自分を磨かなくていいと思っちゃだめだよ 奥さんはいつだって恋人でもあるべきなんだから 彼がドアを開けるや否や その腕に飛び込まなくっちゃ 僕の忠告を聞いてよ 来る日も来る日も彼のオフィスには女の子でいっぱい 男は誰でも所詮男なんだぜ カーラーを巻いたままで彼を見送ってなんかいたら もう帰ってこないかもしれないよ 奥さんはいつだって恋人でもあるべきなんだから 彼がドアを開けるや否や その腕に飛び込まなくっちゃ さあもうすぐ彼が帰ってくる ねえ君 もっときれいな服を着たほうがいいよ 街に出るときに着るような服を そして家中の明かりを少し落として ワインを注いで音楽をかけて さあ準備はいいかい ほら彼が帰ってくるよ 恋する気分を思い出して

・A HOUSE IS NOT A HOME
1964年にディオンヌ・ワーウィック、同じ年にブルック・ベントンがそれぞれチャートイン。1981年のルーサー・ヴァンドロスのヴァージョンが「A HOUSE IS NOT A HOME」の歌の解釈としては最高。ルーサー・ヴァンドロスのソロ・デビュー・アルバム『NEVER TOO MUCH』のB面の最後に収められている。

誰も座ってなくても 椅子は椅子 でも椅子は家じゃないし 抱きしめてくれる人もない おやすみのキスもする人もいない家は家庭ではない 部屋は部屋 暗がりしかなくても でも部屋は家ではない そして部屋は家庭じゃない 二人が別れていてどちらが傷ついていては たまに君の名前を呼ぶと 君の顔が現れるけれど 終わりは涙と決まってる悲しいゲーム たった一度の間違いで別れるなんてお願いだから言わないで 一人で生きていけない この家を家庭にしてほしい 階段を上がって鍵を開けたとき 僕は愛したままの君がいればいい

・オールタイム・ベスト・アルバム
3枚組のベスト・アルバムがいよいよ9月26日に発売されることになった。1975年にシュガーベイブでデビューしてから37年、ソロ・デビューから35年、エレック時代からRCA/AIR、ムーン、ワーナーとレーベルを越えた編成。タイトルは『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』。CD3枚組全49曲。ボーナス・トラックとして新曲の「愛を教えて」を収録。初回限定盤は全6曲収録のボーナス・ディスクが付く。

詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/

・ぴあ Special Issue ~山下達郎“超”大特集号~
ぴあが40周年を迎えたので一回だけ復活されることになった。それが山下達郎超特大号となる。9月26日発売の『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に合わせて「ぴあ Special Issue 山下達郎"超"大特集号」を発売。その中で読者の投稿コーナー「はみだしYOUとPIA」をもじった「はみだしYOUと達郎PIA」を募集しているそうだ。読者からの「あなたと山下達郎さんのエピソード」を募集中とのこと。
http://t.pia.jp/feature/tatsuro-pia/index.html

・プレゼント
『OPUS』のジャケット(とり・みきさんのイラスト)をあしらったTシャツを20名にプレゼント。S・M・L・XLとサイズを用意しているのでサイズ指定して応募してほしいとのこと。締め切りは『OPUS』の発売日頃。

オールタイム・ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』にも応募ハガキが封入されており、抽選で3500名に山下達郎の歴代のジャケットをプリントしたTシャツ(AからHまでの8パターンの中から選ぶ)を3枚セットでプレゼント。応募締め切りは10月1日。
詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/

・YOU'll NEVER GET TO HEAVEN
もともとはディオンヌ・ワーウィックの1964年のスマッシュ・ヒット。1973年のスタイリスティックスのアルバム『ROUND 2』に収録されて全米23位。アレンジがトム・ベルなので素晴らしいオーケストレーション。

黄金律を必ず守るようにとは母は話してくれた そして母は言っていた 卑しく残酷になることは本当に罪深いことだと だからもしあなたが偽ってるなら忘れないで 天界の天使たちはいつもあなたを見ていることを もし私の心を裏切ったなら あなたは天国に行けなくなってしまうはず だから私たちが離れ離れにならないように いつも気をつけていて もし私の心を裏切ったなら あなたは天国に行けなくなってしまう そんなの嫌でしょ あなたがどんなに遊び回ってるかって いろいろな噂を聞いてきたわ たとえそんな噂を信じなくても やっぱり気が滅入るものよ もし万が一あなたがさよならを言ったとしたら 天使たちも泣くほど恐ろしいことになるわ 決して裏切るようなことはしないって言う日を待つのはもうたくさん その日こそ私がずっと夢見てきた日 それが今現実になってきてるのよ あなたはこれからもずっと私を大事にしてくれると約束してくれた 忘れないでもしその約束を破ったら 天使たちがそれを見逃しはしないことを もし私の心を裏切ったなら あなたは天国に行けなくなってしまうはず だから私たちが離れ離れにならないように いつも気をつけていて もし私の心を裏切ったなら あなたは天国に行けなくなってしまうから そんなの嫌でしょ

・TO WAIT FOR LOVE
達郎さんがレコーディングしたバカラック/デヴィッド作品。2002年のアルバム『RARITIES』に収録されている。もともとは1993年の『SEASON'S GREETINGS』のアウトテイク。
「TO WAIT FOR LOVE」もカヴァーの多い曲。ヒットしたのは1968年のハーブ・アルパートのヴァージョン。達郎さんが初めて聴いたのはトム・ジョーンズのヴァージョンだとか。

恋をしないのはいつだって悲しい一日 明日まで待ったりしないで 恋を待つなんてただ人生を無駄にしてるだけ 夢は現実になるものなんだ あまりグズグズしていたらその夢をほかの誰かが代わりに見つけてしまう 恋を待つなんてただ人生を無駄にしてるだけ だからその唇を僕の唇に押し当てて その胸の温もりで僕をドキドキさせて 恋する時間は限られてる だからもう待つのをやめて 二人なら一緒に幸せを見つけられる そうさ恋をしないのはいつだって悲しい一日 君に喜びをもたらしてあげたいんだ 恋を待つなんてただ人生を無駄にしてるだけ 僕の言うことに耳を傾けて 明日には真実の愛もどこかに飛び去ってしまうかもしれない だから今日恋をしよう もう人生を無駄に過ごすのはやめて 恋に落ちようよ

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月23日は、「OPUS All Time Best 1975-2012 解説&特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #125

2012年09月12日 | Motoharu Radio Show

2012/09/11 OnAir - 2nd. Week - 特集:夏の終わりのChill Out Music
01.Etro Anime:Summer Rain
02.Astrud Gilberto & Koop:Here's That Rainy Day (Koop Remix)
03.Gipsy Kings:Un Amor
04.The Beach Boys:Keep An Eye On Summer
05.佐野元春:La Vita e Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
06.The English Beat:The Tears of a Clown
07.Jakob Dylan:Something Good This Way Comes
08.John Mayer:Slow Dancing In a Burning Room
09.G. Love:Ride
10.Diana Krall:Walk On By
11.Juliana Aquino:I'm Every Woman
12.ブルーベルズ :ブルーベルズの'サマー'
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・夏の終わりのChill Out Music
「夏も終わりに近づいて、なんとなく寂しいような、切ないような不思議な気持ちになります。今夜のMotoharu Radio Show、こんな季節にぴったりのチルアウト・ミュージックを集めてみました」と元春。

・Summer Rain
ニューヨークのハウス・ユニット、エトロ・アニメの「Summer Rain」。

・Here's That Rainy Day
アスラッド・ジルベルトの「Here's That Rainy Day」をスェーデンのハウス・ユニット、クープがリミックスしたヴァージョン。

・Un Amor
・Keep An Eye On Summer
「先月の来日公演が素晴らしかったと聞いてます。今聴いてみたのはビーチボーイズ、夏の終わりに選んでみたのはこの曲、Keep An Eye On Summer」と元春。

・La Vita e Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
佐野元春とコヨーテバンドの新曲。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はジミー・クリフ『Rebirth』、イングリッシュ・ビート『Keep the Beat : The Very Best of the English Beat』、そしてジェリー・ダグラス『Traveller』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はイングリッシュ・ビート『Keep the Beat : The Very Best of the English Beat』。

・イングリッシュ・ビート
イギリスのバンド。'70年代の終わりから'80年代にかけて活動していた。当時、イギリスではスカ・ミュージックが流行っていた。スカというのはレゲエ、ソウル、フォークといったようなポピュラー・ミュージックのジャンルのひとつ。リズムでいうと2拍目と4拍目にアクセントを置いたダンス・ビート。中南米、ジャマイカのミュージシャンからはじまった。現在では世界中に広まって、このスカのリズムをベースにしたポップ音楽はたくさん生まれている。イングリッシュ・ビートが活躍した'70年代後半のイギリス。ブームもあってスカのバンドがたくさん出てきた。特に目立っていたのはスペシャルズ、マッドネス、セレクター、そしてこのイングリッシュ・ビート。スカのバンドで特徴的のはメンバーに白人と黒人が混ざってること。イングリッシュ・ビートはメンバー6人中、3人が黒人という編成だった。そのこともあってほかのバンドより伝統的なスカのサウンドに近い音を出していた。バンドのリーダーだったデイヴ・ウェイクリック、彼は後にジェネラル・パブリックというバンドを作る。ランキング・ロジャーという優れたスカのミュージシャンと一緒のバンドだった。このジェネラル・パブリックもとてもいいバンドなので、また機会を改めて紹介したい。イングリッシュ・ビートはつい最近、ボックス・セットとベスト盤が出た。今回取り上げたのはベスト盤『Keep the Beat : The Very Best of the English Beat』。この中から「The Tears of a Clown」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「森づくりフォーラム」。森林に関わる市民団体や行政、企業と協力して森と共に暮らす社会の実現を目指し1993年から活動している。

・Something Good This Way Comes
・Slow Dancing In a Burning Room
・Ride
ジェイコブ・ディラン、ジョン・メイヤー、そしてG.ラヴ。素晴らしい声を持った3人の男性ソングライターのレコード。

・チルアウト
チルアウトは日本語だと落ち着く、ゆっくりリラックスするという感じ。'90年代にクラブ・カルチャーの中でチルアウトはポピュラー・ミュージックのジャンルのひとつとして使われていた。テンポはゆるめで聴いていてリラックスする音楽。似たようなジャンルでいうとアンビエントがある。そして少し時代を遡るとクロスオーバーというのもあった。チルアウト、アンビエント、クロスオーバー。現代的なイージー・リスニング、なにかクールダウンしたいときに聴きたい音楽という点で共通している。KLFという二人組のイギリスのハウス・ユニットの1990年に出したアルバムのタイトルが『Chill Out』。当時、アンビエント系の音楽では珍しく大ヒットした。このあたりがこのチルアウトというジャンルのはじまりなんじゃないかと言われている。

・Walk On By
ダイアナ・クラールの「Walk On By」。
「オリジナルはディオンヌ・ワーウィック。曲はバート・バカラックの名曲Walk On By。トニー・リピューマ、アル・シュミットのコンビでレコーディングされた、まさに現代のCTIサウンドといっていいと思います」と元春。

・I'm Every Woman
ジュリアナ・アクイーノの「I'm Every Woman」。オリジナルはチャカ・カーン。映画『ボディガード』のサウンド・トラックではホイットニー・ヒューストンがカヴァーしてヒットした。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・ザ・ソングライターズ
リスナーからの「ザ・ソングライターズ」が楽しみというコメントを読んで。
「そうですね、第4シーズン、第一回目はゲストに中村一義さんを迎えています。ビートと言葉の調和をテーマに楽しく対話しました。そして学生のみなさんを交えてのワークショップですよね。毎回素晴らしい瞬間があって、是非みなさんにも見てもらいたいと思ってます。今シーズンのソングライターズもみなさんからの応援をよろしくお願いします」と元春。

・ブルーベルズの'サマー'
元春の好きなサマー・ソング。'80年代のグループで男性女性のデュオ。これまでに残した曲はたった4曲。
「その後このグループがどうなったのか情報がありません」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #1039

2012年09月09日 | Sunday Song Book

2012年09月09日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. SEPTEMBER / 竹内まりや "ラヴ・ソングス" '80 "エクスプレッションズ" '08
2. SAN FRANCISCO / SCOTT McKENZIE '67
3. BACK IN LOVE AGAIN / PATTERSON TWINS '83
4. YOU'RE ALWAYS ON MY MIND / BLACK ICE "I JUDGE THE FUNK" '79
5. TRAVELING BOY / ART GARFUNKEL "ANGEL CLARE" '73
6. ON THE STREET WHERE YOU LIVE / ANDY WILLIAMS "GREAT SONGS FROM MY FAIR LADY" '64
7. WHEN LOVE SLIPS AWAY / DEE DEE WARWICK "FOOLISH FOOL" '67
8. 愛を教えて / 山下達郎 "OPUS ALL TIME BEST 1975-2012" 09月26日発売
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
9月2日に2年ぶりの夏フェス、山梨県山中湖交流プラザきららで開催された音楽イベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012」に出演した。「ちょっと雨がぱらつきましたが、頑張ってやってきました」と達郎さん。出演時間は65分だったが、帰りは豪雨の大渋滞に巻き込まれて東京まで3時間半もかかったという。
シアター・ライヴ「PERFORMNCE 1984 -2012」のほうも予想をはるかに上回る動員でうれしい悲鳴を上げてるとか。一日一回の上映だと思っていたら、東京・新宿のバルト9では一日五回、六回。延長の二日間は一日七回、それもほぼ満員だったそうだ。「そんなに来ていただけるなんて思わなかったので、この場を借りて心より御礼申し上げます」と達郎さん。全国13館中新潟を除いた12館で上映が終了。「今回はあくまで実験でやってたんですけれども、本当に予想を上回る反響をいただきまして、これを励みにしてまた何かやらしていただければなと思っております」と達郎さん。

・棚からひとつかみ + リクエスト
オールタイム・ベストのプロモーションが続いてるそうだ。今週は直近で収録してるものの先週に引き続いて「棚からひとつかみ + リクエスト」。

・SEPTEMBER
先週は残暑が厳しいので今週オンエアしようと思って取っていたとか。まりやさんの1979年の「SEPTEMBER」。

・SAN FRANCISCO
スコット・マッケンジーが亡くなった。享年73歳。スコット・マッケンジーといえば「SAN FRANCISCO」、邦題「花のサンフランシスコ」。1967年のサマー・オブ・ラヴ、ちょうど今頃の季節を彩っていた曲。この曲が収録されたアルバム『THE VOICE OF SCOT McKENZIE』は名盤。ダン・ヒル・サウンドの全盛期で、ジョン・オズボーンのベースの音、イントロの12弦ギターの音がいいと達郎さん。その後、スコット・マッケンジーはビーチボーイズの「KOKOMO」に関わっていたり、ママス&パパスの再結成メンバーになったりした。

・BACK IN LOVE AGAIN
イギリスのパームレスというレーベルからサザン・ソウルのコンピレーションが出た。パターソン・ツインズはミシシッピー出身の双子のデュオ。ヒット曲はひとつもないが優れた作品が多い。なかなかレコードが手に入りにくいデュオ。1983年のジョージ・ジャクソンの作品なので、バックはマッスル・ショールズのメンバー。

・YOU'RE ALWAYS ON MY MIND
ディスク・ユニオンがディストリヴュートしている「Think! Records」からカリフォルニアの5人組のR&Bのヴォーカル・グループ、ブラック・アイスのアルバムがリイシューされた。1979年のセカンド・アルバム『I JUDGE THE FUNK』から「YOU'RE ALWAYS ON MY MIND」。

・TRAVELING BOY
我孫子市の超常連、伊東潔さんからしつこのリクエスト。1973年のアルバム『ANGEL CLARE』に入ってる「TRAVELING BOY」はロジャー・ニコルスとポール・ウィリアムスの名曲。

・OPUS ALL TIME BEST 1975 - 2012
いよいよ9月26日に3枚組のベスト・アルバムが発売される。1975年にシュガーベイブでデビューしてから37年、ソロ・デビューから35年、エレック時代からRCA/AIR、ムーン、ワーナーとレーベルを越えて全49曲をCD3枚組に収録。タイトルは『OPUS』(オーパス)。正式タイトルは『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』。シュガーベイブの「ダウンタウン」から新曲のドラマ『遺留捜査』の主題歌「愛を教えて」まで全49曲を収録。パッケージはテジパック三方背パック。ジャケットはファンクラブで20年間4コマ漫画を描いてるとり・みきさんのイラスト。初回限定盤は全6曲収録のボーナス・ディスクが付いて全55曲入りで値段は据え置きの3,980円。
詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/

番組では9月23日に特集する予定。

・ハル・デヴィッド追悼
来週はハル・デヴィッドが先日亡くなったので、ハル・デヴィッドの追悼で「棚からひとつかみ」。ハル・デヴィッドはバート・バカラックのパートナーの作詞家。バート・バカラックの曲のハル・デヴィッドの訳詞を中心にお送りするとのこと。

・ぴあ Special Issue ~山下達郎“超”大特集号~
ぴあが40周年を迎えたので一回だけ復活されることになった。それが山下達郎超特大号となる。9月26日発売の『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に合わせて「ぴあ Special Issue 山下達郎"超"大特集号」を発売。その中で読者の投稿コーナー「はみだしYOUとPIA」をもじった「はみだしYOUと達郎PIA」を募集しているそうだ。読者からの「あなたと山下達郎さんのエピソード」を募集中とのこと。
http://t.pia.jp/feature/tatsuro-pia/index.html

・プレゼント
番組では『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』のジャケット(とり・みきさんのイラスト)をあしらったTシャツを20名にプレゼント。S・M・L・XLとサイズを用意しているのでサイズ指定して応募してほしいとのこと。締め切りは『OPUS』の発売日頃。

オールタイム・ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』にも応募ハガキが封入されており、抽選で3500名に山下達郎の歴代のジャケットをプリントしたTシャツ(AからHまでの8パターンの中から選ぶ)を3枚セットでプレゼント。
詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/

・ON THE STREET WHERE YOU LIVE
リスナーからのリクエスト。アンディ・ウィリアムスの1964年の全米5位のアルバム『THE GREAT SONGS FROM MY FAIR LADY』からシングル・カットされた「ON THE STREET WHERE YOU LIVE」。全米チャート28位。邦題は「君住む街角」。まりやさんもやってる曲。

・WHEN LOVES SLIPS AWAY
イギリスのチェリー・レッド・レーベルがユニヴァーサルのカタログを使ってソウル・ミュージックの渋いところを続々とリイシューしている。1967年のディ・ディ・ワーウィックのアルバム『FOOLISH FOOL』から「WHEN LOVES SLIPS AWAY」。アレンジはジミー・ワイズナーでジェリー・ロスのプロデュース作品。シングル・カットされて1967年、全米R&Bチャート46位。ディ・ディ・ワーウィックはディオンヌ・ワーウィックの妹さんで2008年に亡くなった。

・シアター・ライヴのラスト
リスナーから「シアター・ライヴのラスト、終演後の客席の場面はどこの会場?」という質問。
中野サンプラザだそうだ。

・コアラのタンバリン
リスナーからの質問で「マイクの横の小さなタンバリンに何かいわくがあるのでしょうか? なぜコアラの絵柄なんだろうと考えだすと、夜も眠れません」
「もう四半世紀使ってるコアラのタンバリンで、もともと子どもに買って、遊んでたら、意外にいい音がするので、最初はパンダだったんですけれど、最近コアラになりました。東京の片隅の町工場で作ってるものなんですが、すごくいい音がするので毎回あれを使っております。最近ちょっと使用頻度が減っておりますが、でも私のライヴに無くてはならないモノです」と達郎さん。

・愛を教えて
上川隆也さん主演のドラマ『遺留捜査』の2シーズン目の主題歌を達郎さんが担当。タイトルは「愛を教えて」。『遺留捜査』はテレビ朝日系の木曜ドラマで7月12日スタートして、毎週木曜日午後9時から放送されていたが、先週でめでたく最終回を迎えた。そんなわけで今週からは「愛を教えて」のフル・ヴァージョン。シングル化の予定はなく、オールタイム・ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に収録されている。「ちょいとメロウ・ソウルふうのものでございますが、裏声で歌った久しぶりのやつでございます」と達郎さん。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月16日は、「ハル・デヴィッド追悼で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #124

2012年09月05日 | Motoharu Radio Show

2012/09/04 OnAir - 1st. Week - 特集:太陽にまつわる音楽/ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
The Beatles:Here Comes the Sun
Sheryl Crow:Soak Up the Sun
Jimmy Cliff:World Upside Down
Jimmy Cliff:Ship Is Sailing
Norah Jones:Sunrise
サカナクション:僕と花
くるり:o.A.o
七尾旅人:サーカスナイト
キリンジ:祈れ呪うな
Dragon Ash:Walk with Dreams
佐野元春:La Vita é Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・太陽にまつわる音楽/ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
番組後半はNHK Eテレ「ザ・ソングライターズ」第4シーズン開始特集としてこれまでゲスト出演したアーティストのそれぞれ現在の楽曲を聴く。

・Here Comes the Sun
「今年の夏は全国的に猛暑が続きました。夏という季節、僕は好きですけれども、今年ばっかりはちょっと太陽がキツかったなぁという感じですね」と元春。
番組前半は太陽にまつわる曲を集めている。

・Soak Up the Sun

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はジミー・クリフ『Rebirth』、イングリッシュ・ビート『Keep the Beat : The Very Best of the English Beat』、そしてジェリー・ダグラス『Traveller』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はジミー・クリフ『Rebirth』。

・ジミー・クリフ
ジャマイカ人のレゲエ・シンガー、現在64歳。レゲエ・ミュージックのミュージシャンというとボブ・マーリーが有名だが、ジミー・クリフはボブ・マーリーより少し上の世代の人。'60年代の初期から現在まで現役で活躍している。もちろん地元ジャマイカでは古くからレゲエ・ミュージックのスターとしてよく知られていた。しかし欧米では知名度が今ひとつだったところ、ある映画がきっかけでジミー・クリフの名前は世界的に知られることになる。その映画は『ハーダー・ゼイ・カム』。'70年代のジャマイカを生きる一人の青年を描いた映画。この映画の主人公を演じていたのがジミー・クリフだった。
「僕も十代の頃、この映画を観ました。映画の中では人種の問題、ドラッグの問題など、当時のジャマイカの様子が生々しく描かれてました。それと同時にレゲエ・ミュージックですね、どんな背景で生まれてきたのか、この映画を観るとそのあたりのことがよくわかります」と元春。
映画『ハーダー・ゼイ・カム』の公開が1972年。翌年、ボブ・マーリーがメジャー・デビュー。そしてその翌年にはエリック・クラプトンがボブ・マーリーの「I Shot The Serif」をカヴァーして世界的にヒットしている。まさにボブ・マーリーやジミー・クリフ、この世代のミュージシャンたちがレゲエ・ミュージックの魅力を世界に知らせたと言っていい。そのジミー・クリフの新しいアルバム『Rebirth』から「World Upside Down」と「Ship Is Sailing」の2曲。

・東京湾大華火祭
夏といえば花火。元春は東京湾大華火祭を見に行ったそうだ。「震災のこともあって2年ぶりの開催ということで花火ひとつひとつに僕は感慨深いものを感じました。なにかこう花火師の意地と心意気を感じてグッときました」と元春。

・Sunrise

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は環境教育のNPO「PWプラスONE」。アメリカで開発された野生生物と触れ合う教育プログラムを日本で実践している。

・ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
番組後半はNHK Eテレ「ザ・ソングライターズ」第4シーズン開始特集としてこれまでゲスト出演したアーティストのそれぞれ現在の楽曲を聴く。

・僕と花

佐野元春 : ご存じの方もいると思いますが、NHK Eテレの番組「ザ・ソングライターズ」。僕が聞き手となって毎回国内の優れたソングライターをゲストに迎えた対談番組です。その「ザ・ソングライターズ」、2012年第4シーズンが来月から放送されることになりました。この番組は本当に僕自身もやりがいのある番組です。ソングライターと呼ばれる僕たちはどんなふうに曲や詩を書いているのか、創作にまつわるいろいろな話をソングライター同志、フランクに話す、そんな番組になっています。で、よくあるこの手の番組と違うのは、これは番組というより講座のような形をとってるところです。聞き手である僕がいて、ゲストのソングライターがいて、対談の様子を学生たちが聞いているというかたちです。そしてその学生たちにも参加してもらってソングライティングのワークショップをやってもらってます。実際、詩を書いてそれを音楽にしていくという、そうした実践を通じて創作の面白さを経験してみようという、そんな試みをやってます。NHK Eテレの番組「佐野元春のザ・ソングライターズ」。来月からはじまる第4シーズン。第一回目のゲストには中村一義さんが決まってます。とても画期的な番組ですので、是非みなさんにも楽しみに待っていただけるとうれしいです。

・o.A.o
・サーカスナイト

佐野元春 : サカナクション山口一郎、くるり岸田繁、そして七尾旅人。素晴らしいソングライターです。この番組のゲストを選ぶとき、僕は一つ基準を設けています。それは現状を変革することに自覚的かどうか、そうした意識が曲に現れているかどうか、ということです。これまで招いたソングライターのみなさんは僕が聴くかぎりみんなそうした意識を持たれていると思います。特に3.11以降ですね、震災のこと、原子力発電のこと、我々はどう生きていくのかということが厳しく問われてる時代です。ソングライターの仕事ということでいうと、こうした状況にどうにか言葉と音楽を与えてゆく、というのもあると思います。しかもそれをメインストリームでやってゆく、これは結構大変なことですし、表現者としてはやりがいのあることではないかと思います。「ザ・ソングライターズ」第4シーズンではそのあたりのことをゲストのみなさんに投げかけてみたいと思います。

・祈れ呪うな
・Walk with Dreams

・La Vita é Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
佐野元春 & コヨーテバンドの新曲。新曲の感想を待ってますと元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #1038

2012年09月03日 | Sunday Song Book

2012年09月02日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. もう一度 / 竹内まりや "ヴァラエティ" '84 "エクスプレッションズ" '08
2. OPEN MY EYES / NAZZ '69
3. THE TRAIN KEPT A-ROLLIN' /JOHNNY BURNETTE & THE ROCK'N ROLL TRIO '56
4. I'M ONLY DREAMING / THE SMALL FACES '67
5. HOW 'BOUT US / CHAMPAIGN '81
6. THERE'S A TIME / EMIL O'CONNOR '62
7. RESCUE ME / FONTELLA BASS '65
8. 純愛ラプソディー / 竹内まりや "エクスプレッションズ" '94('08)
----------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
9月2日は2年ぶりに夏フェスに出演する達郎さん。山梨県山中湖交流プラザきららで開催される音楽イベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012」に出演。放送時間は本番前。この番組は前倒しで収録している。番組収録時は取材と原稿直しでバタバタとやってるとか。実はまた曲書きのオファーがあり、今月はまた曲書きでウンウン唸ることになりそうだと達郎さん。

・棚からひとつかみ
今日はレギュラー・プログラムで「棚からひとつかみ」。納涼リクエストの残りも併せて。

・もう一度
まりやさんの1984年のアルバム『ヴァラエティ』からのシングル・カット。

・OPEN MY EYES
トッド・ラングレン率いる4人組のロックンロール・グループ、ナッズの1969年のデビュー・シングル。当時、ラジオ局はB面のバラードばかりかけたそうだ。B面は「HELLO IT'S ME」だった。でも達郎さんはA面の「OPEN MY EYES」のほうが好きなんだとか。

・THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'
まだ暑い日が続くので暑気払いのロックンロール。ジョニー・バーネットはのちにクルーナー系のヒットを飛ばすが、もともとはメンフィス生まれのバリバリのロックンロール・シンガーだった。1956年のジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオの「THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'」は、のちにヤードバーズに取り上げられて、達郎さんの世代にはスタンダードになった。「THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'」はもともとはタイニー・ブラッドショウというR&Bのバンド・リーダーの人の1951年の曲だったが、それをジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオはロカビリー仕立てにした。

・I'M ONLY DREAMING
スモール・フェイセスのアルバムがリイシューされた。達郎さんがスモール・フェイセスの全ナンバーの中でいちばん好きな曲が「I'M ONLY DREAMING」。

・カーステレオのスピーカーのバランス
リスナーから「カーステレオの前と後ろのスピーカーのバランスをどうされてますか?」という質問。
「僕は後ろをちょっと出して、センターの音がちょうど頭のこのへんの中心にですね、顔の前と後ろの中心に来ると気持ちいいんですが」と達郎さん。

・HOW 'BOUT US
シャンペンのファースト・アルバムが復刻された。シャンペンはシカゴのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。彼らの1981年の最大ヒットで全米ソウル・チャート4位、全米チャート12位の「HOW 'BOUT US」。プロデュースはリオ・グラハム。曲はメンバーの作。

・OPUS ALL TIME BEST 1975 - 2012
いよいよ9月26日に3枚組のベスト・アルバムが発売される。1975年にシュガーベイブでデビューしてから37年、ソロ・デビューから35年、エレック時代からRCA/AIR、ムーン、ワーナーとレーベルを越えて全49曲をCD3枚組に収録。タイトルは『OPUS』(オーパス)。正式タイトルは『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』。シュガーベイブの「ダウンタウン」から新曲のドラマ『遺留捜査』の主題歌「愛を教えて」まで全49曲を収録。パッケージはテジパック三方背パック。ジャケットはファンクラブで20年間4コマ漫画を描いてるとり・みきさんのイラスト。初回限定盤は全6曲収録のボーナス・ディスクが付いて全55曲入りで値段は据え置きの3,980円。
詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/

・シアター・ライヴ
オールタイム・ベストに関連してシネコンで山下達郎のライヴをご覧いただこうという企画「PERFORMNCE 1984 -2012」。1984年頃のライヴから最新ライヴまで取り揃えて。全国13ヶ所のシネコンで8月25日から約一週間の予定だったが、前売りの売れ行きがよく、初日、二日目と好評だったため、少し延長されて9月2日まで上映されてる。今後封切られる劇場もある。詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/movie.html

・ぴあ Special Issue ~山下達郎“超”大特集号~
ぴあが40周年を迎えたので一巻だけ復活されることになった。それが山下達郎超特大号となる。9月26日発売。「100の質問」もまたやるそうだ。
http://t.pia.jp/feature/tatsuro-pia/index.html

・プレゼント
『OPUS』のジャケット(とり・みきさんのイラスト)をあしらったTシャツを20名にプレゼント。S・M・L・XLとサイズを用意しているのでサイズ指定して応募してほしいとのこと。締め切りは『OPUS』の発売日頃。

・THERE'S A TIME
リスナーからのリクエスト。
エミル・オコーナーは全くバイオが不明の人。プロデューサーがテリー・メルチャー、アレンジがジャック・ニッチェ。1962年のコロムビアからのシングルのB面「THERE'S A TIME」。

・RESCUE ME
フォンテラ・バスはセントルイス生まれの黒人女性シンガー。「RESCUE ME」は彼女の代表作で1965年のR&BチャートNO.1、全米チャート4位。アート・アンサンブル・オブ・シカゴのレスター・ボウイがトランペットを吹いてるが、今回資料を調べたらレスター・ボウイの奥さんがフォンテラ・バスだった。ちなみにこの曲のドラムはモーリス・ホワイト。

・純愛ラプソディー
1994年のまりやさんのシングル。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月09日は、引き続きレギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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