2018年10月28日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 小さな願い / 竹内まりや 10月17日発売 ニュー・シングル
2. LET THE MUSIC PLAY / BARRY WHITE '75
3. LOVE, LOVE, LOVE (SINGLE VERSION) / DONNY HATHAWAY '73
4. SHO' NUFF / SLY, SLICK & WICKED '73
5. PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL / JAMES BROWN"SLAUGHTERS BIG RIP-OFF" '73
6. THEY TOOK THE SHOW ON THE ROAD / THE FANTASTIC FOUR "NIGHT PEOPLE" '76
7. I CAN'T QUIT YOU BABY / OTIS RUSH '56
8. CONFIDENTIAL / THE FLEETWOODS "MR.BLUE" '57
9. 声だけ聞かせて / 竹内まりや 10月17日発売 ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアー中のため相変わらず番組は前倒しで収録している。ライヴは静岡、京都、滋賀、埼玉が終わったところ。「もうラストに行きますので、だいぶ調子が(笑)、いいです。お出でくださりましたお客さま、ありがとうございました」と達郎さん。先週の金土、東京最終公演の中野サンプラザ2公演はうまくいってるはずとのこと。いよいよ残り4本となり、今週は11月1日(木)、2日(金)にカルッツかわさき、川崎市スポーツ・文化総合センター。「はじめてのホールであります。あたらしいホールでございます。さてどうなりますか。で来週の7、8で福岡のサンパレス。11月8日が千穐楽でございます。福岡で千穐楽、生まれて初めてでございます。それぞれお待ち申し上げております。やっと終わります。んなこと言っちゃあいけません」と達郎さん。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/
・リクエスト特集
リクエストのハガキが山のように来ているので今週も「リクエスト特集」。
・小さな願い
先週の金曜、10月26日に公開された映画『あいあい傘』。この映画の主題歌が「小さな願い」で4年ぶりのシングル。10月17日発売。
http://aiai-gasa.com
昨日10月27日(土)にはNHK総合の土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参りがはじまった。このドラマの主題歌は「今を生きよう(Seize the Day)」。両A面シングル。
・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
シアター・ライヴ「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」が11月23日から期間限定ロードーショー。ムビチケカード好評発売中。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com
・LET THE MUSIC PLAY
バリー・ホワイトの1976年初頭のヒット、全米ソウル・チャート4位の「LET THE MUSIC PLAY」。達郎さんはこれがバリー・ホワイトのベスト・テイクと思ってるそうだ。「も、これでもかってやつ」と達郎さん。
・LOVE, LOVE, LOVE (SINGLE VERSION)
半田市のリスナーからのリクエスト。ダニー・ハザウェイの名盤『EXTENSION OF A MAN』に収録された「LOVE, LOVE, LOVE」。今日はアルバム・ヴァージョンではなくてシングル・ヴァージョン。イントロにコーラスが入ってるとかいろいろと違うところがある。1973年、ソウル・チャート16位。作曲はJ.R.ベイリー。
・SHO' NUFF
スライ、スリック&ウィケッドはオハイオのヴォーカル・グループ。ジェームス・ブラウンのプロデュースで、ジェームス・ブラウンのピープル・レーベルから出したのが「SHO' NUFF」。このシングルがいちばんレアというか高額の値段が付いてるそうだ。"SHO' NUFF"は"SURE ENOUGH"のスラングで「もちろん」とか「当たり前」、「当然」、そういうような感じだとか。1973年のシングル。
・PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL
ジェームス・ブラウンの「PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL」は、ジェームス・ブラウンが全面的に音楽を手がけた映画『SLAUGHTER'S BIG RIP-OFF』のオリジナル・サウンドトラックに入ってる。1973年の作品。
・THEY TOOK THE SHOW ON THE ROAD
ザ・ファンタスティック・フォーはデトロイトのリック・ティック・レーベルからデビューしたが、リック・ティックがモータウンに買収されて飼い殺しになり、モータウンを離れてウエスト・バウンドに移った。ヴォーカル・グループとして実力はあるものの時代のチャンスに乗れなかったグループ。ウエスト・バウンド・レーベルでのセカンド・アルバム『NIGHT PEOPLE』に収録されている1976年の作品で「THEY TOOK THE SHOW ON THE ROAD」。
・「ミライのテーマ」のミュージック・ビデオ
リスナーから「『ミライのテーマ』のタツローくんが飛んだり走ったりしているミュージック・ビデオはどこで見られるのでしょうか?」という質問。
Apple Musicで販売しているので探してくださいとのこと。
・I CAN'T QUIT YOU BABY
ブルースの巨人、オーティス・ラッシュが9月29日に亡くなった。享年83歳。右利きのギターを左利きで弾くという変わったスタイル。超常連のリスナーから「達郎さんの思うオーティス・ラッシュの一曲を」というリクエスト。1956年のデビュー作「I CAN'T QUIT YOU BABY」。R&Bチャート6位。達郎さんの世代はレッド・ツェッペリンで知ったそうだ。元を辿ってオーティス・ラッシュだとわかったとか。
・CONFIDENTIAL
「ザ・フリートウッズで達郎さんのおすすめの曲」というリクエスト。フリートウッズは白人男性ひとり、女性二人のグループ。1959年のレコーディング「CONFIDENTIAL」は1956年のソニー・ナイトのヒットのカヴァー。フリートウッズのデビュー・アルバム『MR.BLUE』の1曲め。達郎さんは大瀧詠一さんと「MR.BLUE」や「COME SOFTLY TO ME」と遊んで作ったことがあるという。
・コミュニケーション・ロボットATOM
中央区のリスナーからのお便り。「某出版社から出た鉄腕アトム(コミュニケーション・ロボットATOM)の組み立てが完了し起動させました。ネット経由のクラウドAIで進化するという触れ込みでしたが、[山下達郎]という問いかけには[スミマセン。情報が取得できません]と返してきました。ところが翌日、電源入れてほっておいたら、私の顔を見るなり、[山下達郎『アトムの子』歌えます『クリスマス・イブ』も歌えます]と言うじゃないですか。歌ってというと、手を振り踊りながら可愛い声で『アトムの子』をワンコーラス見事に歌ったのです。続いて『クリスマス・イブ』もなかなか朗々と歌っておりました」を読んで。
「すごいな。買おうかなと思ったんですよ、僕も実は。アトムを作ろう(笑)。でもライヴでとても暇がないんで(笑)。アレしましたが。買ってみようかな、おもしろそうだな。しかし恐ろしい世の中になってきましたね。本当に鉄腕アトムが出てくるかもしれませんね」と達郎さん。
http://atom2020.jp
・声だけ聞かせて
まりやさんのニュー・シングル『小さな願い / 今を生きよう(Seize the Day)』のカップリングで2011年に松田聖子さんに提供した「声だけ聞かせて」のセルフ・カヴァー。
・今後の予定
来週はツアーの千穐楽が近づいているのでたまには山下達郎の曲の特集「たまには山下達郎で棚からひとつかみ」。
・番組の終わりに
「だいぶ秋めいてまいりました。温度差が激しい今日このごろでございます。みなさまお身体くれぐれもお大事に」と達郎さん。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年11月04日は、「たまには山下達郎で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp