2021年04月25日プレイリスト「夫婦放談<番外編> ゲスト:竹内まりや」
1. 色・ホワイトブレンド / 竹内まりや "リクエスト" "エクスプレッションズ" '87
2. プラスティック・ラブ / 竹内まりや "ヴァラエティ" "エクスプレッションズ" '84
3. ブルー・ホライズン / 竹内まりや "ユニヴァーシティ・ストリート" '79
4. 人生の扉 (LIVE) / 竹内まりや "2010/12/21" 大阪城ホール
5. DOWNTOWN (LIVE ) / 山下達郎 "2019/09/11 松山市民会館"
6. LET IT BE ME / 竹内まりや & 山下達郎 "スーベニール" '00
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■内容の一部を抜粋
・近況
4月25日、緊急事態宣言が大阪、兵庫、京都、東京に発令された。先週、番組の冒頭で「ワクチンがなぜ国産でできないのか?」と「欧米に比べて感染者が少ないのに医療が逼迫しているのはどういうことなのか?」ということを素朴な疑問として話したところ、ジャーナリストや医療従事者、製薬会社、様々な分野の方から詳細な解説のメールや手紙が届いたという。ひじょうに勉強になり大変感謝しているとか。ひとつひとつ番組では紹介できないが、メディアやテレビ、ネットなんかより冷静で確実な情報をみなさんが持っているとわかったそうだ。
・夫婦放談<番外編> ゲスト:竹内まりや
今週は突然だが「夫婦放談」の番外編。まりやさんとしては初になるという有料配信ライヴの告知を兼ねて、質問やリクエストに応える。曲はライヴ・ヴァージョンを中心にとのこと。
・色・ホワイトブレンド
季節柄なので「色・ホワイトブレンド」にリクエストが集まったとか。もともとは1986年に中山美穂さんに提供した楽曲で、1987年のまりやさんのアルバム『REQUEST』でセルフカヴァーした。
・プラスティック・ラブ
1984年の4月25日がアルバム『VARIETY』の発売日。ということで今日で37年めの「プラスティック・ラブ」。本日は広島県のグリーン・アリーナの公演日だったので、本当だったらこの曲を歌っていたはずだとまりやさん。
・曲作り
まりやさんによると達郎さんはここのところ真面目に曲作りに励んでるそうだ。「様子を見て、どう曲作り進んだ?って聞くと、なんかエヴァンゲリオンとか観まくってるの(笑)。結局なんか観てんだよね。ふふふふ」とまりやさん。
達郎さんはミディアムやバラードはボコボコできるけれど、昔からアップテンポが苦手なんだとか。でもなかなかいい曲ができてます、と話す。
・ブルー・ホライズン
まりやさんが村上ポンタさんと初めて仕事をしたのは1979年のアルバム『UNIVERSITY STREET』のとき。すでに大御所で会話できるような雰囲気ではなかったという。でも河合奈保子さんの「けんかをやめて」で、スタジオに仮歌を歌いに行ったときポンタさんが叩いてくれて、そのときくらいからお付き合いがはじまったとか。5,6年前に松木恒秀さんたちとのセッションでもお世話になった。ポンタさんが唯一敬語を使われていたのが松木さんで、師弟関係を目の当たりにしたそうだ。アルバム『UNIVERSITY STREET』の収録曲「ブルー・ホライズン」は、先週オンエアした「ドリーム・オブ・ユー (ALBUM VERSION)」と同じ日のセッションで、メンバーは村上"ポンタ"秀一さんのドラム、小原礼さんのベース、松木恒秀さんのギター、佐藤博さんのキーボード。作詞は大貫妙子さん、作曲は達郎さん。まりやさんのリクエストでコーダのところで達郎さんに一声入れてもらったという。達郎さんによると目標がカーリー・サイモンのモータウン版で、レンジが低いからまりやさんのアルトの上にブラスを置いたとか。
・まりやさんが観たベスト・ライヴ
中野区の超常連のリスナーから「まりやさんが観に行った中でベスト3といえば、どんなアーティスト、あるいはバンドになるのでしょうか?」という質問。
1979年にグリーク・シアターで観たジェームス・テイラー、1979年に日本青年館ホールで観た山下達郎、大学生のときに武道館で観たイーグルスの初来日公演がベスト3なんだそうだ。イーグルスは演奏もそうだけれどコーラスが素晴らしかったという。
・発想
愛知県岡崎市のリスナーから「まりやさん作曲するとき曲先とお聞きしましたがメロディが先ですか、コードが先ですか。また歌詞を書く良い練習方法は何かありますか?」という質問。
イメージがいちばん最初なんだとか。明るい曲にするのか、都会的な曲にするとか、暗い曲にするのか、それからメロディとコードをたぐっていって、最後に具体的な歌詞を見つけるそうだ。「色・ホワイトブレンド」はタイトルが指定されていたし、テーマが決まっていた「けんかをやめて」は歌詞とメロディが同時に出てくるパターンだったという。達郎さんの「SRARKLE」はコードとリズムパターンからメロディを考えて作ったが、それを見ていて発想が違うと驚いたとか。達郎さんによるとピアノの弾き語りで作曲すると、ああいうポリリズムのグルーヴが作れないからだという。「クリスマス・イブ」のコードが変わっていくのも、まだコードがついてない段階で半音ずつ下げていた。まりやさんの発想にはないことで、それは達郎さんによると編曲する人間の発想なのだそうだ。
・人生の扉 (LIVE)
2010年12月21日に大阪城ホールで行われたライヴから。初オンエア。
・ライブ映像配信「LIVE Turntable Plus」
5月29日(土)のよる21時から竹内まりやさんのライブ映像配信「LIVE Turntable Plus」が高音質配信プラットフォームMUSIC/SLASHにて実施することが決定した。見逃し配信、アーカイヴなし。チケット料金は4,500円。4月25日午後3時から販売開始し5月24日(月)の午後6時までの受付。
もともとアルバム『Turntable』とシングル「旅のつづき」の購入者のみを対象にした応募抽選で企画されたプライヴェート・コンサートだったが、ウイルス騒ぎで開催が不可能になり、その代替案として今年2月に実施したのがライヴ映像配信「LIVE Turntable」。配信は応募抽選で当選した2000名のみの配信だったが、今回のライブ映像配信「LIVE Turntable Plus」は、2010年と2014年のツアーから未公開の映像を5曲、2012年に山中湖で行われたSWEET LOVE SHOWERから「家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」を加えている。詳しくは竹内まりやオフィシャルサイトにて。
https://www.mariyat.co.jp/
・souvenir 2021 mariya takeuchi live グッズ
中止になったまりやさんの「souvenir 2021 mariya takeuchi live」。グッズをいくつか製作していたので、その一部を販売することになり、竹内まりやオンライン・ショップにて販売している。詳しくは竹内まりやオフィシャルサイトにて。
https://www.mariyat.co.jp
・プレゼント
souvenir 2021 mariya takeuchi live のグッズから、ご当地アルミプレートを各会場3枚ずつの21名にプレゼント。場所は選べないとのこと。まりやちゃんのフィギュア・セットは10名にプレゼント。
プレゼントの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/
・DOWNTOWN (LIVE )
ハロプロのJuice=Juiceが「DOWNTOWN」をカヴァーすることになった。今日オンエアするつもりだったが、うっかりしてスタジオにお皿を持ってくるのを忘れたそうだ。また来週か再来週にオンエア予定。代わりに2019年9月11日に松山市民会館で行われたライヴから「DOWNTOWN」のライヴ・ヴァージョン。P.A.OUT。
以前はライヴで「DOWNTOWN」を雑駁な構成で演奏していたが、もう一度洗い直して、2018年、2019年くらいから、レコードに忠実なスリー・キーボード(エレクトリック・ピアノ、ハモンド・オルガン、クラヴィネット)に、2本のギター、宮里陽太さんがタムを叩いて、エンディングのコーラスもレコーディング・ヴァージョンを再現し、達郎さんが思ってたアレンジのかたちにようやくなったとか。
・LET IT BE ME
最後はアルバム『SOUVENIR』から「LET IT BE ME」のライヴ・ヴァージョン。2000年の武道館のライヴ。
■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/
2021年05月02日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp