Sunday Songbook #1689

2025年02月23日 | Sunday Song Book

2025年02月23日プレイリスト「あったかい(暖・温)棚からひとつかみ」
1. シェットランドに頬をうずめて / 竹内まりや "ヴァラエティ" '84
2. I'M GONNA BE WARM THIS WINTER / CONNIE FRANCIS '62
3. THE WARMTH OF THE SUN / THE BEACH BOYS "SHUT DOWN VOL.2" '64
4. WARM / JOHNNY MATHIS "WARM" '57
5. WARM LOVE / VAN MORRISON "HARD NOSE THE HIGHWAY" '73
6. IN THE WARMTH OF MY ARMS / GENERAL CROOK '69
7. WARM YOUR HEART / THE DRIFTERS '54
8. JE TE RECHAUFFERAI / CHARLES AZNAVOUR '65
9. 光と君へのレクイエム / 山下達郎 '13
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■内容の一部を抜粋
・近況
また曲書きの仕事が入ってきたそうだ。

・あったかい(暖・温)棚からひとつかみ
寒い日が続いている。少しでも和んでいただこうと思って、今週は題して「あったかい(暖・温)棚からひとつかみ」。オールディーズなので本当にまったりした曲ばかり。

・シェットランドに頬をうずめて
1984年の竹内まりやさんのアルバム『VARIETY』から「シェットランドに頬をうずめて」。

・I'M GONNA BE WARM THIS WINTER
コニー・フランシスの1962年、全米チャート18位の「I'M GONNA BE WARM THIS WINTER」。邦題は「想い出の冬休み」。日本では弘田三枝子さんのバージョンで大ヒットした。ハンク・ハンター、マーク・バーカンのコンビの作品。

・THE WARMTH OF THE SUN
あったかい。HOTではちょっと暑すぎる。ニュアンスとしてはWARM。ウォームといえば達郎さんにとってまずこれ。ザ・ビーチボーイズの1964年のアルバム『SHUT DOWN VOL.2』に入ってる「THE WARMTH OF THE SUN」。「DANCE, DANCE, DANCE」のカップリング。ジョン・F・ケネディが暗殺された晩にブライアン・ウィルソンが書いたと言われている。

・WARM
ジョニー・マティスがデビューしたての1957年のアルバム『WARM』に入ってる「WARM」。アレンジはパーシー・フェイス・オーケストラ。

・WARM LOVE
ヴァン・モリソンの1973年のアルバム『HARD NOSE THE HIGHWAY』に収められているこの有名な一曲「WARM LOVE」。

超常連の東京、清瀬市のリスナーからの強風のお便りを読んで。
東京は風の街。でも最近は高層ビルが増えてきてビル風。スタジオの帰り、ウォーキングで帰るときはビル風が強くていらだつとか。それで「俺の空」という曲を作ったという。

・IN THE WARMTH OF MY ARMS
ジェネラル・クルックはシカゴで活躍しているR&Bシンガー。この曲は1969年に発表された、モーリス・ホワイトが関係している超レアなシングル。達郎さんは持ってないそうだ。「IN THE WARMTH OF MY ARMS」、今日はCDで。

・ひなまつりで棚からひとつかみ
来週はひなまつりの前日なので毎年恒例のガール・シンガー、ガール・グループの特集。近年は時の試練に耐えうる楽曲が少なくなってて、女性シンガーにまで拡大しているから「ひなまつりで棚からひとつかみ」。前倒し収録なので今からのリクエストには応えられないとのこと。

・FUJI ROCK FESTIVAL
今年のFUJI ROCK FESTIVALに達郎さんが出演することになった。夏フェスは2018年のライジングサン以来でフジロックは初出演。出演は二日目の7月26日(土)。
詳しくはFUJI ROCK FESTIVALの特設サイトにて。
https://www.fujirockfestival.com/

・山下達郎デビュー50周年
達郎さんは今年でデビュー50周年を迎える。1975年4月25日にシュガーベイブのメンバーとしてデビュー。アルバム『SONGS』、そしてシングル「DOWN TOWN」が4月25日にリリース。それを記念して4月23日にアルバム『SONGS』の50周年記念盤をリリース。今回はCD、12インチ・アナログ盤、カセットテープの3種類のフォーマットで発売。CDのボーナス・トラックはLFライヴと言われる、『SONGS』のレコーディング前に録ったデモ・テープ。30周年記念盤に入ってる。それから40周年記念盤に入ってる宮城県民会館でのライヴ4曲(音は悪いけれど雰囲気がいいそうだ)。今回の50周年はあくまで祝祭盤。ただそれだけではつまらないので、1994年にちゃんとしたリマスターのCDを発売した後、中野サンプラザで4日間開催した「TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE LIVE」からライヴ音源をボーナス・ディスクに収録。今回は時間の関係で大貫妙子さんがゲストの部分とか収録してない。達郎さんが歌ってる部分はコンプリートで入ってて14曲入りとのこと。
詳しくは山下達郎50周年特設サイトにて。
https://tatsuro50th.jp/

5月にシュガーベイブにまつわる特別番組を放送することになった。特別番組では「思い出のシュガーベイブ」、「初めてシュガーベイブを聴いたときの印象」、「発売から50年、どのようにシュガーベイブを聴いてるか」などのメッセージを募集とのこと。TOKYO FMのサンデーソングブック・ウェブサイトで受付開始。今回はウェブサイトの応募フォームのみで、ハガキでのメッセージは募集してないそうだ。
https://www.tfm.co.jp/f/ssb/form_202502_sb

・WARM YOUR HEART
クライド・マクファターがリード・ヴォーカルだった時代の、初期ザ・ドリフターズの作品。1954年の「WARM YOUR HEART」。「HONEY LOVE」のカップリング曲でチャートに入ってないのにミリオンセラー。R&Bチャートがない時代のいわゆるハーレム・ヒットパレード。作曲がトム・ダウド、ジェリー・ウェクスラー、アーメット・アーティガン。

・JE TE RECHAUFFERAI
シャルル・アズナブールの「I Will Warm Your Heart」の原曲で、1965年の「JE TE RECHAUFFERAI」。

・光と君へのレクイエム
「光と君へのレクイエム」にリクエストが集まった。映画『陽だまりの彼女』の主題歌なのでとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年03月02日は、「ひなまつりで棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1688

2025年02月16日 | Sunday Song Book

2025年02月16日プレイリスト「棚からひとつかみ」
1. BLUE VALENTINE'S DAY / 大瀧詠一 "NIAGARA CALENDER '78"
2. AS TEARS GO BY / MARIANNE FAITHFULL '64
3. RATTLESNAKE / OHIO PLAYERS "RATTLESNAKE" '75
4. FALL INTO MY LOVE / BLACK BOX '95
5. HIDE AND SEEK PART 1 / NATURAL EXPERIENCE '76
6. I WISH IT WERE SUMMER / THE CHORDIALS '64
7. SO LOVELY / JOY '68
8. MAGIC TOUCH / 山下達郎 '93
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■内容の一部を抜粋
・近況
曲の締切が終わって1曲できたとか。先様に提出し一段落。一休みと思いきや週明けから違う仕事がはじまるそうだ。

・棚からひとつかみ
締切があったので今週は「棚からひとつかみ」。長いことやってるとかけようとして準備していた曲が時間の関係でかけられなかったものが山のようにある。今日はそのような曲の中から。

・BLUE VALENTINE'S DAY
先週よりも今週の方がバレンタインデーに近いので大滝詠一さんの「BLUE VALENTINE'S DAY」にリクエストが集まってるという。1978年のアルバム『NIAGARA CALENDER』から達郎さんがストリングスのアレンジをした「BLUE VALENTINE'S DAY」。

・AS TEARS GO BY
1960年代にイギリスで活躍していた美人女性シンガーのマリアンヌ・フェイスフルが1月30日に亡くなった。享年78歳。名家のお嬢さんだが恋愛、アルコール、ドラッグ、いろんなことがあって、一時はどうなるかと思われたが、晩年になってまた活動を再開した。達郎さんは彼女の声が好きなんだとか。年を取ってから、若い頃の声と似てもに使わぬ声になっても、感情表現がすごく好きで、たくさんレコードを持ってるそうだ。でもなかなかかける機会がない。その彼女の出世作で十代のときに出た「AS TEARS GO BY」。1964年、全英9位。アンドリュー・オールダムがローリング・ストーンズのプロデュースをしていた時代に、ミック・ジャガーとキース・リチャーズに曲を書かせて、それをマリアンヌ・フェイスフルのデビュー曲にした。のちにストーンズがセルフカバー。

・RATTLESNAKE
巳年特集でかけそこなったやつ。オハイオ・プレイヤーズの1975年のアルバム『RATTLESNAKE』のタイトル・ソング「RATTLESNAKE」。がらがらへび。

・雪かき
リスナーから雪の話題が多く届いてるそうだ。リスナーから「雪かきをやったことがありますか」という質問。
達郎さんの母方の実家が仙台で、小学校時代の冬休みに仙台に行くと、どーんと雪が積もってる。毎日小学校3年とか4年のときに雪かきを手伝わされたのでさんざんやったという。

・FALL INTO MY LOVE
番組をはじめた90年代の初めは新譜をかけなかった。今や90年代はオールディーズになり、90年代の曲をたまにはかけようかなと思っていたら、この曲が出てきたそうだ。ブラック・ボックスはイタリアのいわゆるユニットもの。歌っている人は匿名でビデオに出てる人はモデルを使っていた。リップシンク(口パク)で曲に合わせていたとか。1995年のシングル「FALL INTO MY LOVE」を歌っているのはマーサ・ウォッシュというアメリカの黒人シンガー。

・HIDE AND SEEK PART 1
海外の通販サイトで試聴して買ったシングル。ナチュラル・エクスペリアンスは「HIDE AND SEEK PART 1」しかシングルが出てない。ナッシュビルのヴォーカル・グループでスウィート・ソウルもの。1976年のシングルで、別のレコード会社からも同タイトルの曲が出ている。

・山下達郎デビュー50周年
達郎さんは今年でデビュー50周年を迎える。1975年4月25日にシュガーベイブのメンバーとしてデビュー。4月23日にアルバム『SONGS』の50周年記念盤をリリース。1994年にリマスターして発売したとき中野サンプラザで「TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE LIVE」を開催。そのライヴ音源を今回のCDのボーナス・ディスクとして収録する。
詳しくは山下達郎50周年特設サイトにて。
https://tatsuro50th.jp/

それを記念して5月にシュガーベイブにまつわる特別番組を放送することになった。特別番組では「思い出のシュガーベイブ」、「初めてシュガーベイブを聴いたときの印象」、「発売から50年、どのようにシュガーベイブを聴いてるか」などのメッセージを募集とのこと。TOKYO FMのサンデーソングブック・ウェブサイトで受付開始。今回はウェブサイトの応募フォームのみで、ハガキでのメッセージは募集してないそうだ。
https://www.tfm.co.jp/f/ssb/form_202502_sb

・souvenir2025 mariya takeuchi live
竹内まりやさんのツアー「souvenir2025 mariya takeuchi live」。4月15日から6月25日まで8都市14公演のアリーナ・ツアーを行う。2014年以来11年ぶりのツアー。5月公演のチケット一般発売の受付がはじまっている。3月2日(日)23時59分まで。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・I WISH IT WERE SUMMER
来週は「あたたかい(暖・温)棚からひとつかみ」。ウォームなナンバーの特集。その中から一曲。ザ・コーディアルスはニューヨークの幽霊グループと思われる。曲を書いてるのはバーニー・バウム、ビル・ジャイアント、フローレンス・ケイというトリオのソングライター・チーム。今が夏だったらという「I WISH IT WERE SUMMER」。

・SO LOVELY
60年代に活躍したグループ、サンレイズはビーチボーイズの弟バンドという触れ込みで、ビーチボーイズのウィルソン兄弟のお父さんマレー・ウィルソンがプロデュースしたグループ。このサンレイズのリーダーのリック・ヘンがジョイという名義で出した1978年のシングル「SO LOVELY」。

・グラスボトル
初めて達郎さんのライヴを観に行ったというリスナーから「ほかのメンバーはペットボトルなのに達郎さんは大きなグラスボトルのようなものを使ってました。これは何か意味があるのでしょうか?」という質問。
「他の人は水だけど私は白湯なので。お湯です。それだけのことです」と達郎さん。

・MAGIC TOUCH
今週はなぜか1993年のシングル「MAGIC TOUCH」にリクエストが集まった。達郎さんの全シングルの中でいちばん売れなかったもののひとつ。ライヴではなかなかできませんけれど挑戦しようかな、と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年02月23日は、「あたたかい(暖・温)棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1687

2025年02月09日 | Sunday Song Book

2025年02月09日プレイリスト「山下達郎リクエスト特集~ライブ編~」
1. HAPPY HAPPY GREETING (LIVE) / 山下達郎 "2016/04/20 岩手県民会館"
2. 夏への扉 (LIVE) / 山下達郎 "2024/11/11 新潟県民会館"
3. LOVE'S ON FIRE (LIVE) / 山下達郎 "2024/11/11 新潟県民会館"
4. SYNC OF SUMMER (LIVE) / 山下達郎 "2024/11/11 新潟県民会館"
5. ポケット・ミュージック (LIVE) / 山下達郎 "2024/11/17 アクリエひめじ"
6. ずっと一緒さ (LIVE) / 山下達郎 "2023/11/06 沖縄市民会館"
7. BLUE VALENTINE'S DAY (LIVE) / 山下達郎 "2023/02/16 岩手県民会館"
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■内容の一部を抜粋
・山下達郎リクエスト特集~ライブ編~
今週は「山下達郎リクエスト特集~ライブ編~」。ライヴ・ソースは全てP.A.OUT。

・HAPPY HAPPY GREETING (LIVE)
2016年4月20日に岩手県民会館で行われたライヴから「HAPPY HAPPY GREETING」。アンコールの後にショート・バージョンで披露したそうだ。

・夏への扉 (LIVE)
昨年のPERFORMANCE 2024のライヴ・ソース。11月11日に新潟県民会館で行われたライヴから「夏への扉」。
「この日の出来が自分ではよかったのでここから選びました」と達郎さん。



・LOVE'S ON FIRE (LIVE)
昨年2024年11月11日に新潟県民会館で行われたライヴから「LOVE'S ON FIRE」。



・SYNC OF SUMMER (LIVE)
昨年2024年11月11日に新潟県民会館で行われたライヴから「SYNC OF SUMMER」。
曲をかけ終えて。
「ギターの鳥山雄司さんも二年目ですっかり馴染んでくれております」と達郎さん。



・山下達郎デビュー50周年
達郎さんは今年でデビュー50周年を迎える。1975年4月25日にシュガーベイブのメンバーとしてデビュー。アルバム『SONGS』、そしてシングル「DOWN TOWN」が4月25日にリリース。それを記念して4月23日にアルバム『SONGS』の50周年記念盤をリリース。今回はCD、12インチ・アナログ盤、カセットテープのフォーマットで発売。
詳しくは山下達郎50周年特設サイトにて。
https://tatsuro50th.jp/

5月にはシュガーベイブにまつわる特別番組を放送することになった。特別番組では「思い出のシュガーベイブ」、「初めてシュガーベイブを聴いたときの印象」、「発売から50年、どのようにシュガーベイブを聴いてるか」などのメッセージを募集とのこと。TOKYO FMのサンデーソングブック・ウェブサイトで今日の午後3時から受付開始。今回はウェブサイトの応募フォームのみで、ハガキでのメッセージは募集してないそうだ。
https://www.tfm.co.jp/f/ssb/form_202502_sb

・ポケット・ミュージック (LIVE)
昨年2024年11月17日に兵庫県姫路市のアクリエひめじで行われたライヴから「ポケット・ミュージック」。



・ずっと一緒さ (LIVE)
2023年11月6日に沖縄市民会館で行われた、その年の千穐楽から「ずっと一緒さ」。



・BLUE VALENTINE'S DAY (LIVE)
バレンタイン・デーが近いので、今日の最後は「BLUE VALENTINE'S DAY」。
2023年2月16日に岩手県民会館で行われたライヴから「岩手だから」と達郎さんが言って弾き語りをしたそうだ。



■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年02月16日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1686

2025年02月02日 | Sunday Song Book

2025年02月02日プレイリスト:節分にちなんで「オニで棚からひとつかみ」
1. 福は内 鬼は外 / 細野晴臣 "HOSONO HOUSE" '73
2. 鬼たいじ / 森高千里 "古今東西" '90
3. 鬼 / 聖飢魔Ⅱ "恐怖のレストラン" '92
4. 鬼は外!ファンクは内! / ダンス☆マン "FROM PLANET MIRRORBALL" '19
5. OGRE / THE IDES OF MARCH "COMMON BOND" '71
6. 月夜の鬼踊り / 人間椅子 "異次元からの咆哮" '21
7. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーが終わると声がだんだん高くなる傾向があるそうだ。昨日、スタジオで新曲の歌入れをしたから、その影響で声が高くなってるのかもしれないとのこと。最近は加齢のため声が低くなり落ち着いた喋りになってきたと自分では思っているとか。「また高くなって嫌だなと。自分の声を聴くのはどなたもあまり好きじゃないと思います。私もおんなじでございます」と達郎さん。

・オニで棚からひとつかみ
例年だと2月3日が節分だけど今年は2月2日が節分。達郎さんは明後日2月4日が誕生日。72歳になる。今週は節分にちなんで「オニで棚からひとつかみ」。

・福は内 鬼は外
細野晴臣さんの1973年の初めてのソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』はキャラメルママのリズム・セクションで最初にレコーディングされた作品。1970年代の初め、狭山市の米軍ハウス(占領軍の兵隊が住んでいた)に、いろいろなクリエイターが移り住んで、アメリカ村と呼ばれるようになっていた。細野晴臣さんも米軍ハウスに住んでいて、そこに機材を運んで制作。ホーム・レコーディングの草分けになった作品。「福は内 鬼は外」は時代を反映してちょっとペシミスティック。悪い星の下に生まれて福の神うちに来てくれというような歌。

・鬼たいじ
森高千里さんの1990年のアルバム『古今東西』に入ってる「鬼たいじ」。森高千里さんの作詞、作曲は達郎さんもよく知っている斉藤英夫さん。
曲をかけ終えて。「曲を書いてる斉藤さんがひとりで全部インストやっております」と達郎さん。

・鬼
聖飢魔Ⅱの1992年のアルバム『恐怖のレストラン』に入ってる「鬼」。
ハード・サウンディングなので曲が長い。筋肉少女帯をかけたかったそうだが長いのであきらめたという。

・鬼は外! ファンクは内!
ダンス☆マン2019年のアルバム『FROM PLANET MIRRORBALL』から「鬼は外! ファンクは内!」。

・今後の予定
来週はまた恐怖の聴取率週間。誕生日なのでたくさんお便りが届いてるから「山下達郎リクエスト特集」。

・『PRECIOUS DAYS』 souvenir edition
竹内まりやさん11年ぶりのアリーナ・ツアー「souvenir2025 mariya takeuchi live」が4月15日から開催される。それにちなんで4月2日に昨年発売されたアルバム『PRECIOUS DAYS』の souvenir edition という新しい仕様が発売されることになった。生産限定盤。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・OGRE
日本でいう鬼は英語だと"Ogre"。「Ogre(オーガ)」でリサーチしたところ2曲しかなかったという。1曲はクィーン。クィーンはみんな知ってるので知られてない曲。アイズ・オブ・マーチはシカゴのカレッジで結成されたブラス・ロック・バンド。1971年のセカンド・アルバム『COMMON BOND』に入ってる「OGRE」。メンバーはのちにサバイバーのメンバーになるそうだ。

・月夜の鬼踊り
人間椅子は弘前市出身の3ピース・バンド。こういう特集でないと番組ではかからないと達郎さん。2021年のアルバム『異次元からの咆哮』に入ってる「月夜の鬼踊り」。

・HAPPY HAPPY GREETING
達郎さんの誕生日なので「HAPPY HAPPY GREETING」にリクエストが集まった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2025年02月09日は「山下達郎リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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