Sunday Song Book #1568

2022年10月30日 | Sunday Song Book

2022年10月30日プレイリスト「オール山下達郎リクエスト」
1. 夏への扉 (LIVE) / 山下達郎 "82/11/12 長崎市公会堂"
2. あしおと (LIVE) / 山下達郎 "18/11/02 カルッツかわさき"
3. MONDAY BLUE (LIVE) / 山下達郎 "02/05/21 中野サンプラザ"
4. ENDLESS GAME (LIVE) / 山下達郎 "16/04/17 横浜関内ホール"
5. CIRCUS TOWN (LIVE) / 山下達郎 "17/08/31 長野ホクト文化ホール"
6. YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 2" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーは来年に延期したのが6本あるけれど、今年は残り7本。10月26日、27日はNHKホールで2DAYS、「お出で下さったみなさん、ありがとうございました」と達郎さん。今週は11月2日水曜日、3日の木曜日は祝日で文化の日は神戸国際会館こくさいホール。

・オール山下達郎リクエスト PART.2
番組は直近で収録できているそうだ。今週は先週に引き続いて「オール山下達郎リクエスト」。今週は別にアレ(恐怖の聴取率週間ではない)ですけれど、と達郎さん。昔からラジオは聴いてるけれどハガキを書く(リクエストする)のは初めてという人が今週は多いそうだ。

・夏への扉
「夏への扉」は1980年のアルバム『RIDE ON TIME』に収録しているが、もともとは難波弘之さんのソロ・アルバムに書き下ろした、ロバート・ハインラインの小説から取った曲。今日は1982年、今から40年前の達郎さんが29歳のとき、11月12日に長崎市公会堂でのライヴ。今回はカセットテープで録音した音源をリマスターしているそうだ。十数年前にもオンエアしているとか。

・あしおと
2018年11月2日にカルッツかわさきで行われたライヴから「あしおと」。P.A.OUT。今年一回かけてるそうだ。



・MONDAY BLUE
もう前半の最後。今回いちばん多かったリクエストは「MONDAY BLUE」。「もう10月も終わりですからすべ込みセーフという感じ」と達郎さん。1978年のアルバム『GO AHEAD!』収録曲。ライヴではしばらくやってないので、今回はRCA/AIR YEARSのツアー、2002年5月21日に中野サンプラザで行われたライヴから。P.A.OUT。



・限定パッケージ
6月に発売されたオリジナル・アルバム『SOFTLY』のウィンター・パッケージを11月15日(火)に発売することになった。通常盤に三方背のジャケットを付けたそうだ。ヤマザキマリさんがブックレットの中に入ってるイラストにニット帽を書き下ろして冬バージョンにしているとか。「贈りものとかプレゼント関係でお使いいただけるとうれしいです。かわいいクマのアレです。なんでクマかと言いますと、私、中学生高校生のときはクマだったんです、あだ名が。考え事するとウロウロ歩き回るので、クマというあだ名があります。シュガーベイブの時代はクマと言われておりました」と達郎さん。
今年も「クリスマス・イブ」のCDを発売するけれど、2022年クリスマス・パッケージはこちらも三方背のジャケット。「クリスマス・イブ」(30TH ANNIVERSARY EDITION)に、ヤマザキマリさんが描いたサンタに扮したクマがギターを弾いてるイラストだという。期間限定商品として12月13日(火)に発売。詳しくは『SOFTLY』特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・タツローくん卓上カレンダー
山下達郎ファンクラブで毎年とり・みきさんのイラストで「タツローくん卓上カレンダー」を作っている。予約は明日10月31日の午後11時59分まで受付している。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・30th Anniversary PREMIUM LIVE
番組30周年記念ライヴ・イベントのスケジュールが決まった。「山下達郎 サンデー・ソングブック 30th Anniversary PREMIUM LIVE supported Rakuten Card」として12月16日(金)19時開演予定。いつものように東京半蔵門のTOKYO FMホールで開催。昨年は三人ライヴだったが今年はバンドでやるそうだ。ただしステージに乗らないのでコーラスがいないとか。コーラスなしのレパートリーでミニ・マニアック・ライヴ、普段やってないやつを中心に6リズム+宮里陽太さんのサックスで7人編成。このライヴに抽選で150名を招待。応募はハガキまたは番組ホームページから。ハガキで応募する場合は宛名のところに「30周年ライヴ観覧希望」と必ず明記してくださいとのこと。
ホームページから応募する場合は30th Anniversary PREMIUM LIVEのバナーをクリック。締め切りは11月20日(日)23時59分まで。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

・ENDLESS GAME
季節柄「ENDLESS GAME」にリクエスト。2016年4月17日に神奈川、関内ホールでのP.A.OUT。
曲をかけ終えて。
「神奈川でのライヴがオーバー・ブッキングで人が入りきれなかったので、オーバー・フローした方だけでやった珍しいライヴでございました(笑)」と達郎さん。



・CIRCUS TOWN
今日はちょっと、秋口でメロウな曲が多いので、最後は賑やかに。超常連のリスナーのみなさんが狙ってリクエストした「CIRCUS TOWN」。今回二番目にリクエストが多かった曲。2017年8月31日に長野ホクト文化ホールで行われたライヴから。



・CMの未発表曲
練馬区のリスナーから「達郎さんがCMのために作った曲でCD化してない作品がたくさんあるかと思いますが、CD化する予定はあるのでしょうか。大人の事情もあり難しいかと思いますがCD化してほしいです」という質問。
「しょうむないやつもたくさんあるのでね。大体目ぼしいものはCM全集でもう出ておりますので」と達郎さん。

今回はツアー中なので新しいライヴ・ソースが作れずに使い回しでやっているという。

・YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
江戸川区のコロナの後遺症で苦しんでるリスナーからのリクエスト。『ON THE STREET CORNER 2』から「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年11月06日は、「リクエスト+棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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佐野元春 & The Hobo King Band 'Smoke & Blue 2022'

2022年10月29日 | 佐野元春

個人サイトに佐野元春 and The Hobo King Band Billboard Live 'Smoke & Blue 2022'のレビューをアップしました。
よろしくお願いします。

僕は今回、9月20日(火)の大阪公演初日 1st Stageと
9月27日(火)の大阪公演最終日 2nd Stageの二度聴きに行きました。

8月2日の午後に情報解禁され、その時点で9月21日は別のスケジュールが入っていたので、
8月9日からはじまったビルボード特別先行抽選は9月27日の2ndのみ申し込みました。
チケットは無事に第一希望が当選して9月10日にチケットを発券。

でも特別先行抽選はイープラスのシステムを利用したので
指定席のチケット代金(今回は10,000円)に手数料が880円。
ビルボードライブで直接予約した方が手数料がかからないので
なんか複雑に気分でした。

その後、連休明けの9月20日は仕事の予定が台風の影響で変更になったため
急遽ビルボードライブのWebで空いてる席を予約。
このときはS指定席で11,100円。
席はBOXシートの前の席でした。

そんな感じで別日でしたが1stと2ndを観ることになったのですが、
なんと同じセットリストでした。
でも、まぁ、大阪最後は盛大な喝采で元春も笑顔が絶えなかった。
素晴らしい演奏に歌で楽しかったです。

新曲の「ルル」ですけれども、9月27日の帰宅中にルルの昔の名前はジュジュではないかと思いました。
時空を超えてジュジュに会えた。
そう思いました。
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Sunday Song Book #1567

2022年10月23日 | Sunday Song Book

2022年10月23日プレイリスト「オール山下達郎リクエスト」
1. 世界の果てまで (LIVE) / 山下達郎 "14/10/10 名古屋・ボトムライン"
2. DOWN TOWN (LIVE) / SUGAR BABE "76/02/24 都市センターホール"
3. スプリンクラー (LIVE) / 山下達郎 "13/12/24 中野サンプラザ"
4. DAYDREAM (LIVE) / 山下達郎 "16/03/04 金沢歌劇座"
5. 恋のブギ・ウギ・トレイン (LIVE) / 山下達郎 "18/06/29 NHKホール"
6. マーマレイド・グッドバイ / 山下達郎 "僕の中の少年" '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は久しぶりに直近で収録。ツアーは32本が終わって、年内の残りは一桁になったという。今週は東京に戻ってきて、26日27日、水木がNHKホール。これで東京は最後(延期になった中野サンプラザ公演は来年に振替)。「残り一桁になると一抹の寂しさというか、そういうものが出てきてまいりますが、張り切ってやっております」と達郎さん。

・オール山下達郎リクエスト
今週はふた月にいっぺんの恐怖の聴取率週間。「ツアーをやっていると何もできないので、そういうときは自分の曲で助けてもらう(笑)。山下達郎でリクエスト。オール山下達郎リクエストでございます」と達郎さん。今日はほとんど全部ライヴ・ヴァージョンなので曲数は少ない。今日はライヴ・ソースがほとんどなのでP.A.OUTの音源。オーディエンスが録ったものも出てくるとか。

・世界の果てまで (LIVE)
季節柄なのか今回リクエストがいちばん多かったのは「世界の果てまで」。「世界の果てまで」は山下達郎の全キャリアの中でもヒットしなかった曲のワーストいくつだが、21世紀に入ってからなぜかご所望が多くて、ライヴでも遂にやるようになったという。一度だけ、普段ライヴであまりやらない曲ばかりの「マニアック・ツアー」を2014年に行なったが、そのときのライヴ・ソース。2014年10月10日、名古屋のボトムライン。いちばん最後にライヴハウスでやりたいと名古屋のボトムラインでやったときのP.A.OUTで「世界の果てまで」。

・DOWN TOWN (LIVE)
シュガーベイブの「DOWN TOWN」。この時代はP.A.OUTの音源がないので会場からラジカセで録音したものをリマスターしてオンエア。「音の方はご勘弁してください」と達郎さん。1976年2月24日に東京は赤坂の都市センターホールでのライヴ・ヴァージョン。この時代はシュガーベイブのワンマンではなく、3バンドか4バンドが交互に出て行って、ひとバンドが30分から40分の出番で演奏したもの。



・スプリンクラー (LIVE)
2013年12月24日に中野サンプラザでの「スプリンクラー」。アルバム『MELODIES』の30周年で、生まれて初めてクリスマス・イブにライヴをやったときの音源。ちょうど『MELODIES』が出たときのシングルなので、久しぶりにライヴで取り上げたとのこと。
リクエストしたリスナーから「スプリンクラーの舞台の季節はいつですか?」という質問。
舞台は表参道の交差点の地下鉄の階段で、季節は今頃でも梅雨でもよくて雨が降ったというシチュエーション。



・DAYDREAM (LIVE)
2016年3月4日、金沢歌劇座での「DAYDREAM」。



・サンデー・ソングブック30周年マグカップ
サンデー・ソングブック番組30周年記念の特製オリジナル・グッズは陶器のマグカップ(30周年のロゴ入り)。抽選で300名にプレゼント。応募はハガキまたは番組ホームページから。ハガキで応募する場合は「マグカップ希望」と明記してくださいとのこと。
ホームページから応募する場合はプレゼントのバナーをクリック。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

30周年記念ライヴ・イベントの開催については来週詳しく。来週も引き続いて「オール山下達郎リクエスト」。

・ヤマザキマリの世界
達郎さんのアルバム『SOFTLY』のジャケットに肖像画を描いてくれたヤマザキマリさん。ヤマザキマリさんの個展「ヤマザキマリの世界」が10月25日より、東京の八王子市にある東京造形大学附属美術館で開催される。当初は日曜日休館だったが10月30日と11月6日の日曜日も開館するようになったそうだ。
https://yamazakimari.world

・恋のブギ・ウギ・トレイン (LIVE)
2018年6月29日に東京のNHKホールで行われたライヴから「恋のブギ・ウギ・トレイン」。



・未発表曲
埼玉県のリスナーから「達郎さんの作品でいまだに未発表の曲ってあるのでしょうか」という質問。
達郎さんは寡作なので歌詞がついてるものはほとんど全部発表しているとか。リズム・パターンだけというものはあるけれど、そんなものは出してもしょうがないので、未発表というものは厳密にはほとんどないと言っていいそうだ。シングルのカップリングでアルバムに収録されてないものはあるという。

・マーマレイド・グッドバイ
アルバム『僕の中の少年』から「マーマレイド・グッドバイ」。ライヴではできない曲なのだとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年10月30日は、引き続き「オール山下達郎リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1566

2022年10月16日 | Sunday Song Book

2022年10月16日プレイリスト「リクエスト特集」
1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '96
2. DAY BY DAY (LIVE) / THE FOUR FRESHMEN "IN TOKYO '68" '69
3. THE HEAVY SCUFFLE'S ON / FULL MOON "FULL MOON" '72
4. ALABAMA / NEIL YOUNG "HARVEST" '72
5. MY EYES ADORED YOU / FRANKIE VALLI '74
6. I'M SO HUNG UP ON YOU / BILLY BUTLER & INFINITY '71
7. BIRDS NEST ON THE GROUND / JIMMY VIVINO & THE REKOOPERATORS "DO WHAT, NOW?" '97
8. うたのきしゃ / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組はまたまた超前倒しで収録しているとのこと。
ツアーは後半に入って今週は10月19日(水)20日(木)新潟県民会館。

・リクエスト特集
今週は先週に引き続いて「棚からひとつかみ+リクエスト」、でも今日はほとんど「リクエスト特集」。

・DREAMING GIRL
達郎さんの曲へのリクエストはひとり一曲のような感じ。2,3人(リクエスト)あるのはありがたいとのこと。今週はお馴染み「DREAMING GIRL」。

・DAY BY DAY
フォー・フレッシュメンの代表作「DAY BY DAY」。1968年にフォー・フレッシュメンが来日したときにパレスホテルでライヴ・レコーディングが行われて、それが翌1969年に『LIVE IN TOKYO』として発売された。CDになるとアナウンスされてからもう何年にもなるが未だCD化されてない。

・腕時計
大阪府枚方市のリスナーからライヴに関する質問で「腕時計、ギター弾くときに邪魔じゃないですか?」。
腕時計は邪魔じゃないが、指輪などはレコーディングのときには邪魔なので外したりするそうだ。

・THE HEAVY SCUFFLE'S ON
最近はフュージョン系のリクエストが増えている。リクエストは「フルムーンの曲で達郎さんの好きな曲」というもの。フルムーンはバジー・フィートン、ニール・ラーセンのラーセン・フィートン・バンドの前身。それにソウル・サバイバーズのメンバーのフレディ・べックメイヤー。この当時は知る人ぞ知る存在だったが今はCD化されて誰でも聴ける。1972年のアルバム『FULL MOON』から「THE HEAVY SCUFFLE'S ON」。バジー・フィートンの神がかった素晴らしいギターが聴ける。

・ALABAMA
ニール・ヤングの1972年の大ヒット・アルバム『HARVEST』に入ってる「ALABAMA」。南部のアラバマでいちばん人種差別が激しかった土地を厳しく歌った歌。
曲をかけ終えて。
「ケニー・バトレーのドラムの、この抑制的な感じ。すごい」と達郎さん。

・MY EYES ADORED YOU
フランキー・ヴァリのソロの代表作でカムバック作、1974年の全米NO.1のミリオンセラー「MY EYES ADORED YOU」。「考えてみたらこれ、サンソン30年で一度もかけてないという。不思議」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
「一度もかけてないと申しましたが2000年にかけておりました」と達郎さん。番組でオンエアした曲のリストはエクセルでデータ化して持っているそうだ。

・オール山下達郎リクエスト大会
来週はまた恐怖の聴取率週間。また「何かやれ」という各方面からのあれ。ツアーをやっているので大したこともできないとか。30周年記念なので「オール山下達郎リクエスト大会」。たまには番組全部山下達郎の曲で55分。

・タツローくん卓上カレンダー
山下達郎ファンクラブで毎年とり・みきさんのイラストで「タツローくん卓上カレンダー」を作っている。この予約を10月17日午後12時から10月31日の午後11時59分まで受付している。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ヤマザキマリの世界
達郎さんのアルバム『SOFTLY』のジャケットに肖像画を描いてくれたヤマザキマリさんはエッセイスト、漫画家として活躍している。ヤマザキマリさんの個展「ヤマザキマリの世界」が10月25日より、東京の八王子市にある東京造形大学附属美術館で開催される。著述の原稿、漫画の原画、達郎さんの肖像画、肖像画は新たに書き下ろされた作品が追加されている。入場無料。
https://yamazakimari.world

・I'M SO HUNG UP ON YOU
ビリー・バトラー&インフィニティの1973年のアルバム『HUNG UP ON YOU』。昔は高かったが今はCDで手軽に手に入るようになった。ビリー・バトラーはジェリー・バトラーの弟。アルバム・タイトル・ソングの「I'M SO HUNG UP ON YOU」。アレンジはジェリー・ロング。

・BIRDS NEST ON THE GROUND
ジミー・ヴィヴィノはニュージャージー生まれのギタリスト。アル・クーパーがプロデュースしてオルガンを弾いてるジミー・ヴィヴィノ&ザ・リクーパレーターズというクレジットの1997年のアルバムの1曲めに入ってるシカゴ・ブルースのナンバー「BIRDS NEST ON THE GROUND」。

・今までいちばん多く放送された曲
新潟市の超常連リスナーから「今まででいちばん多く放送された曲はなんですか?」という質問。
調べてみるそうだが、たぶん「クリスマス・イブ」。自分の曲でプロモーションもあるので毎年かかる。番組がはじまったときにはすでにヒット曲だったし、クリスマスになればかけまくっていたので、そういうことになるとか。

・SINGS SUGAR BABE
福岡市のリスナーから以前番組で放送されたSINGS SUGAR BABEの再放送を希望するお便りを読んで。
SINGS SUGAR BABEはライヴ・アルバム『JOY』シリーズで1枚もののCDとして発売する予定になってるそうだ。「初めからそういう目論みでやっておりますので、お待ちください少々」と達郎さん。

・アナログ・レコードのにおい
リスナーからアナログ・レコードの独特のにおいについての問合せ。
塩ビのにおいとジャケットの紙のにおいと、それからニスのにおいが重なって、それに古くなるとカビのにおいが足される。塩ビのにおいが大きく、レコードのカッティング・ルームやプレス工場に行くとみんな同じにおいがするそうだ。

・音楽
岐阜市の高校生のリスナーから「達郎さんはスーパーや理髪店などで流れる音楽に耳を傾けるのでしょうか。音楽とか曲だとかいう前にまず音質が悪いなとかつい指摘してしまうのでしょうか」という質問。
いい曲だなと思うとシャザムをかざしたりするし、音が悪いなとか、アレンジが良くないとかも思うけれど、逆にアレンジがいいなとか音いいなとか前向きな感想もあるそうだ。

・うたのきしゃ
今日の最後は「うたのきしゃ」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年10月23日は、「オール山下達郎リクエスト大会」
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Sunday Song Book #1565

2022年10月09日 | Sunday Song Book

2022年10月09日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」」
1. ターナーの汽罐車 / 山下達郎 "アルチザン" '92
2. OPEN MY EYES / NAZZ '69
3. 30 DAYS IN THE HOLE / HUMBLE PIE "SMOKIN'" '72
4. THIRTY PIECES OF SILVER / HANK WILLIAMS '51
5. TILL I FIND SOME WAY / THE OVATIONS '78
6. MAGGIE MAY / ROD STEWART '71
7. TEEN TOWN / WEATHER REPORT "HEAVY WEATHER" '67
8. (YOU BETTER) WATCH YOUR STEP / SAMMY SEVENS '63
9. LEHUA MY LOVE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーなので番組は前倒しで収録している。
9月27日、島根県民会館、
29日はアクリエひめじ大ホール、「生まれて初めての姫路。いいホールでした。お客さんも良かったです」と達郎さん。
10月2日の静岡市民文化会館、「ここもいいお客さんでした。終了でございます。お出で下さった方々ありがとうございました」と達郎さん。
10月7日の金曜日、金沢の本多の森ホールはうまく行ってるはず。
それが明けた9日はまた3連休で、10日は体育の日が転じてスポーツの日。
今週は10月13日14日木金は神奈川県民ホールで関東地方に戻ってくる。「お待ち申し上げております」と達郎さん。
ツアーも折り返しを過ぎて残り20本切っている。

・棚からひとつかみ+リクエスト
番組30周年を迎えてウルトラ・スーパー山のようにお便りが届いているそうだ。メールの受付をやめても何の意味がなかったとか。超常連のリスナーは今や100人はくだらないという。今日も「棚からひとつかみ+リクエスト」。リクエストを中心に、少しだけ達郎さんの棚からひとつかみ。

・ターナーの汽罐車
季節柄「ターナーの汽罐車」のリクエストが集まった。

・OPEN MY EYES
ナッズはトッド・ラングレン率いるフィラデルフィアの4人組。1969年のデビュー・シングルの「OPEN MY EYES」。ヒットしたのは「HELLO IT'S ME」だったが達郎さんは「OPEN MY EYES」の方が全然好きだとか。

・30 DAYS IN THE HOLE
番組30周年なので「棚つか」、「リクエスト」では芸がないと思って、「30で棚からひとつかみ」を考えて調べたそうだ。それなりにはあるのだけれど、あんまりいい曲がなくて、昔の曲、カントリー・ソングが多くて、あんまりパッとしないのでやめたという。でも、せっかく調べたのにもったいないという貧乏根性が出て、ハンブルパイの1972年のアルバム『SMOKIN'』、達郎さんがいちばん聴いたハンブルパイのアルバムに入ってる「30 DAYS IN THE HOLE」(穴ぐらの30日間)は捕まった人たちの曲でドラッグをテーマにしている。シングル・カットもされた。

・THIRTY PIECES OF SILVER
「30で棚からひとつかみ」で想起したのはゴスペル・ソングの「THIRTY PIECES OF SILVER」(銀貨30枚)。新約聖書に出てくるエピソードで、ユダがキリストを売ったときにもらったのが銀貨30枚だった。2009年にハンク・ウィリアムスのレア・アイテムが発売されたときに、この「THIRTY PIECES OF SILVER」を歌っていた。ラジオ・ショーの録音だと解説には書いてあるという。元々は同じくカントリー・シンガーの Odell McLeod の歌った1949年のレコーディングをもとにしたという。そういうナレーションが曲の冒頭に入ってるそうだ。このハンク・ウィリアムス、1951年のレコーディングがいいので今日はかけてみようと思ったとか。ちょうどリスナーから「秋めいてきたのでカントリー・ソングを達郎さんのチョイスで聴かせてください」というリクエストも来ている。
曲をかけ終えて。
ユダはキリストを売って代価として銀貨30枚をもらったが、その後、それを後悔して返した。そのお金でポッターズ・フィールド、いわゆる無縁仏とか貧困の人の墓地が造られた。新約聖書にはそういう逸話が書かれていて、達郎さんは幼稚園から小学校に上がるときに日曜学校に行っていて、このようなことを習った記憶がよみがえったという。カントリー・ミュージックはまさに言葉の音楽ということがよくわかる。

・TILL I FIND SOME WAY
次のリクエストはサザン・ソウル。ジ・オベーションズはサザン・ソウルの重鎮で、リード・ヴォーカルのルイス・ウィリアムズはサム・クックの正当な後継者としてつとに知られている。黒人3人組のヴォーカル・グループ。1978年のシングル「TILL I FIND SOME WAY」はジョージ・ジャクソンの素晴らしいナンバー。

・MAGGIE MAY
長野県のリスナーからのリクエストはロッド・スチュワートの「MAGGIE MAY」。1971年のアルバム『EVERY PICTURE TELLS A STORY』からシングル・カットされて全米チャート5週間もNO.1を続けたミリオン・セラー。達郎さんは「MAGGIE MAY」が死ぬほど好きなんだとか。これまで一度も番組でかけてないが、年上の女の人から弄ばれる男の歌で、達郎さんの憧れる歌詞で、ロッド・スチュワートの声が重なると、もう何も言えないそうだ。

・ヤマザキマリの世界
達郎さんのアルバム『SOFTLY』のジャケットに肖像画を描いてくれたヤマザキマリさんはエッセイスト、漫画家として活躍している。ヤマザキマリさんの個展「ヤマザキマリの世界」が10月25日より、東京の八王子市にある東京造形大学附属美術館で開催される。著述業、漫画、達郎さんの肖像画、肖像画は新たに書き下ろされた作品が追加されている。
https://yamazakimari.world

・TEEN TOWN
毎週お便りが届く群馬県の26歳のリスナーからウェザー・リポートにリクエスト。最近、ジャズ系やフュージョン系のリクエストが増えてきているそうだ。1977年のプラチナ・アルバム『HEAVY WEATHER』から「TEEN TOWN」。

・(YOU BETTER) WATCH YOUR STEP
新潟県の超常連のリスナーからマニアックなやつ。サミー・セブンスという変な名前のシンガー。1963年にシングルが2枚しか出てないが、フィラデルフィアのジェリー・ロスのプロダクション。シングルのB面でケニー・ギャンブルの「(YOU BETTER) WATCH YOUR STEP」。

・LEHUA, MY LOVE
今日の最後はリスナーからのリクエストで「LEHUA, MY LOVE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年10月16日は、「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1564

2022年10月02日 | Sunday Song Book

2022年10月02日プレイリスト「30周年記念:1992年10月02日 番組第1回 アーカイブ」」
1. DOWN TOWN (ORIGINAL SINGLE MIX) / SUGAR BABE '75
2. DON'T YOU CARE / THE BUCKINGHAMS '67
3. JOLIE / AL KOOPER "NAKED SONGS" '72
4. HEY GYP (DIG THE SLOWNESS) / DONOVAN '66
5. LET'S LIVE FOR TODAY / THE GRASS ROOTS '67
6. JOANNA / SCOTT WALKER '68
7. MEMPHIS SOUL STEW / KING CURTIS '67
8. GOING BACK TO MY ROOTS / LAMONT DOZIER "PEDDLIN' MUSIC ON THE SIDE '77
9. 家に帰ろう / 竹内まりや クワイエット・ライフ 30周年記念盤" 8月31日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
サンデー・ソングブックは1992年10月3日に土曜日の午後3時からサタデー・ソングブックとして放送がスタートして、本日10月2日でめでたく30周年を迎えた。31年目に突入。JFNネットワークでも長寿番組の仲間入りをしている。「あとは身体が続く限り(笑)、でございますけれど」と達郎さん。JFNでは数年前まで渡辺貞夫さんがレギュラー番組を担当していたけれど、その番組が終わって達郎さんが今最年長になっているとのこと。「恐ろしー。そういうアレですけれども、頑張っていきたいと思います」と達郎さん。

・30周年記念「1992年10月02日 番組第1回 アーカイブ」
30周年なのでバーンと何かやりたいところだけれど、ツアー真っ最中なので,今日も番組は前倒しで収録しているそうだ。それでも30周年の記念、区切りなので今日は「1992年10月02日 番組第1回 アーカイブ」。番組がスタートした日と同じ選曲。曲順は今の趣味と違っていて、何でこの曲順なのかと思ったので、選曲は同じで曲順を変えたという。達郎さんの今のセンスで変えたとか。たぶん最初はハガキがないので詰め込んだのだろうけれど下手すると曲の途中で(達郎さんのトークが)乗るかもしれないとのこと。

・DOWN TOWN
一曲目はシュガーベイブの「DOWN TOWN」。今日は寝技でオリジナル・シングル・ミックス。

・DON'T YOU CARE
ザ・バッキンガムスの代表作「DON'T YOU CARE」は1967年、全米6位。バッキンガムスはシカゴのグループ。グループのCHICAGOの前身サウンドというか、プロデューサーのジェイムズ・ウィリアム・ガルシオがそういう感じで進めたグループ。「DON'T YOU CARE」はジェイムス・ホルヴェイという素晴らしいソングライターの作品。

番組がはじまった1992年。この時代はオールディーズのCD化が進められていたときなので、リイシューCDを努めてかけるようにしていたとか。

・JOLIE
アル・クーパーも初CD化の作品。1972年の『NAKED SONGS』(赤心の歌)はアメリカではヒットしなかったけれど、日本では異常に受けたので、今でもアル・クーパーの作品が全作CD化されたのは日本のみという感じ。このアルバム『NAKED SONGS』からアトランタ・リズム・セクションをバックに録音されている「JOLIE」は「今聴くとアル・クーパーの歌が追いついていないので、やっぱりヒットしなかったのかな(笑)という感じがします。でも曲は素晴らしい」と達郎さん。

この時代はアナログからCDにどんどん変わってゆくのでそういうものを番組で紹介している。

・HEY GYP (DIG THE SLOWNESS)
CD化といえばライノ・レコードが神様という時代。1972年に出たボ・ディドリーのビートで演奏している曲を集めたコンピレーション『BO DIDDLEY BEATS』の中に入ってる一曲。ドノヴァンが一人でボ・ディドリーをやってる。1966年の作品で「HEY GYP」。

・LET'S LIVE FOR TODAY
グラスルーツも確かこの時代にCD化されたもの。P.F.スローン特集のときにも話したが、グラスルーツは最初実体がなく、だんだん自我が出てくる。「LET'S LIVE FOR TODAY」は元々はイギリスのグループがイタリアに行ってヒットさせた曲の英語ヴァージョン。日本ではテンプターズの日本語ヴァージョンでヒットした。1967年のベストテン・ヒット「今日を生きよう」。
曲をかけ終えて。
いわゆるフォーク・ロックでプロデュースはスティーヴ・ヴァリとP.F.スローン。元々グラスルーツは架空のグループだったが、それが実在するグループにグラスルーツと名前をつけてやったんだけど、その人たちがまた逃げちゃって、二代目のグループでロブ・グリルというリード・ヴォーカルがいい声しているので、この人たちで続けた。今日は時間がないので説明できないと達郎さん。日本盤のCDに上柴とおるさんが解説をきちっと書いてるので、そちらの方でご確認くださいとのこと。

・JOANNA
スコット・ウォーカーの特集を番組でやって、続編をやろうとしたら、コロナでできなくなった記憶があると達郎さん。1968年、全英7位、トニー・ハッチの名曲で、アレンジも素晴らしい「JOANNA」。

・サンデー・ソングブック30周年記念ライヴ
昨年、サンデー・ソングブック1500回を迎えた際には番組特製オリジナル・バッジを作ったが今回も何か記念グッズ考えているそうだ。企画としては年末に30周年記念ライヴを予定しているので、詳細が明らかになったらまた番組内で報告するとのこと。ただお祭り騒ぎが好きではないので淡々とやるとか。

番組がはじまった当初はリマスターなんて発想はなく、普通にCDをかけていた。サンデー・ソングブックになった頃、木村拓哉さんが前で、後ろがDREAMS COME TRUE(ドリカム)だった。彼らはどちらもCDの新譜をかけるので、この番組で60年代や70年代のCDをかけたって音圧で敵わない。そのときは自宅にリミッターとかイコライザーといった機材を持ち込んで、アナログ・リマスタリングして、それをDATに入れてスタジオに持ってくるという気が遠くなるような作業をしていたという。それが今はデジタル化してだいぶ簡略化できたとか。

・MEMPHIS SOUL STEW
続いてサザン・ソウル。キング・カーティスはリズム&ブルース界を代表するサックス奏者だったが若くして亡くなった。キング・カーティスの1967年、R&Bチャート6位、全米33位の代表曲「MEMPHIS SOUL STEW」は達郎さんの「RECIPE(レシピ)」のようにシチューの作り方を楽器に喩えてどんどん行く。

・GOING BACK TO MY ROOTS
1992年10月3日最後にかけた曲は、先日番組でもかけたラモント・ドジャー。先頃のラモント・ドジャーの曲はリスナーからの反応が素晴らしく良くて「もっと聴かせろ」というお便りが来ているそうだ。1977年のアルバム『PEDDLIN' MUSIC ON THE SIDE』に入っててシングル・カットもされた「GOING BACK TO MY ROOTS」。同じ1977年にアレックス・ヘイリーの小説『ルーツ』がテレビドラマ化されてアメリカでも日本でも大ヒットした。いわゆるクンタ・キンテ。これにインスパイアされて南アフリカ出身のトランペッター、ヒュー・マセケラに声をかけて共作した作品。キーボードがジョー・サンプルでドラムがジェームス・ギャドソンという、すごいグルーヴしている曲。アルバム・ヴァージョンは9分もあって、どうしてかけたのか全然記憶にないという。シングルを持ってないのでショート・ヴァージョンに編集したとか。

・家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
1992年10月22日に竹内まりやさんの『QUIET LIFE』が発売。今年8月30日には『QUIET LIFE(30TH ANNIVERSARY EDITION)』が出ている。後発シングルとして11月10日に出たのがおなじみ「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」。第一回のCM明けにかかったが今回は最後に。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年10月09日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
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