Sunday Song Book #1085

2013年07月28日 | Sunday Song Book

2013年07月28日プレイリスト
「納涼リクエスト大会」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "オーパス" "フォー・ユー" '82
2. GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME /THE CHAIRMEN OF THE BOARD '70
3. MIDNIGHT AT THE OASIS / MARIA MULDAUR '74
4. SUMMERFLING / K.D.LANG "INVINCIBLE SUMMER" '00
5. BREAKING OUT ALL OVER / LAMONT DOZIER "OUT HERE ON MY OWN" '74
6. IN THE MORNING / THE MIGHTY MARVELOWS '68
7. 夏のコラージュ / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
夏負け(夏バテ?)して体調が狂ってしまって食欲がないという。こういう時に年齢を感じたりするそうだ。ニュー・シングルのリマスタリングが最終段階で今週前半に工場へ出荷する予定だとか。8月に入ると全国ツアーのリハーサルがはじまる。身体を動かすので体調にはいいそうだ。スタジオだと機材が熱を持つので冷房を強めにする。その中でじっとしているから寒いのだとか。

・納涼リクエスト大会
先週、先々週に引き続いて「納涼リクエスト大会」Part.4。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・LOVELAND, ISLAND
『FOR YOU』を聴いてインスパイアされて小説を書き『心の闇にユーモアを』という電子書籍になったという黒酢次郎さんからのリクエスト。

・GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME
集中豪雨で被害に遭われた方にお見舞いのコメントの後で、景気付けに勢いのいい曲。デトロイトのインヴィクタス / ホットワックスのグループ、ザ・チェアメン・オブ・ザ・ボード。リード・ヴォーカルのジェネラル・ジョンソンは一回聴いたら忘れられないいわゆる泣き節。彼らのデビュー作で「GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME」。1970年、全米3位。カイリー・ミノーグがカヴァーしている。

・MIDNIGHT AT THE OASIS
夏になるとリクエストが多くなる曲。元ジム・クェスキン・ジャグ・バンドのマリア・マルダーがソロになって出したヒット曲で彼女の代表作「MIDNIGHT AT THE OASIS」。邦題は「真夜中のオアシス」で1974年、全米6位。ジム・ゴードンのドラム、キーボードはマーク・ジョーダン、エイモス・ギャレットの素晴らしいギター。

・鰻
リスナーから「値段が高騰して鰻が食卓に上らない。鰻食べてますか?」というお便り。
「私、実はこの季節、そんなに鰻食べないのです。土用は旬の季節じゃないんですよね、実は。鰻が売れないので、無理矢理、平賀源内かなんかがですね、でっち上げてキャンペーンを張って土用の丑の日。初ガツオみたいなものですよね。もうちょっと涼しくなったほうが脂が乗っていいんじゃないかと。しかし高くなりましたね、ホントに。どうすんでしょうかね、白子。心配になってきますね、ホントに。ここでブツブツ言ってもしょうがないですけれども。最近このフレーズ好きなんです」と達郎さん。

・SUMMERFLING
k.d.ラングはカナダ出身でカントリー畑で活躍した人。2000年にカリフォルニアに越して、カリフォルニアのサンシャインを浴びて作風が変わった。2000年のアルバム『INVINCIBLE SUMMER』から「SUMMERFLING」。

・「DOWNTOWN」のキーボード
リスナーからの質問で「シュガーべイブのDOWNTOWNはキーボードがクラヴィネット、エレピ、オルガンと3種類ありますが、大貫さん、達郎さんはどのキーボードを弾かれてるのでしょうか?」。
エレピが大貫さんで、クラヴィネットとオルガンは達郎さんなんだとか。

・BREAKING OUT ALL OVER
ラモント・ドジャーはモータウンのスタッフ・ライター。1974年のソロ・アルバム『OUT HERE ON MY OWN』は名盤で、プロデュースとアレンジはマッキンリー・ジャクソン。達郎さんの好きなアレンジャー。アルバム『OUT HERE ON MY OWN』から1曲目の「BREAKING OUT ALL OVER」は'70年代屈指の名演。ウェストコーストのレコーディング。

・『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のリマスター再発
いよいよムーン・レコードのカタログの再リマスターがはじまった。取っ掛かりはムーン・レーベル移籍第一弾の『MELODIES』。今年は『MELODIES』が30周年になる。そして1993年に発売された『SEASON'S GREETINGS』が20周年。アニバーサリーということでこの二枚のアルバムを最新のリマスター・ヴァージョンで再発することになった。『Melodies 30th Anniversary Edition』と『Season's Greetings 20th Anniversary Edition』二枚とも発売日は8月28日。すなわち秋からはじまる全国ツアー「PERFORMANCE 2013」が開幕する日にリリースする。2013年のリマスターでボーナス・トラック・自筆ライナー付き。『MELODIES』は5曲ボーナス・トラックが付いている。「悲しみのJODY」はもともとTBSラジオでやっていた番組「SOUNDS WITH COKE」のテーマ曲。インストでそこに歌詞を付けたのが「悲しみのJODY」。その元の「悲しみのJODY」のインスト・ヴァージョン。「高気圧ガール」のロング・ヴァージョンは完全にアカペラからはじまり、フェイドアウトはシングル・ヴァージョンより長い。「BLUE MIDNIGHT」はもともと『FOR YOU』に入れる予定だった曲。その後にストリングスを足して『MELODIES』に収録している。ストリングなしのファースト・ミックスを倉庫から発見した。「クリスマス・イブ」のキーが違うヴァージョンというのは、今の「クリスのス・イブ」はキーがAだが、Dからはじまって裏声で歌ってるヴァージョンが見つかった。「悲しみのJODY」のリプライズは、アナログ盤でB面ラストの「クリスマス・イブ」の後に入れようとした1分くらいの曲。迷った末に「クリスマス・イブ」の余韻で終わるほうを選択してお蔵入りになったもの。
詳細はワーナーの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・映画『陽だまりの彼女』
10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』は越谷オサムさんの同名小説の映画化。主演は上野樹里さん、松本潤さん。監督は『ソラニン』や『僕等がいた』の三木孝浩さん。達郎さんがこの映画に主題歌を書き下ろした。タイトルは「光と君へのレクイエム」。映画の公開に合わせてCDのリリースは10月上旬になる予定。カップリングはNHKドラマ10「第二楽章」の主題歌「コンポジション」。
http://hidamari-movie.com

シングル「光と君へのレクイエム」の詳しい情報はワーナーのスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・シングル「愛しきわが出雲」
今年出雲大社は60年に一度の平成の大遷宮という大改修が行われて、それにちなんで出雲出身のまりやさんが出雲市から依頼を受けて故郷への思いを綴った歌を書いた。「愛しきわが出雲」という曲を書き下ろし提供した。竹内まりや本人のプロデュース。これを出雲市が販売するCDということで8月10日に発売。まりやさんと市内の中高生・社会人合唱団総勢100名による「合唱団ヴァージョン」が収録されている。来週オンエア予定。
出雲市役所、観光協会のほか通販のワーナーミュージック・ダイレクトでも販売する。
http://shop.wmg.jp/items/IZCD-17322?icid=bnr_topmainM

・IN THE MORNING
マーヴェローズはシカゴのヴォーカル・グループ。「IN THE MORNING」はABCレーベルでマイティ・マーヴェローズと名前を変えて出した曲。1968年、R&Bチャート24位。

・夏のコラージュ
1998年のアルバム『COZY』から季節柄「夏のコラージュ」にリクエストが集まった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

08月04日は、ちょっと一服して「SURFIN' & HOT-ROD, INST., SUMMER SOUND」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #158

2013年07月25日 | Motoharu Radio Show

2013/07/23 OnAir - Extra Week - 特集:60年代のガールポップ
01.Martha Reeves & The Vandellas:Dancing In the Street
02.The Supremes:My World Is Empty Without You
03.The Ronettes:Baby, I Love You
04.The Poni-Tails:Before We Say Goodnight
05.The Paris Sisters:I Love How You Love Me
06.The Ikettes:I'm Blue
07.The Shirelles:Baby It's You
08.The Cookies:Chains
09.The Crystals:Then He Kissed Me
10.The Chiffons:One Fine Day
11.Lesley Gore:It's My Party
12.The Exciters:Tell Him
13.The Dixie Cups:Iko Iko
14.チャーティーボーイズ:Be My Boy
15.The Ronettes:Do I Love You?
16.Martha Reeves & The Vandellas:Nowhere to Run
17.The Supremes:You Can't Hurry Love
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■内容の一部を抜粋
・'60年代のガールポップ
'60年代のガールポップの特集。

・Dancing In the Street
モータウンのグルーブ、マーサ & ザ・ヴァンデラスの「Dancing In the Street」。

佐野元春 : 最近のポピュラー音楽のメインストリームを見てみると世界的に女性アイドル・グループの活躍が目立ってます。そこで今夜のMotoharu Radio Showは歴史を振り返って'60年代のガール・グループを特集したいと思います。'60年代のガール・グループの中で特に僕が好きなグループは今聴いたマーサ & ザ・ヴァンデラス。ガール・グループ特集、まずは僕の気に入りのグループから聴いています。続いてザ・シュープリームス、そしてロネッツのレコードに続きます。

・My World Is Empty Without You
・Baby, I Love You

佐野元春 : ザ・シュープリームス。ダイアナ・ロスがメイン・シンガーのガール・トリオです。'60年代に合計12曲、全米NO.1ヒットを出しました。正に国民的なスターといっていいと思います。華やかなショウビズの世界でありますけれども時には影の部分もあります。グループのひとりフローレンス・バラード。ダイアナ・ロスだけが目立つ売り方を不満に思ってそのことがきっかけとなってグループを首になってしまいます。その後、ソロ歌手として2枚のシングルを出しましたが、うまくいかずに1976年に亡くなっています。この悲劇を描いたのがミュージカル『ドリーム・ガールズ』です。見た方もいるかもしれません。ザ・シュープリームス。グループとしての活動は事実上1977年に終わりました。僕の気に入りのガール・グループ。ザ・シュープリームスに続いてもうひとつ。ロネッツ。自分の話になりますが両親が音楽好きということもあってザ・ロネッツのレコード、家でよくかかってました。僕も好きでしたね。レコードのフロントカバーを見てみるとロネッツのメンバー、みんなビーハイブヘアでした。蜂の巣を上に盛ったようなスタイルですよね。ずいぶん変わってるなと思ってじっと見ていました。ザ・ロネッツ。メイン・シンガーのヴェロニカ・ベネット。のちにフィル・スペクターと結婚するんですがすぐに離婚しています。そのとき名前をロニー・スペクターと変えて今でもソロとして活躍しています。Motoharu Radio Show。'60年代のガール・グループ特集。続いては日本ではあまり知られてないかもしれません。しかし僕がお勧めしたいガール・グループ。ザ・ポニーテールズ、そしてザ・パリス・シスターズ、ザ・アイケッツ。この3つのグループ、まずはレコードを聴いてみたいと思います。

・Before We Say Goodnight
・I Love How You Love Me
・I'm Blue

佐野元春 : 3組続いた最初のグループはポニーテールズ。'50年代に活躍したグループです。大きなヒットはなかったんですが、とてもいい曲を何曲か残しています。続いてザ・パリス・シスターズ。こちらは三姉妹ですね。'50年代にデビューしてなかなかヒットが出ませんでしたが、その後フィル・スペクターがプロデュースして人気が出ました。そしてアイケッツ。アイク & ティナ・ターナーのバッキング・コーラスとして知られています。このグループはとてもファンキーですよね。同じ時代の他のガール・グループの中でもその歌い方、そしてダンス、とてもキャラクターがあってかっこいいです。ただ問題はこのアイケッツをプロデュースしていたアイク・ターナーですね。女癖が悪くて、しかもギャラを値切るということで、アイケッツのメンバーは相当入れ替わりが激しかったということです。Motoharu Radio Show。'60年代のガールグループの特集続いてます。さて、このガール・グループ。盛んになったのは1950年代後半のことでした。歌手になりたいという若い女性たちがいて、裏方のソングライター、そして音楽プロデューサーがいる。一曲のヒット・シングルを生み出す度にチームを作って仕事をしようということですよね。そこに優れたスタジオ・ミュージシャンたちのバックアップがあればひとつのヒット・ファクトリーが出来上がります。このスタイルで出てきたのが例えば'60年代で言えばシュレルズ、クリスタルズ、シフォンズといったグループです。レコードもよく売れてこのガール・グループというのはひとつのジャンルになりました。それと同時に曲を書いてる作詞作曲家たちも有名になりました。これがいわゆるブリルビルディング・サウンドですね。Motoharu Radio Show。ここからは'60年代ガール・グループ全盛期にヒットしたレコードを聴いてみます。

・Baby It's You
・Chains
・Then He Kissed Me

佐野元春 : これは自分の話になるんですけれども、以前米国ニューヨークにいたとき、是非行ってみたい場所がありました。それはブロードウェイに面したところにあるブリルビルディングというところです。実際行ってみて何か音楽のスピリットのようなものを感じました。ここはかつてアルドン・ミュージックという大手の音楽出版社が入居していました。ブリルビルディングというのはそのビルの名前のことです。このアルドン・ミュージックという音楽出版社に当時とても優れたソングライターが契約していました。キャロル・キングとジェリー・ゴフィンのコンビ。ジェフ・バリーとエリー・グリニッチ、そしてニール・セダカ、バート・バカラック、またフィル・スペクターはプロデューサー契約をしていました。当時若かったそうしたソングライターたちにとってこのブリルビルディングというのは、互いにしのぎを削りあう、いってみればソングライター道場のような場であったと思います。'60年代ガール・グループの多くはこのブリルビルディングから生まれました。一方米国の南部ではジェリー・リーバーとマイク・ストーラーというソングライター・チームが活躍していました。エキサイターズ、ディクシー・カップス、シャングリラス、そうしたガール・グループを育てました。リーバー & ストーラー。後にアトランティックR&Bの黄金時代を築く、とても重要なプロデューサー・チームとなります。Motoharu Radio Show。'60年代ガール・グループ全盛期にヒットしたレコード続きます。

・One Fine Day
・It's My Party
・Tell Him
・Iko Iko

エキサイターズの「Tell Him」はジェリー・リーバーとマイク・ストーラーのプロデュース。

佐野元春 : 実を言うと僕も以前自分のレーベルでガール・グループをプロデュースしたことがあります。'90年代に出した『mf VARIOUS ARTISTS』というレコードです。月に一回新人のアーティストをプロデュースして僕自身が全て監修するという仕事でした。僕がプロデュースしたガール・グループの名前はチャーティーボーイズ。元イミテーションのCHEEBOと坂本みつわという女性の二人組ですね。プロデュースするということで曲の作詞作曲編曲僕がやりました。そして演奏ですね、ブラス・セクションを除いてほぼ僕がやりました。あとエンジニアリングですね、ミックスダウンをして仕上げました。要はインディーズということで何でも手前でやってやれという、そんな精神ですね。チャーティーボーイズ、とても楽しく歌ってくれてなかなかのレコードになったのではないかと思っています。自分のキャリア、最初で最後のガールズ・グループのプロデュースということで今夜はそのレコード、リスナーのみなさんにも聴いていただきたいと思って持ってきました。1989年『mf VARIOUS ARTISTS』からチャーティーボーイズ、曲は「Be My Boy」。

・Be My Boy

佐野元春 : '90年代以降のガール・グループというと、例えば英国で最も商業的に成功したガール・グループといえばスバイスガールズですね。世界中で2,300万枚以上売ったという記録が残ってます。国内ではスピード、モーニング娘。AKB48、そしてパフュームですね。そして韓国からは代表的なガール・グループとして少女時代、KARA、ワンダーガールズ、そうしたグループがいます。音楽のスタイルで見てみるとほとんどがエレクトロニック・ダンス・ポップですね。個人的には'60年代のガレージ・ロック、'70年代のパンク、フォーク、そうした音楽に影響を受けたちょっと風変わりなガール・グループ聴いてみたいな、そんなふうに思うんですけれどもどうでしょうか。

・Do I Love You?
・Nowhere to Run

佐野元春 : 僕の好きな'60年代のガール・グループからザ・ロネッツ「Do I Love You?」、そしてマーサ & ザ・ヴァンデラス「Nowhere to Run」聴いてみました。

・特集「佐野元春 & THE COYOTE BAND 最新ライブ」について
二週に渡って特集した「佐野元春 & THE COYOTE BAND 最新ライブ」のリスナーからのフィードバックを読んで。
「そうですね。前回ツアー最終公演、きちんとまとめてしっかりDVDで残そうと思っています。また北海道、札幌ですね。前回のツアーでは行けませんでした。次回は必ず行くので待っていてください」と元春。

・You Can't Hurry Love
特集最後はシュープリームスの「You Can't Hurry Love」。
「永遠のモータウン・ビート。ソングライターとしてこんな曲が書けたら幸せですね」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
8月6日火曜日、夜11時。
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Sunday Song Book #1084

2013年07月21日 | Sunday Song Book

2013年07月21日プレイリスト
「納涼リクエスト大会」
1. 高気圧ガール / 山下達郎 "30th ANNIVERSARY EDITION" 08月28日発売 '83
2. MOVIN' / THE ASTRONAUTS '63
3. AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH / MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL '67
4. TURN ON YOUR LOVE LIGHT / BOBBY BLAND '61
5. COUNT ON ME / NATURAL FOUR "HEAVEN RIGHT HERE ON EARTH" '75
6. LIKE A SUMMER RAIN / JAN & DEAN "SAVE FOR A RAINY DAY" '66
7. DER STERN VON AFRIKA (アフリカの星のボレロ) / OST '57
8. WHAT WILL I DO / THE WHISPERS '69
9. STAND BY ME / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
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■内容の一部を抜粋
・近況
10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』の主題歌で、10月上旬にシングルとしてリリースする「光と君へのレクイエム」のレコーディングが、ミックス・ダウンからマスタリングに入るので、今週は番組を前倒しで収録しているそうだ。

・納涼リクエスト大会
先週、先々週に引き続いて「納涼リクエスト大会」Part.3。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・高気圧ガール
「高気圧ガール」にリクエストが殺到しているそうだ。8月28日発売の『Melodies 30th Anniversary Edition』にはボーナス・トラックとして「高気圧ガール」のロング・ヴァージョンが入るとか。

・MOVIN'
アストロノーツの1963年の大ヒット・ソング「MOVIN'」。邦題は「太陽の彼方に」。日本だけのヒットだったとか。

・AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH
マーヴィン・ゲイとタミー・テレルの「AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」。1967年のR&Bチャート3位、全米19位。アシュフォード / シンプソンの永遠の名作。

・TURN ON YOUR LOVE LIGHT
ブルース・シンガーのボビー・ブランドの訃報が届いた。6月23日に亡くなった。リスナーから「追悼のために達郎さんの好きなボビー・ブランドの曲を」というリクエスト。もともとはヤング・ラスカルズが歌っていたのを聴いたのが最初だったとか。ボビー・ブランドの「TURN ON YOUR LOVE LIGHT」は1961年のR&Bチャート2位、全米25位。

・COUNT ON ME
「アレンジャーのリッチー・テューフォーの経歴と関わった作品を教えてください。その中から達郎さんお勧めの曲を」というリクエスト。シカゴ R&B のキーボード・プレーヤー、ソングライター、プロデューサーとしても活動したカーティス・メイフィールドの右腕、リッチー・テューフォー。達郎さんの好きな4人組のヴォーカル・グループ、ナチュラル・フォーの1975年の名盤アルバム『HEAVEN RIGHT HERE ON EARTH』の中からこのアルバムのベスト・トラックの一曲「COUNT ON ME」。リッチー・テューフォーとローレル・サイモンの共作。

・映画『陽だまりの彼女』
10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』は越谷オサムさんの同名小説の映画化。主演は上野樹里さん、松本潤さん。監督は『ソラニン』や『僕等がいた』の三木孝浩さん。達郎さんがこの映画に主題歌を書き下ろした。タイトルは「光と君へのレクイエム」。越谷オサムさんの『陽だまりの彼女』はビーチボーイズの『Pet Sounds』、とりわけ「Wouldn't It Be Nice」が重要な役割を果たしているとか。劇中歌でもしばしば「Wouldn't It Be Nice」がかかるそうだ。そのエンディング・テーマを、というオファーだったので「この年になってビーチボーイズとガチンコするのか」と言いながら作った曲だという。映画の公開に合わせてCDのリリースは10月上旬になる予定。
http://hidamari-movie.com

シングル「光と君へのレクイエム」の詳しい情報はワーナーのスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のリマスター再発
いよいよムーン・レコードのカタログの再リマスターがはじまった。取っ掛かりはムーン・レーベル移籍第一弾の『MELODIES』。今年は『MELODIES』が30周年になる。そして1993年に発売された『SEASON'S GREETINGS』が20周年。アニバーサリーということでこの二枚のアルバムを最新のリマスター・ヴァージョンで再発することになった。『Melodies 30th Anniversary Edition』と『Season's Greetings 20th Anniversary Edition』二枚とも発売日は8月28日。すなわち秋からはじまる全国ツアー「PERFORMANCE 2013」が開幕する日にリリースする。2013年のリマスターでボーナス・トラック・自筆ライナー付き。『MELODIES』は5曲、『SEASON'S GREETINGS』には7曲のボーナス・トラックが付いている。値段は現行2957円が2310円に。詳細はワーナーの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・PERFORMANCE 2013
秋からはじまる全国ツアーが決定した。8月27日(火)、埼玉県戸田市文化会館を皮切りに12月24日(火)、クリスマスイブの中野サンプラザまで全国26都市49公演のホール・ツアー。詳しいスケジュールとチケットの販売方法は山下達郎のオフィシャル・ホームページの「Live」にアップしている。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・シングル「愛しきわが出雲」
今年出雲大社は60年に一度の平成の大遷宮という大改修が行われて、それにちなんで出雲出身のまりやさんが出雲市から依頼を受けて故郷への思いを綴った歌を書いた。「愛しきわが出雲」という曲を書き下ろし提供した。竹内まりや本人のプロデュース。これを出雲市が販売するCDということで8月10日に発売。まりやさんと市内の中高生・社会人合唱団総勢100名による「合唱団ヴァージョン」が収録されている。これに加えて出雲市出身のヴォーカリスト岩谷ホタルさんがピアノ伴奏で歌う「ピアノ・ヴァージョン」、それから「オルゴール・ヴァージョン」と「オリジナル・カラオケ」の4テイクが入って販売価格1,000円。リズム・セクションのアレンジは達郎さん。ストリングス、オーケストレーションは服部隆之さん。出雲市役所、観光協会のほか通販のワーナーミュージック・ダイレクトでも販売する。
http://shop.wmg.jp/items/IZCD-17322?icid=bnr_topmainM

・LIKE A SUMMER RAIN
ジャン & ディーンの1967年のアルバム『SAVE FOR A RAINY DAY』は全部雨の歌。その中から人気が一番高い曲「LIKE A SUMMER RAIN」。

・DER STERN VON AFRIKA (アフリカの星のボレロ)
1957年の映画『撃墜王 アフリカの星』のテーマ・ソング「アフリカの星のボレロ」。

・WHAT WILL I DO
ウィスパーズが人気の出る前に在籍したソウルクロック・レーベル時代の一曲で人気の高い1969年の「WHAT WILL I DO」。

・STAND BY ME
達郎さんの1999年のアカペラ・アルバム『ON THE STREET CORNER 3』から「STAND BY ME」。
リクエストした愛知県の超常連のリスナーから「達郎さんの納涼グッズはなんでしょうか?」という質問。
「下半身浴でございます。ひたすら汗をかきまくる。これに勝るものはございません」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

07月28日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #157

2013年07月17日 | Motoharu Radio Show

2013/07/16 OnAir - 3rd. Week - リスナーからのリクエスト特集
01.佐野元春:ヤァ! ソウルボーイ
02.Eagles:The Long Run
03.Allen Toussaint:Sweet Touch of Love
04.Buffalo Springfield:For What It's Worth (Mono)
05.Crosby, Stills, Nash & Young:Carry On / Questions
06.Gomez:See the World
07.Ray LaMontagne:Sarah
08.Shannon McNally:Small Town Talk
09.The Beach Boys:Caroline No (Mono Version)
10.The La's:There She Goes
11.Rod Stewart:Live the Life
12.Queen:These Are the Days of Our Lives
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■内容の一部を抜粋
・リスナーからのリクエスト特集
今夜は番組リスナーのリクエストを中心にしたプログラム。

・ヤァ! ソウルボーイ
元春の'90年代のレコードから「ヤァ! ソウルボーイ」。
「ザ・ホーボーキングバンド、佐橋佳幸くんのギターが素晴らしいですね」と元春。

・The Long Run
・Sweet Touch of Love
イーグルスの「The Long Run」。
アラン・トゥーサンの「Sweet Touch of Love」。アラン・トゥーサンは米国、ニューオリンズのミュージシャン。ミーターズ、ポール・サイモン、ザ・バンドなど数多くの素晴らしいレコードをプロデュースしてきた。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はPhish『Ventura』、マイルズ・ケイン『Don't Forget Who You Are』、そしてスティーヴン・スティルス『Carry On』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はスティーヴン・スティルス『Carry On』。

・スティーヴン・スティルス
米国のソングライター、そして素晴らしいギタリスト。現在68歳。'60年代にデビューしてバッファロー・スプリングフィールド、クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング、その後ソロ・アーティストとして現在も活躍している。ポピュラー・ミュージック界の中でも重要なアーティストのひとり。スティーヴン・スティルス、ひとことでいえばミュージシャンからリスペクトされるミュージシャンといえる。ソングライティング、演奏、バンドの編曲、全てにおいて優れた才能を持っている。スティーヴンス・スティルスがこれまで関わってきたバンドを見てみるとまず重要なバンドはバッファロー・スプリングフィールド。1966年に結成して僅か2年で解散した。しかしこのバンドの音楽は米国の西海岸を中心にとても大きな影響を残した。バンドにはスティーヴン・スティルスの他にリッチー・フューレ、そしてニール・ヤングがいた。ところがスティーヴンス・スティルスとニール・ヤングはあまり仲が良くなかったそうだ。レコーディングでもよくぶつかっていたという。
「まぁ、僕が思うにこれはクリエイティブな衝突だと思います。その証拠にスティーヴンス・スティルスは次に作ったバンドですね、クロスビー、スティルス & ナッシュ。このバンドにニール・ヤングを呼んでいます。これがクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング。CSN & Yですね。このバンドにはバーズからデヴィッド・クロスビー、ホリーズからグラハム・ナッシュが参加して、当時米国で最も影響力のあるバンドとして評価されました。ここでもスティーヴンス・スティルスは音楽的なリーダーシップをとってバンドをまとめていきます。ブルース、カントリー、フォーク、ラテン。スティーヴンス・スティルスの音楽と言うとそうしたいろいろな音楽の要素をミックスさせた独特のサウンドを作ってきました」と元春。
そのスティーヴンス・スティルスのとてもよくまとまったBOX SETが出た。CD4枚組、未発表の曲もあってかなり聴き応えのある内容になっている。タイトルは『Carry On』。このBOX SETの中からバッファロー・スプリングフィールド時代のヒット・レコード「For What It's Worth」のモノラル・ヴァージョンとクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング時代の代表曲「Carry On」のオリジナルとは違うミックスのオルタネイト・ミックス・ヴァージョン。

・See the World
・Sarah
ゴメスについて「クリエイティブでいいバンドですね。僕も気に入ってます」と元春。
「レイ・ラモンターニュ、素晴らしいソングライターです」と元春。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「ポップラ・ペアレンツ・クラブ」。広島市に流れる太田川の河川敷で美化活動や映画上映をしている市民団体。

・Small Town Talk
・Caroline No
女性ソングライター、シャノン・マクナリーが全曲、南部カントリー・ソウルのシンガー、ボビー・チャールズの曲を取り上げたカヴァー・アルバムを出した。バッキング・ミュージシャンはDr.ジョン、デレク・トラックスが参加している。
続いてビーチボーイズの名盤『Pet Sounds』から「Caroline No」。

佐野元春 : ザ・ラーズは英国リヴァプール出身のバンド。この「There She Goes」という曲は彼らの2枚目のシングル曲です。この曲は、実をいうと僕自身、ちょっとした関わりあいを持ってます。曲のプロデュースを担当したのはボブ・アンドリュース。'70年代にブリンズレー・シュワルツでキーボードを弾いてました。1988年、僕は『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』というアルバムを英国ロンドンで作ってました。そのときバッキング・メンバーとして参加してくれたのがボブ・アンドリュースです。ボブ・アンドリュースはこの『ナポレオンフィッシュ』アルバムのレコーディングとは別に、ある新人をプロデュースしていました。それがザ・ラーズというバンドでした。僕自身のレコーディングが進む中、ある日ボブ・アンドリュースはカセット・テープを持ってきて僕にこういいました。まぁ、僕はMotoって呼ばれていたんですけれども。"Moto、この曲僕がプロデュースしたんだ。でも何か別の楽器を足したほうがいいと思ってるんだけどどう思う?" そんなことを訊いてきました。さっそく聴いてみるととてもいい曲でした。特にフックのところは一回聴いたらすぐに覚えてしまうような親しみやすい曲でした。僕は正直に、いや、これはとてもいい曲だよ。他に何も楽器を足すことないよ。そう答えました。そうするとボブ・アンドリュースは"OK、ありがとう"と言ってにっこりと笑ってました。結局、レコードは僕が聴いたそのままの編曲でリリースされました。今となっては誰もが知ってる'80年代の名曲。まぁ、こう言っちゃあなんなんですけれども、この曲のヒットには僕も少しは貢献してるんだよという、まあ、そんなちょっとした自慢の話を聞いてもらいました。

・There She Goes
・Live the Life
ロッド・スチュワートの新作から「Live the Life」。
「ロッド・スチュワートは僕はフェイセズの頃から聴いていますが、独特の声とパフォーマンスですね。若い頃はちょっと女たらしのキャラクターが前面に出ていましたけれども、現在68歳。今でも現役の偉大なロック・ヴォーカリストです」と元春。

・These Are the Days of Our Lives
「このヴォーカリストの声を聴くと、本当に惜しい人を亡くしたなぁと思います。フレディ・マーキュリー。クィーンにとって実質最後のオリジナル・スタジオ盤になりました。アルバム『Innuendo』からThese Are the Days of Our Lives。今夜はこの曲を聴きながらお別れです」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
「来週7月23日はエクストラ・ウィークですね。何か夏らしい楽しいプレイリストを届けたいと思ってます。是非聴いてください」と元春。
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Sunday Song Book #1083

2013年07月14日 | Sunday Song Book

2013年07月14日プレイリスト
「納涼リクエスト大会」
1. THIS BOY / 竹内まりや 7月3日発売ニューシングル
2. THE SUN AIN'T GONNA SHINE ANYMORE /THE WALKER BROTHERS '66
3. CLASSICAL GAS / MASON WILLIAMS '68
4. THE SURF IS IN / THE BUDDIES '65
5. OOO LA LA LA / TEENA MARIE '88
6. I MIEI GIORNI FELICI / WESS & THE AIREDALES '67
7. TILL THE END OF TIME / PERRY COMO '45
8. 今日はなんだか (LIVE) / SUGAR BABE "76/04/01 荻窪ロフト"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
昨日の新聞で発表になったが10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』の主題歌を達郎さんが書き下ろした。主演は上野樹里さん、松本潤さん。NHKドラマ10「第二楽章」の主題歌「コンポジション」とのカップリングでシングルの発売も決定して、今はミックスを行ってるところだという。CDのリリースは10月上旬になる予定だとか。

・納涼リクエスト大会
先週に引き続いて「納涼リクエスト大会」Part.2。

・THIS BOY
まりやさんのニュー・シングル「Dear Angie ~あなたは負けない / それぞれの夜」はそろそろ初回限定盤「Dear Angie ~あなたは負けない / それぞれの夜」がなくなってきており通常盤「Dear Angie ~あなたは負けない / それぞれの夜」に移り変わってきているそうだ。初回限定盤と通常盤は一部内容が異なり、初回限定盤にはDVDのソースが付いていて、通常盤のほうはビートルズ・カヴァーが「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」のほかにもう一曲「THIS BOY」もおまけで収録されている。今日はおまけの「THIS BOY」。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・THE SUN AIN'T GONNA SHINE ANYMORE
ウォーカー・ブラザーズの1966年全英NO.1、全米13位の「THE SUN AIN'T GONNA SHINE ANYMORE」。フランキー・ヴァリの作品のカヴァー。

・CLASSICAL GAS
ポール・モーリアのヴァージョンで知った「CLASSICAL GAS」のオリジナルをというリクエスト。「CLASSICAL GAS」はメイソン・ウィリアムスの1968年全米2位の大ヒット曲。メイソン・ウィリアムスはギタリスト、ソングライターのほか写真家としても有名。あとは放送作家として「サタデー・ナイト・ライブ」やコメディ・ショーを手掛けた。俗にいうマルチ・タレントのひとり。このひとのインスト・ヒットでギターはもちろん本人が弾いている。ヴェンチャーズもステージでよく演奏している。

・エアコン
リスナーから「達郎さんはエアコン大好き派ですか? 私は極力使わない派です」というお便り。
「私も廊下のエアコンつけて扉を開けて寝ております」と達郎さん。

・THE SURF IS IN
サーフィン・ホットロッド・ナンバーへのリクエスト。ザ・バディーズはマイク・カーブのプロデュースで2枚ほどアルバムが出たいわゆる幽霊グループ。ギターを弾いてるのはアローズのデイビー・アナ。1965年のアルバム『GO GO WITH THE BUDDIES』から「THE SURF IS IN」。

・OOO LA LA LA
ティナ・マリーの「OOO LA LA LA」。1988年、全米ソウル・チャートNO.1。素晴らしいブルー・アイド・ソウル・シンガー、今は亡きティナ・マリーの代表作の一作。

・映画『陽だまりの彼女』
10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』は越谷オサムさんの同名小説の映画化。主演は上野樹里さん、松本潤さん。監督は『ソラニン』や『僕等がいた』の三木孝浩さん。達郎さんがこの映画に主題歌を書き下ろした。タイトルは「光と君へのレクイエム」。アップテンポだがちょっともの哀しい内容のテーマ曲。映画の公開に合わせてCDのリリースは10月上旬になる予定。
http://hidamari-movie.com

シングル「光と君へのレクイエム」の詳しい情報はワーナーのスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のリマスター再発
いよいよムーン・レコードのカタログの再リマスターがはじまった。取っ掛かりはムーン・レーベル移籍第一弾の『MELODIES』。今年は『MELODIES』が30周年になる。そして1993年に発売された『SEASON'S GREETINGS』が20周年。アニバーサリーということでこの二枚のアルバムを最新のリマスター・ヴァージョンで再発することになった。『Melodies 30th Anniversary Edition』と『Season's Greetings 20th Anniversary Edition』二枚とも発売日は8月28日。すなわち秋からはじまる全国ツアー「PERFORMANCE 2013」が開幕する日にリリースする。2013年のリマスターでボーナス・トラック・自筆ライナー付き。『MELODIES』は5曲、『SEASON'S GREETINGS』には7曲のボーナス・トラックが付いている。値段は現行2957円が2310円に。詳細はワーナーの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・まりやさんのニュー・シングル「Dear Angie ~あなたは負けない」のグッズ・プレゼント
「Dear Angie ~あなたは負けない」の歌詞「心が折れたりしない」にちなんで芯が折れないシャープペンシル「オレーヌ」を20名にプレゼント。

・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。サイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。現在は1998年のアルバム『COZY』。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・シングル「愛しきわが出雲」
今年出雲大社は60年に一度の平成の大遷宮という大改修が行われて、それにちなんで出雲出身のまりやさんが出雲市から依頼を受けて故郷への思いを綴った歌を書いた。「愛しきわが出雲」という曲を書き下ろし提供した。竹内まりや本人のプロデュース。これを出雲市が販売するCDということで8月10日に発売。まりやさんと市内の中高生・社会人合唱団総勢100名による「合唱団ヴァージョン」が収録されている。これに加えて出雲市出身のヴォーカリスト岩谷ホタルちゃんがピアノ伴奏で歌う「ピアノ・ヴァージョン」、それから「オルゴール・ヴァージョン」と「オリジナル・カラオケ」の4テイクが入って販売価格1,000円。リズム・セクションのアレンジは達郎さん。ストリングス、オーケストレーションは服部隆之さん。出雲市役所、観光協会のほか通販のワーナーミュージック・ダイレクトでも販売する。
http://shop.wmg.jp/items/IZCD-17322?icid=bnr_topmainM

・I MIEI GIORNI FELICI
「I MIEI GIORNI FELICI」は達郎さんが『ON THE STREET CORNER』でやってるダブスというドゥーワップ・グループの「CHAPEL OF DREAMS」をイタリア語でカヴァーした作品。アメリカ人のウェス・リー・ジョンソンがイタリアでヒットさせたのが「I MIEI GIORNI FELICI」。「I MIEI GIORNI FELICI」は「MY HAPPY DAYS」という意味だそうだ。

・TILL THE END OF TIME
ペリー・コモの「TILL THE END OF TIME」邦題「時の終わりまで」はショパンの「ポロネーズ」のメロディで歌った曲。1945年に全米NO.1を10週間続けて200万枚以上売った。オリジナルはSP盤。

・今日はなんだか (LIVE)
大学の後輩の四十九日が7月14日だというリスナーからの追悼の意味を込めたリクエストで「今日はなんだか」。故人は高校時代はシュガーベイブの追っかけをしていて好きな「今日はなんだか」を達郎さんの振り付けをまねて歌っていたそうだ。リクエストしたリスナーはヤクルトホールからコンサートに通い続けているそうだが今回のツアーは未だチケットが取れないのだとか。番組にはチケットが取れないというお叱りのお便りがたくさん届いてるという。
リクエストに応えて今日は1976年4月1日に荻窪ロフトで行われたシュガーベイブの解散ライヴから「今日はなんだか」のライヴ・ヴァージョン。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

07月21日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #156

2013年07月10日 | Motoharu Radio Show

2013/07/09 OnAir - 2nd. Week - 特集:佐野元春 & THE COYOTE BAND 最新ライブより 第二回
01.Phoenix:Entertainment
02.The Strokes:All the Time
03.Beady Eye:Iz Rite
04.Miles Kane:Don't Forget Who You Are
05.Miles Kane:Out of Control
06.Todd Rundgren:Can We Still Be Friends (Live)
07.佐野元春 & The Coyote Band:99ブルース (Live 2013)
08.佐野元春 & The Coyote Band:ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 (Live 2013)
09.佐野元春 & The Coyote Band:約束の橋 (Live 2013)
10.佐野元春 & The Coyote Band:ヤングブラッズ (Live 2013)
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・Entertainment
フランスのバンド、フェニックスで「Entertainment」。フェニックスは先週紹介したダフト・パンクと共に現代のフランスを代表するグループといっていい。

・All the Time
ニューヨークのバンド、ストロークスの新しいレコードから「All the Time」。

・Iz Rite
元オアシス、リアム・ギャラガーのバンド、ビーディ・アイの新しいレコードから「Iz Rite」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はPhish『Ventura』、マイルズ・ケイン『Don't Forget Who You Are』、そしてスティーヴン・スティルス『Carry On』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はマイルズ・ケイン『Don't Forget Who You Are』。

・マイルズ・ケイン
UK出身のミュージシャン、現在27歳。2011年にデビュー・ソロ・アルバムを出している。ソロ・デビューする以前はザ・リトル・フレーム、ザ・ラスカルズ、そしてアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーとラスト・シャドウ・パペッツというバンドを組んでいた。マイルズ・ケインは今英国で大変注目されている。ノエル・ギャラガー、ポール・ウェラー、そうした年上のミュージシャンたちからも高く評価されている。またアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーとはお互いにいい影響を与え合っていてソングライティングでもパートナー・シップを組んでいる。そしてこの二人はザ・ラスト・シャドウ・パペッツというバンドを組んで、そのレコードがUKチャートでNO.1となった。これをきっかけに注目されてマイルズ・ケインは2010年にソロとしてデビューした。今夜紹介するのは彼の二枚目のソロ・アルバムになる『Don't Forget Who You Are』。
「僕もアルバム通して聴きましたけれども、とてもごきげんなレコードです。よいソングライティングとラウドなポップ・サウンド。そして彼のファッションを見てもわかります。マイルズ・ケイン、彼は'60年代から続くいわゆるUKモッズの正しい後継者だと思います」と元春。
マイルズ・ケインの新しいアルバム『Don't Forget Who You Are』から「Don't Forget Who You Are」と「Out of Control」の2曲。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Can We Still Be Friends (Live)
トッド・ラングレン、1990年にサンフランシスコにあるウォーフィールドシアターのライヴから「Can We Still Be Friends」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「イカオアコ」。フィリピンで環境問題に繰り組む団体。現地住民と共にマングローブの植林などを行っている。

・99ブルース (Live 2013)
番組後半は先週に引き続いて佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴを特集する。

佐野元春 : 今回のツアーでいちばんうれしかったことはコヨーテバンドとのコラボレーションがとても充実したことです。バンド結成から6年目。この間、二枚のスタジオ・アルバムを作って、四回の全国ツアーを行いました。自分たちにとってデビュー・アルバムといっていいアルバム『COYOTE』の発表。その後、全国のライヴハウス・サーキットに出かけて北海道から沖縄までライヴをやりました。途中、バンドにもうひとりのギタリストを加わえて、その後、ライヴハウスからホール・コンサートを目標に進みました。そして今年冬に行ったこのWinter Tour。このツアーでは遂にコヨーテバンドが大きく羽を広げます。これまでの僕のバンド、'80年代ハートランド、'90年代ホーボーキングバンド、そうした先輩のバンドの伝統を受け継ぎながらコヨーテバンドが僕のクラシックスを演奏しました。これは素晴らしかったですね。同じ編曲でも演奏する人が違うと曲の感じは違ってきます。これまでのザ・ハートランド、ホーボーキングバンドともまた違うコヨーテバンド独自の演奏がここにできあがってた、そんなふうに思いました。これは僕にとって本当にうれしいことです。バンド結成から6年目。現在とこれからのコヨーテバンド、是非注目していてください。では今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴから「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」、そして「約束の橋」二曲聴いてください。

・ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 (Live 2013)
・約束の橋 (Live 2013)

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・名盤ライブ
リスナーから「『SOMEDAY』名盤ライブのニュースに興奮しています。しかもザ・ハートランド、ザ・ホーボーキングバンドが集結するとのこと。楽しみです」というコメントを読んで。

佐野元春 : そうなんですよね。まだ先の話なんですけれども。今年の11月、東京と大阪でこのライヴをやります。1982年のレコード、僕にとっても思い出深いアルバム『SOMEDAY』ですね。この『SOMEDAY』をアルバムの曲順通りに演奏しようという試みです。バッキングを務めてくれるのはザ・ハートランドとザ・ホーボーキングバンド、それぞれのバンドからのミュージシャンたちです。ずっと一緒にやってきた信頼できるミュージシャンたちですので、きっと素晴らしいライヴになると思います。まぁしかし、こうしたコンサートは今までありそうでなかったんじゃないかと思います。アルバム『SOMEDAY』の再現ライヴですね。僕も今からとても楽しみにしています。さて、残りの時間も少なくなってきました。佐野元春 and The Coyote Band、今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴから今夜お別れはこの曲です。

・ヤングブラッズ (Live 2013)

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #1082

2013年07月07日 | Sunday Song Book

2013年07月07日プレイリスト
「納涼リクエスト大会」
1. DEAR ANGIE~あなたは負けない / 竹内まりや 7月3日発売ニューシングル
2. DAWN (GO AWAY) / THE 4 SEASONS '64
3. I LOVE YOU / EDDIE HOLMAN '69
4. IT'S AS EASY AS 1,2,3 / JILL GIBSON '64
5. GIVE IT A CHANCE TO GROW / TOPPIKS
6. I WAS THERE / JOHNNY MATHIS '71
7. NOT A LITTLE GIRL ANYMORE / LINDA LEWIS "NOT A LITTLE GIRL ANYMORE" '75
8. DOWNTOWN / SUGAR BABE '75
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
昨日7月6日、気象庁の発表によると関東・甲信越地方が梅雨明けしたと見られるということ。1951年に統計を取って以来4番目に早い梅雨明けだそうだ。「今年は猛暑という予報が出ております。暑い日が続くことと思いますが、皆様お身体どうぞくれぐれもお気をつけ下さい」と達郎さん。リマスター再発するアルバム『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のマスタリングが終わり工場に旅立ったとのこと。この後はシングルが出るのでシングルの準備に入るそうだ。

・納涼リクエスト大会
梅雨明けが早かったので「納涼リクエスト大会」を7月の頭だけど前倒しで行うとか。息切れしてきたら普通の「棚つか」の予定。そのあいだにシングルの仕上げをするという。ツアーもあと一月半ではじまる。

・Dear Angie ~あなたは負けない
先週7月3日に発売されたまりやさんのニュー・シングル「Dear Angie ~あなたは負けない」カップルド・ウィズ「それぞれの夜」。出足好調なんだという。初回限定盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はDVD付きで2000年に行われた「SOUVENIR」ライヴから「元気を出して」のライヴ映像を収録している。ライヴ映像には達郎さんも映ってるためそれだけで初回盤を購入したというリスナーからお便りが届いてるとか。初回限定なのでお早めにということ。
http://wmg.jp/mariya/

・DAWN (GO AWAY)
フランキー・ヴァリがたった一日だけの来日公演を行う。すでにチケットを手配したというリスナーからフォー・シーズンズの「DAWN (GO AWAY)」のリクエスト。今回の来日公演はフランキー・ヴァリ & ザ・フォー・シーズンズとなっているがバックは違うメンバーでコーラスも若い男性4人。だからフランキー・ヴァリのソロ・パフォーマンス。

・I LOVE YOU
エディ・ホールマンの「I LOVE YOU」は1969年、全米R&Bチャート30位。

・IT'S AS EASY AS 1,2,3
ジル・ギブソンはジャン & ディーン・ファミリーの一員で女性シンガー。今回の「IT'S AS EASY AS 1,2,3」はコーラスが入ってるレア・ヴァージョン。

・映画
『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のマスタリングが終わり、田端義夫さんのドキュメンタリーと三波春夫さんのドキュメンタリーを2本続けて観て来たそうだ。田端さんの映画『オース! バタヤン』は夜の9時からで、三波さんのは朝の9時からだったという。新宿での公開は終わってしまったが、三波春夫さんの映画『歌藝~終わり無きわが歌の道』は1976年の歌謡生活20周年のライヴと、達郎さんも聴きに行った1994年に歌舞伎座で行われた芸能生活55周年のライヴ2本立て。「素晴らしいので、騙されたと思って、是非、お出かけください。アレ観とかないと後悔します」と達郎さん。
http://www.livespire.jp/movie/minamiharuo.html

・GIVE IT A CHANCE TO GROW
ザ・トピックスはフィリー・ソウルだがブルー・マジックのメンバーが在籍したことで知られている。たった1枚シングルが出ていてそれが「GIVE IT A CHANCE TO GROW」。1970年前後のシングルだと思われる。
リクエストしたリスナーからアラン・オデイを追悼して次のツアーで「MAGIC WAYS」を是非お願いしますというメッセージ。「MAGIC WAYS」は歌いながらギターが弾けないそうだ。「演奏不可能な曲なんです。すいません。ちょっと練習してみようかなと思ってますが」と達郎さん。

・まりやさんのニュー・シングル「Dear Angie ~あなたは負けない」のグッズ・プレゼント
「Dear Angie ~あなたは負けない」の歌詞「心が折れたりしない」にちなんで芯が折れないシャープペンシル「オレーヌ」を20名にプレゼント。

・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。サイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。1998年のアルバム『COZY』を5名にプレゼント。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のリマスター再発
ムーン・レコードのカタログの再リマスターがいよいよはじまる。今年はムーン・レーベル最初の作品『MELODIES』が30周年、1993年に発売された『SEASON'S GREETINGS』が20周年ということになる。アニバーサリーということでこの二枚のアルバムを最新のリマスター・ヴァージョンで再発することになった。二枚とも発売日は8月28日。2013年のリマスターでボーナス・トラック・自筆ライナー付き。『MELODIES』は5曲、『SEASON'S GREETINGS』には7曲のボーナス・トラックが付いている。値段は現行2957円が2310円に。詳細はワーナーの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・PERFORMANCE 2013
秋からはじまる全国ツアーが決定した。8月27日(火)、埼玉県戸田市文化会館を皮切りに12月24日(火)、クリスマスイブの中野サンプラザまで全国26都市49公演のホール・ツアー。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・I WAS THERE
ジョニー・マティスの1971年のアルバム『LOVE STORY』から「I WAS THERE」。「I WAS THERE」はキャロル・キング、ジェリー・ゴフィンの作品でレニー・ウェルチのヒット曲。

・NOT A LITTLE GIRL ANYMORE
リンダ・ルイスの1975年のアルバム『NOT A LITTLE GIRL ANYMORE』のタイトル・ソング「NOT A LITTLE GIRL ANYMORE」。ちょっと前に朱里エイコさんのヴァージョンをかけたが、そのときは朱里エイコさんのために作られた曲だとクレジットされていた。達郎さんはリンダ・ルイスがカヴァーしていると知らなかったとか。リンダ・ルイスは日本でも人気の高いイギリスの黒人シンガー。

・肺活量と身体のサイズ
中野区のリスナーからの質問で「達郎さんは肺活量どれくらいありますか? 身長、体重、足の長さ、足のサイズは?」。
達郎さんは肺活量が全然ない人間で3,600しかなく普通の人よりも少ないのだという。肺活量と声量は関係ないそうだ。身長は172センチ、体重は64キロから66キロのあいだを行ったり来たり。足のサイズは25.5。

・DOWNTOWN
達郎さんのホームページのHTMLのソースの脱落を指摘したリスナーからのリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

07月14日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #155

2013年07月03日 | Motoharu Radio Show

2013/07/02 OnAir - 1st. Week - 特集:佐野元春 & THE COYOTE BAND 最新ライブより 第一回
Justin Timberlake:Suit & Tie (feat. JAY Z)
Daft Punk:Get Lucky (feat. Pharrell Williams)
Jamie Cullum:You're Not the Only One
Phish:Birds of a Feather
Phish:Dirt
佐野元春 & The Coyote Band:夜空の果てまで(Live 2013)
佐野元春 & The Coyote Band:彼女(Live 2013)
佐野元春 & The Coyote Band:虹をつかむ人(Live 2013)
佐野元春 & The Coyote Band:ラ・ヴィータ・エ・ベラ(Live 2013)
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■内容の一部を抜粋
・Suit & Tie
・Get Lucky
現在、米国のメインストリームはこの2曲。ジャスティン・ティンバレークの「Suit & Tie」とダフト・パンクの「Get Lucky」。
ダフト・パンクはナイル・ロジャースを迎えて'70年代のアース、ウィンド & ファイアの焼き直しをやっている。

・You're Not the Only One
これまでのジャズからポップにスタイルを変えたジェイミー・カラムの新しいレコードから「You're Not the Only One」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はPhish『Ventura』、マイルズ・ケイン『Don't Forget Who You Are』、そしてスティーヴン・スティルス『Carry On』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週は『Ventura』。

・Phish
米国、ヴァーモント州出身のバンド。トレイ・アナスタシオ、マイク・ゴードン、ジョン・フィッシュマン、そしてペイジ・マッコーネル。この4人がバンドのメンバー。バンドの結成は1983年。このとき4人は地元の大学生だった。はじめは地元で人気があるバンドだったがメジャーのレコード・レーベルと契約して全国的なバンドになった。特に大きなプロモーションを行ったわけではないのにこのバンドはファンを増やし続けていく。その理由は彼らのライヴにある。彼らの活動の中心は常にライヴ・コンサートにあった。地元ヴァーモントのローカル・バンドからはじまって現在では米国で最も大きなジャム・バンドになっている。彼らのコンサートを経験した人なら知ってると思うがとても自由な雰囲気がある。バンドも観客も音楽を楽しもうという雰囲気で集まってるという感じ。一回の公演時間は大抵4時間近く。しかもセットリストは日によって変わるという楽しい内容になっている。テープ・トレードなんて言葉をよく聞く。これはライヴの音をファンが録音してもいいよというサービス。Phishもこのテープ・トレードを以前からよくやっている。これは'70年代に例えばグレートフル・デッドといったリベラルなバンドがやっていたアイディア。バンドとファンは友だちという関係。とかく商業主義になりがちな音楽ビジネスだがPhishをはじめとするこうした米国のジャム・バンド系のバンドはファンとの信頼関係というものを大事にしているようだ。そのPhishのライヴ・アルバムが出た。CD6枚セットになっている。これはカリフォルニア州ヴェンチュラで行われたライヴで1997年と1998年のライヴを収めたレコード。この『Ventura』から「Birds of a Feather」と「Dirt」の2曲。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「やまぼうし自然学校」。長野県菅平高原で林間学校向けの森林教育プログラムを提供している団体。1996年から活動している。

・夜空の果てまで
番組後半は佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴを特集する。

佐野元春 : コンサート・ツアーをやろうというとき、まずはじめに考えるはセットリストですね。今回のツアーではどんな曲をやろうかと考えます。コンサートの時間は限られています。大抵2時間、長くて3時間くらいですね。やりたい曲はたくさんあるんですが、この限られた時間の中で演奏する曲を決めようということになると、どうしてもファンの人たちが馴染みのある曲をやろうということになりがちです。そんなとき一曲でもいいので普段あまりやらない曲を入れようということで何曲かスタジオで試してみます。今回のツアーではピアノで歌う曲何かやろうということで、'80年代に書いた曲を何曲かやってみました。ピアノを弾きながら歌うというのは自分のスタイルのひとつです。2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴからこの曲を聴いてください。'80年代のアルバム『Heart Beat』から曲は「彼女」。

・彼女

佐野元春 : 今回のツアーでやってみてよかったなと思ったのは何曲か新曲を演奏したことです。一般的にコンサートで新曲を何曲もやるってことは、まぁあまりやりません。みんなが知らない曲よりも知ってる曲で楽しく行こうぜというのがお客さんの気持ちだと思います。今回のこのツアーと同時に新作のレコーディングもやっていました。既に僕もバンドもやる気十分。新曲には自信があったので思いきってライヴで演奏しようということになりました。結果は上々でしたね。新しい曲もみなさんしっかりと聴いてくれて拍手をたくさんいただきました。その新しい曲を集めてその後、アルバムを出します。それがアルバム『ZOOEY』です。コヨーテバンドにとって2作目にあたるスタジオ録音盤。バンドとしての方向性が決まった大事なアルバムとなりました。Motoharu Radio Show。佐野元春 and The Coyote Band。今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴから一曲「虹をつかむ人」。

・虹をつかむ人

・アルバム『NO DAMAGE』特集
先月、番組で特集したアルバム『NO DAMAGE』特集へのフィードバックを読んで。
「このアルバムを聴いて気に入ってくださった方であれば、あれから30年ということですから、すっかり大人になっていると思います。その方は是非、近くにいる十代の音楽ファンにこの『NO DAMAGE』アルバムを紹介してあげてください。そして一緒に僕のライヴに来てください。待ってます」と元春。

・ラ・ヴィータ・エ・ベラ
佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴ特集。最後の曲は「ラ・ヴィータ・エ・ベラ」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
来週も引き続いて佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴを特集する。
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