転生ものの十数分の一も読んだり見たりしていないが、感じることは、転生者が赤ちゃんからリスタートするときに、赤ん坊の頃から脳の発達が見られるということだ。前世の記憶を受け継いでいて聖人の思考力を持ち続けている。
チート能力とては定番だけど、人間の知的活動の発展として書いているのは少ない。幼児から青年期への知識の吸収能力は、何にもないところから始まっているから、吸収効率が良いはずなので、無駄に異世界文化の影響を持ったまま、新しい文化、生態系、物理法則を受け止めるにはハンデにしかならないはず。
それを、なんなく整合させているから、チートだなんて言われるんだろうけど。
転生先の知識を受け入れるために、前世の記憶を脳の一定領域に隔離しておくのを自然とやっているっていう表現をしている作品というのはあるんただろうか?
あっても、ストーリー自体が面白くないと読みたいとは思わないけど。