昭和バスはICカード「nimoca(ニモカ)」を導入します 〔PDF〕
↑驚きました。昭和バスが来年春から、nimocaを導入するとのこと。
昭和バスは、佐賀県唐津市に本拠を置くバス会社。福岡市でも西区を中心に営業しており、僕もわずか半月間ではありましたが、西区に勤めた際には通勤でお世話になっていました。
これまでICカードはもちろん、磁気カードの導入もなされておらず、矢継ぎ早のサービスでバス業界をリードする西鉄を横に、地味な存在(!?)という感じを受けていたのも事実。それが一気に近代化することになりました。
平成22年春といえば、nimoca・SUGOCA・はやかけんの共通利用が始まる上、筑肥線でのSUGOCA利用もスタート。福岡市内へ直行するバス路線も多いとはいえ、筑肥線沿線のフィーダー輸送も担う昭和バスだけに、ICカード導入のタイミングとしては絶好だったようです。
ただ昭和バスは西鉄との資本関係はがないのに、独自ICカードを導入して共通化するのではなく、nimocaそのものを導入するというのだから、驚きました。
nimocaは西鉄100%出資の子会社ではあるものの、よく見れば分かる通り、実はカード本体やテレビCMに一切、西鉄の文字は現れません。西鉄のカードとしてではなく、グループ外にも広がってほしいとの願いを込め、あえて西鉄色を出さないようにしたとのことですが、いよいよその理念が生きてきたわけです。
↑nimocaのコマーシャル・バス編
利用者にとっては種類が増えすぎるのも困る(相互利用も「2つまたぎ」まではできない…例えばsuicaとICOCA、suicaとPASMOが相互利用できても、ICOCAでPASMOエリアには乗れない)ので、nimocaそのものであるメリットは大きいことです。
このまま昭和バスを皮切りに、九州全域にnimocaネットワークが広がっていくのか!? と思いたいところですが、長崎や鹿児島、宮崎では独自のICカードが普及。西鉄バスが乗り入れる佐賀、西鉄グループの亀の井バスがある大分あたりが限界…かもしれません。熊本でのICカード導入の話は聞こえてきませんが、どうなるのかな??
まずはICカード導入済みの都市との相互利用から始まってほしいものだなと思います。
↑驚きました。昭和バスが来年春から、nimocaを導入するとのこと。
昭和バスは、佐賀県唐津市に本拠を置くバス会社。福岡市でも西区を中心に営業しており、僕もわずか半月間ではありましたが、西区に勤めた際には通勤でお世話になっていました。
これまでICカードはもちろん、磁気カードの導入もなされておらず、矢継ぎ早のサービスでバス業界をリードする西鉄を横に、地味な存在(!?)という感じを受けていたのも事実。それが一気に近代化することになりました。
平成22年春といえば、nimoca・SUGOCA・はやかけんの共通利用が始まる上、筑肥線でのSUGOCA利用もスタート。福岡市内へ直行するバス路線も多いとはいえ、筑肥線沿線のフィーダー輸送も担う昭和バスだけに、ICカード導入のタイミングとしては絶好だったようです。
ただ昭和バスは西鉄との資本関係はがないのに、独自ICカードを導入して共通化するのではなく、nimocaそのものを導入するというのだから、驚きました。
nimocaは西鉄100%出資の子会社ではあるものの、よく見れば分かる通り、実はカード本体やテレビCMに一切、西鉄の文字は現れません。西鉄のカードとしてではなく、グループ外にも広がってほしいとの願いを込め、あえて西鉄色を出さないようにしたとのことですが、いよいよその理念が生きてきたわけです。
↑nimocaのコマーシャル・バス編
利用者にとっては種類が増えすぎるのも困る(相互利用も「2つまたぎ」まではできない…例えばsuicaとICOCA、suicaとPASMOが相互利用できても、ICOCAでPASMOエリアには乗れない)ので、nimocaそのものであるメリットは大きいことです。
このまま昭和バスを皮切りに、九州全域にnimocaネットワークが広がっていくのか!? と思いたいところですが、長崎や鹿児島、宮崎では独自のICカードが普及。西鉄バスが乗り入れる佐賀、西鉄グループの亀の井バスがある大分あたりが限界…かもしれません。熊本でのICカード導入の話は聞こえてきませんが、どうなるのかな??
まずはICカード導入済みの都市との相互利用から始まってほしいものだなと思います。