8月11日、門司港地ビール工房で開かれる旅好きの集まりに、お招き頂きました。
門司港といえば、街並み散策に便利な「門司港レトロのんびりきっぷ」が9月1日まで発売中。博多発3,600円、久留米発4,300円で、門司港までの往復(博多~小倉は特急自由席)+門司港の観光施設の入場券が1,800円分付いてくるというお得なきっぷです(他区間にも設定あり)。
ちなみに博多~門司港の4枚きっぷが2枚当たり2,800円だから、のんびりきっぷは差額800円。久留米からだとさらに縮まり、プラス20円です。これで1,800円分の観光ができるのですから、かなり大盤振る舞いのきっぷです。
そこで夕方の開宴までの時間は街歩きをする計画にして、日曜日の11時前、久留米から快速電車で旅立ちました。
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久留米で特急「きらめき6号」に乗り換え。博多~小倉間の特急は、最速のソニックが40分で結ぶのに対して、きらめきは50分。10分も余分にかかる電車を選んだ理由は…。
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グループ旅行に最適な、ボックスシートがあるから!(写真は別の日に撮影)
きらめきではボックスシートが自由席として設定されており、ここに座りたければ早い者勝ちです。座れれば、大きなテーブルを広げての和気藹々とした時間を過ごせます。
ちなみに「きらめき」では、2千円でグリーン個室を借りることもできます。次回は個室もいいかも。
きらめきは小倉止まりなので、向かい側のホームで接続している普通電車に乗り換えました。週末だけでも、きらめきが門司港に直通してくれたらと思います。
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門司港着。重要文化財の門司港駅は、補修工事の真っ最中。博多駅ビルの足元並みに立派な鉄骨の覆屋に囲われ、駅ビルに建て替わるのかと錯覚してしまいそうです、
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観光チケットは、駅前の三井倶楽部の観光コンシェルジュが引き換えてくれます。
チケットは各施設の入場券が付くのではなく、「フリーパス」になっているのがポイント。たとえばトロッコ列車は何往復してもOKだし、レトロ展望室は昼、夜の風景の違いを楽しむこともできます。使い方によっては、1,800円以上有効活用できそうです。
フリーパスの通し番号は、ちょうど100番でした。発売から1ヶ月近くとしては、少し寂しい実績かも…。真夏は、街歩きのシーズンオフなのかもしれません。
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フリーパスとともに、和布刈の絶景バス割引券(300円→250円)と、海峡プラザでの買い物or食事割引券(100円)ももらえました。
そこでお昼ごはんは、プラザ2階の居酒屋で名物「海鮮焼きカレー」を食らう!居酒屋らしく豊富なアルコールメニューが、夜のビールに備え断酒中の身には目に毒でした。
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お腹も満足したところで、まずは和布刈方面のトロッコ列車に乗り込みます。
シーズンには順番待ちもできるようですが、今日はすんなり乗れました。
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走り始めれば涼しいトロッコ列車、その名の通り潮風が吹き込みます。
しかし猛暑日のこの日、それでも暑かった!
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さすがにトンネルでは涼風を感じられました。
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関門海峡めかり駅着。関門トンネル人道を見たい!ということで、徒歩5分のトンネル入り口へ。わずかに歩くだけでも、汗が吹き出します。
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トンネル内は、地上より少し涼しめ。日差しもないので、ジョギングやウォーキングのコースにしている人も多いようです。
少し覗くはずが、県境まで歩き…
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山口県側まで完歩!780メートル、景色も見えない中で、なかなか地道な行軍でした。
地上に出ると、海峡を大きな「壁」が動いていきます。豪華客船・にっぽん丸の優美な姿に、しばし見惚れました。
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門司港に戻ると、いきなり国鉄バスが現れました。鉄道記念館のイベントで運行されていたようです。
車体は都バスタイプに似ていたので再現車両かと思っていましたが、昭和61年製造の最後の国鉄バスとのこと。つばめのエンブレムがかっこよかったです。
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駅に着くと、次の列車は30分後。駅そばの旧型客車休憩施設「かんもん号」で涼みます。ニス塗もつややかな旧型客車から見る潮風号です。
車内では軽食や飲み物の販売もあり、ビールに食指が伸びかけましたが、店員さんが休憩中で姿を見せなかったのはラッキーだったかも。
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帰路は2両とも自由席。海側に座って門司港レトロに戻ります。
遊覧列車ながら駅はこまめに設けられており、レトロ地区ど真ん中の出光美術館前で下車。暑い日には、歩く距離が短くなり助かります。
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高層マンション最上階の、門司港レトロ展望室(通常300円)へ。関門海峡が、夏の陽に輝きます。
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トロッコ列車は、上空から見るとおもちゃの列車みたい。
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続いて旧大阪商船ビルへ。レトロ地区の中では大きく、存在感のある赤レンガの建物です。
2階のわたせせいぞう記念館(100円)も、もちろん無料。さわやかなタッチの画からも、夏を感じられます。
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海峡ドラマシップまでは距離があり、着いたのは閉館20分前の16時40分。普通なら500円がもったいなくて入らないタイミングですが、駆け足でもいいから見ようと扉を開けました。
歴史回廊は、照明を落とした中での人形や模型の展示が迫力を感じます。ボランティアガイドさんが、駆け足ながら専属でガイドしてくれて、理解も深まりました。
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昔の街並みを再現した「レトロ通り」も、1分見学で終了!
鉄道記念館までは見られませんでしたが、それでも充分にモトは取れました。朝から来れば、全施設制覇も可能かも?
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喉もカラカラになったところで、ビール工房へ。
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さっそくジョッキでカンパ~イ!門司港地ビールの味は3種類、いかにも地ビールといった風味と味が楽しめます。
個人的にはラガーの「門司港駅ビール」の、後を引く苦味が気に入りました。
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5人分の料理で13,000円のセットメニューは、「ドン!」と迫力のある料理が次々に出てきて、目でも楽しめました。
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いつしか夕暮れの時間に。下関に沈む夕陽というのも、新鮮な眺めです。
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陽も落ち…
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グラスも照明に輝いてきました。
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9時前のお開きの後は、再びレトロ展望室へ。何度行っても、お財布は痛くありません。
ライトアップされた関門橋の光が、本州と九州をつなぎます。
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名残惜しくも、門司港を離れます。
帰路も「きらめき」のボックスシートでくつろぎ、久留米に着いたのは0時前。「飲み会」というには、あまりにも充実した門司港の一日でした。
門司港といえば、街並み散策に便利な「門司港レトロのんびりきっぷ」が9月1日まで発売中。博多発3,600円、久留米発4,300円で、門司港までの往復(博多~小倉は特急自由席)+門司港の観光施設の入場券が1,800円分付いてくるというお得なきっぷです(他区間にも設定あり)。
ちなみに博多~門司港の4枚きっぷが2枚当たり2,800円だから、のんびりきっぷは差額800円。久留米からだとさらに縮まり、プラス20円です。これで1,800円分の観光ができるのですから、かなり大盤振る舞いのきっぷです。
そこで夕方の開宴までの時間は街歩きをする計画にして、日曜日の11時前、久留米から快速電車で旅立ちました。
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久留米で特急「きらめき6号」に乗り換え。博多~小倉間の特急は、最速のソニックが40分で結ぶのに対して、きらめきは50分。10分も余分にかかる電車を選んだ理由は…。
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グループ旅行に最適な、ボックスシートがあるから!(写真は別の日に撮影)
きらめきではボックスシートが自由席として設定されており、ここに座りたければ早い者勝ちです。座れれば、大きなテーブルを広げての和気藹々とした時間を過ごせます。
ちなみに「きらめき」では、2千円でグリーン個室を借りることもできます。次回は個室もいいかも。
きらめきは小倉止まりなので、向かい側のホームで接続している普通電車に乗り換えました。週末だけでも、きらめきが門司港に直通してくれたらと思います。
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門司港着。重要文化財の門司港駅は、補修工事の真っ最中。博多駅ビルの足元並みに立派な鉄骨の覆屋に囲われ、駅ビルに建て替わるのかと錯覚してしまいそうです、
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観光チケットは、駅前の三井倶楽部の観光コンシェルジュが引き換えてくれます。
チケットは各施設の入場券が付くのではなく、「フリーパス」になっているのがポイント。たとえばトロッコ列車は何往復してもOKだし、レトロ展望室は昼、夜の風景の違いを楽しむこともできます。使い方によっては、1,800円以上有効活用できそうです。
フリーパスの通し番号は、ちょうど100番でした。発売から1ヶ月近くとしては、少し寂しい実績かも…。真夏は、街歩きのシーズンオフなのかもしれません。
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フリーパスとともに、和布刈の絶景バス割引券(300円→250円)と、海峡プラザでの買い物or食事割引券(100円)ももらえました。
そこでお昼ごはんは、プラザ2階の居酒屋で名物「海鮮焼きカレー」を食らう!居酒屋らしく豊富なアルコールメニューが、夜のビールに備え断酒中の身には目に毒でした。
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お腹も満足したところで、まずは和布刈方面のトロッコ列車に乗り込みます。
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走り始めれば涼しいトロッコ列車、その名の通り潮風が吹き込みます。
しかし猛暑日のこの日、それでも暑かった!
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さすがにトンネルでは涼風を感じられました。
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関門海峡めかり駅着。関門トンネル人道を見たい!ということで、徒歩5分のトンネル入り口へ。わずかに歩くだけでも、汗が吹き出します。
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トンネル内は、地上より少し涼しめ。日差しもないので、ジョギングやウォーキングのコースにしている人も多いようです。
少し覗くはずが、県境まで歩き…
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山口県側まで完歩!780メートル、景色も見えない中で、なかなか地道な行軍でした。
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門司港に戻ると、いきなり国鉄バスが現れました。鉄道記念館のイベントで運行されていたようです。
車体は都バスタイプに似ていたので再現車両かと思っていましたが、昭和61年製造の最後の国鉄バスとのこと。つばめのエンブレムがかっこよかったです。
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駅に着くと、次の列車は30分後。駅そばの旧型客車休憩施設「かんもん号」で涼みます。ニス塗もつややかな旧型客車から見る潮風号です。
車内では軽食や飲み物の販売もあり、ビールに食指が伸びかけましたが、店員さんが休憩中で姿を見せなかったのはラッキーだったかも。
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帰路は2両とも自由席。海側に座って門司港レトロに戻ります。
遊覧列車ながら駅はこまめに設けられており、レトロ地区ど真ん中の出光美術館前で下車。暑い日には、歩く距離が短くなり助かります。
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高層マンション最上階の、門司港レトロ展望室(通常300円)へ。関門海峡が、夏の陽に輝きます。
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トロッコ列車は、上空から見るとおもちゃの列車みたい。
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続いて旧大阪商船ビルへ。レトロ地区の中では大きく、存在感のある赤レンガの建物です。
2階のわたせせいぞう記念館(100円)も、もちろん無料。さわやかなタッチの画からも、夏を感じられます。
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個人的にはラガーの「門司港駅ビール」の、後を引く苦味が気に入りました。
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5人分の料理で13,000円のセットメニューは、「ドン!」と迫力のある料理が次々に出てきて、目でも楽しめました。
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グラスも照明に輝いてきました。
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9時前のお開きの後は、再びレトロ展望室へ。何度行っても、お財布は痛くありません。
ライトアップされた関門橋の光が、本州と九州をつなぎます。
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名残惜しくも、門司港を離れます。
帰路も「きらめき」のボックスシートでくつろぎ、久留米に着いたのは0時前。「飲み会」というには、あまりにも充実した門司港の一日でした。