コンベンションセンターからは、リムジンバスに乗り、済州市へと戻ります。
リムジンらしく、中文の高級リゾートホテルをこまめに回っていくけど、乗客ゼロ。豪華なホテルに泊まる人は、路線バスなんて乗らないのかしら。
今日の泊まり先は、済州市の旧市街。リムジンは経由しない街なので、どこかでバスを乗り換えねばなりません。
一計を案じ、そのまま終点の空港まで乗車。大型タクシーに乗り換えて、泊まり先のホテルへと直行しました。6人で11,000ウォン≒1,200円の投資で、ラクできました。
宿は、オーシャンスイート済州にとりました。海辺のリゾートホテル群の一角を成すホテルです。
海沿いながら、空港までタクシーで10分、街中までも歩いて10分の好立地。周辺にはカフェやコンビニも多く、裏には新世界系のショッピングセンター「Eマート」もあります。
ツインルームですが、ベッドの1つはダブルサイズで、家族旅行でもこれで充分。玄関があり、靴を脱いで過ごせるのは、日本人にとっても嬉しいです。
そして、床まで広がるガラス窓からは、穏やかな海を望めます。
窓ガラスが汚れているのは残念だったけど、明日から清掃に入る旨の告知があり、つまりは一番汚れている状態だったってことですね(泣)。
ツイン1泊で88,000ウォン≒9,200円。こちらも、なかなかお値打ちです。
Eマートで、日用品のお土産(我が家は缶入りお粥)を買い出した後は、夕食タイム。ウォーキング後の足で歩き回るのは大変なので、えり好みせず、近くの店に入ってみました。
お値段は観光地価格だったけど、いろんなメニューが揃っていたのはありがたい。済州名物の黒豚焼肉に、海鮮パジョン、ナクチポックム(タコ炒め)などなど、いろいろ味わいました。
もちろん、韓国ビールも!
食後は、済州の旧市街を散策。昨年泊まった新済州も繁華街でしたが、それより大きな規模の繁華街がもう一つあるのだから、済州市は大きな街です。
韓国では明日は平日というのに、夜9時前でも買い物客で賑わっていました。
地下街も、思っていたよりずっと大規模。照明がこうこうと明るくて、昼間に戻ったかのようです。
韓国の在来市場ではよく見かけるようになったアーケードですが、日本のような商店街のアーケードは初めて見ました。
旧市街に泊まりましたが、どうしても行きたい店があったので、わざわざタクシーを分乗して新市街へ。お目当てはこちら、済州地ビールの店・ジェスピです。
近年は大型マートで外国産ビールの売り上げが国産を上回る等、ビールの裾野が広がりつつある韓国。輸入のクラフトビールを扱う店も増えてますが、国産地ビールはまだまだ珍しい存在です。
店内は、あか抜けた空間。広々としてます。
サーバーから提供される地ビールは、ぜんぶで5種類。300mlで5,000ウォン≒520円、500mlで7,000ウォン≒720円と、韓国のビールの相場からすればややお高めです。
おまちかねのビール登場!韓国人の好みに合わせてか、だいぶ軽めな口当たりです。日本のクラフトビールを想像して飲むと物足りないかもだけど、逆にこちらが好みという人もいるかもしれません。
フードも充実。済州産ポークのソーセージ盛り合わせ、甘くておいしかったです。
済州の空気と、済州の水で仕込まれたビールと、済州が育んだ肉で、すっかり全身済州に染まってしまいました。
済州島を「離島」と思って行くと、あまりの都会ぶりに驚きますよね。街の散策としても、楽しめるところだと思います。
ジェスピは、雰囲気もよくておすすめです☆ぜひ次回は訪ねてみてください。