西鉄電車に新型車両、
3000系がデビューします!
JRや他私鉄がステンレス通勤車へとシフトしていく中、塗装してある電車を貫いていた西鉄ですが、いよいよ銀ピカの電車が走ります。ただ、この電車の注目点はそれだけじゃない!
①新CLを塗装に導入
99年に新CLを導入した後も、西鉄では電車・バスともロゴを替えただけで、塗装にまでは手が及んでいませんでした。赤・青・黄を組合わせたコーポレートカラーを身にまとった車両は今回が初めてで、この塗装が他の電車・バスに広がっていく可能性もあります。
②全車転換クロスシート
JRの811系・813系の初期車両と同じように、ドア付近の座席も前向きにできます。その分、ドア付近の空間は狭いようで、乗客の評価が気になります。
③2・3両編成
これまでのクロスシート車はいずれも6両固定編成のため、7両でなければさばけないラッシュ時の特急・急行の運用には入れませんでした。これが3000系ならば7両も組める上、既存のロング車と組み合わせて、混雑しない車両のみクロスにするといった柔軟な運用が可能になります。
ホームページには「3年ぶりのモデルチェンジ」と書かれていますが、西鉄の通勤向け車両としては、恐らく5000系以来の思想転換だと思います。
「石橋を叩いて渡らない」と言われた西鉄が、満を持して送り出す期待のルーキー(ほめすぎ?)、来春デビュー!