Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

ブルトレファイナルツアー当選

2010年11月06日 | ■旅と鉄道
 今朝、おかしな封筒が届きました。


 封筒に、ハガキが貼られている。しかも下手な文字…あ、僕の文字だ。まさか…?


 九州ブルートレイン・ファイナルツアーの当選通知でした。やったね!

 一昨年の九州ブルトレ廃止後も、ツアー列車としての復活運行が続いていた、ブルトレ客車。しかし老朽化には勝てなかったのか、ついに「ファイナルツアー」と銘打ったツアーが企画されていたのです。

 引退する列車を追っかけるのってあまり好きじゃないんだけど、ことブルートレインは別格。小学生の頃からずっと憧れで、どんどんみすぼらしくなっていく姿を哀れみながらも、夢の中を走り続けてくれていた列車です。

 ファイナルツアーは、門司港から鹿児島までブルートレインで寝て、新幹線で帰ってくるコースで29,000円。往復ブルトレなら38,000円。高いなあ…現役時代なら、32,000円そこそこで東京まで往復できたというのに。

 でも、あのガタゴトとゆったりしたリズムで刻む九州の夜は、本当にこれで最後。貴重な体験をできる費用としては、安いものかもしれません。

 現役時代のように東京まで行けないのは残念だけど、門司港始発ってのも、いいですね。
 なんせ僕の寝台車初体験は、九州内を走っていた夜行急行「日南」(博多~大分~宮崎~西鹿児島)と「かいもん」(門司港~博多~西鹿児島)。 ライトアップされた門司港駅の洋風木造駅舎に据え付けられた「かいもん」のブルーの車体は、たがだか数百キロを結ぶ島内夜行ながら、旅情に溢れる姿でした。
 一方で日豊線経由で、昼前の鹿児島へというファイナルツアーのダイヤは、下り「日南」に近い感覚です。

 僕にとっては寝台特急「富士」だけでなく、「かいもん」「日南」も追体験できるんだから、3度おいしい企画かも。3万円も高くはないかな。

 このところ多忙で趣味活動がまったくできていなかったので、自分へのご褒美のつもりで、22日の門司港→鹿児島中央のコースで応募していました。まさかの当選、嬉しい限りです。
 ちなみに10日までに入金がなければ自動キャンセルになり、次点の方に回るとのこと。惜しくも当選を逃した方、11日以降に連絡があるかもしれませんよ!