朝方、雨が屋根を叩く音で目覚めましたが、5時頃には上がった模様。
1泊2日とはいえ、島にいられる時間は10時までです。早起きして、5時半には宿を出て歩き出しました。

島の中心部(?)にある商店(?)の自販機。空いている棚だらけですが、きちんと動いています。
ちなみに島で見かけた自動販売機は、民宿の前にあるものも合わせて2台だけ。そちらはサントリーなので、選択の幅はそれなりにあります。

民家の前で見かけたシーサー。琉球文化の影響も受けているのかな?
このお宅だけでしか見なかったので、個人の趣味かも。

硫黄島小中学校。校庭は草で覆われ、裸足で駆けたい気分でした。
子どもがいたら、ぜひこの学校に「しおかぜ留学」させたい!
恋人岬への道を歩いていたら、三島村の文字が入った軽トラが止まり、「乗りな!」。朝6時の街を歩く見知らぬオッサンを拾ってくれるのですから、大らかなものです。
役場の出張所(ちなみに本庁は鹿児島市内にある)に勤める方で、今日は竹の切り出しがあるため、カマを研ぎに「空港」に行くのだとか(笑)。空港へは距離があるので行くのを諦めようと思っていたので、願ったりかなったりでした。おっちゃん、感謝!

硫黄島空港のターミナル(?)は、こじんまりした平屋建て。敷地の前には立ち入り禁止の看板があるのですが、フェンスも建物の入口も、そして管理室までもフルオープンでした。
島ではまず家の鍵はかけないとのことだけど、空港も同じ感覚だなんて、ほんとに平和なんだろうなあ。

チャーター機しか来ないとはいえ、いちおう営業中の空港、その滑走路に立つ!
ちなみにこの小島に空港があるのも、ヤマハのリゾート開発に伴うもの。現在は村の所有で、イザという時には飛行機でひとっとびできるのは安心だとか。飛行機のチャーター料は7万円かかるそうですが、漁船を鹿児島まで飛ばせば15万円かかるので、安いものだそうです。

滑走路の点検のため、車で滑走路を往復。ミニ空港で滑走路も600mしかありませんが、車で走れば広大です。
島の人も島内の隘路では車を飛ばせないので、ストレス解消に滑走路でブンブン飛ばすこともあるとのこと。こんな空港、全国でもここだけでしょう!

恋人岬まで送ってもらい、おっちゃんと別れました。島西部の突端にある岬からは、天気がいいと屋久島まで見えるのだとかそうです。今日はあいにくの天気だったけど、硫黄のグラデーションが独特の風景を見せてくれました。
ちなみに恋人岬の名は、恋人同士で来ると結ばれるという逸話からだとか。しかしここまで一緒に来るような恋人なら、すでに固い絆で結ばれているんじゃ?

岬橋から見下ろした、朝の硫黄島の集落。

西側は、断崖絶壁です。

牧場だけ見てると、その先が絶壁とは想像つかないんですけどね。
この牧場に沈む夕陽も、また絶景なのだとか。

宿まで1時間かけて戻り、やはりモリモリ朝ごはんを食べれば8時10分。船の時間までは2時間を切ったけど、もう一度 東温泉に行く時間はある!というわけで、往復1時間かけて、20分の朝風呂を楽しんできました。
昨日は入れなかった熱めの浴槽も、夜の間に冷めたのか適温に。気持ちよかった!

9時半に宿に戻れば、他の宿泊客はみな港に行ってしまったらしく、もぬけのから。荷物をまとめて、急いで港に向かいました。
待合所兼出張所に入ると、すでに窓口は閉まっていました。往復券を買っておいてよかったと思ったけど、切符は乗船後にも買えるのだとか。このあたりも大らかです。

フェリーみしまには、M" LINEの愛称が付いています。マルエーフェリーの「A"LINE」をパクったわけじゃないですよね(笑)。

ジャンベの奏でに送られて、硫黄島を出発します。
また来ることもありそうな島です。その日までみなさん、お元気で!

硫黄岳は、ついに姿を現してはくれませんでした。

4時間の航海を終え、やはり雲に覆われた桜島に出迎えられて鹿児島到着。

このレトロな切符が記念に欲しかったけど、村営航路らしく「監査があるため」という理由で回収となりました。

久留米までの帰路も高速バスです。鹿児島側は種子島・屋久島方面ターミナルが起終点になっており、三島行き埠頭からも徒歩3分ほど。南の島までは、久留米からでも乗り換え1回で結ばれているのです。

ゆったりシートに身をうずめます。

天文館を経由し、一路久留米へ。家に帰り着いたのは、19時過ぎのことでした。
思いの他気軽で、リフレッシュできた週末の離島旅行。硫黄島にもまた行きたいし、南西諸島の島々や五島方面も週末旅行してみたいなと思えた旅でした。
1泊2日とはいえ、島にいられる時間は10時までです。早起きして、5時半には宿を出て歩き出しました。

島の中心部(?)にある商店(?)の自販機。空いている棚だらけですが、きちんと動いています。
ちなみに島で見かけた自動販売機は、民宿の前にあるものも合わせて2台だけ。そちらはサントリーなので、選択の幅はそれなりにあります。

民家の前で見かけたシーサー。琉球文化の影響も受けているのかな?
このお宅だけでしか見なかったので、個人の趣味かも。

硫黄島小中学校。校庭は草で覆われ、裸足で駆けたい気分でした。
子どもがいたら、ぜひこの学校に「しおかぜ留学」させたい!
恋人岬への道を歩いていたら、三島村の文字が入った軽トラが止まり、「乗りな!」。朝6時の街を歩く見知らぬオッサンを拾ってくれるのですから、大らかなものです。
役場の出張所(ちなみに本庁は鹿児島市内にある)に勤める方で、今日は竹の切り出しがあるため、カマを研ぎに「空港」に行くのだとか(笑)。空港へは距離があるので行くのを諦めようと思っていたので、願ったりかなったりでした。おっちゃん、感謝!

硫黄島空港のターミナル(?)は、こじんまりした平屋建て。敷地の前には立ち入り禁止の看板があるのですが、フェンスも建物の入口も、そして管理室までもフルオープンでした。
島ではまず家の鍵はかけないとのことだけど、空港も同じ感覚だなんて、ほんとに平和なんだろうなあ。

チャーター機しか来ないとはいえ、いちおう営業中の空港、その滑走路に立つ!
ちなみにこの小島に空港があるのも、ヤマハのリゾート開発に伴うもの。現在は村の所有で、イザという時には飛行機でひとっとびできるのは安心だとか。飛行機のチャーター料は7万円かかるそうですが、漁船を鹿児島まで飛ばせば15万円かかるので、安いものだそうです。

滑走路の点検のため、車で滑走路を往復。ミニ空港で滑走路も600mしかありませんが、車で走れば広大です。
島の人も島内の隘路では車を飛ばせないので、ストレス解消に滑走路でブンブン飛ばすこともあるとのこと。こんな空港、全国でもここだけでしょう!

恋人岬まで送ってもらい、おっちゃんと別れました。島西部の突端にある岬からは、天気がいいと屋久島まで見えるのだとかそうです。今日はあいにくの天気だったけど、硫黄のグラデーションが独特の風景を見せてくれました。
ちなみに恋人岬の名は、恋人同士で来ると結ばれるという逸話からだとか。しかしここまで一緒に来るような恋人なら、すでに固い絆で結ばれているんじゃ?

岬橋から見下ろした、朝の硫黄島の集落。

西側は、断崖絶壁です。

牧場だけ見てると、その先が絶壁とは想像つかないんですけどね。
この牧場に沈む夕陽も、また絶景なのだとか。

宿まで1時間かけて戻り、やはりモリモリ朝ごはんを食べれば8時10分。船の時間までは2時間を切ったけど、もう一度 東温泉に行く時間はある!というわけで、往復1時間かけて、20分の朝風呂を楽しんできました。
昨日は入れなかった熱めの浴槽も、夜の間に冷めたのか適温に。気持ちよかった!

9時半に宿に戻れば、他の宿泊客はみな港に行ってしまったらしく、もぬけのから。荷物をまとめて、急いで港に向かいました。
待合所兼出張所に入ると、すでに窓口は閉まっていました。往復券を買っておいてよかったと思ったけど、切符は乗船後にも買えるのだとか。このあたりも大らかです。

フェリーみしまには、M" LINEの愛称が付いています。マルエーフェリーの「A"LINE」をパクったわけじゃないですよね(笑)。

ジャンベの奏でに送られて、硫黄島を出発します。
また来ることもありそうな島です。その日までみなさん、お元気で!

硫黄岳は、ついに姿を現してはくれませんでした。

4時間の航海を終え、やはり雲に覆われた桜島に出迎えられて鹿児島到着。

このレトロな切符が記念に欲しかったけど、村営航路らしく「監査があるため」という理由で回収となりました。

久留米までの帰路も高速バスです。鹿児島側は種子島・屋久島方面ターミナルが起終点になっており、三島行き埠頭からも徒歩3分ほど。南の島までは、久留米からでも乗り換え1回で結ばれているのです。

ゆったりシートに身をうずめます。

天文館を経由し、一路久留米へ。家に帰り着いたのは、19時過ぎのことでした。
思いの他気軽で、リフレッシュできた週末の離島旅行。硫黄島にもまた行きたいし、南西諸島の島々や五島方面も週末旅行してみたいなと思えた旅でした。