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八丈島の旅、3日目(11月23日)は、太平洋に浮かぶ朝陽を浴びて始まりました。陽が登っている間に、時間は6時半に。NHKラジオをかけて、ひさびさのラジオ体操で体を整えます。
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島の名物、明日葉(あしたば)うどんを食べて、準備完了!
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朝ごはんを食べて、ドライブに出発。登龍峠(のぼりょうとうげ)の展望台から、島の中心部を見下ろします。
折りしも東京行きの飛行機が飛び立つ時間で、離陸して旋回していく様子が手を取るように分かりました。
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中心部のスーパーへ買い出しに。酒類が少し高い感じですが、品数は豊富です。
「島寿司」のパックが1個1,000円強であったのはさすがで、ランチ用に一人1パックずつ買い込みました。
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今日、午前中のアクティビティは、八丈富士への山登り。標高845mの山で、登山口からは1280段の石段を上がっていきます。
石段のサイドには細い傾斜路が整備されていて、こちらを歩いた方がラクです。
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眼下に広がるのは、太平洋の青い大海原! 特に下山の時には、海へ向かって一直線に降りていくような感覚で、爽快さがあります。
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登山口から約1時間で、火口の稜線にたどりつきました。いわゆるカルデラ式火山の火口で、火口は深い森に覆われていました。
ここまでは整備された登山道があるので比較的ラクですが、山頂へは岩がゴロゴロ転がる悪路。普通のスニーカーでは辛い道のりになります。
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ガイドには、登山口の分岐点から15分と書かれていますが、20分以上かけて山頂に到達。
かたや火口の絶壁、こなた三原山と大海原と麓の町。見たことのない風景に、思わず歓声を上げてしまいました。
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そのままの方向に進んで、「お鉢巡り」。足元には高山植物が生え、その間を分け入るように進んでいきます。
かような散策路ゆえ、雨がかわかず深いぬかるみが何箇所にも。防水型の登山靴が威力を発揮します。人の背丈以上の深さがある地割れもあり、軽装は避けた方が無難です。
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しかし、進むほどに変わる景色を見渡せるので、ぜひお鉢巡りまで楽しみたい山です。八丈小島が、眼下にぽっかりと浮かんでいました。
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1時間以上かけて、もとの分岐点に戻ってきました。ここでスーパーで買っていた「島寿司」をほおばる!
もちろん昨日のお店で食べた島寿司がおいしかったですが、こちらも風景と達成感という調味料が加わり、負けない満足感がありました。
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わらう膝に苦しみつつ下山した後は、ふれあい牧場へ。牧草地から富士を見上げると、豆粒のようにお鉢巡りする人々の姿が見られました。
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調子さえ良ければ、三原山にもアタックしよう!なんて言っていたのですが、足腰も年齢もついてこずに(笑)、早々にあきらめました。
千畳岩に出ると、岩場には点々と黄色い花が。厳しい環境に咲く姿からは、けなげながらも力強さを感じます。縁取りしたような花びらの柄も、印象的でした。
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宿に戻って、見晴らしの湯からの日没を眺めた後は、今晩もコテージで自炊飯。集落の居酒屋まで飲みに出ようかとの考えもあったのですが、残念ながら目ぼしい店は満員だったり、定休日だったりでかないませんでした。
次回は街中で泊まってみたいなと思いつつも、島の魚と酒でおいしく盛り上がったのでした。