Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

東海乗り鉄きっぷの旅【0】鉄道の要衝、米原に泊まる

2016年09月17日 | ■旅と鉄道
 今年の7月、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」なる企画乗車券が発売になりました。JR東海全線と周辺の16の私鉄が、2日間乗り放題で8,480円。しかも特急券を買えば、新幹線や特急にも乗れるという柔軟さです。
 九州だと、私鉄も乗り放題の「旅名人の九州満喫きっぷ」や、特急券の追加で特急券にも乗れる「ぐるっと九州きっぷ」がありますが、乗り鉄きっぷは双方のいいとこ取りをした形。何かにつけて利益一辺倒な印象のある東海で、「乗り鉄」を援軍と捉えたきっぷが出たことが嬉しくて、すぐにでも旅立ちたくなりました。

 そこで9月の敬老の日3連休、九州から東海地域の私鉄を乗りまくる旅に出かけてみました。まずは東海エリアへの境界駅、米原を目指します。


 17日(土)夕方の「さくら」で、新大阪へと上ります。さすがは3連休、久留米駅からの利用者も多く、ざっと100人は乗り込んだように見えました。


 広島では、ちょうどカープ戦が終わったところ。ホーム上は赤のユニフォームで埋め尽くされていました。今年は広島の年。リーグ優勝が決まっても、応援の熱は変わらない様子です。
 新幹線からもバッチリ見えるスタジアムは、まだ熱気冷めやらぬ雰囲気でした。


 新幹線はネット割引がきく新大阪までにして、米原までは節約のため新快速へ。12両もつないでいるのに、ぎゅうぎゅうの混雑です。
 京都での入れ替わりの隙に着席。米原までの乗客は減る一方というわけではなく、草津や能登川あたりでの乗り込みも多くて、興味深い流動でした。


 米原駅で下車。東海道と北陸の2大幹線が接する、言わずと知れたターミナル。実際に降りてみるのは初めてです。
 在来線口ともいえる東口。暗い夜、特に行き先はありません。


 新幹線乗り場も、乗り換え改札こそ広いものの、出入り口の改札はご覧の規模です。
 今でこそ市町村合併で市になった米原も、以前は「町」。乗り換え以外の利用者は、典型的な地方の駅と変わりないのかもしれません。


 JR東海、西日本に加え、もう1社米原駅に乗り入れるのが近江鉄道。実は「乗り鉄きっぷ」のエリアでもあるのですが、九州からも比較的近い場所なので、次の機会に回すことにしています。


 鉄道むすめ、あちこちで見かけますね。


 西口もポツポツ店があるくらいで、一人で入りたくなるような店も見当たらなかったので、ほか弁を買って駅前東横インに投宿しました。
 ホテルが何軒かあるのは、さすが交通の要衝だと思います。


 窓から見えるのは、米原駅の夜景。通過する「のぞみ」の本数の多さに、日本の大動脈・東海道の真ん中にいることを実感しました。