人生は137億年ワン・チャンス

2006年11月01日 | 心の教育

 今、菩薩のなすべき6つの実践方法・六波羅蜜について授業をしています。

 六波羅蜜の中に「精進(しょうじん)」という項目があります。

 それに触れて、こんな親父の説教をします。

 すべては時の中にあり、無常であり、時間はどんどん過ぎていって帰ってこないんだよ。

 無駄にしていいような人生の時間はないんだよ。

 だから、本当にするべきことを一心に真直ぐまっしぐらにやらないとね。

 そういう人生の過ごし方の姿勢を「精進」というんです。

 それに、きみたちは「輪廻」なんか信じていないだろうから……信じていてもかまわないんだけどね……そうすると、人生はたった一回のチャンスということになる。

 それも、前期のコスモロジーを思い出して考えると、この、私の、人生は、137億年ワン・チャンス なんだよね。

 だから、ぐずぐす、うだうだ、だらだらしている暇はない、そんなことをしたら、あまりにももったいない、と僕は思うんだけどね。

 きみたちは、どう思いますか? と。

 考えてみれば当たり前の、しかし、今の若者があまりちゃんと大人から聞かされていないお説教だと思うので、思いっきり直球で迫っています。

 ちゃんと反応してくれる若者も少なくないのは、うれしいことです。



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生死の巻とレクイエム

2006年11月01日 | メンタル・ヘルス

 昨日の夜、早速、フォーレのレクイエムの最後の曲「楽園(天国)にて」をバックに「正法眼蔵生死巻」を朗読するという試みを行ない、MDで録音してみました。

 再生してみると、フォーレのフランス的そして天国的な美しさと道元の東洋的な渋い格調の高さがとてもうまくマッチして予想通りのいい雰囲気になりました。

 なんと曲の長さと朗読時間も、まるで注文したように合っていました。

 ただ、ちょっとアイデアのいたずら程度に練習なしにやったので、朗読の出来が不満足で、関係者のみなさんにも公表できる段階ではありませんが、ちゃんと出来たら、聴いていただくに値しそうです。

 乞ご期待。



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