このブログでもご紹介した宇宙137億年の歴史を365日に縮尺した「宇宙カレンダー」を使って、今も授業を行なっています。
前期授業ももう数回で終わり、そろそろ人類の誕生、結論のあたりに差しかかっています。
まとめ風にカレンダーを振り返りながら、改めて感じたことを学生たちに話しています。
例えば、今から9月16日頃(40億年前)、〔今私たちの知るかぎりでは〕地球の海の中で生命が創発したわけですが、それは、それまでは生命の存在しなかった宇宙に生命が始めて誕生―創発したというです。
なんという不思議でしょう。
その生命はたった一匹の単細胞だったと推測されていますが、それから12月5日(10億年前)、多細胞生物が創発するまでなんと30億年間も生命は単細胞のまま、細胞分裂で自分の複製(コピー)を作るという単純な方法で、生命をつないできたのです。
その単純さとその長さ――そしてそれはある種大変な努力だったと思われます――を想像すると、「すごい!」というほかありません。
もっといい表現があるといいのですが、宇宙の歴史の話をしていると、もう「すごい」を連発するほかなくなります。
しかし、この単純な「すごい!」を連発しながら語っていると、多くの学生たちに「すごい!」という共感が生まれてくるようです。
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生命は創造主によって物質化現象によって創造されたのです。
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現実の授業のほうも楽しそうですね。
すごい!というのは、ブログ授業ではお声が聞こえないので残念ですが、
ほんとうにそう思います。
私たちに到る宇宙的な進化の過程、
それをどう解釈するにせよ、「すごい」というのは間違いありません。
それには科学的根拠があります。
さて、上のコメントをされた方、思想は自由ですからお考えになることはまったく構わないのですが、
いちおう形式は授業であるので、授業内容に基づかない発言をされる場合には、なぜそう思うかを述べられないとまったく意味がないと思います。
どういう根拠で、進化論はまちがっていると思われるのですか?