登米市北東部の嵯峨立地区から、東側の米川地区まで山越えの古道が通じていて、藪に悩まされながらも、今でも道形をたどることができます。ただ道形どおりに歩いていては、狙いの草木に出合うことができないので、これに着かず離れずで尾根筋を上がっていきます。雑木に覆われた尾根筋を30分ほど上がると、南に開いた平坦地に出ました。以前踏査した際に、ミヤマシキミの茂みを見つけていたので、赤い実が生っていることを期待し . . . 本文を読む
登米市北東部の嵯峨立地区、集落近くまでなだらかな尾根が伸びていて、その中腹に神社が祀られています。麓の車道から神社までは、坂道や石段で上がって行きます。その参道周辺はきれいに刈り払われていますが、所々に緑葉が小さく茂っています。参道を外れて観察すると、何とオニシバリの葉ですよ。かなり珍しい低木です。神域なので年に何度か刈り払われ、その都度枝を切られるので、丈を伸ばせないのでしょう。 . . . 本文を読む