里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ツチアケビ 赤熟した果実

2020-10-10 | 日記
加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の踏査を終えて窪地内の山道を下って行くと、一帯に杉林が続いていて、その中を細い山道でさらに下って行きます。しばらく下って行くと道脇に草叢があって、草葉を透かして何か赤いものが見えます。溝のような草叢に入って草を掻き分けてみると、赤いものはツチアケビの実で、周辺には4株ほど生えていました。花は数年前に観察したことがありますが、実を見るのは初めてです。       . . . 本文を読む

オオツルイタドリ 嵯峨立の群生地

2020-10-10 | 日記
登米市東和町錦織の嵯峨立地区北西部、小河川中流部にあるダムから、車道を下流側へ下って行くと、山側法面につる植物が茂っていて、花穂なのか、或いは果穂かも知れませんが、上向きにたくさん立てています。オオツルイタドリか、その仲間でしょう。花穂の長さはまちまちですが、6~7cmのものが多いですね。花は花穂先端の数個だけで、他はすでに果実になっています。 周辺を見回すと、あちこちにこのつるが絡んでいて、特 . . . 本文を読む