加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の踏査を終えて窪地内の山道を下って行くと、一帯に杉林が続いていて、その中を細い山道でさらに下って行きます。しばらく下って行くと道脇に草叢があって、草葉を透かして何か赤いものが見えます。溝のような草叢に入って草を掻き分けてみると、赤いものはツチアケビの実で、周辺には4株ほど生えていました。花は数年前に観察したことがありますが、実を見るのは初めてです。
. . . 本文を読む
登米市東和町錦織の嵯峨立地区北西部、小河川中流部にあるダムから、車道を下流側へ下って行くと、山側法面につる植物が茂っていて、花穂なのか、或いは果穂かも知れませんが、上向きにたくさん立てています。オオツルイタドリか、その仲間でしょう。花穂の長さはまちまちですが、6~7cmのものが多いですね。花は花穂先端の数個だけで、他はすでに果実になっています。
周辺を見回すと、あちこちにこのつるが絡んでいて、特 . . . 本文を読む