登米市東和町米川地区北東部、林道を上がって行くと先が二股に分かれています。
その分岐点近くに小広い平坦地があるので、何か咲いていないかと縁を周っていると、草間
に赤い実が幾つか見えます。ヘビイチゴかヤブヘビイツゴでしょうね。
両者を比較すると、葉も実もヤブヘビイチゴの方が大きめです。
小葉の形を見ると、ヘビイチゴの葉は丸みを帯びていて、縁に切れ込みが入ったりして鋸歯
の並びが不規則です。ヤブヘビイチゴの葉は菱形状惰円形で先端が尖り気味、それに鋸歯が
規則的に並ぶ傾向があります。以上のことから写真の植物はヤブヘビイチゴですね。


二枚とも2019.6.18撮影
実で識別することもでき、ヤブヘビイチゴの実はヘビイチゴに比べつやがあります。
実は花托が肥大したもので偽果と呼ばれ、表面には種のように見えるツブツブ(痩果)がびっし
りと付いています。ヘビイチゴの痩果は表面に細かいしわがあるためつやが無いのに対し、
ヤブヘビイチゴの痩果は平滑で光沢があります。それで実につやがあるように見えるわけです。

〈石川の植物 ヘビイチゴ類より〉

2019.6.18撮影
ヤブヘビイチゴは今年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ヤブヘビイチゴの根生葉
その分岐点近くに小広い平坦地があるので、何か咲いていないかと縁を周っていると、草間
に赤い実が幾つか見えます。ヘビイチゴかヤブヘビイツゴでしょうね。
両者を比較すると、葉も実もヤブヘビイチゴの方が大きめです。
小葉の形を見ると、ヘビイチゴの葉は丸みを帯びていて、縁に切れ込みが入ったりして鋸歯
の並びが不規則です。ヤブヘビイチゴの葉は菱形状惰円形で先端が尖り気味、それに鋸歯が
規則的に並ぶ傾向があります。以上のことから写真の植物はヤブヘビイチゴですね。


二枚とも2019.6.18撮影
実で識別することもでき、ヤブヘビイチゴの実はヘビイチゴに比べつやがあります。
実は花托が肥大したもので偽果と呼ばれ、表面には種のように見えるツブツブ(痩果)がびっし
りと付いています。ヘビイチゴの痩果は表面に細かいしわがあるためつやが無いのに対し、
ヤブヘビイチゴの痩果は平滑で光沢があります。それで実につやがあるように見えるわけです。

〈石川の植物 ヘビイチゴ類より〉

2019.6.18撮影
ヤブヘビイチゴは今年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ヤブヘビイチゴの根生葉
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