登米市東和町米川地区北東部、林道を上がって行くと、山の中腹あたりから杉林の中を水平
に北へ向かうようになります。杉林の薄暗さがないのは、適宜間伐されているからでしょう。
林道端の草むらに注目して歩いていると、青紫色の花らしきものが草間にチラチラ見えます。
しゃがみ込んで観察すると、昨年観察したヤマタツナミソウのようにも見えますが、茎頂の
花穂が短いように思われます。それに葉の先端や鋸歯があまり尖っておらず、幾分優しげに
見えます。種の同定に際しては、植物図鑑でちゃんと調べなければなりませんね。
二枚とも2019.6.18撮影
タツナミソウ属の植物写真を見比べると、エゾタツナミソウによく似ています。
ネットでエゾタツナミソウを検索して、より多くの写真と見比べた上でエゾタツナミソウと
同定しました。決め手はヤマタツナミソウに比べて、花穂が短い上に花が少ないこと。
花期はヤマタツナミソウより1~2週間遅いようです。
2019.6.18撮影
シソ科タツナミソウ属の多年草で、北海道~中部地方以北の本州に分布し、草丈は30~60cm。
草地や林道端、明るい林床などに自生する。
地下茎を延ばして増える。茎の断面は四角。
葉は対生し、葉身は三角状卵形で長さ2~4cm、先端はやや尖り、縁に粗い鋸歯がある。
両面ともほぼ無毛。葉柄は長い。
花期は6~7月、茎の上部に穂状花序を出し、長さ2cmほどの青紫色の花を付ける。
花冠は筒状の唇形で、2個ずつ同じ方向を向く。花冠には腺毛が密生し、筒部は基部で折れ
曲がって立ち上がる。上唇はかぶと状にふくらみ、下唇は3裂し紫色の斑点がある。
萼は上下2唇に分かれ、上唇にはまるいふくらみがあり、花後に口を閉じ果実を包む。
に北へ向かうようになります。杉林の薄暗さがないのは、適宜間伐されているからでしょう。
林道端の草むらに注目して歩いていると、青紫色の花らしきものが草間にチラチラ見えます。
しゃがみ込んで観察すると、昨年観察したヤマタツナミソウのようにも見えますが、茎頂の
花穂が短いように思われます。それに葉の先端や鋸歯があまり尖っておらず、幾分優しげに
見えます。種の同定に際しては、植物図鑑でちゃんと調べなければなりませんね。
二枚とも2019.6.18撮影
タツナミソウ属の植物写真を見比べると、エゾタツナミソウによく似ています。
ネットでエゾタツナミソウを検索して、より多くの写真と見比べた上でエゾタツナミソウと
同定しました。決め手はヤマタツナミソウに比べて、花穂が短い上に花が少ないこと。
花期はヤマタツナミソウより1~2週間遅いようです。
2019.6.18撮影
シソ科タツナミソウ属の多年草で、北海道~中部地方以北の本州に分布し、草丈は30~60cm。
草地や林道端、明るい林床などに自生する。
地下茎を延ばして増える。茎の断面は四角。
葉は対生し、葉身は三角状卵形で長さ2~4cm、先端はやや尖り、縁に粗い鋸歯がある。
両面ともほぼ無毛。葉柄は長い。
花期は6~7月、茎の上部に穂状花序を出し、長さ2cmほどの青紫色の花を付ける。
花冠は筒状の唇形で、2個ずつ同じ方向を向く。花冠には腺毛が密生し、筒部は基部で折れ
曲がって立ち上がる。上唇はかぶと状にふくらみ、下唇は3裂し紫色の斑点がある。
萼は上下2唇に分かれ、上唇にはまるいふくらみがあり、花後に口を閉じ果実を包む。
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