栗原市金成藤渡戸地区の耕作放棄地の葦原に、イネ科植物の緑白色の花穂が
群れ咲いていて、緑の中のアクセントになっています。
花穂(穂状花序)の大きさや形に風情がありますね。
ススキやヨシの花穂は大きくバラケてまとまりを欠きますし、トダシバやノガリヤスは
小花の付きがもっと疎らですから、印象が薄くなります。
名の由来は、花穂が粟に似ていることと、山間の湿地などに生えることからの合成の
ようです。人は食べませんが、穂の状態を翌春まで保つようですから、春先の野鳥の
餌になることでしょう。
二枚とも2016.7.20撮影
イネ科ノガリヤス属の多年草で、北海道~九州に分布する。
湿地、休耕田、河川敷、海岸、湿った草地などに自生し、草丈は60~150cm。
根茎は長く横に這い、群生することが多い。
茎は高さ60~150cm、やや硬く、直立して、群生することが多い。
葉はやや扁平で、長さ20~40cm、幅5~12mm、両面ともにざらつき、縁には細かな
縁歯がある。葉裏は白色を帯びる。葉舌は長さ3~6mmで、厚い膜質。
花期は7~9月、花序は直立し、長さ10~30cm。
花序枝は短く狭卵形、密に多数の小穂を付ける。小穂は花序枝に半輪生する。
小穂は狭披針形で際立って細長く、長さ5~8mm、淡緑色でわずかに赤紫色を帯びる。
苞穎は線状披針形でほぼ同長、長さ6mmほどで淡緑色。
花序は翌年の春まで宿存する。
群れ咲いていて、緑の中のアクセントになっています。
花穂(穂状花序)の大きさや形に風情がありますね。
ススキやヨシの花穂は大きくバラケてまとまりを欠きますし、トダシバやノガリヤスは
小花の付きがもっと疎らですから、印象が薄くなります。
名の由来は、花穂が粟に似ていることと、山間の湿地などに生えることからの合成の
ようです。人は食べませんが、穂の状態を翌春まで保つようですから、春先の野鳥の
餌になることでしょう。
二枚とも2016.7.20撮影
イネ科ノガリヤス属の多年草で、北海道~九州に分布する。
湿地、休耕田、河川敷、海岸、湿った草地などに自生し、草丈は60~150cm。
根茎は長く横に這い、群生することが多い。
茎は高さ60~150cm、やや硬く、直立して、群生することが多い。
葉はやや扁平で、長さ20~40cm、幅5~12mm、両面ともにざらつき、縁には細かな
縁歯がある。葉裏は白色を帯びる。葉舌は長さ3~6mmで、厚い膜質。
花期は7~9月、花序は直立し、長さ10~30cm。
花序枝は短く狭卵形、密に多数の小穂を付ける。小穂は花序枝に半輪生する。
小穂は狭披針形で際立って細長く、長さ5~8mm、淡緑色でわずかに赤紫色を帯びる。
苞穎は線状披針形でほぼ同長、長さ6mmほどで淡緑色。
花序は翌年の春まで宿存する。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます