里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

オオニガナ 耕作放棄田に進出

2019-10-28 | 日記
栗原市金成普賢堂地区北部、丘陵地の狭間の細い農道を上がって行くと、耕作放棄田に黄色い
花が幾つも咲いているのが見えます。この時季によく見る、ヤクシソウやアキノキリンソウとは
花の付き方が違いますね・・何の花でしょうか。
湿った草地に踏み込んで花を観察すると、春に咲くニガナの花によく似ていますが、季節が違い
ますから別の種でしょう。




                             二枚とも2019.10.23撮影

帰宅後に写真を見ていて思い出しました。2~3年前に気仙沼市本吉町の耕作放棄田に群生して
いた黄色い花・・オオニガナという名前だったか・・それに花や草姿が似ています。

2年前の自分の記事を検索して写真を見比べると、花も葉もよく似ていますし、観察した時季も
近いので間違いないでしょう。記事には「地下茎は短く横走し、しばしば群生する。」とありま
すが、ここのオオニガナは群生と呼ぶほどには本数がないので、進出して間もないようです。




                             二枚とも2019.10.23撮影

オオニガナは2017年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
オオニガナ 準絶滅危惧種



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