南三陸町歌津地区の半島部北端、標高30mほどの台地上が畑になっていて、手前の
三分の一ほどに色々な作物が栽培されています。残りのスペースには雑草が蔓延って
いますから、耕作放棄されたのかも知れません。ほんの2~3年前までは畑地全面が
耕作されていたように記憶していますが・・
畑地の北寄りに小さな農小屋があります。そこから少し離れた所に、つる草が絡んだ
ような草薮があって、遠目ながら赤花が咲いてい . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部には、標高30~50mのなだらかな丘陵地が広がっていて、
その狭間には何本もの細い小川が流れています。かつてはその流域に田んぼがあった
のでしょうが、今はその殆どがアシやガマの茂る湿地になっています。
今回訪れたのはその内の1つ、細い小川が海にそそぐ地点では、海寄りは砂利浜になって
いるのですが、その先には高さ3~4mの古い防潮堤が廻らされています。
この砂利は元々海底や . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部、小さな漁港脇に砂利敷きの空地があって、漁具が置かれ
ていることが多いものの、今は何も置かれていません。
そこに這いつくばるかのように、たくさんの植物が生えています。
歩み寄るとスベリヒユの群生で、ちょうど小さな黄花が咲き始めています。
内陸部の畑際などでは、まだ花は咲いていませんが、ここは黒色頁岩の砂利が日差しで
熱くなり、原産地の熱帯地方のような環境となって、開花を促し . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部、小さな漁港脇に砂利敷きの空地があって、漁具が置か
れていたり、車が止められていたりします。
私も踏査の際は、いつも駐車させてもらっています。
その砂利敷きの奥が草地になっていて、海浜植物や雑草が生い茂っています。
そこに草丈30~40cmの植物が何株か生えていて、小さな淡紅色の花をたくさん咲か
せています。歩み寄るとアカバナのようですが、湿地に生えるアカバナが砂利敷きに . . . 本文を読む
川向の地区を通る新道を散歩していると、用水堀が平行して流れています。
その岸の草がきれいに刈り払われているので、小橋を渡ってそこを下流方向へ歩いて
いくと、用水路内に濃い緑葉の何かが密生しているのが見えます。
下って行くと、ミズアオイの群生ですね。コンクリートで囲まれた水路ですが、いつ
の間にか砂泥が堆積し、そこにミズアオイが芽を出して繁茂したものと思われます。
驚くほど大きいミズアオイで、ハス田 . . . 本文を読む