里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ベニバナインゲン 朱紅色の花

2018-08-25 | 日記
南三陸町歌津地区の半島部北端、標高30mほどの台地上が畑になっていて、手前の 三分の一ほどに色々な作物が栽培されています。残りのスペースには雑草が蔓延って いますから、耕作放棄されたのかも知れません。ほんの2~3年前までは畑地全面が 耕作されていたように記憶していますが・・ 畑地の北寄りに小さな農小屋があります。そこから少し離れた所に、つる草が絡んだ ような草薮があって、遠目ながら赤花が咲いてい . . . 本文を読む

ハマゼリ 砂利浜に群生

2018-08-24 | 日記
南三陸町歌津地区の半島部には、標高30~50mのなだらかな丘陵地が広がっていて、 その狭間には何本もの細い小川が流れています。かつてはその流域に田んぼがあった のでしょうが、今はその殆どがアシやガマの茂る湿地になっています。 今回訪れたのはその内の1つ、細い小川が海にそそぐ地点では、海寄りは砂利浜になって いるのですが、その先には高さ3~4mの古い防潮堤が廻らされています。 この砂利は元々海底や . . . 本文を読む

スベリヒユの花 漁具置場

2018-08-23 | 日記
南三陸町歌津地区の半島部、小さな漁港脇に砂利敷きの空地があって、漁具が置かれ ていることが多いものの、今は何も置かれていません。 そこに這いつくばるかのように、たくさんの植物が生えています。 歩み寄るとスベリヒユの群生で、ちょうど小さな黄花が咲き始めています。 内陸部の畑際などでは、まだ花は咲いていませんが、ここは黒色頁岩の砂利が日差しで 熱くなり、原産地の熱帯地方のような環境となって、開花を促し . . . 本文を読む

アカバナ 漁港脇の草地

2018-08-22 | 日記
南三陸町歌津地区の半島部、小さな漁港脇に砂利敷きの空地があって、漁具が置か れていたり、車が止められていたりします。 私も踏査の際は、いつも駐車させてもらっています。 その砂利敷きの奥が草地になっていて、海浜植物や雑草が生い茂っています。 そこに草丈30~40cmの植物が何株か生えていて、小さな淡紅色の花をたくさん咲か せています。歩み寄るとアカバナのようですが、湿地に生えるアカバナが砂利敷きに . . . 本文を読む

ミズアオイ 用水路に群生

2018-08-21 | 日記
川向の地区を通る新道を散歩していると、用水堀が平行して流れています。 その岸の草がきれいに刈り払われているので、小橋を渡ってそこを下流方向へ歩いて いくと、用水路内に濃い緑葉の何かが密生しているのが見えます。 下って行くと、ミズアオイの群生ですね。コンクリートで囲まれた水路ですが、いつ の間にか砂泥が堆積し、そこにミズアオイが芽を出して繁茂したものと思われます。 驚くほど大きいミズアオイで、ハス田 . . . 本文を読む