里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ツルリンドウ 淡青色の花

2019-08-28 | 日記
大郷町西部の石原地区、沢奥に三つの溜池が連なる場所があるので、農道終点から細い山道
を上がっていくと、杉林の入口付近の小藪に白い花が幾つか咲いています。
少し上がると、道沿いの篠竹につるを絡めて咲いている株があり、ちょうど花の盛りのようで
多くの花を付けています。ただ林内で日当たりが良くないためか、花色が極薄ですね。




                             二枚とも2019.8.25撮影

ツルリンドウには薬効があり、秋ごろに全草を採取して乾燥。煎じて飲用することで黄疸、
関節痛、回虫駆除などに効果があるとされます。

果実は秋に深紅に熟しますが、甘味が無いので生食には向きません。
ただ、果実酒にはできるようで、ホワイトリカーに漬け込むと淡紅褐色に仕上がるそうです。
果実は2017年の11月に観察して、記事をアップしています。
画像については、下の青字をクリックして参照願います。
ツルリンドウの赤い実


                                 2019.8.25撮影

ツルリンドウは2015年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ツルリンドウのロゼット葉


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