大郷町西部の石原地区、この辺りには標高70~90mの丘陵地が広がっていて、その間を何本か
の細い沢が流れています。沢沿いには水田が続き、沢奥には耕作放棄田が何枚かあったり、農
業用の溜池が築かれています。
沢奥に三つの溜池が連続する場所があり、その最奥の溜池周辺を踏査していると、土手に青い
花が咲いているのが見えます。草藪をかき分けて歩み寄るとキキョウの花で、10株以上咲いて
います。キキョウは7月末頃から咲く花なのに、8月下旬になってもこれだけ咲いているのは、
5月頃に一度草刈りされたのかも知れませんね。
二枚とも2019.8.25撮影
キキョウの根を乾燥させたものは薬草として用いられ、生薬名は桔梗根。
主に去痰剤として知られているが、排膿作用も持つので、化膿性疾患などにも利用されます。
薬効成分はサポニン、イヌリン、ステロールなど。
サポニンは気道の粘膜の分泌をよくすることと泡立ち作用があり、適量を飲むとたんが出や
すくなります。ただし多量に飲むと吐き気を催すことがあります。
イヌリンは水溶性食物繊維で、腸内の善玉菌の増殖を助け便通をよくする作用があります。
2019.8.25撮影
キキョウは2015年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
キキョウ 刈払い後の開花
の細い沢が流れています。沢沿いには水田が続き、沢奥には耕作放棄田が何枚かあったり、農
業用の溜池が築かれています。
沢奥に三つの溜池が連続する場所があり、その最奥の溜池周辺を踏査していると、土手に青い
花が咲いているのが見えます。草藪をかき分けて歩み寄るとキキョウの花で、10株以上咲いて
います。キキョウは7月末頃から咲く花なのに、8月下旬になってもこれだけ咲いているのは、
5月頃に一度草刈りされたのかも知れませんね。
二枚とも2019.8.25撮影
キキョウの根を乾燥させたものは薬草として用いられ、生薬名は桔梗根。
主に去痰剤として知られているが、排膿作用も持つので、化膿性疾患などにも利用されます。
薬効成分はサポニン、イヌリン、ステロールなど。
サポニンは気道の粘膜の分泌をよくすることと泡立ち作用があり、適量を飲むとたんが出や
すくなります。ただし多量に飲むと吐き気を催すことがあります。
イヌリンは水溶性食物繊維で、腸内の善玉菌の増殖を助け便通をよくする作用があります。
2019.8.25撮影
キキョウは2015年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
キキョウ 刈払い後の開花
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