栗原市栗駒沼倉地区北部、杉林の中の荒れた作業道を上って行くと、やがて行き止まりになり、そこから小沢に下りる微かな踏み跡があります。たぶん、カモシカが歩いた跡でしょう。その対岸の斜面には、支尾根まで続く急な窪地があるので、これを登ることにしましょう。
支尾根近くまで登ると、上にはクマザサが茂っていて登りにくそうです。どうするか迷って辺りを見渡していると、西向きの斜面の杉林際にミスミソウらしき新葉を . . . 本文を読む
栗原市栗駒沼倉地区北部、林道から分かれて荒れた作業道を山手へ上って行くと、一帯は杉林になっていて、木漏れ日の当たるような場所にはエイザンスミレが咲いています。ただ、咲いてから日が経っているのか、ちょっと花が傷んでいるものが多いですね。この杉林は南西向きの斜面にあるので花期が早く、盛りは先週だったのかも知れません。
二枚とも202 . . . 本文を読む
栗原市栗駒沼倉地区北部、県道から分かれて林道を東へ歩いて行くと、崩落地下の路肩に藪があって、株元からたくさんの枝が生えた低木が茂っています。これはドクウツギの木ですね。幹と呼べるほど太い部分は無く、長さ1.5mほどの枝が株元から叢生しますが、これらは数年で枯れ、次々と新しい枝が生えてきます。白く見えるのは枯れた枝で、朽ちるまで数年株立ち状のまま残っています。そんなドクウツギの枝には、いまちょうど花 . . . 本文を読む
涌谷町中心部を西から東へ流れる江合川、その土手を東へ下って行くと、昨年改修された箇所なのか、真新しい砂利敷の道で河川敷に下りられるようになっています。それを下って行くと、路肩に何かの根生葉が数株生えています。アザミの根生葉のようですが、こんなに鋭いトゲを生やしたアザミは見たことがありません。掌を軽く当ててみただけで「ヂクッ」と刺さり、とても痛いんですよ。鋭さは縫い針の比ではありません。こんな危険な . . . 本文を読む
涌谷町中心部を西から東へ流れる江合川、河畔に柳や篠竹が茂って濃密な藪になっていましたが、洪水対策で昨年これらを全て抜根したようで、今は河畔を容易に歩けるようになっています。そんな河畔には春の野草が咲いているだろうと、町中から下ってみました。
町中の細道を東へ歩いて行くと、住宅街の一角が砂利敷の空地になっていて、そこに白いスミレの花が咲いています。花をよく見ると淡い紫条が入っていて、葉が長楕円形で . . . 本文を読む