里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

アリアケスミレ 白色タイプ

2020-05-02 | 日記

涌谷町中心部を西から東へ流れる江合川、河畔に柳や篠竹が茂って濃密な藪になってい
ましたが、洪水対策で昨年これらを全て抜根したようで、今は河畔を容易に歩けるように
なっています。そんな河畔には春の野草が咲いているだろうと、町中から下ってみました。

町中の細道を東へ歩いて行くと、住宅街の一角が砂利敷の空地になっていて、そこに白い
スミレの花が咲いています。花をよく見ると淡い紫条が入っていて、葉が長楕円形ですか
らアリアケスミレの白花でしょうか。
近くの民家の庭、或いはプランターなどから逸出したのかも知れませんね。

                              二枚とも2020.4.29撮影

花の後部を見ると、やや太く短めな距がありますからアリアケスミレでしょう。 
念のため葉を調べると、葉表は濃緑色、葉身は長楕円形で基部は丸みを帯びています。
また葉柄の上部には翼がありますから、アリアケスミレで間違いないでしょう。
生えている場所は、砂利敷やコンクリートの継ぎ目などで、湿り気のある場所とはいえま
せんが、けっこう乾燥にも適応するのかも知れません。

                                  2020.4.29撮影

アリアケスミレは2016年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/80d65505c37b77c232f9b0062acccf5a

 

 

 

 

 



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