東松島市南東部、宮戸島の復興農地の外周を巡る農道を行くと、水路両側の法面が草地になっていて、そこにカワラマツバが群れ咲いています。水路法面ですから、この辺りでは年に2度ほど管理作業がなされるのではないでしょうか。春のお彼岸の頃には、水路内の泥上げや、笹竹・枯草の刈り払い作業があります。お盆明けの頃には夏草の刈り払い作業があるでしょう。それでほどよい草地が維持され、カワラマツバのような茎の細い植物で . . . 本文を読む
東松島市南東部、宮戸島の復興農地の外周を巡る崖下の農道を行くと、崖に岩肌が露出している箇所があって、この周囲につる植物が絡んでいます。やや光沢のある3小葉ですから、ツタウルシでしょうね。ツタウルシは気根を出して大木に登ることが多いのですが、ここでは凝灰岩の岩肌に気根を這わせて、つるを伸ばしているのでしょう。よく見ると重なった葉の間から青い実が覗いていますから、この株は雌株でしょうね。
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東松島市南東部、宮戸島の復興農地の外周を巡る崖下の農道を行くと、深い草むらの中から、大型の羊歯植物の一群が葉を茂らせています。葉柄は草むらに隠れて見えませんが、草丈は1mほどもあるでしょうか。生えていたのはやや湿り気のある崖下で、午前中に数時間は日が当たるような場所です。繊細なワラビのような草姿ですから、図鑑をめくっていけば種にたどり着けるでしょう。
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東松島市南東部、宮戸島の復興農地の外周を巡る崖下の農道を行くと、崖の中段から枝垂れるように枝を伸ばしている木があります。より多く日射しを受けようと、明るい方向へ枝を伸ばしたのでしょうね。よく見ると、枝には小さな実がたくさん生っていて、その四隅が角ばっています。これはマユミの未熟果でしょうか。赤く熟した実は何度か見たことがありますが、この時期の青い実を見るのは初めてです。
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東松島市南東部、宮戸島の復興農地の外周を巡る農道を行くと、北向きの崖下の道になり、そこには羊歯植物や日陰を好む植物が繁茂しています。そんな環境にムラサキシキブらしき低木が点々と生えていて、ちょうどいま淡い紫色の花が咲き始めています。花も実も紫色で統一されているんですね。
ムラサキシキブの仲間にはコムラサキとヤブムラサキがありますが、葉が大きく、先端が尾状に長く尖っていることからムラサキシキブで間 . . . 本文を読む