東松島市南東部、宮戸島の復興農地の外周を巡る農道を行くと、水路両側の法面が草地に
なっていて、そこにカワラマツバが群れ咲いています。水路法面ですから、この辺りでは
年に2度ほど管理作業がなされるのではないでしょうか。
春のお彼岸の頃には、水路内の泥上げや、笹竹・枯草の刈り払い作業があります。
お盆明けの頃には夏草の刈り払い作業があるでしょう。それでほどよい草地が維持され、
カワラマツバのような茎の細い植物でも他の植物と適度に支え合い、倒れずに花を咲かせ
られるのでしょう。
二枚とも2020.7.2撮影
カワラマツバの学名は「Galium verum var. asiaticum f. nikkoense」、ラテン語ですから読
み方は判りませんが、先頭の Galium はgala(乳)からきた言葉とあります。
かつてチーズを作る際、温めた牛乳を凝固させるのに、このカワラマツバを使ったことか
ら名付けられたようです。
2020.7.2撮影
カワラマツバは2018年の12月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/6860d0f45595dc5726bcb3e0011ef4bf
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます