一関市花泉町日形地区北部、丘陵上の畑や採草地を抜けると、農道は下りに掛って林際を行くようになります。少し下ると、林際の低木に赤みを帯びた実がなっているような ?歩み寄って確認すると、半熟状のナツハゼの実のようです。松の混じった明るい雑木林ですから、ナツハゼが好みそうな環境ですね。
二枚とも2020.7.16撮影
ナツハゼの花は . . . 本文を読む
一関市花泉町日形地区北部、丘陵上の集落や農地を巡る農道を上がって行くと、斜面に何枚か棚田らしき段が見えます。傾斜の急な細い農道を上がってみると休耕田のようで、今は採草地として利用されています。
採草地の縁に、マット状に濃緑色の植物が密生していて、ごく小さな花が点々と咲いているように見えます。大雨の後なので採草地も水浸しになっていて、歩くたびにビチャビチャと水音がするほどです。歩み寄って確認すると . . . 本文を読む
登米市東和町の嵯峨立地区東部、ここから隣の米川地区へと山越えの細道が通じています。細道は沢沿いを上がっていて、暫く上がって行くと小さな砂防堰堤が築かれていますが、堰堤の上流側は砂礫で埋め尽くされています。細道から見下ろすと、砂礫の河原に何か植物が生えているので、下りて確認してみましょう。
二枚とも2020.7.9撮影
河原に生 . . . 本文を読む
登米市東和町の嵯峨立地区と米川地区を結ぶ峠道の頂から、林道が分岐して稜線上を南へ上がっています。これを辿ると三差路があって、新しい林道が東の谷の方へ下っています。しばらく下ると、砂利敷の林道路肩に生えた大型の野草に、黄色い花が咲いています。これはビロードモウズイカの花ですね。高さ30~40cmはある花茎の先の方に、直径2cmほどの花がポツポツと咲いています。この花は一日花で、早朝開いて午後にはしぼ . . . 本文を読む
登米市東和町の嵯峨立地区東部、ここから隣の米川地区へと山越えの細道が通じています。一帯には沢沿いに杉林があったり、落葉樹の斜面が広がっていたりで変化に富んでいますし、細道ながら舗装された道ですから、雨がちな季節の山歩きでも傘をさせば濡れる心配がありません。この日も雨が上がった隙をみて、細道沿いを踏査してきました。
沢近くの道路法面で見つけたのがハナイカダの青い実です。樹高50~60cmの小さな木 . . . 本文を読む