石巻市北上町、集落から林道を上がって行くと、林道法面や近くの林縁に常緑広葉樹の低
木が散生していて、その葉は深緑色で光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。
これはチャノキ(茶の木)ですね。かつては民家の生垣として、或いは斜面の茶畑で栽培され
ていたのでしょうが、そこから逸出して法面や林縁で繁殖しているものと思われます。
杉林に入ると林床にも、その上手の雑木林内にもたくさん生えています。
二枚とも2022.1.16撮影
茶畑のある地域ではネズミ類や、ヒヨドリ、ムクドリ等の野鳥が種子を散布しているよう
で、林縁や林内、耕作放棄地や河川敷などにも逸出した株が見られるとのこと。
それにチャノキの種子はほぼ球形ですから、斜面上部の株からはたくさんの種子が転がり
落ちて、ここでは耕作放棄地や道路法面などにも拡散しています。
二枚とも2022.1.16撮影
チャノキは2018年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/c5ff017eaecde64a5c7bd9c5ac04648f
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