松島町東部、丘陵地の崖下の農道を歩いていると、藪の奥に何かの赤い実が見えます。実の付き方からナンテンと思われますが、その手前にはノイバラや各種つる草が絡んだ濃密な藪があって、崖下まで入り込むのを拒んでいるかのようです。それでもつる草が枯れているため、夏場に比べれば楽に入って行けそうです。
二枚とも2022.1.8撮影
崖下まで . . . 本文を読む
東松島市宮戸島、集落道から分かれて遊歩道らしき細道に入って行くと、崖地に常緑広葉樹が茂っていて下枝を細道側に伸ばしています。葉を見るとシロダモで、一部の葉に淡緑色のイボのようなものがたくさん付いています。半月ほど前に観察したタブノキの虫こぶによく似ていますから、これも虫こぶなのかも知れませんね。
二枚とも2022.1.2撮影
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東松島市宮戸島、林道を西へ歩いて行くと、あちこちの木にテイカカズラが絡んでいて、日当りの良い場所では色濃く紅葉しています。ただ、落葉広葉樹の紅葉とは違い、常緑広葉樹の場合は冬に紅葉しても落葉することなく、春になれば緑葉に戻って行きます。
テイカカズラの他にもヤブコウジやナンテンの葉が冬に紅葉しているのを見かけますから、何か共通する仕組みがあるのでしょう。
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登米市東和町、山中の林道を下って行くと、杉林を抜けて明るい雑木林の中を下るようになります。右手にはなだらかな尾根が林道に並行していて、笹や灌木が少なく傾斜もゆるく楽に歩けそうなので、ちょこっと登ってみましょう。
斜面は松の混じった明るい雑木林で、あちこちにシュンランが生えているので、早春に歩けばたくさんの花を観察できるでしょう。尾根の高みまで行くと、黒い塊が2~3ヶ所に盛られています。これはタヌ . . . 本文を読む
登米市東和町、山裾を流れる小河川沿いの集落道を下っていると、道路法面にたくさんのキク科植物の根生葉が群生しています。法面を少し下って観察すると、外来種のフランスギクの根生葉のように見えますが、確証はありません。一帯を探すと一本だけ花茎が立っていて、意外にもその頭花中央の筒状花の部分だけが残されています。これはフランスギクのものでしょうね。
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