里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ウバユリ 裂開した果実

2022-03-05 | 日記
登米市津山町、丘陵地の狭間の車道をゆるやかに下って行くと、道路脇の杉林に窪地状の小沢があって、そこに長い茎を立てた何かが生えています。歩み寄って観察するとウバユリの茎で、果実は三裂して半開きになっています。中には扁平な種子が積み重なっていて、今でも半分ほど残っています。                               二枚とも2022.2.26撮影 茎の丈は60~100cm . . . 本文を読む

オノエヤナギのツボミ 河川敷

2022-03-03 | 日記
登米市津山町、北上川の堤防上を上流側へ歩いて行くと、下の河川敷にたくさんのツボミを付けたヤナギが見えます。河川敷に下りて観察するとネコヤナギのツボミのように見えますが、それよりは一回り小さいですね。木はネコヤナギより大きく、樹高3~4mのものがあちこちに生えています。これは数年前に栗原市金成地区の耕作放棄田で観察した、オノエヤナギと思われます。 オノエヤナギは山間の湿地や耕作放棄田に生えているも . . . 本文を読む

フジの豆果と種子

2022-03-01 | 日記
登米市津山町、北上川に沿った車道を上流側へ歩いて行くと、広い河川敷に多くの木々が生えていて、河畔林をなしています。樹種はヤナギ類やサワグルミ、ヤマグワなど。そんな河畔林内を踏査すると、多くの木にフジヅルが絡んでいて、梢からは今も棒手裏剣のような形の豆果がたくさんぶら下がっています。                               二枚とも2022.2.26撮影 豆果の表面に . . . 本文を読む